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・スケットダンス <25>
・ぬらりひょんの孫 <22>
・バクマン <20>
・トリコ <20>
・いぬまるだしっ <10>
・黒子のバスケ <18>
・めだかボックス <16>
・クロガネ <4>
・ニセコイ <2>
・パッキー <2>
暗殺教室
渚くんが弥子ちゃんに見えて仕方ないということはさておき……。
生徒が先生を暗殺するクラスという、異常で非日常な設定を、主に「マッハ20で動く」という一点で纏め上げて説明しきっているのが見事でした。新人作家なら、「アイデアは面白いけど設定に説得力がない」とか「設定は面白いけど、この設定のまま転がすのは難しそう」ってなるところだけど、松井先生ならその辺の心配はいらないでしょうし。これからはひょっとして、殺せんせーが生徒たちを守って第三者と戦ったりする展開になるのかな? 若干挟まれた回想シーンを考えると、このまま教室内のアレコレだけで完結しそうにはない気がする。ネウロもだけど、「正義の味方ではない庇護者像」が松井先生の持ち味なのだろうか。
殺せんせーのネーミングセンスは普通に考えて大アウトだけど、松井先生ならばアリな気がするのは、これまた松井先生のゆえか。
ワンピース
「ローの前に現れた謎の男は一体誰なんだ!!? 青キジか、カイドウか、それとも……!」
「謎の男の正体は…………まったくの新キャラだ!\(^o^)/」
「\(^o^)/」
ああ。うん。そうだった、まったくの新キャラの可能性もあったんだ。くうう、なんか悔しいな……。結構、楽しみにしてドキドキしながらページめくっちゃったもんな……。
ヴェルゴさんの能力は「触れているものの材質を変える」ものに見えるけれど、それだとローさんが胸の痛みで動けなくなっている?のがわからないなー。これはまた別件でモネの能力なんだろうか? ドクンッってなってるってことは心臓がなくなってるってわけでもなさそうだし。
マスターは、これ、事情を知らない配下からすれば頼もしくて仕方ないでしょうね。クレイジーで知られたあの麦わら一味と凶悪な海軍が同時に攻めてくるという難局を、御身が前線に躍り出て一人で撃退し、適切な事後処理を指示し、同時に正体不明の事態が起こっても、部下の身を案じつつ、かつ、自分が何とかすると言い切ってみせる。うん、事情を知らなければ主人公格の器だ。惜しむらくは乱戦中に出した幾つかのボロ。あれがなければ「部下のことなんて本当は何とも思っていないが人心掌握術に長けた悪役」として、もっと良かったのにね。そして、ローさんが敵に回ったことにも気付いてた(そもそもの目的からして気付いてた?)ことを匂わせて、また株を上げてきたなあ、という印象。
狐火流は…………どうなんだろう、これ。炎で焼き斬る、って志々雄真戦で剣心が「熱いけど我慢すればいいでござる!」って言っちゃって、ああ、うん、そうだよね、って気分になったのを思い出すなぁ……。まあ、これに関しては演出次第だろうけど、炎を斬るってどうなのよ、それ。一体どういう場面で使うことを想定して編み出された剣術なんだろうか? あれかな、炎斬りを戦闘中に多用してたら、決着が付く頃にはその辺が大火事になっちゃって、ヤバイこれは火を消さなきゃオレも死ぬ! こんな時、消火に便利な剣術があれば……! みたいな感じで編み出されたのだろうか。そのくらい使用意図が不明な謎多き剣術である。
トリコ
エ、エプロン……! スタージュンさまのエプロン姿……! これが地味に今週で一番衝撃がデカかったです。すごいギャップだった。おまえ、昔は変な鎧みたいなの着てたじゃねーか、って。あれですね、範馬勇次郎だって一人で家で暮らしてる時はエプロン着けて料理もするわ、って感じですね。今週のスタージュンさまにはキュンと来る女性も多そうだなあ。
裏切り者?は光才老なんだろうか。「お任せ下さい」辺りの演出と、その後に栗坊を呼び止めた演出がすごいそれっぽいんだけど、しかし、ここまでその点を匂わせてると逆にミスリードかもしれんね。
今週はいろんな情報が飛び出してました。グルメ界の方は第0ビオトープ職員で進めておいて、人間界での悶着(四獣~クッキングフェス)が終わってからトリコたちがグルメ界進出な流れでしょうか。数百年の眠りから醒めたらいきなり食材として認識される四獣とやらが何だか哀れな気がしますが……。それにしてもデビル大蛇とは何だったのか。
スケット
いや~、面白かった!!
「開盟学園では珍しいことではありませんわ」「何をすっかり慣れてるんだ!!」の辺りで、オイオイ、忍者のお前が言うのかよ、なんて一人でツッコミつつ苦笑してたけど、変わり身の術を使ったことで、作者が知っててボケてたことが分かって苦笑が爆笑に変わりました。デイジーのキャラ変とかも普通にすごく良かった。ちっちゃい子かわいいよね! たまらんよね!! ディスカバリーチャンネルの「人間の発育」シリーズとかたまらんものがあった。
ナルト
おおう……。マダラさん、帰らないのね。これで穢土転生が解除されて、今から大技を使おうとしてたマダラさんが帰っちゃうのは、マダラさんの格的にも五影の格的にもどうかなあとは思っていたけれど、「穢土転生が解除されたら消える」という約束事をちゃんと守ったという点で、岸本先生やったなあ、格的に微妙だけどウソはつかないんだなあ、と思ってたら、これかあ……。うん、まあ、消えたら消えたでしょっぱい感じがするのも否めないんだけどさ。どっちにしろ僕は文句を言ったような気がする。でも、どっちかと言えば消えるべきだったと思う。
ところで、その印とやらを知っていれば、ダンもイタチは塵に帰らずにいられたんではなかろうか……。その辺の感傷的ムードも何やら台無しである。
斎木楠雄
冒頭のゲーム説明が秀逸でした。しばらく漫画内ゲームの話かと思ってて2ページ目の途中あたりでようやく気付いたよ。
ステマからオチまでの流れもすごく巧かったです。ちゃんとオチまで繋がってるのがスゴイ。ミスチルと勘違いしてたのはさておき、しかし、燃堂くんは普通にイイ人だよね。他人の身を案じられる人だ。彼は顔が醜悪であることと不良扱いされていること以外に何らか不良要素はあるのだろうか。いや今回は捨てマ(恐喝)してたけど。
★宣伝:松井先生復活記念あげ。