ハンター
ゲーェ……！ 先週、「まあ外の世界は最終回に『オレたちの冒険はこれからだ！』で触れるくらいでしょうね」なんて言った矢先に早速舞台が移ったよ……！！ 我ながら王大人なみにアテにならない予測だったな……。
ジンの資格うんぬんはアレですね。先週は「ジンが取れないような資格ってなんだよ」って感じでしたけど、実質は「取るのがクソだるい上に取ってもあんまり意味がない」が正解でした。外の世界の調査が進んでない理由も、「進めると何か悪いことが起きそうだから」というもの。なるほどねー。ハンターなんてプロフェッショナル集団がいるんだから、調査を進めない理由もよく分からないな、と思ってたけど、そういうことか。
しかし、そういう理由であれば今度はビヨンドさんの言い分も分かるわけで（だってまあ普通に考えたら迷信だよなあ……）、一応の敵役に設定されてはいるものの、演説内容の胸熱感も含めて、いつもながらの憎めない悪役（？）っぷり。まだ悪かどうかも分からないけれど。とはいえ、メルエムのあの強さを考えると、ビヨンドさんがいくら強くても個体の戦闘能力ではさすがに及ばないだろうし、たとえメルエムくらい強くても核爆弾で死ぬんだよな……。具体的にはカキンに絨毯爆撃でもすれば後ろ盾がなくなって、資金的に立ち行かなくなりそう。メルエムに並ぶ脅威としてビヨンドさんを描けるのだろうか？
いや、たぶん、ビヨンドさんは「脅威」としてよりは、何だかんだで頼れる兄貴になりそうな気はするけれど。パリストンさんがビヨンド陣営に付いたのはともかく、ジンもビヨンド陣営に加わりそうな雰囲気だし（でも、冨樫先生はこっからフェイントかけてくるんだよな）、ゴンキルにとっても、いや、ほとんどのハンターにとっても、どちらかと言えば、新天地探索を阻止するよりは新天地探索を推し進める方に魅力を感じるでしょうしね。
パリストンさんの繭は、今後のハンター陣営との戦闘に備えた私兵ってことなんだろうか。Ｘデーってのはこの発表のことで、パリストンさんが会長の座を蹴ったのは、「ビヨンドを阻止する」側に立たざるを得ない立場を放棄するため？ 会長になった上で、協会をまとめてビヨンドに協力する側に付けば良さそうなものだけど、それはできないのかね？（まあ考えてみればハンターの様々な特権は各国の後ろ盾あってこそなので、V5に逆らってしまうとハンターライセンスが事実上、意味を失ってしまうかもしれない）。
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ふーむ、次はいつ再開するのだろう……。覚えてられるかなあ。ビヨンドさんのキャラと、ビヨンド陣営に一昔前の漫画の魚屋みたいな人がいたことだけは覚えていられると思うけど、他の諸々が自信ないぜ……。できれば「会長のメッセージ」までは公開してから休載に入って欲しかった……。
P9：グラばこ
ドフラミンゴって、総天然色で見ると、すっごいキャラだなあ。ものすごい頭の悪い人みたい……。観光先のハワイからはるばるリオのカーニバルに参加しにきた現在進行形でヤクでラリってるアメリカの若者みたいな、そんくらいのバックボーンを想起させる頭悪い造形だ……。
ワンピース
麦わらパートはごちゃごちゃしててよく分からなかったけど、スモーカー大佐とローが睨み合ってるのは楽しいなー。ローも全然状況を把握してないってことは、もしかして、本当にローは別荘でくつろいでただけだったんだろうか？ だとしたら、普通に可哀想な気が……。休暇中に海軍と麦わらに踏み込まれるとか最悪だよな。コナンや金田一と一緒に慰安旅行に行くくらい最悪だ。
しかし、ローは海軍を逃すまいとしてるし、踏み込まれると困ることがやっぱり何かあるんだろうか。普通に考えると侍をバラバラにしたのもローだろうし、ヘンテコなキメラを量産したのもローってことになるわけで……。マスターの勢力とは繋がりがないものの、ローもローでここで何かやってたんかね。でもマスターの部下にも羊キメラがいるんだよなあ。よく分からないや。
ナルト
サスケ「一族の仇だと思ってたイタチ兄ちゃんは実は良い人だって分かったから、兄ちゃんを追い詰めた木の葉に復讐するぞ、と思ってたら、兄ちゃんが生き返って、今のままなら木の葉は勝手に潰れそうなんだけど、兄ちゃんが止めようとしてるからオレも止めるぞ、ウワアイ！」
↑現状、これで合ってますか！！？
スケット
いやぁ～、現代に忍者って必要だったんだなああ。今までボケ要員ネタ要員だと思ってた人が実際に必要な人員だったというネタは面白いな。実は読者が今まで「なにこのキリ、頭おかしい、うぜえ」って思ってた時も、キリはずっと必死で椿の身を守っていたのかもしれないのね。
バクマン
ガラスの仮面編がはじまった……。来週、大月さんが白目になりながら、「亜豆……おそろしい子……」ですね。分かります。
声優さんの中ではタラちゃんが一番好きです。色々置いといて呼び名が可愛いです。27歳でババア扱いされてるのも好感度高いです。どうでもいいけど、キュアババア（キュアアクア）って、てっきり40歳超えしてるのかと思ってたけど中学生なんですね。いや、本編見てないから、中年女性がプリキュアになったのかとずっと思い込んでたんですよ。
しかし、いかにCM打たれたとはいえ、よくまあ、こんなもんをみんな見るよなあ。一人五分演じるわけでしょ。20人で100分。説明やらなんやら交えたら二時間番組になっちゃう。カヤの反応がごく自然で、よっぽどの声優ファンか演技に興味のある人でなければ一人目で飽きちゃうよなあ。僕ならたぶん三人目辺りで視聴をやめる。相当、構成なんかを工夫しなければ、全編見てもらうのは厳しいだろうな、これ。全員分の演技を集中力を持って鑑賞した上で優越を判断して投票となると、うん、一体、日本人の何％が可能なんだ、それ。巧い下手とか関係なくて、人気投票にしかならないと思うぞ。
リボーン
あれでも全員、命に別状ないのかよ……！ 胴体貫通したり、スカルに至っては頭部を貫通してたはずなんだが……。そこはせめて危篤状態くらいにしとこうぜ。
復讐者の時間外＆同時強襲は、現行の生ぬるいルールに緊張感をもたらした…………というよりは、せっかくルール通りに、ある程度、安心して見られる形で事が進行してたのに途中で崩れちゃって残念な感じ。キン肉マンで言えばタッグトーナメントの準決勝あたりでリングが崩壊して乱闘まじりのバトルロワイヤルになったみたいな。復讐者チームは途中参加はともかく、せめてルール通りに動いて欲しいなあ。ここまで何でもアリだと微妙。
黒子
オフェンスに参加したらディフェンスが疎かになるんじゃないかとか、ドリブルは苦手なんじゃないかとか、そういう考えられる「突破口」をあっさり潰して紫原くんの格を保ってくれたのは良かったです。ゴール破壊のおかげで紫原くんは本当にやっとキセキ級になってくれたなあ。青峰くんはそれでもまだ木吉とか火神が頑張ればなんとかなりそうな感があったけど、紫原くんは姿が見えないとか、そういう超常現象系を駆使しないとどうにもならない気がするぜ……。ていうか、青峰くんでさえ、勝てる気があんまりしないんだが。緑間くんはどっちも止めれなさそうだけど、３Ｐシュートがある分、緑間くんが最終的に点差で勝ちそう。前に緑間くんが言ってた「一番いいシュートは３Ｐ」理論が如実に感じられるぜ……。互いに最強の矛を持ってるなら、そりゃ３Ｐ持ってる方が勝つよな。
ぬらりひょん
右手に水、左手に炎と言われると、とりあえずメドローアを思い出してしまうオッサン世代。自称御門院最強キャラが出てきて、土蜘蛛さんがあっさりかませになっちゃうのかと危惧してたけど、土蜘蛛さんの格が落ちなくてホッとしました。ところで、回転阿修羅腕って、アイスフィギュアのスピンの如くにくるくる回って殴るだけの技ですかね。これ、アニメで見たらたぶん相当面白い絵面だと思うんだ。巨大な妖怪がくるくる回って、その上で女子中学生がゲロ我慢してるんだぜ。なんだその絵面。
クロガネ
音無くんは剣道部入らなければ良かったんじゃなかろうか……。家帰って音楽聴いてろよ……。
しかし、江戸時代の剣術家が「スポーツにしては乱暴すぎる」ことを懸念するというのもなんだか不思議な感覚だなあ。さゆりさんは、まさに剣術がスポーツ化する以前に生きていた人なのではないだろうか。ちょっと現代剣道への順応力が高すぎるような……。
こち亀
10円でも安い……大量の肉を……。
ううむ、こち亀にしては全くもって正確な青年男子描写……。二郎とかまさにそうだもんなあ。油と刺激物と炭水化物をとにかく大量に腹に詰め込みたいという、そういう狂った欲望の産物だよなあ。ワセ弁の唐揚げ弁当もそうだと思う。早稲田の男子学生とか油と炭水化物だけ食って生きてるような生き物だしな。実際、Ｂ定食が500円だったら、さすがに毎日とまでは言わないけど、こっちばっかり食ってしまいそうな感はある。
「近頃の男子は食事に関する思考力が欠けているんです」
うん……。なんか、それは胸に突き刺さる言葉だよな……。二郎とか後半は「オレ、なんでこんなものを食ってるんだろう……」とか思うのに、二週間くらいしたらまた食いに行っちゃうんだよな。僕達はひょっとして、料理を求めて行っているのではなく、単に油分の中毒症状に陥っているのではなかろうか。油には精神依存性があるんじゃないだろうか。
ドア、こん棒、炉ー
ワンピース以外はまるで面白くなくて寂漠とした気持ちになったけれど、最後の担当のアオリがキレイにまとめてくれたので、作品としてはアリなのかなあ？と思いました。いいのかな。虚無感を覚えていいのかな。それが狙いってことでいいのかな。狙ってるんだったら確かに成功しているよ。ワンピースはちょっと面白かったけど！
★宣伝：ルフィ、身長174cmもあるのか……。意外と高いな。
集英社 (2012-03-02)
