ワンピース
ホーディさんは井の中の蛙なんだろうか。ドーピングが裏返って強くなったとはいえ、ルフィに一発蹴っ飛ばされてこれじゃあ、海軍大将トリオにはとても勝てないだろうに。10万人の雑兵がいても覇王色の覇気で殲滅されることも知らなかったようだし、こりゃホーディさんが王になったら、全世界を敵に回した上に、独力で凌げる程の力もないという最悪の状態になりそう。そりゃあ魚人島の皆さんとしても止めるしかないよなーって感じ。
・「使えねェ男だったぜ、バンダー・デッケン…!!」
実は使えないどころか手に負えない男であったことをホーディさんはまだ知らない。王になったと思ったら、次の瞬間には王国が崩壊するとか、本当にホーディさんはダメだなぁ。この人が成功するビジョンが全く見えない。
バクマン
おおお、七峰くんやるじゃん! ちゃんと前回の反省を活かしてる!!
前回の七峰メソッドは、結局のところ七峰くんのマネージメント能力の不足で崩れたわけですが、今回のシステムはかなりイイんじゃないの??
下読み層(モニター&アイデア提出)
↓
原作層(アイデアまとめ、ネーム創作)
↓
マネージャー(進行管理、人材管理)
↓
七峰くん(システム構築)
今回のシステムの優れている点は、まず第一にマネージメント能力に長けている(であろう)響さんをマネージャーとして起用しているところ。前回は七峰くんの人材管理能力に難があった訳ですが今回はこれで解決。次に原作層と下読み層の二階層で作品の評価体制を作っているところ。原作層の作ったネームを下読み層がチェックできるので、前回のような「アイデアは多いがまとまりに欠ける」点もカバーできるはず。そして最後に、とても素晴らしいのが、七峰くんが内容に口を出さなかったこと。こういうシステムでは上が出しゃばるとロクなことになりませんからね。七峰くんはちゃんと分を弁えている。
しかし、こうなってくるとガモウ先生が何を考えてるのか、またしても分かんなくなってくるなー。前回は「やり方はともかく七峰くんの人間性能的に無理でした」という、まあ妥当というかガッカリというか、そういう結論になったわけですが、今回は自分でその点を潰しちゃったから同じ理屈は使えないわけですよ。今回はどうやって負けさせる?んですかねー。そして、相変わらず別に悪いことをしているとは思えないんだが悪者扱いする気なんだろうか。冒頭のサイコーとシュージンのやり取りも(シュージン側に)全く同調できないんだけど(百歩譲って集英社社員が言うなら分かるが何故に漫画家が)、影に七峰ドットコム(※)が見えたことでサイコーもなんやかんやで批判し始めそうな気がするぞう。
※元祖七峰メソッドと区別するため「七峰ドットコム」と呼称
ナルト
「サスケを止められるのは、ナルト、お前だけだと思った(それはそれとして、お前の説得とは関係なく催眠術でサスケを止めれるよう仕掛けをしといた)」
↓
「信頼してくれてありがとう」
どういうことだってばよ(´・ω・`)
しかし、これ、イタチ相手に発動してなければ、今後、ナルトが意を決してサスケを説得しに行った際に、「口からカラスが出てきたら何故かサスケが改心したってばよ! きっと友情の力だってばよ!!」なーんて展開になったかもしれないのか……。
ところで、ビーさまはともかく最後のナルトが人間道を喰らったところとか、これ、エネルギー吸収じゃなくて全力攻撃を受けてたらナルト死んでたんじゃないの? 土手っ腹ノーガードだったわけだけど。
ハンター
やっぱり放射能なのか……。いや、「毒」の性能的には明らかに放射能ではないけれど、それにしても、このご時世にこれは勇気のいる展開だったんじゃなかろうか。個人的には「核爆弾で死なないとかどうやろー」って思ってたので、毒でもなんでも致命傷だったのは嬉しいですね。
ところで、今、ナックルとメレオロンってどういう状況だったっけ……?? 交渉ってなんだったっけ? いま王とプフがナックルの下に向かってるんだっけ……? だとしたら、ナックルたちは今度は薔薇の毒が移って死んじゃうんじゃなかろうか。しっかし、会長はこんな化学兵器みたいなのを身体の中に入れて王と戦ってたのか……。やっぱり普通に足下に埋めておけば良かったんじゃ? どうもイマイチあれは納得いかんなー。あんなの入ってたら少なからず気が散って全力出せないと思うんだけど。
ST&RS
あ、これ、やっぱりリアル月面の話なんだ……。じゃあ、先週のテストで出てきた大量のグレイくん(人形?)はなに……? 月面に人形を大量に持ち込んだ?? まさかここまで含めてシミュレーションテストって展開じゃないよなあ。だとしても、あの二人だけをテストするってのもおかしい話だし……。
しかし、深海くんは3秒後の世界で「前のローバーが落ちていくのを見て衝撃に備えた」なんて芸当が本当に可能だったのだろうか……?
叢鋼
ジャンプネクスト掲載の『新鬼ヶ島』はアクションシーンしかなくてドラマ性皆無だったんですが、その分、アクションシーンはすっげースタイリッシュでカッコ良かったです。なので、「やしろ先生はドラマも描けるのだろーか」と心配だったんですが杞憂でした。薄いけど、ちゃんとドラマ描けてる。いや、むしろこれくらい薄味の方が個人的には好みだったり。あんまり押し付けがましいのは、ちょっと、ねぇ……。
あと、この手の作品だと柴咲ポジションが解説役、驚き役に終始しちゃうことが多いんですが、そこをちゃんと柴咲くんのキャラも立てて、ダブル主人公的な話にしているのも良かったです。課長も含めてちゃんとキャラが立ってる。犯人も、まぁ、まぁ悪くない(左手の小野芋子がなければキャラ薄かったけど)。それにしても、見た目だけでも自分を美少女に変えれるって羨ましい世界だな……。美少女になってレズプレイし放題じゃないか……。あ、でも、相手の美少女もひょっとするとオッサンの可能性があんのか……。それは辛いな……。
SQテニス
やれおそろしいことじゃ。
・青学ゴールデンペアイリュージョン
そういう能力だから仕方ないんですけど、ここまで完璧にシンクロされたら本物の菊丸の立場がないというか。いや、仁王はそういう能力だから仕方ないんですけど。
・消失(バニッシュ)
これ、パッと見ではボールを物理的に破壊して敵の殺人テニスを防ぐ防御系スキルかと思ったんですが、実は殺人テニスだったんですね。まあボールを破壊するだけじゃ、その場凌ぎで命は拾えてもジリ貧になるだけだからなあ。
しかし、不可視殺人テニスって、絶妙なタチの悪さですよね。いや、何がタチ悪いって、見えなくするだけなら神隠しでも氷の世界でも同じなのに、消した状態であえて殺人を図るところがタチ悪い。見えないんだからポイント取って終にすればいいのに、あえて殺しに掛かる。相手の視覚を潰した上でバコバコスマッシュを当ててた幸村と同じくらいタチ悪い。
これ、才気煥発なら破れると思うけど、他のキャラはどうやって防げばいいんだろう。目で見て確認できるだけ、まだサザンクロスや波動球の方がマシなような……。いや、必中効果のあるサザンクロスの方がアレか……。今週の描写を見る限り、まだバニッシュは「コート内に入れよう」という思いが感じられるけど、サザンクロスは「相手を磔にして殺そう」以外の何も読み取れないからな……。コート外まで逃げれば(おそらく)殺されない分、まだバニッシュの方が人道的かもしれません。(しかし、幸村といいクラウザーさんといい、「よくよく考えると仲間の方が酷いな」と思わせる辺りは流石テニスとしか言いようがない)
・「ハンデとして目隠ししていた不破だが、実はすでに幸村によって視覚を奪われていた!!」
おかしいよ、今更だけれど明らかにおかしいよ。
・お笑いテニス
お笑いテニスも極めれば世界レベルに達するのか……。この世界ではお笑いテニスは通常テニスや殺人テニスと並んで取るべき選択肢の一つになってるんだろうな。で、四天宝寺はお笑いテニスに関しては全国有数のテニス先進校なんですよ、きっと。ガット貫通能力を持ってたら、もうお笑いテニスなんかいらないだろう……というのは素人の浅知恵で、現に幸村は真田のガット貫通能力をフレームで返すことで破ってますからね。ガット貫通するだけで勝てるのはせいぜい中学の全国決勝レベルまでなんでしょう。
・樺地の春
ま、待て……。その理屈が通じるなら、「樺地王国(かばじキングダム)」もありえる…ということ…か……。
そして、一軍チームも「殺人テニス」&「壁役」のダブルス構成。伴さんが体で敵の打球を止めて(返すとかいう発想は既にない)、男児さんが相手を殺すというスタイル。一方、本家「男児の春」は河村先輩の肉壁を貫通する威力。これは河村・樺地ペアはキツイなぁ……。
ところで樺地は、「パワーまでは再現できぬか」とか言われてますけど、樺地って本来パワーキャラなんですぜ。中学生最強レベルのパワーキャラで再現できないレベルのパワーショットって、男児さんは一体どんなパワーで打ってんだ。……といっても、師範の波動球に比べれば見劣りしてしまうので、やはり師範のパワーが中学生どころか人間として規格外ということなのか。
・入江さん
僕には入江さんの能力がいまだによく分からないんですけど、これは「『なーんてね』を言うまでの敵のテニススキルを全て無効化する論理能力」でいいんでしょうか。入江さんがどんなにビックリした顔をしてても、この能力を使ってるのかと思うと素直に驚けないので、あんまり好きなテニススタイルではないんですが……。
・鏡像の瞳術
ついに瞳術キタ――!!!! 不破さんの正体はバステリフレクト能力者かー! しかし、これ、幸村以外の一体誰に使うんだよ。お笑いテニスもリフレクトするんだろうか。ダメージリフレクトまで出来れば強いと思うけど、でも、瞳術でダメージリフレクトって意味分かんねえもんな。
しかし、この展開は素直に巧い。前回の目隠しハンデが「視覚封印のハンデをやろう」だと思わせて、実は「瞳術封印のハンデをやろう」だったとはね……。確かにこれは「我々と戦う事で失う代償は計り知れんからな」ですよ。瞳術でなんかされたら、そりゃあ失う代償は計り知れんわな。
ところでこれ、何も知らないギャラリーが見に来たら、コート上で五感を失った二人がフラフラしてるのを見て、「これがU-18日本代表トップレベルの試合なのか……」と愕然とするのではなかろうか。そこで訳知り顔のギャラリーが、「ククク、お前には見えねえのか……」「幸村が不破の瞳術を破ろうとさらにイップスを仕掛けているのが」「おっと、幸村はまた一つ五感を奪われたようだな」とか言うんだぜ、きっと。
こち亀
最近のこち亀は表紙がハードル高いなあ。ここでちょっと読む気を失って、でも、読んでみると意外と読めるっていう……。今週のも悪くなかったけど(良くもなかったけど)、しかし、部長はもう中川の財力アテにしすぎて「とりあえず言ってみるか」って感じで甘えてるよな。なにをナチュラルに世界一周旅行とかリクエストしてるんだww 昔はちょっと高い日本刀を贈られて「こんな高いものを!」って叱ろうとしてたのにwww
めだか
・弟子になる→日常的に三角締めやフランケンシュタイナー
・お嫁さんになる→日常的に三角締め的なことやフランケンシュタイナー的なこと
なんだこのリア充二択は。どういうことなんだキバヤシ。今週は西尾&暁ペアの思いのままに股間が刺激されてしまって大変悔しいです。
いぬまる
今回の4コマ、全然面白くないなあ、と思ってたら最後のページで全て合点がいきました。メゾンドペンギン、大変だったんだろうなあ(´・ω・`)
ブリーチ
やっぱり銀城さんは芝居が下手だから斬られてたのか……。ううむ、ある意味、納得のいくアンサーだ……。だが……。月島さんには他にもうちょっと芝居の巧い手駒はいなかったのだろうか。
…………スシ河原くんか。ううん、五十歩百歩。
ぬらりひょん
おお……っ。ついに、清継くんが……! 清継くんが核心に触れた……!!! これは熱い展開というべきか、それとも残念というべきなのか……。清継くんにはぜひともリクオと協力して大活躍して欲しいところだけれど、それはそれとして、ここまで大袈裟になってもあくまで気付かない清継くんでいて欲しかったりもする。ともあれ、清継くんがヘタレるのだけは勘弁して欲しいなあ。清継くん、ガンバッテー。
★宣伝:東京行ってる間ずっと読んでました。スゲー面白かったです。