新テニス
「デュークホームラン!!」
もう今月言及するのはこれだけでいいと思うんですけど、何なんですかね、これ。対戦相手がコート外に吹っ飛ぶというだけでは、もはや目新しさもないはずなんですけど(そんな現状も明らかにおかしいが)、「ホームラン」の単語のセレクト一つで全てを解決しやがりましたね、許斐先生ってば。ていうか、ホームランはねえよな。そもそもテニスでホームランになって良いことなんて何一つないはずだし、これ、技名からして(相手選手を)ホームランすること以外何も考えてないし、というか、相手選手をホームランしたって点数加算されて勝てるわけじゃないし、なんかもう、「デュークホームラン」を編み出すに至る一つ一つの過程で逐一テニス上の問題にぶつかっているというか、この一言だけでどこから突っ込めばいいのか分からないというか、「6割の力で打て」と言われてもそれ石田銀の飛距離が60メートルから36メートルになるだけでしょって言いたいし、テニスに逆転ホームランはないんじゃなかったのかとか、もうなんていうか、とってもテニス……!
タカマガハラ
金未来杯での読み切りがド直球だったのに比べて、こちらは設定周りを色々と膨らましてきましたね。漫画家志望設定はそれほどでもないけど、五人兄弟設定はイイ感じ。しかも、なんだかんだで兄弟仲が良いのもポジティブ。敵側を見ると、相手が特に能力も持たないただの不良だったので一話目にしてはインパクトが薄いのはあるけれど、一方、フカキョンは結構いいキャラだったと思います。主人公の身内の悪口は微妙だけど(まあフォローは二話目以降いくらでも効くでしょう)行動の動機が純粋なのが良かったなー。漫画好きという共通項もあるし、幽白の桑原くんみたいに主人公チームの一員になったりするんでしょうか。
トリコ
クトゥルフさま! クトゥルフさまじゃないですか! いあ、いあ! 星辰正しき刻に復活してるし、たまたま似ちゃったとかじゃなくて、明らかに分かってネタにしてるよな、これ。まあ、いろんな作品にクトゥルフが出てくるのは良いことです。
四獣だけど、凶悪なのは一匹、ってのはなんだろう……?? わざわざ傍点を振ってるってことは何か意味があるんだろうけど。四獣のうち三匹は「グルメ界を追われる雑魚」で、一匹だけが「雑魚ではない偏食家」なのだろうか。や、やっぱりクトゥルフさまが……。
ワンピース
ハンバーグはキャラデザじゃなかったのか、食べカスだったのか……。食べ…カス…? にしては大きすぎるような。回想ではポテトを頬にくっつけてたし、ファーストフードが好きなのかな。しかし、ヴェルゴさんはハンバーガーが好物だとは言うが、こんなハンバーグのほとんどをほっぺたにくっつけてるようでは、「ハンバーガー」全体の半分以上はパンとピクルスしか食ってないんじゃなかろうか……・ それで好物というのもおこがましいというか、なんというか……。
ジョーカーの正体はドフラミンゴさんですって。うん、まあ、大物ではあるけれど、同じく七武海のローがこうして隣にいることもあって、「マスターの裏に存在する超大物」という感じはしないなあ。その辺りは四皇とか海軍大将クラスじゃないとピンと来ない気がする。ローさんが引きずり落とそうとしてたのは四皇の一角だっけ? じゃあ、ローさんは四皇を追い落とそうと企みマスターに接触したところ、マスターの裏に実は七武海が控えてましたー、ってこと? なんか相関関係がゴチャゴチャしすぎてるな……。追い落とそうとしている四皇とドフラミンゴさんの裏に何か繋がりがあって構図がキレイに整理されるんでしょうかね。
暗殺教室
ショタっこの触手英語日記…だと…。この漫画、いろんな点は置いといて触手プッシュがすごいなあ。しかし、何となくだけれど、野球少年の触手責めは描いても、女子中学生の触手責めは最後まで描かれないような気がするぞう。なんとなくだけど、なんか描いたら負け、みたいな感覚が松井先生にありそうな気がする。
ニセコイ
よく考えたら「実は男の娘」展開は、鶫さんの逆バージョンなので流石にないんじゃなかろうか。機動隊員?は鶫さんが拳銃を向けた時点で補導すべきだと思いました。なんで普通に引き上げてんの……。銃刀法違反……。
ナルト
むう……。困った、状況が分からなくなった。えっと、マダラさんはなんで九尾を取りに行こうとしてるんだっけ?? ていうか、操られてないマダラさんの行動動機ってなんなんだろう? まだ描かれてないっけ? これから描かれるのかな??
あと、トビさんが金角銀角の九尾エネルギー(だっけ?)を吸収して、これってどうなるんだっけ……? 鷹の目計画が実現するの? いかんな、全然設定を覚えてないぞう。
黒子
「今すごい大きな声したけど…」「だれ?」「どこ?」
ちくしょお、吹いた!
他のキセキの怪奇現象がそれでもコートの上だけに限られてるのに比べて、日常的に怪奇現象が起こせる黒子は格が違うというか、いや、格の問題じゃないな、なんだろう、とにかく一人だけなんか違うよ!! 他のキセキがあくまで超人的バスケ描写なのに対して、一人だけ妖怪描写というか……。
時間制限付きの万能能力ってなんだか負けそうな雰囲気がありますねえ。しかし、キセキコピーって、分かりやすいのは緑のオールコート3Pシュートだけれど、紫の能力は、あれ能力というよりも身体能力依存だから無理だろうし、青峰くんのは型のないフォームだから、コピーするというか「何でもできるようになる」わけで、ともかく緑以外のコピーは何だかよく分からん結果になりそうですね。黒の影の薄さもコピーできるかどうかが見所でしょうか。今書いてて思ったんだけど、灰崎くんって青峰くんには勝てないんじゃないか?
ハイキュー
西谷さんのフォローに感極まる田中さんがすごい良かった! 僕は本当に田中さんが好きだな!
バルジ
「暗黒の力…」
「我らの闇で覆い尽くすのだ」
え、なに……、なんで突然に中二力全開なんすか……。突然そういうことされると結構戸惑うんですけど……。ていうか、経済的目論見とかで侵略しに来てるわけじゃないの? そんな中二的な目的なの……??
べるぜバブ
んんん……?? よく分かんないなあ。久我山さんと姫川さん他20名が同じチームでオンラインゲームをやってる時に悪魔の絵が手に入った?? 取りに行って手に入れたとかではなくて落札したとか、宅急便で運ばれてきたとか、そういうこと?? にしてもオンラインゲームのパーティープレイヤーがどうして悪魔の絵を見ることになったのかよく分からない。あれか、姫川さんのおうちに集まってみんなでプレイ中に悪魔の絵が届いて、その場で仲間割れが始まり、しかし、幸いにも(みんなが同じその場にいたにもかかわらず)仲間割れはゲーム内だけで済んだ、ということなのかしら。ゲームでひとしきり仲間割れしてる最中に、絵がどこかに隔離されてみんなが正気に戻ったとか??
ブリーチ
おー、面白いなー。「敵に止めを刺さない」甘さが決定的な事態を引き起こしているとはいえ(この点はバビル2世を見習うべき。あいつは死んだと確信した敵ボスにさらにもう一度必殺技を当てる)、浦原さんが未知の敵勢の情報をきちんとまとめて味方に伝達しているだけで好感度高いです。情報の分析、伝達、共有とか、ブリーチはもちろんほとんどの漫画で描かれないもんなー。まさかブリーチでこんな描写がされるとはな……。その前の段階として、クインシー側が、一番警戒している一護が虚圏にいる時を狙って、一護の足止めを確認した上で侵攻してきたのも良かったですね。今回のキルゲさんの奮起も、「ちゃんと止めを刺さないからこういうことに……」感はアリアリながらも、皇帝側の戦略をきちんと全うしようとする姿勢が良かった。クインシー側もちゃんと計画を立てて動いてて、キルゲさんも自分の役割が作戦上どれだけ大切か(たぶん)分かってて頑張ったんだなーって。こういう歯車感があると死にかけのキルゲさんが立ち上がった不自然さにも目を瞑りたくなる。
ところで、チャドが死体からのアイテム回収を依頼された折は、「おお、チャドも敵戦力分析のお手伝いとして働けるのか、ぶっちゃけ誰でもできる仕事だけれど仕事があってよかったね」と思ったものだけど、今週ラストで肉壁にもなれずにあのザマなのを見てやっぱりチャドはチャドだなあ、とどこかホッとした気持ちになりましたし、みんなもなったよね。めでたし、めでたし。
こち亀
こんな遊びがあったのか……。まったくやったことないなあ。鉛筆の線の軌跡を使って遊ぶという発想は全くなかった。類似する遊びも一切なかった。地域的なものなのか、年代的なものなのか……。ちなみに広島県出身、1980年生まれです。
★宣伝:この人は本当にガチすぎる。