【4/23】2012年21&22合併号のジャンプ感想(読切『クロス・マネジ』掲載号)


※今週のジャンプ感想には一部下品な箇所がありますが、今更なので特にご注意いただかなくても結構かな、と思います。
 
 
 基本、ジャンプは頭から順番に読んでいくんだけど、今週、思わずスケットを飛ばしてしまったくらいのレイプ効果。


P12 日本生命の広告

 これ面白いなw 保障ではなく未来への後押し、というのはシンプルながらも保険のポジティブな側面を分かりやすく打ち出してると思う。ルフィを絡めなければ、僕もたぶんこの数行のテキストも読まなかっただろうし、漫画とのコラボ広告という意味では非常に良い出来なんじゃないかと思いました。

 ただ、これ、実際にルフィが「海賊業をやっております。これからグランドラインで四皇のビッグマムや海軍と渡り合うつもりです」とか言ったら、絶対保険通らないよなwww 僕の好きなアメリカの科学実験番組「怪しい伝説」でも、時々「保険会社の許可が降りなかったので、この実験はできませんでした」ってのが出るくらいだもんなあ。


ワンピース

 ふうむ、大体のキャラクター関連図が描かれ、今回のシリーズもだいぶスッキリ分かりやすくなりましたね。後はマスターと通じていると思われるJOKERの存在だけかな、謎なのは。単純に考えると海軍の誰か、それもG-5の誰かということになるんでしょうか。最終ページにあったスモーカーさんのセリフ、「当然、有毒ガスをまき散らす単なる殺戮兵器の開発は犯罪」というのが僕にはよく分からなくて、「当然」というほどの犯罪では無いと思うんだよな~。それが当然だとしたら、ワンピース世界はかなり化学兵器の使用に厳しい世界観ってことになるんだけど、そこに反旗を翻したのがマスターなのかもしれない。現元帥の赤犬なんかも「効率良く敵を倒せるなら化学兵器使ってもいいんじゃん?」って考えてそうだし、マスターと通じているのは意外と赤犬本人か、もしくはそれに近い高官なのかもしれんね。

 マスターさんはなかなか見た目がカッコイイな。「正体がよく分からない敵」はビジュアルがはっきりするとガッカリすることが多いんだけど、マスターさんに関してはむしろ株が上がった感じ。ちょっと歌舞伎役者っぽいけど。あと、実験自体は明らかに失敗なのに、「結果的に島一つ殺したからオレSUGEEEE」とか言ってる辺りはダメな大人感がちゃんと出てますね。いやまあ、完璧なコントロール下でそれを実用化できたらスゴイと思いますけど、事故に繋がってるんだからそりゃ失敗だよ。


ナルト

「えっ! カブトの過去編なんてやるの……!??」という皆のリアクションに迎えられた先週のナルトでしたが、なんと今週はオールカブト。最初から最後までカブトの回想編でござーい。しかも二週かけても終わりそうにもない。来週までまたぎそう。うん、そこまでカブトに興味ないんだよなあ……。

 まあね、カブトにも確かにこのくらいまとまった説明がなければ、という気持ちは分かる。あの人、バックグラウンドの全く分からないキャラだったからね。大蛇丸さんに対してどういう心情を抱いているのか、木の葉に対する態度はどうなのか、確かにそのへんを説明するためには何らかの彼のバックボーンに触れる必要はあったと思う。……あったとは思うんだけど、紙幅の使い方と読者のカブトさんへの興味が比例していないというか。先週か先々週あたりの、「オレも結構色々あって大変だったからサスケのお兄さんだよ!」辺りのよく分からない話で終わってても良かったんじゃないかなあ。

 あと何より残念なのが、カブトさんってば、背景が明らかになればなるほどどうでもいいキャラになっていくんだよな。カブトさんのこれまでの立ち位置って「彼が何を考えているのかイマイチ掴めない」からこそ成り立ってたような気がするんだ。大蛇丸の部下で、大蛇丸への忠誠度も心酔度もよく分からない、おまけに実力もいまいち不透明で、周りは敵だらけだけど一人でフラフラ頑張ってるカブトさんってのは、これまで結構な存在感があったんだよな。けど、それがいまは残念な感じになっていってるような。


トリコ

 たいまつくしといい、ローズハムといい、人間の感情に反応する食材が多く出てきたわけだけど、これ、全部、珍師範が品種改良でこういう性質にしたんでしょうか? ローズハムとか自分が食われることを前提として、「オイ、オレを食う時は十分に感謝しろよ。分かってんな? 感謝しねえとオレ成長しねえからな」ってなってるわけでしょ。なんというか、種としてものすごく不自然な生を強制されてるような……。自分を食べようとする人間の感謝がなければ、そもそも発芽せずに種を残せず、人間の感謝があれば発芽はするけど食べられてしまう……。ううむ、珍師範もだいぶ罪作りな気がするぞう。


パジャマ

 これは、とりあえず白井先輩と主人公に関しては、今後恋仲が深まるかもしれませんし良かったですね、という感じではあるけれど、白井先輩自身はトラウマを負うだろうし、他の皆は「楽しい夏合宿」ムードは消し飛ぶだろうし、白井さんのおばあちゃんは泣くだろうし、とりあえず警察署で数時間事情聴取になるだろうし、主人公も怪我を負ってるし、まあ、とにかくいろんな意味で「楽しい夏休み合宿」はブチ壊しですね。ご愁傷様です。「リア充ざまあああああ」と喝采を上げる読者もいるかもしれない。


こち亀

「両さん久しぶり」のてんどんネタがすごく面白かったです。先日、掲示板の書き込みで「小学生はてんどんネタが大好き。てんどんなら意味が分からなくても笑う」と書かれてたけど、てんどんが好きなのは大人も一緒だったぜ……。

 ちょっとスゴイなと思ったのが、銀座で両さんがしっかりコネクションを形成してたという展開。確かに昔、野球イベントでお金を稼いで、全部使いきってスカンピンになったというオチはあったけど、あれもゼロになったわけじゃなかったんですね……。毎晩1000万円使うことで、両さんはちゃんとコネクションを築いてたんだ。なんというか、これまで「ゼロに戻すためのオチ」だったと思ってたアレコレが、今週の描写に見られるようなコネクション形成に繋がっているのだと思うと、なんだか感慨深いものがありました。

 そう考えてみると、両さんのカネの使い方はこれはこれでアリなのかもなあ。毎晩1000万円使うような生き方すれば、そりゃあ銀座でも一目置かれるよな。カネがある時に豪遊すればもちろんその時は楽しいし、コネクションも作れてその後に繋がると考えれば、なんだか両さんは人生謳歌してんな、と思いました。うん、今週のこち亀は面白かった。


クロス・マネジ

 まず一言。表紙カラーのヒロインがこわい。目がでかすぎる。本編ではかわいかったけどね。


 内容的には、競技がラクロス、しかも主人公がマネージャーということで、ニッチな線を突っ走りながらも、なかなかの完成度だったとは思います。ただ、本作のテーマである「真剣にやることの楽しさ」は、どうも微妙に伝わってこない。いや、大体伝わるんだけど、うーん、どうもねえ……。どうも、「真剣にやることの楽しさ」というより「かわいい女の子とアレコレやってる楽しさ」に引っ張られてると感じてしまう。たとえば、これが男子相撲部の話で、主人公が男子相撲部マネとして「一生懸命やるの楽しい!」ってなるんだったら、「おお、一生懸命やるのって楽しいのだな!」って素直に思うんだけどねぇ……。いまや微妙に関係者になっちゃったからこういうの言い辛いんだけど、その点、横田先生の競技ダンス部は「女の子と一緒の楽しさ」と「部活を真剣にやる楽しさ」の両方のバランスが巧く取れてたよなぁ、と思う。というわけで、主人公はホモという設定にして、早見さんも主人公が大好きなガチムチのホモにして、主人公は早見さんに「やらないか」と誘われながらも女子部のマネとして生きる、という作劇にすれば良かったんじゃないかなと思いました。

 あと、あれだ。ちょっと説教臭すぎる。「だらだらやらずに、本気でやると楽しいと思いまーす」とか言われてもなあ……。青春10代しゃべり場じゃあるめえし。道徳の授業受けたくてジャンプ読んでるわけじゃないんだし、そういうメッセージ性は、読み終わった後に読者が心に思う程度の演出にして欲しい。


ブリーチ

 お、平和帝王、なかなかやるじゃない……。ていうか、これは、あの時に殺されたリューダースさんが悪いな。預言者うんぬんは当時何を言ってるのかさっぱり分からなかったけど、「おまえ、なんでわざわざ行って相手が準備するに足る日数とか与えて帰ってんの? アホじゃないの?」ってことだったのかなあ。「好機を見つけたらすぐに襲うに決まってんだろ、JK」ってことならあの時の陛下のお怒り(?)は分からんでもない。「そういう舐めプレイばっかやってっから、おまえら死神に負けるんだよ」っていう思いが前々からあったのかもしれんね。

 ところで、ふと思ったんですが、今回の流れって、藍染さまが織姫を浚ってまでやろうとした「一護、死神諸隊長の戦力分断作戦」に近い形が勝手にできちゃった感じなんだろうか。平和帝王としては、単に戦力増強を図るだけのつもりだったのに、相手がなぜか知らんが勝手に戦力分断の悪手に近い状況を作ってくれた、という。そりゃまあラッキーだよな。…………しかし、平和帝王さん、もう平和要素がどこにもなくなったな。


ニセコイ

 アップすぎてよく分からなかったんですが、これはヒロインが主人公のアナルにキスをしたということなんでしょうか。ラッキースケベにしては結構なガチ描写でびっくりしたんですが……。


いぬまる

 たまこ先生の結婚に向けて、今週、一つの心理的障害がさらりと片付けられた気がしました。浅野さんも3才までは丸出しだったのか……。ということは、年齢を経ればそのうちぱんつを履くようになるのかな。いぬまるくんのお義母さんになることのハードルがだいぶ下がった気がしました。

 あと、オチがすごく面白かったです。「なんでも食べる大人」って本当にダメダメな感じがするな……。


ハイキュー

 日向くんとポッキーゲームをやろうとした田中先輩に対し、先輩の股間への嘔吐という形で返した日向くんがマニアック過ぎてスゲー笑いました。

 ていうか田中先輩はすごいな。下半身ぱんつ姿で飛び出して女子から変態呼ばわりされた挙句、後輩の男子高校生から股間にゲロをかけられるのか……。新学期早々なんという過酷な運命を歩んでいるんだ……。ところで、僕は腐女子文化とかよく分からないんですけど、ハイキューの薄い本が出たりしたら、


「先輩、ウェップ……オレ、もうダメです……」
 見れば、横の日向が顔を真っ青にして口元を歪めている。
 そんな後輩の苦しむ表情を見て、たまらぬ愛おしさに囚われた田中は、
「そら、日向。ここだ」
 己のジャージの股間部を引っ張り、日向に中の一物を魅せつけたのである。
「ムリをするな。さあ、ここに吐き出せ。ドバッと行け」
「で、でも、そんなことをしたら、先輩の大切な、ジャージが……」
「気にするな、他に手はない、さあ、やれ! やるんだ!」
 日向は田中に頭をむんずと捕まれて、大好きな先輩のジャージの中へと顔を突っ込まれた。
 そこで、彼は見たのだ! 隆々と立ち上がる田中の一物を! あろうことか、彼はこの状況にただならぬ興奮を覚え、股間は激しく勃起しているではないか!
「ウゥ、オゥエエエッ……!」
 その怪異な異形を目にし、我慢たまらず吐き出す日向! 一方、田中は己の股間部に溜まる後輩からの生暖かい贈り物に恍惚の笑みを浮かべるばかりである。田中の一物は天を衝くばかりに怒張し、薄手のジャージは今にも張り裂けそうになっている。
「よし、いいぞ。日向」
 彼は、たぷんたぷんとなった己のジャージを愛おしげに上から押さえると、
「お前から力をもらった。今日の練習試合、絶対に勝つさ」
 満足気にそう言って、今も嘔吐感に苦しむ後輩を抱きしめると、優しく口付けしたのである。


 こんな感じになるんでしょうか。今週は狙いすぎだろう。あざといな、ハイキュー。


クロガネ

 大木くんがヒロトくんに一目置いていた流れは納得できるものでなかなか良かったです。そりゃそうだよな、自分より格下で同じスタイルの選手が、格上の選手相手にイイ線行ったら、そりゃあ一目置くよな。スト3で言えば自分より下手なトゥエルブ使いがウメハラ相手に一本取ったみたいな話か。うん、例えが分かりづらいな……。

 そこのところは良かったけど、「真剣の斬り合いみたいでかっこいい」というのの表現に、「時代劇みたい」という具体例を付けるのは、全く不適切この上ないので、池沢先生は時代劇見てねーなと思いました。「斬られたらおしまい」感がよく出てる時代劇って、僕が知ってる限りでは「荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻」くらいしかないよ。


バクマン

 おわった。最終回には全く興味が抱けないので総評のみ。

 思い返してみれば、果たして、バクマンって面白かったのかな? 微妙な作品だったと思う。面白い、と思ってたのはどこまでだっただろう。最近は新シリーズが始まるたびに、「このシリーズはもう諦めて早く終ることを祈ろう」「次のシリーズはきっと面白くなってくれるさ」、毎回毎回こんなことを思ってた気がする。最近でちょっとマシだったのは、新妻先生がクロウを終わろうとするのを、みんなで奮起して止めようとするあのシリーズくらいのもんかな? バクマンは毎回毎回何らかの形で愚痴なり文句なり何かしら言いたいことが出てきて、しばしば議論のタネになったりしてたので退屈はしない漫画ではあったが、かといって、「漫画が面白かったのか」と言われるとさっぱり面白くなかったんだよなあ。大体、不快感が爽快感に優っていた。「ネタにできるクソ漫画」ともまたなんかちょっと違うんだよね。なかなか不思議な漫画であった。

「このシリーズは諦めよう。次シリーズこそ面白くなってくれるさ」を敷衍してしまうと、「バクマンは諦めよう。次の作品こそ面白くなってくれるさ」になるからバクマンはここで終わって良かった気もする。しかし、ちょっと見てみたかったのは、亜豆さんとセックスして憑き物が落ちた後のサイシューの仕事ぶりだったり。サイコー脱童貞後はもうちょっと読みやすい漫画になったんじゃないかなあ。いや、でも同じか。最近のつまらなさはサイシューのワガママや腐った性格によるものではなく、周りのアレコレのせいだったからな。サイコーがセックスしてもそれは変わらないんだよね。

総評:面白くなかったが話題性はあった。話題性があったので、商品価値もあったのだろう。


めだか

 西尾先生がすごすぎてあんまり本編の感想が出ない。今までも、「よくこんなスキル名とかポイポイ考えるよなー」なんて思ってたけど、そんなレベルではなかったのであった。西尾先生はおかしい。頭がおかしい。絶対におかしい。「6ページ分の背景を埋め尽くすスキル名を考えて下さい」とか言われたら、僕なら担当を殴り倒すね。これは本当にアホだ。頭おかしい。ていうかこれは、あれだ。今日考えて明日できるというものではないだろう。たぶん、日常的にヒマさえあればこういうのを考えてて、ちょこちょこメモってたのではなかろうか。そうとでも考えないととても理解出来ないぞ、これは……。そして、そう考えたとしてもおかしいのが、西尾先生は日頃から七並べの改変ルールとかも妄想してるってことだ。特殊能力の妄想から七並べの妄想までしてるんだぜ? 頭おかしいんじゃないか。いつも何考えながらメシ食ってるんだ。その上、漫画原作と小説の仕事もして、一体どこに時間があるってんだ。どうなってんだ、この作家は。もう今週は6ページスキル名だけで愕然としてしまい、内容にはあんまり触れる気力がありません。凄まじいものを見せつけられました。なんなんでしょうか。同じクリエイターとしてキツいです。勝てる気がしないけど、これで勝ちたいとも思わない、その才能が羨ましいのかどうかも分からんレベルのとにかく圧倒的凄さ。


パッキー

 カマボコは魚で半円柱を作ること……。すごいな。すごい視点だ。「生き物を殺して肉をすりつぶして柱状にする」って、確かに言われてみればすごい行為だよな。映画「プレデター」でも、殺した兵隊を逆さ吊りにして皮を剥いでいたけど、パッキーの感覚的にはあんなもんなのかもしれんね。ジャンプ漫画で言えば、ソドブレのスカルパゴダみたいな?

 あと、パッキーのお金の使い方がすごく優雅で羨ましかったです。好きな人物の印象に見合ったものを購入していき、それを組み合わせてオブジェを作るだなんてカネの使い方のセンスがすごくいいと思うんだ。うん、このアートもらっても本当に困るけれど……! なんとなくこれを思い出しました。


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