【8/31】2011年38号のジャンプ感想(読切『WOLF&RED』掲載号)


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銀魂 <41>
スケットダンス <20>
ぬらりひょんの孫 <18>
トリコ <16>
いぬまるだしっ <8>
べるぜバブ <13>
メルヘン王子グリム <2>
マジコ <2>
戦国ARMORS <2>
奇怪噺 花咲一休 <1>
べるぜバブ魔王外伝
新テニスの王子様 <6>


ハンター

 うはー。おもしれーw


 絵が巧いってやっぱデカイなあ。絵が巧いというよりこれはセンスの問題なんだろうか。いや、何が言いたいかってウェルフィンさんなんですけどね。あの狼さんがブルドッグになっちゃって、その後の「コムギ…?」の時の表情が絶妙。「これしかない!」という表情でした。この展開で、このタイミングで、この絵が描けるからやっぱ冨樫先生はスゲーんだろうなと思いました。なんというか、絵に説得力がある。心の機微がテキストではなく絵で表現されてる。これができるのは漫画の特権、ひいては絵の巧い作家の特権だろうな。たとえば、「進撃の巨人」は確かに面白いんですけど、ところどころ作者の表現したいことに画力が追いついてなくて、もったいないなーと思うんですよね。画力で漫画の面白さが決まるわけじゃないけど、表現したいことをフルに表現するためにはやっぱり画力は必要なんだな、って。

 で、内容に戻って……。王の「大切なモノ」発言があったり「人間として生きるが良い」があったりと、王が人間を認めたとしか思えない展開。それが実際どのようなもので、どういう形でそれを王が具体化する気か分からないけど、プフにとってはもう十分にガッカリ展開の様子。まー、でも、人間側からするとやっぱり、王がこの気持ちを「どういう形として具体化させるのか」次第ですね。たとえば会長との戦いの時に言ってたような、「人間にも居住区を与えて一定数保護する」という、それ以上の形を取るのであれば、もっと言えば十分に共存可能な形を取るのであれば、キメラアントに対する僕らの感情も当然変わってくるわけです。

 で、そうなると今度は「おいおい、何やっとんねん、会長」ってな展開になるのかなー、と。なにせメルエムはウェルフィンさんさえ「逢えるといいな!(・∀・)」って見逃してくれたのに、そのウェルフィンさんはたぶん毒で死んじゃいますからね! 王が民を無事におうちに帰してあげても、やっぱり彼らは毒で死ぬ。「キメラアントの問題は実は解決してたんだけど、それはそれとして人間側の戦略で甚大な被害が出た」というオチになるんじゃないでしょうか。そして、そうなると「能力バトル? 核ミサイル落とせば終了じゃん!?」に対する一つのアンサーかと。「核ミサイル落とせばいいじゃん」は実際正解ですよね。でも、「核ミサイルにはやっぱり大変な問題が色々あるんだよ!」ってことで、能力バトルはいつも核を落とせば良いわけではないという結論が引き出せそう。


 ***

 今後の展開としては、パームが薔薇の毒のことを王に教えてあげて、王が「えー、コムギに会ったらコムギ死ぬのー? 会えないじゃーん(´・ω・`)」という悲劇的ロマンス展開になるんでしょうか。しかし、先週は「なんだよー、ウェルフィンかよー。早く本筋を進めてくれよー」とか思ってたけど、今週で一気に本筋が進みましたね。ウェルフィンさん展開は脇道でもオマケエピソードでもなかったんやー。


トリコ

・人気投票

 ゾンゲ様、意外と人気低いな……。5位辺りまで来るかと思ったんだけど。ウーメン梅田の8位は本当に意味が分からない。


・小松の食運

 ここでトリコ&サニーが動けなくなったのは、あまりにご都合主義すぎる気がしたし、食運というのも単に作者の都合なんじゃねーの?(名探偵が旅行に行くと必ず旅先で殺人事件が起こる的な)って思ってたけど、サンサングラミーのショック死設定で納得。なるほど、こりゃ確かに食運だな、と思わせてくれました。…………まぁ、小松が「普通の人間」ってのはイマイチ納得いかないんですけど。デスフォール攻略の間、ずっとトリコにしがみついていられただけでも人並みならぬ体力の持ち主だと思わざるをえないぜ。

 しかし、その後の展開の難易度を考えると、トリコとサニーの運の悪さは凄まじいものがありますね。先週も書いたけど、滝自体はスゴイとしても、よりによって山が落ちてくることなんてそうそうないはずで、それがわざわざトリコたちが滝に入ったタイミングで落ちてきたってんですから、こりゃあとんでもなく運悪すぎです。だって山が落ちてこなければ、彼らはさほどの波乱もなく、「うーん、疲れたな」「オレたちがんばったぜ」って程度でサンサングラミーに辿りつけるような、そんな程度の試練だったわけですから。や、でも、それだとサンサングラミーはショック死しちゃうわけだから、山が落ちてきたことまで含めて、彼らは「運が良かった」のだろうか。


 ***

 ともあれ、今回のシリーズは「スゴイと言われていた滝しかスゴくなかった」わけで、こういうのは好印象。トリコはちゃんと「自然」を強敵扱いしてくれるのが良いですね。「スゴイ滝攻略」だけでちゃんと少年漫画してるんだもんなー。


スケットダンス

 誤解の上書き……、これはまた更に錯綜する展開だな……。


 てっきりギャグでここまでこじれさせたのかと思いきや、ちゃんと解決する気があったのにはびっくりしました。やるなー、篠原先生。僕ならギャグ描写のまま放置しちゃうよ。……いや、ホントに解決するのか分からんけど。


ナルト

 今までのって伏線だったの……?? 成長フラグだったの……??? 例えばイルカ先生とか、今までずっとこれを言うべき箇所でスルーしてたから、ナルトがこういう性格なのは、これはもうこういうもんだと思ってたのに。まさかイタチに言わせるために取っておいただなんて……(なんでイタチなのかはよく分からないけれど)。ところで「仲間を忘れるな」に説得力があるのだとしたら、やっぱりナルトは仲間を信頼して敗北条件である自分はちゃんと隠れておくべきだったんじゃなかろうか。ホントになんであそこでイルカ先生はこれを言わなかったんだろう? しかし、ついに作中でナルトの猪突猛進にツッコミが入ったのは安心できたとして、あそこまでカッコイイ感じで言い切っておいて、イタチ先生も根負けしたような展開にしておいて、その上でナルトの主張を否定するのってどうなんだぜ?

 まあ、ともかくこれで残りの問題は「憎しみの連鎖」だけですかね? ナルトが一人で頑張ろうとしてるのは、確か憎しみの連鎖を止めるため。なんで一人で頑張ったらそれができるのか、ナルト一人に憎しみが集中するだけじゃないのか、などと色々疑問ですが、まあそれはともあれ、イタチの説得を受け入れたならナルトはこれからみんなと協力して頑張るわけですよね。そうすると自分一人で憎しみを受け止めるわけにはいかなくなるんだけど、岸本先生は「ナルトが一人で頑張る」に変わる納得のいくアンサーを用意しているのだろうか。この問題は大変難しいので岸本先生の手に負えるのかどうか、正直疑問符が付いちゃうな。岸本先生だから、というわけでなく、誰がやっても手に負えるのか怪しいレベルの難問。ゆえに納得のいくアンサーが出せれば確かにカッコイイけれど、うーん……、どうでしょうねぇ…………。


リボーン

 おおっ……。これはちょっと興味深い展開。リボーンで未だに興味を惹かれるネタってアルコバレーノだけだから、ついに最後のカードを切ってきたな、って感じです。最近、展開につくづく興味を持てなかったリボーンだけど(I世とコザァートの種明かしとかすごくどうでもよかった)、うん、これに関しては素直に興味津々。


ST&RS

 土神くんは双子or分身術の使い手かと思ったよ……! 


 土神くんの自己紹介が謙遜でも何でもなく、本当にとろくて要領悪い子だとすれば、実際、ハイタニくんとクガくんは大変だったろうなあ。彼らは今までの試験もとろくて要領の悪い土神くんと一緒になんとかやってきたわけですよ。語られなかっただけで、実はハイタニくんやクガくんにも町おこし(島おこし?)とか、手術を控えた妹とか、死にかけの爺さんに宇宙飛行士姿を見せてやるとか、「絶対に宇宙飛行士になりたい事情」があるのかもしれない。ともあれ彼らは「宇宙飛行士になりたい」という強い気持ちで試験に臨んでるわけです。それでたまたま組んだ土神くんがビックリするほど使えなくて、足手まといのマイナス分をなんとか二人で補ってやってきたのだと思うと彼らも大変ですよ、実際。そりゃあ焦りもするし、ツンツンしちゃうでしょうね。宙地班はなんだかんだ言って全員優秀だし、めぐるちゃんに至っては記念受験なわけだから、彼らの気持ちにはなれないよな。

 しかしまあ、優秀なメンツが優秀な成績を出せるのはある意味当たり前なわけで、ハイタニくんやクガくんも土神くんの足手まといを嘆くばかりでなく十分に彼をフォローして試験をそれなりの成績で乗り越えたなら、試験官はそれもちゃんと加味してくれるのではなかろうか。最初の班分けがテキトーだった分、そのくらいの救済措置はあるんじゃないかなあ。逆を言えば、土神くんはハイタニくんクガくんに助けられてテストをパスしても、個人でそれなりの働きを見せない限りは受からないということだけれど。


・「一人も死なせちゃ駄目よ!!」

 記念受験をしに行ったら思いの外危険な試験を受けるハメになってるめぐるちゃんだが、彼女は今の自分の状況を理解しているのだろうか。


WOLF×RED

 世界観と設定と主人公のドMプレイは良かったけれど、他全てが残念。もったいない作品でした。

 冒頭も主人公たちの登場と「ブラックグリムス!!」までは良かったのに、その後、犯人を無視して公開SMプレイを始めたことで緊張感が台無しに。たぶん作者としては「SMプレイに没頭しながらも犯人は逃がさない余裕のある実力描写」のつもりなんだろうけど、それなら切り裂きジャックが凄まじい勢いで遁走して、「バカどもめ、余裕ぶっこきおって……」くらいのところで、当たり前のように先回りして……くらいはやんないと、単にだらだらしてるだけにしか見えないですよ(この点、今週のブリーチは余裕描写が巧くできてた)。

 中盤。神父が犯人……なのはもういいです。諦めました。どうせみなさんこれしかできないんですよね。でもそれなら、せめて「神父だけではなく警官もグルで街全体が吸血鬼の支配下」→「主人公が圧倒的実力で全て粉砕」くらいすれば読者の意表を突けるのに……。ま、もういいや。テンプレはもう諦めるとして、問題は女の子の回想で、「神父様が人殺しをするわけなかろうがっ!!」と回想中で言わせておいて、にもかかわらず神父が出た時に「テ、テメェは――!! 神父!!」だなんて派手に驚かれても、ねぇ……。いや、そりゃ確かに少女の回想のセリフは主人公たちに聞こえてませんよ。ませんけど、読者にはもうカラクリは解けてるわけですから、そういう反応されても寒いっすよ。この辺はテンプレがどうこうというより、おそらくただの調整不足。もしくは不注意。せっかくのハレの舞台なのに、こういう凡ミスを残しちゃうのは僕は好きになれないなー。

 あと、これは個人的な好き嫌いですが、三日月ハジキがカッコ悪かったです。先週のトリコのW釘パンチといい、両手を同時に突き出すポーズってなんだかすごくカッコ悪い気がするのは僕だけでしょうか……。

 というわけで総評としては、非常にもったいない作品。主人公が飼い主の想い人とSMプレイをしながら捜査をする、という設定は非常に良かった。フリークスが溢れている世界観も十分に発揮されたとは言えないが目の付け所は良かったと思う。しかし、それらの長所を認めながらも、全体的なテンポの微妙さ(遅いわけではないが)、緊張感の欠如、単純な展開などなどで、とても面白い漫画と褒めるわけにはいかない感じ。これが連載されると「設定は面白いんだけど、面白い漫画にはならなかった」というムヒョみたいな感じになるんじゃないかなあ。アイデアと全体の枠組みは良かっただけにとても残念。もったいない。でも、箸にも棒にも……って感じでもないので、もっと工夫して洗練させて次の作品で化けて欲しいな。


 ***

 金未来杯、私的順位。


叢鋼>タカマガハラ>>HUNGRY JOKER>WOLF×RED>>SINS>ツキミのソバ


 叢鋼は一番ソツがなかったと思う。キャラの立て方も巧かった。敵役を最後にブレさせたのが残念だけれど、多分あれがジャンプの読切の限界なんでしょう。タカマガハラは細部に若干問題を感じたが、総じて良好。ゲルニカの一点だけでも個性は見せた。ただメッセージ性はほぼ皆無なので、そこをどう評価するかで好みが分かれる気がする。個人的には皮相的なメッセージを入れるくらいなら何もない方が遥かにマシ。……と、ここまでが「面白い」の壁。その下のHUNGRY JOKERは決して悪くはないんだけど、気になる点が多すぎてイマイチ乗りきれない感じ。WOLF×REDは気になる点がさらに増えて楽しめなかったけれど、でも世界観など見るべき点はあった。ここまでが「見るべき点はある」の壁。その下二つは積極的に評価すべき点が特に見当たらない。「ToLoveるによくある強引なお色気展開をパロった」という点で若干SINSの方が上か?という程度。

 優勝は叢鋼と予想。対抗は特種エロ枠のWOLF×RED。小中高生男子のドM心を刺激できればありうると思う。タカマガハラは個人的には好きなんだけど、票が取れる類の漫画ではない気がするなぁ。


バクマン

 相変わらずサイシューがカネ、カネ言ってることを除けば、意外と悪くない展開……。七峰くんも今回は編集部にもちゃんと伝えるみたいだしね。会社が渡してきた作品をそのまま別の会社の雑誌で掲載するという形なら、確かに編集部はいらないなあ。正確に言えば今までの編集部の作業の多くが必要なくなる(マンガ家と担当の共同作業、というよりは、会社と会社の打ち合わせ、という形に近くなるか。本来の編集者との関係はむしろこうあるべきと言えるかもしれない)。今回のシステムは仁義にもとるところもないし、いいんじゃなかろうか。

 終盤の「ポイ捨てはダメ」展開は、ああ、なるほど、今回はこれで悪のマンガ家にするのね……、というかんじ。でも、これ、問題があるのは七峰くんが私怨でPCPを基準にしてる点だけですね。「亜城木夢叶以下はいらない」と言えば、なんじゃそりゃ、って感じだけれど、ある程度以下の結果は切る(たとえば5位以下)というのは悪くない。むしろ本気でビジネスをやる気がある、という点ではプラスですらある。七峰ドットコムはコストの掛かる作り方をしてるんだから、見切りをつけるなら早めに切った方がいいわけです。このタイミングで切れるのはむしろ七峰くんの優秀さと言ってもいいくらい(初期投資をもったいないと感じてだらだら続けて結局大損……というのが最悪なので)。ただ、問題はサイシューを基準にしてるのが彼の私怨という点ですよね。いや、高確率で大ヒット作を生み出す必要のある七峰ドットコムからすれば、今いる人気作家の誰それを基準として、これを上回れなければ切りますよ、というのはアリっちゃアリなんだけれど。まあ、もっと言えば七峰くんのカネでやってるんだから、七峰くんが私怨を晴らすためにやっても別に悪くはないんですけどね……。実は八薙先生も何も損したわけではないし。

 ところで最後のコマは、「冷酷ッ!!」なんて煽りが付いてるけど、別の仕事まで世話してくれるというのは、むしろ七峰くんの暖かさではなかろうか? あの顔芸で言ってるからなんか冷酷な気がするけど、普通にかしこまって、「うちの経営的に先生は戦力外通知とさせて頂きますが、他に仕事はありますので良かったらこちらを」なら、特に冷酷とは感じないはず。まあ、それができないのが七峰くんなのだけれど。しかし、ここまで考えると、七峰くんのやってるのってまさにミニジャンプだよなあ。ジャンプ本誌よりもデビュー条件が厳しくて、ジャンプ本誌よりも冷酷に切られて、ジャンプ同様に読者意見を重視し、アシを紹介してくれるのもジャンプ編集部と同じ、っていう。でも、皮肉にもジャンプ本誌よりも売ることを真剣に考えていて、教育もしっかりしている。


いぬまる

 浅野犬壱、逮捕されたーっ! 大石先生のことだから、このネタはいつか回収してくれると信じてる……!!


ぬらりひょん

 清継くん……! 清継くんが立った――!!! なにこの展開アツイんすけど。この漫画の初期の牽引役、僕らの清継くんがついに動いたか!って感じ。しかし、欲を言えば、ここで清継くんが動き出して別の展開を挟むんじゃなくて、いきなり清継くんが結果を出してから、振り返ってこのエピソードに繋げて欲しかったかなー。つまり、一週で清継くんの活躍を描いてカタルシスを与えて欲しかった。次に彼が決定的な活躍をした頃には、今回の話の印象はたぶん薄れているだろうから。まあ単行本で読む分には問題ないのかもしれませんが。最高のカードだけれど、最高の切り方ではなかったかな、という印象。とはいえ、これからの描き方次第か?


ブリーチ

 先週、「ここで銀城さんに直撃させない一護はチョコラテだよなー」などと言われてましたが、なんと、普通に当たらなかっただけというww しかし、銀城さんの過去が明らかになったのはいいけれど、ここまで銀城さんのショボイ描写をしておいて、いまさら初代死神代行だと言われても、「はぁ。それで……?」という感じしかしないなあ。てっきりここで見開き登場するのは月島さんだと思ってたから、すごく複雑な気持ちになりました。銀城さんが死神代行だから一体何だと言うのー?


マジコ

 最近、すっかり迷走していたマジコがあるべき方向に戻ろうとして、ちょっと行き過ぎちゃった感もあるけれど(だって、大会の趣旨もおそらく「公衆の面前で夫婦が色んな意味でイチャイチャする」というものでしょう?)、それでも読者としては嬉しい類の軌道修正。しかし、ついにマイホーム獲得に乗り出しましたか……。今週でぐっと所帯染みてきやがったな……。もう少ししたら、「時間労働儀(パートタイマー)」とか言って、エマがスーパーでレジ打つ話とか入るんじゃなかろうか。


花咲一休

 うーん……。なんなんだろうな。この漫画は。一回一回のとんちは一応ちゃんと成立してたし、考えて描いてることは伝わってたんですが、どうにも面白くなかった。今週のも「おお、なるほどな」とちゃんと思ったけれど、でも、面白くはなかった。なんなんだろうね、一体何が足りなかったんだろうね。誰かこれが面白くならなかった理由をうまく説明して欲しいです。何がいけなかったのか分からないけれど、確かに面白くなかった。


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