黒子
お、ついに決着か……。なんか色々あった気がしたけど、色々ありすぎて何が勝負の決め手だったのかよく分からないぜ。オーバーフロー+野生+ゾーン辺り……?
クロガネ
ちょっと待てww なんで対戦相手校の方が身内の部員より好感度高いんだwww
いやー、うまく裏切ってくれましたけどね、確かに。ドイソルのように「序盤で戦う強豪校は監督も部員も嫌な奴ら」展開が多い中、ここで好感度の高い相手校を出してくるってのは意表を突かれちゃったぜ。しかも、レギュラー五人ともちゃんとキャラが立ってる。性格的にもビジュアル的にも。でも、それはいいけど、なんで自校の部員はメガネデブとかキノコとかで、相手校がこれなんだよww 先にこっちを出せよwww
同じ一年生のライバルキャラにしても、シドウくんとか突然医者に竹刀を向けるキチガイだったのに、バカ犬くんの方は普通に友達になりたい感じの良キャラ。アフロ先輩は新入生の後頭部に水の入った竹筒をぶちかまそうとする「こいつがいるだけで入りたくない」先輩キャラなのに対し、バカ犬くんの語る夜鷹さんは「この人に付いて行きたい」と思わせる風格がある。本当になんなんだ。主人公の桜夏高校剣道部はさっぱり羨ましく思えないけど白零の方は楽しそうだぞ。今週でキャラ人気は出ると思うけど、いいのかこれで。
めだか
球磨川さんがカッコイイけれど、何を言ってるのかはよく分からない……!
いぬまる
「みんなのおかげでいい話が台無しに」という趣旨はすぐに分かったんだけど、最後まで貫徹されるとやっぱり面白いなー。途中までは「やりたいことは分かるけど微妙かな」って感じだったけど、最後のコマの破壊力がすごかった。「いい話」の方をギャグで濁さない辺りも良かった。
どうでもいいけど、ジャンプ恒例のウソ次号予告「次号、世界的な経済危機にいぬまるくんがだした妙案とは一体…!?」がすごく気になってるのでウソ予告でないことを願ってます!
こち亀
雑学巡査の意外な才能展開自体は面白かったけど、最近の秋本先生は本当にオチに繋げられなくなっちゃったなあ。起承転結の転から雑学巡査を排除して話をまとめちゃってる。いやまあ、一応話としては成立してますけど、巧いやり方とは言えないな。今回は「既存のキャラクターに意外な一面がありました」、それに「汎用オチを付けました」というだけなので、このレベルの話なら誰でも作れるぜ。
ぬらりひょん
りょ、領域型妖怪……。すごい論理能力者が出てきたぞ……。「この空間だと主人公だから勝てる」か。めだかボックスみたいだ。ブリーチみたいによく分かんないうちに勝っちゃうんじゃなくて、ちゃんと論理能力として攻略して欲しいですね。
「領域型妖怪」って初めて見た時はすごい違和感があったけど、まあでも考えてみれば、「領域型妖怪」ってそんな不思議なもんでもないのかな? トイレの花子さんは女子トイレでしか活躍できないみたいな感じ?
エニグマ
うわあ、すごくそれっぽく終わったけど、なんだか分からないオチがついたぞう……。
えっと、頑張って読みとくなら、2つ目の願いで「ドクロがスミオたちの世界からいなくなる」をやったら、これがドクロに曲解されて「スミオたちがドクロとは別の世界に飛ばされた」? しかし、3つ目の願いで「キリはかつての世界の記憶を残すorキリに会うとかつての世界の記憶が甦る」辺りを願った?? 別の世界に飛んだスミオたちもキリと再会することで以前の世界の記憶を取り戻した?? ……こんな感じっすかね? 最後の「メーデーだっ!!」が「それっぽい終わり方だけどよく分からない」を加速させてる気がするなあ。最後の「メーデーだっ!!」にはなんか意味があったんだろうか? 最後なのでとりあえず言わせてみただけな気がするなぁ……。
作品の総評としては、ラストが象徴しているように、「こういうことがやりかたった、けど、やることができず、それでもなんとかやってみた」という感じの漫画だったと感じています。「決め台詞をやりたかったけど、やる機会がなかったので、最後にやってみた」「特殊能力モノをやりたかったけど、巧く能力を使えなかったので、舞台設定を無理してもなんとかやってみた」「仲間との絆をやりたかったけど、巧くチームワークは表現できなかったので、最後にそれっぽく締めてみた」みたいな。アイデアとやりたいことに対して、実際の表現力と構想力が追いついておらず、どんどん尻すぼみになっていった感じの漫画だったと思います。序盤はしばらく面白かったんですけどねー。
★宣伝:これずっとやりたいんだけど、未だに手が出せてないなあ。
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