ナルト
おおー、ナルトがまともに読める。読めるぞ！ 雷影さまがちゃんと正論言ってるのが大きかった！ そして、ナルトもビーも相手の方が正論だと認めてる辺りに救いがあった！ ナルトとか何が正論かすら分かってない勢いかと思ってたもんな。正論だと分かってて、それでも敢えて……ならば、まあ気持ち悪くないっすね。ビーさまの「捨てられねェもん持ってる心意気♪ それ無くしたらただの兵器♪」も良かったです。岸本先生のライムを初めて巧いと思ったもん。このシーンでのジレンマと問題点を端的に表現し、兵器としての尾獣というテーマを思い出させてくれる、ホント奇跡的に成功したライムだったと思います。たぶん今後、これより効果的なライムは出てこないと思う。
それと、正論なだけではなくて雷影さまが実際に強かったのも良かったです。今週はナルトの気持ち悪さも大分軽減された気がするし（まだ気持ち悪いけど）、全体的にかなり良かったと思います。でも、最後に回想とか入っちゃうと「ナルト菌の侵食……っ！？」と身構えちゃうなー。
トリコ
おおー、新情報盛りだくさんで面白い。今まで人間vs美食會という構図だったのがニトロにより三すくみになったのもイイ感じ。今後、美食會の実力者がニトロに返り討ちにあったりすんのかなー。
あと、グルメ番長の設定がカッコ良かったです。うんこどうしてんの？ ごはんどうしてんの？ 寝るときどうしてんの？などなど疑問は山のように浮かんでくるけど、それはそれとしてカッコイイ。終盤で「愚衛門が死体となって発見された」とか言われそうだけど……！
ニトロは乾眠とか知能の高さとかで人間界でもランダムエンカウントするのもいいですね。なんとなく「グルメ界：キケン」「人間界：安全」みたいなイメージがあったんで。人間界でもどこでもニトロとエンカウントする可能性があるってのは物語全体に緊張感が増した気がします（実際は美食會も活動してるし人間界も全然安全じゃないんだけど）。ウィズで例えれば、地下４Ｆでも稀にグレーターデーモンが出るとか、ヘタしたら地下１Ｆからグレーターデーモンが出るみたいな、そういう緊張感。ドラクエで言えば、アリアハン付近でじごくのきしが出てくるみたいな？
・「名のある料理人がニトロにさらわれる」
んー、グルメ細胞のくだりからここに繋がるのはよく分からんな。前々から「強けりゃ旨いならトリコとかすげー旨いんじゃないの？」って言われてたし、グルメ細胞持ちの強者が食料として狙われる、なら分かるんだけど、なぜに料理人？ あれか、熊の手と同じで、食材を扱いまくってて味が染み付いてる手が旨いとか、そんな理屈だろうか。もしかすると、料理のことばっか考えてると脳みそが変化して旨くなるとか？ これはいずれ節婆が拐われたり、むしろ節婆が拐われそうなところで自力で迎撃したり次郎が奪い返しにいったりする展開があるんだろうか。小松が囚われのプリンセスになる展開はごく当然ありうると思う。
・「生きて出て行ったニトロが一匹」
確かグルメ砂漠からはロープウェー使わないと出れないんじゃなかったっけ？ ニトロがあそこから出れないとすれば地元住人は大変だよなあ。「ゼブラさまがヤマタノサソリ倒してくれて助かったわい」とか言ってたら、今度はさらに凶悪なニトロが腹を空かせてやってくるとか。まあ、ニトロのことだから何だかんだであっから抜けだしそうな気もするけど（でも本来はロープウェーで一ヶ月掛かるんだぜ）。
ワンピース
んー。暗殺犯の動機は不明……か……。「ホーディーは人間と仲良くしようとする魚人にも手を掛ける」というくだりと、暗殺犯を殺したのがホーディーというところからすれば、真の暗殺犯はホーディー、もしくはホーディーに雇われた人間、ということになりそうなもんだけど、この時点でのホーディーさんがここまでするもんかね？ まあ、もとより革命的志向を持って軍隊に身を寄せてたと言ってたし、この頃からこんくらい思い切ったことをするつもりでいたとしても不思議ではないか。
ルフィがすっかり眠りこけてたのは良かったです。いや、人としてはどうかと思うけど……！ でも、ルフィのキャラ的には寝るよね！ あと、あの時点では求婚はしても、まだ犯罪行為には及んでなかったデッケンさんを、「やべえ、愛娘がロリコンに狙われてる！」と思って、ちょっと王権濫用しちゃったネプチューン王も良かったです。それとも魚人島も海賊というだけで逮捕する理由になる世界なんかね。いやでも、フィッシャーさんやジンベエは国王と仲良いよな。
リボーン
デイモン「忘れたのですか、綱吉の父がお前の家族を殺したことを」
炎真「お前の言うことは信じない！」
デイモン「ならば真実を教えてあげましょう」
炎真「つまり、お前が幻覚で仕組んでたんだな！」
デイモン「そのとおりです」
炎真「許せない！」
なんだこれｗｗｗ
いや、「真実を～」がミスリードなのは分かるんだけど、パッと読んだ時点では頭の中に「？？？」が渦巻いたよ。
・重力ｖｓたくさんの女子中学生
これ、実際に鈴木さんと炎真が戦ったら、
鈴木「無敵の防御壁と無敵の攻撃隊だ！」
炎真「えいっ！ 重力！」
鈴木「わわわっ、全部吸い寄せられた……！ でも、壁の中に入ってれば向こうも手を出せない……！」
炎真「………………」
鈴木「………………」
炎真「………………」
（ｎ時間経過）
鈴木「………………」
炎真「………………」
鈴木「お、おしっこ漏れちゃうよう…………！」
となって、結局、鈴木さんはおしっこ漏らすんだな、と思いました。しかし、氷の中に閉じ込もった女子中学生が憎い敵の目の前でおしっこを漏らす恥辱に耐えるとか、すごいシチュエーションですね。「敗北を認めるくらいなら……！ 私はここでおしっこを漏らす……！！」とか泣きながら言うんだぜ。ドキドキしちゃうな。漏らした後は開き直って、「ハハハ！ これで！ もう私に！ 怖いものなどないっ！！ …………あっ。ううっ！ こ、今度は……お腹が……」「や、やめろ！ 写真を撮るな！ いや……。き、貴様、それはまさか、動画……？ や、やめろ！ Youtubeはやめろー！」とか、うわーすごいな。鈴木さんどへんたいだ。ほんと彼女は何を思ってこんな能力にしちゃったんだろうね。どへんたいだよ。誰かおしっこおもらしに至るまでの鈴木さんの心理描写を克明に描いた薄い本を書いてくれませんか？
★宣伝：うんことおしっこに関する書籍の多さが世の人々の小二病を現している。
| うんちとおしっこの100不思議 | |
 | 山本 文彦 貝沼 関志 左巻 健男 東京書籍 2001-12 売り上げランキング : 385281 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
