【10/26】2011年46号のジャンプ感想(読切『競技ダンス部へようこそ』掲載号)


ハンター

 パリストンがすごい椅子を持参してきとるwww 会議中の茶菓子とか弁当とか、ジンの代わりのパンダのぬいぐるみとか、細かいところで個性が出てるなー。

「ハンターライセンスを没収して投票率底上げ」の辺りは、読者も想定していた話で、それを作中で前もって潰してくれたのは嬉しかったけど、これは「じゃあ殺せばいい」の伏線になるんじゃなかろうか。ギンタやクルック、ピヨンが自分への票を操作しているというのは最初意味が分からなかったけど、表示されてる選挙結果が二回目ということで把握。なるほど、今回は自分へ投票しないよう仕向けたのか……。しかし、その数字はボトバイやミザイストム(誰だ?)に流れてるんだけど、それはいいのか? ジンの7票も消えてるのでジンも操作に入ったんでしょうか? 一方、「タイミングを間違えると犠牲者が出るわよ」の方はやっぱりよく分からない。パリストンが裏で消すこと(による投票率底上げ)を示唆してる??

 アルカの方は先週の予想があたったー。やっぱり治癒能力とか除念能力の類なのね。しかし、除念のレベルではない、と示唆されてるから、たとえば時間を巻き戻す能力とか? あまりにハンターの世界観からは乖離してるなぁ……。ところで、アルカはどこかを放浪してるとか、そういう話かと思ったら、自宅に軟禁?されてんのね。ちょっと意外でした。同じ家に住んでてもそうそう会えない関係なのか。ごはんとかどうやって運んでるんだろう。

 あと、アルカの容姿についてですけど、この子、確か先週弟だって言われてたよなー。この分じゃあカルトも本当に男の子なのだろうか……。


ブリーチ

 また手加減バトルか……。月島さんの能力の拡大解釈はまあ良しとしても、だからってこんな訳の分からない過去を挟み込むのはナシでしょうよ……。月島さんは一発当てれば洗脳可能な準即死能力者なんだから、そこはちゃんと一発当てて勝負アリにしましょうよ。何らかの事情で死神は洗脳ではなく殺す必要があるのだとしても、ここで白哉さんを倒しても外に出ればまだ死神勢が大挙してるのだから、とりあえず今は持ち駒を増やすに越したことはないはず。他ならぬ久保先生が前に「一発斬られたらオワリ」って言ってるんだから、そこはちゃんと守って欲しいなあ。というか、「共に研鑽し合った」という過去を挟み込んだ以上、白哉さんは、共に研鑽し合った親友と戦っている今の状況にもっと困惑してないとおかしいんじゃないだろうか。


ナルト

 いろいろ置いといてATBしてないというだけで良かったです! 岸本先生、すごいがんばってる! そりゃまあ漫画としては、肝心のマダラのスゴさがいまいち伝わってこないのが難点ですが、でも、みんながちゃんと動いて、ちゃんと一緒に戦ってるだけで、ある程度以上は面白い! 具体的に言うと、ギックリ腰で肉弾戦のできない土影さまが、的確なアドバイスと地形変化などの補助魔法で、ちゃんと影クラスの威厳を保って働いてるのがイイ感じでした。この大戦が始まるまで、僕は「ナルトや木の葉一派だけじゃなく土影さまのような脇キャラの実力者がちゃんと活躍する展開になって欲しいな」と思ってたけど、今週のはかなり近い感じ。


ワンピース

 ホーディさんの正体はパッと見た時は「……えっ? なにそれ」って感じだったけど、読み進めていくうちに一周回ってアリだなって思うようになりました。とりあえず、読者の予想はしっかり裏切ってくれた。掲示板でこれを予想してた人はいなかったしね。それに、この「正体」は今までのホーディさんの小物描写とも合致してる。難点なのは、これだとジンベエさんが「戦うな」と言った意味がいまいち分からないのと、「環境が生んだバケモノ」という表現自体がピンと来ないことでしょうか。

 僕はドン・クリークの時に「なんだ、何の工夫もない非現実的な悪人描写だな」と思ってワンピースにガッカリしたんですが、あれに比べると今週のホーディさんはアリ。ドン・クリークは単に「ぶちのめされてもいいと思える悪人を描きました」という感じだったんですが、ホーディさんは単に悪人というよりか、もっとドロドロした暗いものを感じさせてくれる。なんというか、リアリティがある。いや、こんな人が実在するかどうか知りませんけど、いてもおかしくなさそうな雰囲気というか、敵対感情だけが先走ってるような人はいるよね、というか。死にかけてる時にメシを恵んでくれた人を殺そうとするキャラには共感できないけど、ホーディさんのこの感覚はいくらか共有できるというか、そういう面が人間にあるのは確かに否定できないよね、といった、そんな感じ。


トリコ

 カイジの「鉄骨渡り」並のギャンブル会場を訪れた時に、トリコがとても楽しそうな顔してたのがすごく良かったです。そうだよね、トリコはこういうのに対して正義感を燃やしたりするキャラじゃないもんね。命がけで冒険に付いてきてる小松にも帰れなんて言わないし、トリコにとってはギャンブルで借金するのも「アリ」だし、借金のカタに命がけのゲームに挑戦するのも「アリ」なんでしょう。自分の意志でそうしているのならすればいい、という感じ。ポロッと口が滑って助言してしまうことはあったとしても、それがルールに反していることは自覚している、その辺りを落とし所として「少年漫画主人公としての責務」をクリアさせてるのは巧いバランス感覚だと思いました。

 しかし、マッチさんは完璧にココ頼りだな、それでいいのかww


クロガネ

 どれだけがんばって過小評価しても中の中レベルで面白い……。わずか三日の努力で自尊心を満足させてる主人公に釘を刺す展開や、キノコ、猿飛両先輩を差し置いて新入生のクロガネを抜擢した不自然さも今週で見事に解消されていた……。悲しぃ……。


リボーン

 スカル、炎真組の作戦ノート描写がすげえかわいかったです。これ、たぶん戦い自体は死やケガの可能性もあって危険なものなんだろうけど、その辺を考えないで良いのなら、仲の良い友達や昔のライバル、実父などと互いに作戦を巡らせた勝ち抜き戦ができるわけで、とても楽しそうではある。


競技ダンス部へようこそ

 少年漫画としてここまで難易度の高い題材を選んで、ここまでのレベルで仕上げてくるか……。スゲエな、横田先生。想像以上にスゴかった。赤丸(だっけ?)の時と比べ、絵柄も雰囲気も全然違ったからすごく心配だったけれど、まったくの杞憂でした。ジャンプの誌風におもねらなくてもここまでの作品がジャンプで描けるんだなー。いや、逆におもねらない場合はこのレベルが要求されるということか……。後はこれがアンケに結びつけば良いのだけど。

 僕がこの手の部活漫画に第一に求めたいのは、「読んでて羨ましくなる青春っぷり」なんですけど、まず、その点が完璧。仮入部のシーンから文化祭に向けての練習シーンまで全てが羨ましい。黒子のバスケとかは「がんばってるな」とは思うけど、あのメンツに入って自分もがんばりたい、とは思わないんですよね(テニスももちろん思わないよ!)。でも、この漫画なら自分も入部したいと思える。バスケでもテニスでもなく競技ダンスというハードルの高い種目でありながら、「やってみたい」と思ってしまう。

 なにせこの漫画、先輩連中がいい人なんだよな。それぞれキャラ立ってる割にみんな好感が持てる。オネエアフロの土井垣先輩とかすげえ頼りになりそうで、練習厳しくてもこの人と一緒なら楽しく成長できるな、っていう感じがする。主人公をパシリに使ってる八巻先輩もいい人で、パシリ行為ですら青春の1ページにちゃんと昇華されてる。「ゲーセン行くぞ、ついてこーい!」の1コマも巧く機能してて、このコマで、八巻先輩は兄貴肌であって、別に主人公を便利に使おうとしてるわけじゃないんだな、って分かる。わたりさんも横でピーンしてるし、このコマの情報量はすごい(部活後の主人公の人間関係と部活後でも頑張るわたりさん)。イヤな先輩キャラもイヤな敵キャラも出てこない部活漫画なんて久しぶりじゃなかろうか。

 そして、ここまで「楽しい青春」を描かれると、そのうち欝展開が来るのでは……と、今度は逆に身構えちゃうんですが、その点も杞憂でした。先輩たちは最後までイイ人だった! 主人公も必要以上にうじうじしなかった! 主人公の手汗トラウマという、リアルではあるけれど「なんだそんなことか」的なものを匂わせておき、これを山場に使うのかと思わせて、むしろそれは自力で克服。その次まで話を進めた辺りが見事でした。欝展開は、たとえ後でそれが乗り越えられたとしても、出てきた時点で読み手にストレスが掛かっちゃうんだけど、かといって程度の低い鬱展開では「なぜそんなくだらないことでグダグダと」と思ってしまうんですよね。主人公、ヒロイン、双方から「ちょっとしたトラウマ」を出して、主人公に自力でそれを乗り越えさせたのは、派手さはないけれど巧いやり方だと思いました。八巻先輩の助言にも説教じみたうざさはなく、土井垣先輩もその機会を作っただけ。あくまで主人公が自力で克服している。周りの援助は何ら恩着せがましくなく、主人公が青春しながらふつうに成長している。


 しかし、この漫画は出てくる人がホントみんないい人だな……。部活メンバーはもちろん、主人公たちのクラスメイトもイイかんじ。文化祭の練習シーンで、おそらくクラスメイトの女友達に協力してもらって、くるんくるんしてるわたりさんのコマがすごく良かったです。この漫画、こういう「1コマで世界が広がる描写」がすごく巧い。1コマで世界をあったかくしてる。どれもこれも好感の持てるキャラばかりだけど、でも、あえて一人というなら、僕は土井垣先輩を挙げちゃうな。彼は身近に一人欲しい人材。何か起こっても、あの人さえいればなんとかなりそうな、悟空のような信頼感を感じてる。


いぬまる

 スト4に負けてぷるぷるしてるたまこ先生の涙と鼻水を優しく舐めとってあげたい……!


めだか

「えっと、マイナス十三組ってことは大体ジャンプの話から入ればいいんだよな?」

 なんだその認識www

 あれ? 球磨川さんがジャンプジャンプ言ってたのは知ってるけど、マイナス十三組の特徴に「ジャンプから卒業できない」ってのあったっけ??

 鴎くんの存在はよく分からないんだけど、メタ視点で見ると、これは「めだかボックス開始前にボツになったダークヒーロー主人公」なんだろうか。いや、実際にこういうキャラデザで話が進んだというわけではなく、「連載開始前にボツになったダークヒーロー主人公」という設定で出てきた、というか。ただ、問題は鴎くんは現状さっぱり主人公っぽくないんだよな。むしろ、その直後の球磨川さんのが主人公っぽい。

 改めて思ったけど、怒江ちゃんのことを心配しているとか、そのあたりホント球磨川さんは主人公っぽいなー。いや、主人公だとすれば、自分から離れていった仲間のことを心配するのも当たり前なので(ナルトとサスケとか)、今の球磨川さんの立ち位置が特にそれを強調しているだけだろうか。ま、何が言いたいかというと、いま一番主人公に近い、というか魅力を感じるキャラは、やはりめだかさんでも善吉くんでも鴎くんでもなくて球磨川さんだなぁ、と。ごくありふれた感想ですね。


マジコ

 いろいろ置いといてアリスさんが大活躍だったので嬉しかったです。ウンディーネさんたちは体がデカイだけで基本的に弱いな……。


黒子

 フリースロー外してから火神のダンクまではみんな予想したとおりでしたが、そこから青峰が弾いて黒子が拾う展開に繋げ、キセキ二人の活躍をさらに盛り込んだところは良かったです。キセキの格がどちらも保たれたので。ただ、その分、また話が長くなっちゃったけどねw さすがに次で決まるのかなー。桐皇戦はさすがにそろそろおなかいっぱいです。


こち亀

 内容はまあそこそことして、視点を両さんから外して、名前も出てこない初登場の店長目線で話を進めていった点が実験的で良かったです。最後の2ページまで両さんはセリフすらないっていうね。今週の両さんはコーヒー飲むところまではすごくカッコ良かったなー。

追記:ふと思い出したけど、前も両さんがパチンコに行く話で似たような展開はあったな……。まあでも、一話丸々やったのは流石に今回がはじめてか?


エニグマ

 なんだかストーリーはちゃんと繋がったような感じがあるけれど、いくらなんでも一話の中で「***は***だったのか!?」「そうだ、***だ」をこれだけ繰り返されるとギャグマンガ日和を読んでるような気持ちになっちゃう……。

 そして、相変わらず密教は何でもできるな。密教パネー。まあでも、あの髑髏を創りそうな宗教をあえて選ぶとしたら密教しかないよなw


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