リボーン
ええええ、骸さまがショボーイ。強敵とのタイマン中に後ろを向いて喋ってたら捕まっただなんて、あんまりにもあんまりなやられ方だけれど、さすがにこれは幻覚だと思いたいな。
一方、ヴァリアーはいつも通りにショボかったけれど、こちらはむしろ安心感や安定感を感じさせるショボさで見ていてホッとするのでとてもよかったと思います。「ページを開いたら半壊している」いつも通りのヴァリアークオリティ。
クロガネ
番田くん……www
あー、でも、なんかちょっと残念だなあ。「ザコなのに、なんだか一番えらそう」という番田くんのキャラクターは新しかったし、面白かったし、今回も一応そのキャラクター性は保ってくれてるんだけど、なんかちょっと違うというか、微妙にズレてしまったというか。思うに僕が番田くんに期待していたのは、「(なぜか知らないけど)ザコなのに、一番えらそう」という不思議なギャップであって、彼の内面が描かれて、若干、番田くんの心情に手が届くようになってしまうと、その魅力がなくなってしまったのかもね。人物をしっかり描くことで魅力が下がるというのも、なんとも悲しい話だけれど。彼には最後まで、よく分からんけどザコいくせに偉そうな人でいて欲しかった。まあでも、そうすると大抵の読者には「よく分からんキャラ」で終わっちゃうよなあ。ジャンプの作家は新人でも全体的に巧くなってきてると思うけど、それゆえに小さくまとまってきたというか、不思議なキャラクターが少なくなってしまったというか。そう考えると岸本先生の亜空の言語センスは貴重なのかもしれない。
こち亀
最初の4ページがえらい面白かったです。これ、ギャグ漫画らしいムチャクチャなギャグ描写ではあるけれど、実際問題として、契約先の企業の社長がヘリで現れ、空中ウン十メートルの細い足場を側転しながら窓を破って転がり込み、目の前で契約書を破かれて恫喝されたら、そりゃあ相手もどうにもできないよなあ。唖然としている間に中川はさっさと去っちゃうし、どうしょうもないぜ。演出と考えれば、契約条件の変更を相手に迫る上で、有効なテクニックと言えなくもないかもしれない。あれだな、亜豆姐さんもオーディション会場にヘリで乗り込んで側転してから演技に入れば、あの結果も文句なく飲み込めたんだよ。
パッキー
後半はともかく序盤のコンセプトラッシュがすごく面白かったんだけど、どう考えても子供に伝わる気がしないなあ。ずーっと心配してるんだけど、パッキーは絵柄やらノリやら基本的には子供向けだと思うんだけど、センスは大人向けなんだよな。大丈夫なのかね。その後の頭突きまんじゅう路線は子供にも伝わるだろうから、大人にも子供にも受けるようバランスは考えてやってるのかな。
ぬらりひょん
思った以上にメドローアでした。しかし、土蜘蛛たち(種族名?)が土蜘蛛(固有名?)に対して、「土蜘蛛ヨォ」というのはなんだか違和感があるなあ。
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