ワンピース
ローさんの滲みでる良い人臭……!
「(うわっ、麦わら屋が来ちゃったよ! しかも、なんかスゲエ感謝されてる……。やりづれええ~。ていうか、さっき、一味に一応手出ししちゃったんだよな……)あ、あれは気まぐれなんだからな……。(うわああ! スゲエ感謝されてる、なんだかスゲエ笑顔だ、命の恩人とか言われてるぞ……、さ、さっき手を出したのにー!!!)お、おれもお前も海賊なんだからな!」
なんというか、こう、一方的に感謝してくる相手の部下を、ちょっと前に攻撃(?)しちゃって、今からも場合によっては戦わなきゃいけないのに、もんのすごい感謝されてて、うわあ、やりづらいなあ、という心情的にすんげー困ってる感じがよく出てたと思います。いや、辛いよね、こういうの。
しかし、侍の下半身がしゃべる謎を、まさか、あんな力技で解決してくるとはな……。屁か。なるほど、屁か……。「特技」と悪魔の実の能力の違いって一体なんなんだぜ……。
ハイキュー
冒頭の「セッターのトスがスナイピングみたい」な描写はいいなあ。「トスを上げる」なんていうこの上なく地味な行為が、なんだかすごくカッコ良く思えて、影山くんがセッターにこだわる訳が共感できた感じ。
あと、10+10=20の絵がなんか面白かったです。なんなんだこれw Y字型の木の枝を持つ二人で、主将は一体何を表現したかったのか。せめて棍棒とかにすればいいのに、10+10=20になってもちっとも強そうに見えないぞ……。
トリコ
あー。なんだか先週からトリコが異常に不遜だなあ、と思ってたら、総合力ではトリコの方が上、っていうのは確かなことだったんですね。格上相手にトリコが自惚れてたわけではなく、実際にトリコの方が強かった、と。
…………でも、どうなんだろうな。総合力ではトリコの方が上、って言っても、実際傷ひとつ付けてないわけだし。上ってのは何が上なんだろう。あれかな。はぐれメタルを相手にしてるようなもんなのかな。まともに戦ったら負ける気はしないけど、ちっともダメージが入らないのでいずれMPが切れちゃいました、みたいな。特にトリコの場合はスキルがMP制だしなあ。MPと違ってゼロになったら動けなくなっちゃうし。
無刀ブラック
三年殺しを知ってるかいー? ロシアのサンボの裏技さー。
うん、まあ、内容的には普通なんだけど、時代劇モノということで若干評価が甘くなっちゃうなー。まあまあ良かった気がします(たぶん時代劇の雰囲気に流されてるだけだな……)。
でも、戦闘シーンでの柔術描写は微妙。最初の蕎麦屋での戦いくらいだとスマートでカッコイイな、って感じだけど、双繊月や双下弦の辺りになってくると派手すぎてむしろカッコ悪い。乱破鏡に至っては、後のセリフでの説明があるまで何をしたのかも分からなかったです。三年殺しこと閻魔無明拳がフェイクだったってのはなかなか面白かったんだし、他の柔術技もそんくらい地味めで良かったんじゃないかなあ。うん、やっぱり、何度読み返しても双下弦はダサイ。W巴投げとでも言うべき技なんだろうけど、格下相手に対して、あんな体勢の崩れる技を使うのもどうなんだろうかと思う。描き方次第で、もうちょっとスタイリッシュになった気がしなくもないけど、いやあ、でもやっぱりW巴投げはなぁ……。トリコのツイン釘パンチに通じるダサさがある。
ニセコイ
Q:対立する暴力団組織の後継者を社会的に抹殺するためにはどうすれば良いですか?
A:女風呂に誘導します
セコイ! セコすぎるよ、クロードさん!!!! 先日は十数年かけて育て上げた秘蔵の殺し屋を差し向けてきたのに、一転して今度はこれかよ!!! 中学生のいたずらレベルじゃねーか!
バクマン
初版92万部で溜め息…だと…。く……、なんだこの世界は……。92万部で溜め息を吐くとか理解できないレベルの話だなあ。ちなみに、あの水嶋ヒロ大先生でも初版40万部なんすよ。
やっぱり、何だかんだいって漫画家が博打を打つならジャンプがベストだよねえ。ジャンプの発行部数が300万部だとして、たとえ11週打ち切りでも3300万冊分の宣伝機会があるわけだからなあ。アニメ化とかしたらもっと広がるわけで、うん、博打を打つならやっぱジャンプだね。
ところで、今週、サイコーと亜豆結婚パートの前フリとして、各漫画家の近況報告が入ったわけですが、この中では岩瀬さんが可哀想で仕方ないな……。港浦→小杉と、現バクマン内ジャンプ編集部のダメ編集TOP2が入れ替わり立ち替わりに岩瀬さんの前に立ちはだかる……。ひどい話だよ。特に岩瀬さんみたいに担当に頼りがちな人には厳しい状況だと思う。がんばれ岩瀬さん。
いぬまる
た、たまこ先生にビンタされたい……。七往復されたい……!
……じゃなくって。何気に記憶に残っている、あの保護者参観のエピソードがここで取り上げられたのにびっくりしました。ていうか、でも、アレだよなあ。これ、ほんとにたまこ先生に結婚フラグが立ち始めたんじゃなかろうか。だってさ、幼稚園の先生だからって、保護者をビンタしないよ? ここで「ビンタしたい」が出るってことは、たまこ先生は浅野さんに対して、「幼稚園の先生として」接してないわけですよ。それ以上のポジションなわけですよ。しかし、仮にたまこ先生が浅野さんと結婚して、いぬまるくんの義母になったら、それはそれで大変だろうな……。今まではそれでもまだ他人の子供を預かっているだけだったけど、これからは自分の子供になるわけでしょ。大変だよな。これから本格的に股間まるだしと向きあわなければいけなくなっちゃうんだよな……。どうやってパンツを履かせればいいんだ……。
パジャマ
ヤンキーが霊能力者で、ついにまくらの姿を見れる第三者が現れたのかと思ったけど、全然まったくそんなのとは関係のない欝展開でしょんぼりでした。
ブリーチ
ページをめくったら安定のリョナでかがみ大満足!
まあ、アレだよね。トレス・ベスティアがなんかスゴイスゴイ言っても、読者的にはそんなにスゴいイメージはさっぱり抱いてないし、元の姿に戻ったらネルの方が強いんじゃね?くらいの感覚なので、彼女たち、残念ながらかませとしては機能してないよね。あ、もちろんリョナ要員としては活躍してましたよ。
リボーン
じょ、城島さんが、コングになったら……、たくさんダイナマイトを持って投げた……だと……。
それ、コングになる意味あったの……?? いや、手もでっかくなったし、なくはないんだろうけど……、コング……コングねえ……。なんかもっと有効なビースト変化があったのではなかろうか。それを考えれば、その後の山本発射台はもうちょっとマシなコングの利用法だったと思う。
あと、復讐者の中の人が公開された驚きでうやむやのうちに流されてしまいそうな雰囲気だけど、骸さまは奥義を使っても敵に傷ひとつ付けれなかった事実にもっと真剣に向き合ったほうがいいと思うんだ。
めだか
おおぉ、なるほど……。婚約者全員変態か……。確かに、まともな婚約者が相手だと、「めだかさん、このうちの誰かと結婚しても別にいいのでは?」と思っちゃうよな。それが相手が全員変態ならば、そういう感じにはならなくなる…………か。
でもまあ、眼鏡の彼は比較的まともだと思うけどね。あと、踏み台昇降運動の彼も、うん、そういう夫婦関係もいいんじゃないかな。アウトなのは二次元の人と血まみれの人。この二人は犯罪だからね(ただし、血まみれの人は単なるウェット&メッシーフェチの可能性がある)。線引きが難しいのが幼女の人で、この人、普通に甲斐甲斐しいお父さんになるだけなのか、それとも八歳の娘と性行為に及ぶ気なのかで評価が別れるな……。でもまあ、眼鏡の人と踏み台の人、二次元の人と血まみれの人あたりまでは、めだかさんと結婚しても、どちらかと言えば彼らの方が可哀想になるくらいの格の違いを感じるのだけれど。「めだかさんと結婚する」と「変態と結婚する」の差って、意外とあんまりないよなあ。ライトウィングのシアンさんくらいが夫になって、ようやく「めだかさんが可哀想かもなあ?」くらいのレベルか。
パッキー
なんだこれ!!!!! なんだこれ!!!!! すげええええ、ラストすげえええ。時空間ステルスwwww
というか、もうタケル父の存在感があらゆる他の古生物を食ってしまってるんですがいいんでしょうか。前に巨大ロボが出てきた時はちょっと唐突すぎた印象だったけれど、タケル父が天才設定なら仕方ないですね。しかし、天才というだけならともかく、座禅によって時空間の乱れさえも見極める霊性の人だということも判明し、さらにオールマイティに近付いてしまった感が。「これからいろいろあるけどくじけるなよ」って言っても、奥さんにビンタされつつ求婚されて、可愛い息子と娘がいるんだし、本人にも様々な実力があって、社会的にもちゃんとしたポストに付いているなど(今は幽閉されてるけど)、総合的にタケル父の人生はものすごく幸せだよなあ。
いやあ、でも、やっぱり今週はラストだよ。最終ページの3コマ前であのフリを入れて、こっからどうやってまとめるの? 次週に続くの? と思わせておいて、あのまとめ方は凄まじかった。衝撃だった。すんごい笑った。
ST&RS
ふむ。終わったか……。
この漫画、思い返せば土神くんでガッツリとテンション落ちてから、結局、大して持ち直すこともないまま、なんだかさらさらさらっと流れて終わった感じですね……。この手の作品は冒頭の前フリの期待値を超えるのが難しくって、今回で言えば「火星で宇宙人と対面」という前フリは本当に期待度大で、すごくドキドキさせられたんだけど、実際に蓋を開けてみると、うん、まあね、っていう。ちゃんと宣言通りに宇宙人も出てきたんですけどね。異種間コミュニケーションも果たされたし、主人公の特殊な力も解明したんですけど。でも、第一話のドキドキ感を上回ることはついぞありませんでした。相当のドラマがないと第一話の期待感に見合うものはムリだろうなあ、と思っていたけど、それ以前に土神ショックで漫画自体の評価が地に落ちて、そのまま興味を回復できないうちに、宇宙人が出てきました、力の秘密が明かされました、ハイ、ポンポンポーンと進んで終わった感じ。
正直言うと、これで次回からパッキーがドベ1になってしまうのかと思うと、そっちの方が怖くてしょうがないんだ。
★宣伝:ラストなので最新刊の宣伝ぺたり。