ハイキュー
あ。思ったより面白い……。
読切の時の、「あー、この次元から主人公はスタートかー……」というダルさがなくて、ある程度の実力と努力と好感の持てる人柄を描いてからスタートしてくれたので、読者的にもストレスフリーな感じ。すくすく育っていくビジョンが見えたね。P2のヒロムくんや、クロガネくんみたいな「一芸だけ」キャラなのは同じだけど、これだけスタートラインを押し上げてくれると安心して読めるなあ。素人→努力→成長を(成長の余地をまだまだ残しながらも)早回しで進めてくれて、いい感じだったと思う。メンタルに問題があるとしたら、もう一人の主人公の影山くんの方だろうけど、彼も彼で根っこは真面目なことが分かってるので、そんなに心配はいらない感じ。
というわけで、全体としては「思ったよりも安心して読めそうな漫画」に仕上がってたと思います。情熱と一芸だけあるけどド素人からスタートするスポーツ漫画は、なんか疲れちゃうからね……。
ニセコイ
・「ひどいよ神様」
ひどいよ古味先生。話を進める気がないなら、あんなラストで引っ張らないでくださいよ。この台無し具合は、いくらなんでも力技すぎる。
リボーン
・「ヒバリがどこまでボスに喰らいついていけるのかが見所だな…」
そ、そうなのか……。この漫画のパワーバランスはよく分かってないんだけど、僕的には「ザンザスがどこまで雲雀さんに喰らいついていけるのか」って感じだけどなあ。というか、雲雀さんは骸くらいにしか遅れを取るイメージがない。
そして、これだけのメンツがいて、ただ一人勝利を疑ってダメージを負ってしまった風さんはどうなんだろう……。
ぬらりひょん
祢々切丸は人間に致命傷を与えないからどうこうじゃなくて、泰世さんはあんな剥き出しの刃物の上にひっくり返ったんだから、その点ももっと心配するべきでは……。
マジコ
読んでる最中は特になんとも思わなかったんですが、最後の最後に全裸の男女が連なって出てきたので、なんだかいいなと思いました。
めだか
なんだかmidiの黎明期に聞いたような話だな……。「機械で完璧に演奏されたボレロを聴くと、人は気持ち悪さを覚える」とか、一昔前はまことしやかに言われていたものですよ。今ではmidiどころかボーカロイドまで一般化してきて、一体あれは何だったんだろうな、という感じだけれど。ただまあ、ライブは正確に弾ければ良いわけではない、というのは同感ですが。にしたって、めだかさん一人でライブをやるわけでもあるまいし、他のメンツと楽曲とパフォーマンス次第で全然盛り上がると思うけどね。
ところで、最後に須木奈佐木さんがかじってるアレは一体なんなんだろう? 削る前のかつおぶし……??
ST&RS
これ、たぶん、みんな同じ事を思っていると思うけど、今週のって宇宙人の性行為じゃないかなあ? 触覚(?)に触れられた時の反応は明らかに性器に触れられた時の反応を思わせるし、真帆の銀河の力が流れこんできたから、びっくりして銀河の力を垂れ流すとか、クセになって「私に触って下さい」とか、あと、ペロニャンという名前からしてなんともいやらしいよな……、と、そこまで考えたところで一つ思ったことは、僕が人類代表じゃなくて本当に良かったということだ。
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