新テニス
テニスを読んでいるとままあることですが、どこからつっこめばいいのか分からない。
・秋葉紅葉
紅葉さん、ボクシングやめちゃったんですか……！？
・伴力也
大石先輩のあの異常な髪型とわざわざ被らせてきたということは、何らかの因縁なり絡みなりが今後用意されていると誰もが思うし僕も当然思ったが、許斐先生のことだからきっと一度も触れられずに終わるだろう。
・デューク渡邊
どこからつっこめばいいのか本当に分からない。
・「No.10からNo.20まで存分に遊んできてやれ」「イエッサー！！」
身内が海外遠征から帰ってきただけなのに、なんで「ライバル組織が主人公の本陣に乗り込んできた」シーンをやってるんだ……。まるでハーデス軍が黄道十二宮に乗り込んできたかのようだ。
・２軍選抜20人メンバー表
そもそもこれが何に対しての選抜なのかよく分からないのだけど、話の流れを見るからには、一軍高校生どもは帰ってくるや否や当然のように二軍を叩き伏せに走るから、それを迎撃するためのメンバーを選出したということなんでしょうか。
・「我々と戦う事で失う代償は計り知れんからな」
ことテニスにおいては誇張でもハッタリでもなく、ごく自然に考えうる論理的帰結の一つ＞テニスで戦うことによる計り知れない代償
・「だらしねえぇ！！ 奴等の棺桶を２つ用意しておけ！」
誇張でもハッタリでもなく、ごく自然に考えうる論理的帰結の一つ。
しかし、許斐先生はもしかして、外道さんがフェンスにめり込み再起不能となる姿を描くことで、「１軍にはクラウザー以上の磔能力者がいますよ、１軍はすごいんですよ」ということをもしかすると強調したいのだろうか。
・「思ったよりテニスを知ってるな！！」
相手の五感を奪うプレイスタイルの幸村に対して、「テニスを知ってるな！！」という辺りが、この漫画のなんたるかを如実に表していたと思いました。
・「徳川ぁーっ！！ 少しはやる様になったんだろうな！！」
手塚や真田のフケ顔もあって「こいつらもう中学生じゃないだろ」と言われて久しいテニスの王子様ですが、この上位３名に至ってはもはや高校生じゃないどころか未成年にも見えないよ……。なんで揃いもそろってアゴヒゲを生やしてるんだ。
・大石「気を失った仲間を放って行くんですか！？」
今となっては信じられないことですが、テニスにおいても中学生の都大会レベルでは気絶した相手選手に駆け寄り謝罪を述べるような光景が見られたんですよ。今となっては相手を磔にして「逆転勝利だーっ！！」ですけど。ちなみに大石先輩の身内にも、気を失った相手の頭髪をバリカンで刈り上げた下級生がいましたね。
・「止めじゃけん！！」
いい加減疑問に思えてきたんですが、許斐先生はもしかして試合中にスマッシュで相手に止めを刺すことを、何か非倫理的なことかのように万一ひょっとすると描こうとしているのではなかろうか？ …………いや、許斐先生、今さらそれは無理ですって。遠山金太郎なんて相手を殺してナンボの選手じゃないですか。
・「いつまでこんな茶番を続ける気だい？」
ドレッドさんはこう受け取った：「あなたはハンデをくれているつもりかもしれませんが、ハンデ付きでは私は生温く感じています。茶番は終わりにしてお互い全力で戦いましょう」
幸村はこう言いったかった：「あなたはハンデをくれているつもりかもしれませんが、私はハンデを頂くまでもなくあなたの視覚を奪えますから、あなたがしている目隠しは茶番なんですよ。なんなら他の五感だって奪いますよ」
な ん だ こ れ ｗ ｗ ｗ ｗ ｗ
ナルト
おおー、ナルトがまともに読める。読めるぞ！ 雷影さまがちゃんと正論言ってるのが大きかった！ そして、ナルトもビーも相手の方が正論だと認めてる辺りに救いがあった！ ナルトとか何が正論かすら分かってない勢いかと思ってたもんな。正論だと分かってて、それでも敢えて……ならば、まあ気持ち悪くないっすね。ビーさまの「捨てられねェもん持ってる心意気♪ それ無くしたらただの兵器♪」も良かったです。岸本先生のライムを初めて巧いと思ったもん。このシーンでのジレンマと問題点を端的に表現し、兵器としての尾獣というテーマを思い出させてくれる、ホント奇跡的に成功したライムだったと思います。たぶん今後、これより効果的なライムは出てこないと思う。
それと、正論なだけではなくて雷影さまが実際に強かったのも良かったです。今週はナルトの気持ち悪さも大分軽減された気がするし（まだ気持ち悪いけど）、全体的にかなり良かったと思います。でも、最後に回想とか入っちゃうと「ナルト菌の侵食……っ！？」と身構えちゃうなー。
トリコ
おおー、新情報盛りだくさんで面白い。今まで人間vs美食會という構図だったのがニトロにより三すくみになったのもイイ感じ。今後、美食會の実力者がニトロに返り討ちにあったりすんのかなー。
あと、グルメ番長の設定がカッコ良かったです。うんこどうしてんの？ ごはんどうしてんの？ 寝るときどうしてんの？などなど疑問は山のように浮かんでくるけど、それはそれとしてカッコイイ。終盤で「愚衛門が死体となって発見された」とか言われそうだけど……！
ニトロは乾眠とか知能の高さとかで人間界でもランダムエンカウントするのもいいですね。なんとなく「グルメ界：キケン」「人間界：安全」みたいなイメージがあったんで。人間界でもどこでもニトロとエンカウントする可能性があるってのは物語全体に緊張感が増した気がします（実際は美食會も活動してるし人間界も全然安全じゃないんだけど）。ウィズで例えれば、地下４Ｆでも稀にグレーターデーモンが出るとか、ヘタしたら地下１Ｆからグレーターデーモンが出るみたいな、そういう緊張感。ドラクエで言えば、アリアハン付近でじごくのきしが出てくるみたいな？
・「名のある料理人がニトロにさらわれる」
んー、グルメ細胞のくだりからここに繋がるのはよく分からんな。前々から「強けりゃ旨いならトリコとかすげー旨いんじゃないの？」って言われてたし、グルメ細胞持ちの強者が食料として狙われる、なら分かるんだけど、なぜに料理人？ あれか、熊の手と同じで、食材を扱いまくってて味が染み付いてる手が旨いとか、そんな理屈だろうか。もしかすると、料理のことばっか考えてると脳みそが変化して旨くなるとか？ これはいずれ節婆が拐われたり、むしろ節婆が拐われそうなところで自力で迎撃したり次郎が奪い返しにいったりする展開があるんだろうか。小松が囚われのプリンセスになる展開はごく当然ありうると思う。
・「生きて出て行ったニトロが一匹」
確かグルメ砂漠からはロープウェー使わないと出れないんじゃなかったっけ？ ニトロがあそこから出れないとすれば地元住人は大変だよなあ。「ゼブラさまがヤマタノサソリ倒してくれて助かったわい」とか言ってたら、今度はさらに凶悪なニトロが腹を空かせてやってくるとか。まあ、ニトロのことだから何だかんだであっから抜けだしそうな気もするけど（でも本来はロープウェーで一ヶ月掛かるんだぜ）。
ワンピース
んー。暗殺犯の動機は不明……か……。「ホーディーは人間と仲良くしようとする魚人にも手を掛ける」というくだりと、暗殺犯を殺したのがホーディーというところからすれば、真の暗殺犯はホーディー、もしくはホーディーに雇われた人間、ということになりそうなもんだけど、この時点でのホーディーさんがここまでするもんかね？ まあ、もとより革命的志向を持って軍隊に身を寄せてたと言ってたし、この頃からこんくらい思い切ったことをするつもりでいたとしても不思議ではないか。
ルフィがすっかり眠りこけてたのは良かったです。いや、人としてはどうかと思うけど……！ でも、ルフィのキャラ的には寝るよね！ あと、あの時点では求婚はしても、まだ犯罪行為には及んでなかったデッケンさんを、「やべえ、愛娘がロリコンに狙われてる！」と思って、ちょっと王権濫用しちゃったネプチューン王も良かったです。それとも魚人島も海賊というだけで逮捕する理由になる世界なんかね。いやでも、フィッシャーさんやジンベエは国王と仲良いよな。
リボーン
デイモン「忘れたのですか、綱吉の父がお前の家族を殺したことを」
炎真「お前の言うことは信じない！」
デイモン「ならば真実を教えてあげましょう」
炎真「つまり、お前が幻覚で仕組んでたんだな！」
デイモン「そのとおりです」
炎真「許せない！」
なんだこれｗｗｗ
いや、「真実を～」がミスリードなのは分かるんだけど、パッと読んだ時点では頭の中に「？？？」が渦巻いたよ。
・重力ｖｓたくさんの女子中学生
これ、実際に鈴木さんと炎真が戦ったら、
鈴木「無敵の防御壁と無敵の攻撃隊だ！」
炎真「えいっ！ 重力！」
鈴木「わわわっ、全部吸い寄せられた……！ でも、壁の中に入ってれば向こうも手を出せない……！」
炎真「………………」
鈴木「………………」
炎真「………………」
（ｎ時間経過）
鈴木「………………」
炎真「………………」
鈴木「お、おしっこ漏れちゃうよう…………！」
となって、結局、鈴木さんはおしっこ漏らすんだな、と思いました。しかし、氷の中に閉じ込もった女子中学生が憎い敵の目の前でおしっこを漏らす恥辱に耐えるとか、すごいシチュエーションですね。「敗北を認めるくらいなら……！ 私はここでおしっこを漏らす……！！」とか泣きながら言うんだぜ。ドキドキしちゃうな。漏らした後は開き直って、「ハハハ！ これで！ もう私に！ 怖いものなどないっ！！ …………あっ。ううっ！ こ、今度は……お腹が……」「や、やめろ！ 写真を撮るな！ いや……。き、貴様、それはまさか、動画……？ や、やめろ！ Youtubeはやめろー！」とか、うわーすごいな。鈴木さんどへんたいだ。ほんと彼女は何を思ってこんな能力にしちゃったんだろうね。どへんたいだよ。誰かおしっこおもらしに至るまでの鈴木さんの心理描写を克明に描いた薄い本を書いてくれませんか？
一休
作中で一休が自分で言ってるとおり、頭に巻くものがないと本当にマルコメ味噌だな……。
坊主頭でかっこいい主人公を描くのは難しいんだろうなあと思いました。桜木花道だって坊主になったのは中盤以降だし。そう考えると、あの頭巾ひとつで主人公的外見に仕立て上げたのは見事な手腕なのかもしれませんね。
バクマン
ある意味で、最も確実に実績を出しているスーパー担当の吉田さん。彼に任せれば中井さんでもあるいはなんとかなるんじゃね？……という意見は以前からあったけど、本当にその展開になるのか。いかな吉田さんといえど今回ばかりは無理難題な気がする。けど、そこは「平丸さんにプレッシャーを与える」のが第一義で、中井さんを化けさせるのは第二義的な扱いなので保険はかけてるよなぁ。中井さんが全然ダメでも、平丸さんさえ安定してネガティブにさせられれば吉田さんの株は落ちねえってわけだ。バクマンの株価調整は吉田さんに限っては徹底されてるな（悪い意味で港浦さんも安定してるが）。
こち亀
り、両さんの借金が……返済された……だと。確か有志の計算によれば500億だとか2000億だとか借金があるはずだが、ともかくこれで両さんの借金計算は公式にプラス１億になったわけだ。こいつはちょっとした事件だぜ……。
しかし、今週は面白かったなあ。最後の白昼夢展開がイマイチというか、いや、それちょっとヤバイだろ、普通にアル中だろ、中川たち何やってんだよ、って感じはするけど、夢と現実の使い分けとか普通に面白かったし、中盤とか読んでる僕も夢か現実か分からなくなってた。
スケット
スイッチカッコイイなー。性格もイケメンだなー。しかし、スイッチは以前に結城さん相手にした時のツイッターがひどすぎたからなあｗ あっちの方が素のスイッチだとしたら、素を出しても付き合える結城さんの方がやっぱりお似合いなんじゃないか……と思ってしまうのは単に僕が結城さん贔屓だからだろうか。（かがみは昔ムーさんに見せられたスイッチと結城さんがセックスする同人誌の印象に引きずられています）
めだか
前回、球磨川先輩に磔にされた際に、女子中学生たちが半裸になるのを覚悟で脱出したにも関わらず、なぜか彼女たちは半裸になりませんでした。編集部には「なぜ女子中学生の半裸土下座姿を描かなかったんだ！」というクレームが殺到したことと思います。そして、読者からのクレームを真摯に受け止めた暁先生が、
「オレは、大変な過ちを……！ もう一度、もう一度だけチャンスを……ッ！ 女子中学生の下着姿をオレに、描かせて下さいッ！！」
と、頼み込んだであろう姿を想像すると胸が熱くなりますね。対して西尾先生はたぶん、
「よかろう、暁君。受取りたまえ、女子中学生が半裸の脚本だ。……だが、二度目はないぞ」
とか言ったんだ。膝の上で黒猫とか撫でながら。
いぬまる
たまこ先生に抱きしめられて血を吸われたいぜぇぇ～～、って僕が言うとみんな思ってんだろ？ ああ、そうだよ。吸われたいよ。
オムライス女子が天下の少年ジャンプでネタにされて、同じ物書きとしてエビオス嬢が正直すごく羨ましいです。
ぬらりひょん
山ン本さま、クトゥルフみたーい！
どんどん眷属を産み出す辺りはシュブ＝ニグラスっぽくもある。
エニグマ
部外者（数奇ケイ）との電話も伏線だったのかー。なるほど、スミオの真の才能についてはちゃんと伏線張ってたんですね……。この人、どこまで考えてて、どこから考えてないんだろう……。
「転校することになった」のシーンは、キリヲがエリザベスのごとくプラカードで会話してたのかと思うとちょっと面白かったです。
黒子
バニシングドライブおもしろいｗ なにこのメタ能力。ぬら孫かよｗｗ
「キャラクターの存在感」を使って相対的に存在感を薄くするとか、いやー、ヒドイ話ですねーｗｗ ここまで来るとぬらりひょんの「畏れ」の概念に近いと思います（読者の受ける印象をメタ的に漫画内に落とし込んでる）。でも、こういう訳の分からないハッタリは好きですよ。それに対する「目をつむってるから大丈夫」ってのもすごいブッ飛んだ解決法だと思いました。黒子が着実にトンデモバスケ漫画への道を歩んでいて嬉しいです。やっぱキセキ級の対決はこんくらいクレージーであって欲しいもんね。
グリム
「公安に頼むべき相手だわ！！」が面白かったです。そうか、これはもう公安の仕事か……。そうだな……。
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