【7/27】2011年33号のジャンプ感想(読切『SINS』掲載号))


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 なんなんだ、曙のこの立ち位置はww 美味しすぎるだろうwww 全国の芸人が泣いて嫉妬するレベル。


ナルト

 冒頭の長門&イタチを見てて思ったんですけど、エドテン組は痛みとかはなさそうだけど、疲労とか不快感とかはどうなんですかね? 虚弱体質の長門は「ヒィ……。暑い……。歩くの辛い……だるい……」って感じだったり、イタチにしても「なんでこんな痩せ細ったオッサンを抱いて延々歩かなきゃいけねーんだよ」とか思ってるんじゃなかろうか。考えてもみて下さい。勝手に蘇らされた挙句、炎天下の中、痩せ細ったオッサンに肩を貸して延々と歩くのを強制されるなんて考えただけでもイヤでしょう? しかも、今回は兵員利用だから百歩譲ってまだ許せるとしても、場合によっては死姦好きの屈強なホモに毎日掘られ続けるかもしれないわけですよ。痛みがなくても死にたい程つらいと思います! そう考えるとエドテンはホントに恐ろしい術ですね。屍鬼封尽を使って、死神の腹の中で永遠に闘い続けた方がマシかもしれない。


・ナルト&キラービーvsイタチ&長門

 長門なんかはナルトさまを見た途端に感極まって成仏しそうな気がするけど、そういえば穢土転生の成仏設定はどうなったんだろうか?? あと、長門とナルトの関係って実際どんなだったっけ? 

長門「無理だ」
ナルト「やるってばよ」
長門「やってみろ、がんばれ」

 くらいだっけ?? なんかもう自分の中では長門はすっかりナルト教に洗脳されきってるイメージ。


トリコ

 サニーにもMP設定が導入されんのか。サニーは万能だけどMP消費が多い、と。ゼブラもだけど、四天王はどいつもこいつも「高威力&高消費」でバランス取ってるんすかね。ともあれ、サウンドマップといい、今回のといい、スキルが戦闘用スキルばかりでないのがイイ感じです。美食會を始め、敵側に人型が多くなっちゃったのは残念だけど、それでもトリコはまだ「モンスター」や「自然」をちゃんと相手にしてますね。


バクマン

 やっぱり港浦さんは公式設定でダメ人間だったのか。サイシューとの間での成長描写は一体なんだったんだ……。

 そして、七峰くん再始動!!? 最後に唐突に(でもないけど)出てきた小杉さんがまたそれを臭わせる。しかし、彼、今回は何をやるんすかね? そして、彼が本当に七峰くんだとしたら、結局「何をやるにせよ、次は小杉じゃダメだな」って思ったということか。それは正しいなww しかし、「吉田に当たるといい」ってのは、どういう意味なんだろう??


 ***

「スカートの中は見せパンなんかじゃない。スカウトされた日履いていた下着を着用! つまり本当の生パン!」
「基本を押さえている!」

 
 ここの描写で服部さんの好感度が急上昇。アツイ! アツイよ、服部さん! やっぱり服部さんもこの設定を見た時に、「しかしなあ、オレは見せパンを見せられても勃たないんだけどなあ。やっぱりパンチラには恥らいが……。あ!? お、おお……生…パン…」っていう思考過程を辿ったんだろうな。ぶっちゃけ、小学生や中学生は見せパンとか生パンとかそこまで考えない気がするんだけど、これはあれですかね。編集が勃起しない漫画は読者も勃起しないってことですかね。


リボーン

 加藤ジュリーに嫉妬を指摘されて顔を赤らめた鈴木さんを見て、「ああ、鈴木さんは氷の中でおしっこ漏らしたら、きっとこんな顔するんだろうな」と思いました。


銀魂

 変なおじさん。懐かしいけど、今の子供に分かるんだろうか。


SINS

 そうか、廊下でぶつかったら何故か女の子の股間に顔が埋まってるようなToLoveる現象は、全てヴィ――ナスさまの手によるものだったのか……。そして、ヴィ――ナスさまはToLoveる展開をこそ美しいと感じる美の大天使。つまり、神はToLoveるを望んでいたのです……!


 ***

 真面目に漫画の話をすると、導入部がいまいちですね。どこがどうということはないけど、全体的に面白味がない。「起承転結の起を描いてみました」的な。無味乾燥の導入といった感じでここに楽しみがないです。その後の流れも、上に書いたToLoveる展開のパロだけは面白かったけど他は特に見るべき点はないかなぁ。身近な文具を戦闘用アイテムにしてる辺りはPCPのストラップみたいな発想法なんでしょうか。兵器を文具に偽装することにあまり胸踊るものはないけど、でも小学生の時はエンピツがペンシルロケットになればいいのに、って僕も思ってたからちびっこには楽しいのかもしれない。しかし、この手の問題になるといつもネックなのが、「じゃあ、お巡りさんでも天使を撃ち殺せるよね」問題。物理攻撃が効いちゃうとこういうことになってしまうよなあ。

 ちなみに旧約聖書でしばしば異教の"神"として名指しされるアスタロト。あれがヴィーナスなんで、"キリスト教的世界観で"見れば、まあ堕天使で間違いないんですけど、人間に迷惑を掛けるという点でいえば、堕天してない天使も悪魔とあんまり変わりない気がが。そもそもヤハウェが邪神そのも(ry


マジコ

 長男ドM説が、まさかの、事実…だと…。これ、明らかに儀式過程で自分の体を刃物で傷つけてハァハァしてたよね。

 しかし、この魔法カッコ悪いなwww なんだろう、この絶妙なダサさは……。「傷口から刃物が飛び出る」という設定は明らかにカッコイイのに、なぜか分からんがすごくダサイぞ。意味なくにょきにょき出てるのがダメだなのだろうか。必要な時に必要なところから飛び出すウルヴァリンタイプだったら良かったのかもしれない。それか、これ見よがしに全身から飛び出しつつも、陰獣の豪猪さんと違って刃物一つ一つが結構デカイのがダサさの原因だろうか。針状なら良かったのかも?

 ところで、掲示板の「夫婦の営み」感想的には、今回のはやっぱり家庭外での男性からの誘惑、つまりたくさんのちんこのメタファーなのかなあ。エマを寝取って「このうえなく気持ち良く」なろうとするちんこたちから妻を守る夫シオンの図?


・「元々が下準備の役目…!!! 貴様の力を測り、削り、俺の絶対勝利へとつなげる。『願い』のための糧…それが二人の決意」

 やめて、これ以上、次男さんを責めないで!

 ホント、これをちゃんとやってたのは三男さんだけで、次男さんは幼女と遊んでただけだからね。そう考えてみると、長男さんが次男さんの魂を奪ったのも、後で、

「ご、ごめん、兄者……。オ、オレは幼女に目が眩んでて……」
「バ、バカ! 何を言ってるんだ! お前は『吸魂鬼の闇魔法』で命がけの協力をしてくれたじゃないか!」
「そ、そうだぜ兄貴! オレたち三人でもぎ取った勝利じゃねえか!!」

 って励ますために、むしろ彼を慮って行ったことではないだろうか。


針栖川

 すげえ! 先週の掲示板の予想があたった……! まさかの三角関係!!! イイ! すごくイイ! 女子高生のレズは無条件で良いものです……!!!


斉木楠雄

 あ、ちゃんとキズの位置が違う。ヒントは提示されてたんだなー。しかし、初期は冷徹な感さえあった斉木くんだけど、今回ですっかりイイ人になっちゃいましたね。好感度は持ちやすくなったけど、「エスパー能力のせいで世間ずれした」という設定的にはどうなんだろう。まあでも、今回も面白かったです。


こち亀

 本田さんは「あれから誘いを断るようになった」と言われてるけど、彼女との海水浴デートをキャンセルさせられた時点でもっと毅然とした態度を取ってもいいと思うのだけどね。一方、ボルボ西郷は手榴弾を背中に担いで持ち歩かなくなった分、成長したなあと思いました。(昔は「背中から撃たれたらビルが吹っ飛ぶぞ」って言われてたのに)


エニグマ

 なんか謎は全て解けたようなそうでもないような……。全ての答えは提示されたはずなのに、なお胸に残り続けるもやもや感。なんなのだろうかこれは。

①キリヲは自分を脱出させ、かつ次代のエニグマになれる人間を探していた(次代のエニグマになれるのは才能をある程度開発した者のみ??)
②そのための選抜試験用に危険なトラップに満ちたテスト舞台をキジマに用意させた。なぜかキジマは逆らえなかった。
③しかし、キジマは危険なトラップと敵から生徒を守るためにシャドー化させていった(これはキリヲの意志に反してないの?)
④キリヲの望みは、テスト合格者に髑髏を引き継ぎ(エニグマにし)、その者が敵から狙われた後で自分が髑髏を取り戻してエニグマとして復活すること

 まとめると、こういうこと……? 理屈は一応通ってる気がするけど、個々の要素がきれいに絡んでいないというか……。疑問が渦巻いてもやもやして巧く言語化できないんだけど、あえて列記していくと、まず今回でスミオがエニグマになったのはいいとして、キリヲは後でどうやってスミオから髑髏を取り戻すつもりなんだろうか?(キリヲ自身に才能はないのでは?) そして、テストにおいては、彼らは一応協力してテストをクリアしたわけだけど、今後も彼らがスミオに協力し続けるとは限らないわけで、そうなるとテストも無意味になるんだけど、その点はどう考えてるんだろう? というか、「刑務所から出ることはたやすい」と言ってたけど、本人はおそらく才能を持たず、エニグマも使い切ったキリヲはどうやって出るつもりなんだ?? あと、スミオはたまたまキリヲの友人だったから良いとして、他のやつらなら「誰がお前なんか助けるかよバーカ」で終わりじゃないの?? 

 ……といったことを色々思うんだけど、正直、何が疑問点で何が解決したのかもよく分からない現状。


★宣伝:デビサバ2でゆとり大戦の番外編が始まるらしいぞ。


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