今週号で「こがねいろ」を掲載している横田先生と僕の作品。もうちょっとしたら発売なのです。
講談社 (2012-06-06)
しかしまー、ジャンプの感想書いてて、↑のようなことを言う日が来るとは思わなかったな……。
新テニス
時間の問題とは思っていたが、ついに関節を外してプレイするテニスプレイヤーが出てきてしまった……。
しかし、コート上の四人中一人が這いつくばってる状態なのに、なんら違和感を感じることなく、むしろこの状況にすごく安心感というか、「ああ、テニスだなあ」という感覚を覚えてしまうあたりが実にテニスである。四人とも五体満足とか逆に違和感あるよな。
ブリーチ
「パターン青、使徒です!」
今週のは、久保先生、エヴァンゲリオンやりたかったんじゃないかなあw でも、ありがたい事に、エヴァっぽい緊張感もちゃんと醸し出されてました。ポッと出のネームドだけじゃなく、吉良さんも殺した(?)のが良かったですね。あれで副官以下の死神たちの絶望感が増した感じ。今週は面白かったです。願わくば吉良さんがちゃんと死んでますように&隊長たちが互角に戦えたりしませんように。
トリコ
千代婆に激戦の痕が見えたことで、珍師範の株も大分持ち直したかな? しかし、スプーンドームやらロックやらは一体どういうことなんだろう。フォークやらナイフやらは衝撃波的なものを飛ばしてるんだろうな、ってことでいいんだけど、スプーンドームになると、こりゃもう具現化系能力としか思えないよ。
トリコの怒りうんぬんは、とりあえず今回の食儀編においては修行の結果ということで良かったと思うけど、これ、明らかに今後は枷になるよな。今後、美食會の悪逆無道を目にしてトリコがプッツンするたびに、「おいおい、感謝はどーしたよ」ってことになっちゃうし、いつもトリコが悟った様子だとそれはそれで漫画的に盛り上がらない。まー、次シリーズからは今週の話はキッパリ忘れて普通に怒りそうな気がするけれど。仏教の悟りもしばしばやってないと忘れちゃうみたいだしね。トリコもチョコチョコ修行し直さないと、「あれー? 気付いたら感謝できてなかったー」みたいなことになるんじゃねえの。
しかしまあ、今回のトリコのパワーアップはちょっとインフレしすぎな気もしますねー。「15連釘パンチが大した負担もなく打てるようになりました」程度のパワーアップかと思ってたけど、今回のエフェクトを数える限りでは……、35連釘パンチ……?? リーガルマンモス編のスタージュン様くらいなら瞬殺できそうな気がしちゃうぜ。
ワンピース
死体の確認もしていなかったとは、とんだプロの殺し屋もいたものだ。どうなっていても納得はできなかったであろうゾロたちの存否ですが、まあ、一番マシな形に落ち着いた気はします。それでも、「イエティ・ブラザーズとは何だったのだろう……」という気持ちでいっぱいになるのだけれど。あの時の三人が倒れてた引きのためにだけイエティ・ブラザーズを出したのだとすれば、そんなびっくりはいらないからサクッとオミットしてくれと言いたかったり。彼ら、また出てくんのかなあ。透明化の秘密は語られずじまいだから、再登場しそうな気はするけれど。ちゃんと物語上、意味のあるキャラになれるんだろうか。
そして、あいも変わらずかわいそうなロー。同盟相手を間違えたとしか言いようがない……。馬鹿と鋏は使いようってやつで、麦わら一味はそういう扱い方をするのがベストなんだろうな……。
ナルト
実力者たちがみんな揃ってナルトナルト言い始めたら、「はは、は、はは……」という乾いた笑いが出てきますね。物語上、そこでナルトの名が出ることの必然性は別として、どうしても「ナルト教」という言葉が先んじて浮かんでしまう。
こがねいろ
ふーむ。やっぱり恋愛漫画なのかな、これは。たとえ恋愛モノにしろ、横田先生はストレスフリーな作品を描いてくれるので、あまり読んでて辛くはないのだけれど。とりあえず、今週のだけでは何とも言えないので来週待ち。
ハイキュー
ちょっと、ポエミーだったと、思います。
両監督が握手しながらペコペコしてるコマがすごく良かったです。この漫画、この辺の描写がすごくイイ。
バルジ
「旅に出てもらいたい」
\(^o^)/
まー、もうこの時点ですっかりガッカリしちゃったので、逆に、たかが盗賊退治に王子を前線に出させるとか、護衛を一人しか付けないとか、要のティアマトが城下町を離れたら周辺勢力にねじ伏せられるんじゃとか、一話を彷彿とさせる凄まじい打ち切り臭とか、なんかそういうモロモロが全く気になりませんでした。よかったですね。
というか、凶悪な盗賊相手にたった二人で討伐しろとか、そりゃ、ホンモノの王子も逃げ出すよな。ムチャぶりにも程がある。しかも、ホンモノの方は王具も使えなかったんだぜ? そりゃ逃げ出すよ。逃げ出すに決まってるよ。ストレスのあまり侍女だって殴っちゃうよ。
クロガネ
うん、まあ、この漫画で悪いのは常に主将以外の上級生たちなんだな、と認識を新たにしました。こいつら本当に弱いな。弱さが罪だ。
べるぜバブ
推参と炊飯をかけたところだけは面白かったです。
こち亀
ライブ系のエスカレート芸は面白いなー。大昔のこち亀のネタで、どんどん若者のライブパフォーマンスが過激化していって、最新の人気バンドともなると剣道の防具に身を包み、会場を爆破したりしてたけど、「こぶはる覚醒」にはかつてのこち亀を彷彿とさせるものがありました。ていうか、「こぶはる覚醒」って一般のユーザーが作った曲名なんだよな。すげえセンスだ。
めだか
漫画自体はなんだかすごいことをやってるような気がするんですけど、ちっとも面白くないのはなぜなんだろう。非常に西尾先生的だし、西尾先生じゃないとできないオリジナリティをバンバン感じるんだけど、どうにも面白く無いな……。新人賞に応募したら「オリジナリティは感じるが、ひとりよがりになっている。もっと読者のことを考えて」とか講評で書かれそうな、そんな一話。
いぬまる
むうう。普通に終わったなあ……。振り返ってみると、特にこれが、という感想はないけれど、安定して面白い漫画でした。出だしこそ、流行りの芸能人ネタが多くてテレビを見てない僕には厳しかったけど、その方向性はサクッと終わってくれてホッとしたのを覚えてます。たまこ先生のお兄さんはあんなにダメな人なのに、ちゃんと彼女らしきものができそうでホッとしたような、いやでもお兄さんツラだけは良いから、すぐに本性バレて破局しそうな、なんかそんな複雑な感想を抱いてしまった。
ふーむ、また安心して読める漫画が減ってしまったぞう。
★宣伝:最終回記念あげ