P13 マリア様がみてる宣伝ページ
三薔薇さまって実写だとこんな感じになるのか……。人物相関図を見る限りだと、黄薔薇さまのラインが総じて残念な感じなんだけど、これは写真写りが悪いんだろうなあ。志摩子さんと祥子さまが大体イメージ通り。僕の中の蔦子さんはもっとかわいい。しかし、小説を読んでるだけだと、もはや女子高生どころか年下にすら思えなかった三薔薇さまだけど、ビジュアルが伴うとちゃんと女子高生で年下に見えますね。
映画原作 マリア様がみてる (コバルト文庫) | |
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トリコ
<あらすじ>ゼブラは鳥人間に止めを刺す。小松はゼブラのサウンドアーマーにより生き延びていた。メロウコーラもまだサラフィンの中に残ってた。飲んだら元気になった。ゼブラは小松にコンビになれ、と言う。
死ぬ死ぬ詐欺の上にコーラ飲まれちゃった詐欺かよー! まあ、面白かったからいいんですけどね。アーマーをまとわせていた、というのはむしろ褒められる点ですし(なんでゼブラはアーマー付けてやらなかったんだよ、というツッコミもあったし)。でも、一話のうちに二回も「ヤバイ!と思ったけど別にヤバくはなかったぜ」をやられるとちょっとなあという感も若干ある。
一年間気泡が止まらない炭酸って、それ、飲んだら一年間ゲップが出続けるんじゃねーの、と思ったり。あと、鳥人間さんの死体はやっぱり食べるのね。これ、今後、鳥人間が人間を殺して食ってても、「ああ、うん、お互い様だよね……」ってなるなあ。まあ、トリコの世界観、倫理観はそういうものなんだろう。鳥人間さんはこのままメロウコーラに浸かってコーラ煮になるのだろうか。
ワンピース
<あらすじ>天竜人は逃げ出した魚人を連れ戻しに来て海難事故に遭ったようだった。元奴隷の魚人たちは天竜人に銃口を向けるが、それをオトヒメが庇う。なお、この時にしらほしに海王類を従える能力があることが分かり、バンダーデッケンが彼女に目を付けた。魚人への憎しみを深めて帰ろうとする天竜人に対し、オトヒメは地上へ同行し、なんらかの念書(?)を持ち帰る。
はー。面白いなー。天竜人は今回も天晴なまでのクズっぷりでしたが、このクズさがオトヒメに説得されて心揺らぐための、いわば「善人にする準備段階としての過度な悪人」描写なのか、それとも「心揺らいだと見えてクズはクズでした」描写なのか、どっちなのかなー。でも、このままだとオトヒメに死ぬ理由がないし、後者の展開になりそうな感じではあるけれど。今回の念書で魚人を油断させといて酷いことする展開みたいな? でも、そこまでしちゃうと、魚人と人間側の亀裂は今なんかよりも遥かに酷いものになりそうだし、現にそうなってないということは、もうちょっとポジティブな結末が着くのかなー……。
今週の描写により、これまで非現実的な理想主義者と思われても仕方なかったオトヒメが、少なくとも芯は通ってることがハッキリ分かったのは良かったです。今までも芯は通ってるとは思ってたんだけど、イマイチ実感が湧かなかったというか。一方、バンダーデッケンさんの恋愛(?)の動機が不純だったのは残念。なんだよー。ガチのロリコンじゃなかったのかよー。しかも、動機が不純な上に、彼女を殺そうと考えてるのがよく分からない。真っ直ぐのロリキチガイなら、恋に破れてオトヒメを殺そうというのも分かるけれど、オトヒメを一種財宝視してて、それで妻にならないなら殺すというのは一体どういう心情なんだろう? 単に「人手に渡るくらいなら……」なんだろうかね。その真意は初代バンダーデッケンの意図まで遡ることになるんだろうか。
銀魂
<あらすじ>エリザベスが約一年前に家出した。桂はエリザベスの残したプラカードから記憶を辿っていく。エリザベスは紙芝居屋のばあさんを助け、一夜を共にし、蓮舫は唐揚げを投げつけるが、それでもエリザベスは蓮舫の刈り上げに気付かない。ばあさんの中からはエリザベスの元カノが現れ、エリザベスは自分たちが「れんほう」であることを臭わせて消えた。
だからこの漫画のあらすじを書くのは無理だって!
ナルト
<あらすじ>医療部隊では何者かに医療上忍が暗殺されていた。治療に訪れていたネジは犯人探しを始める。辺りに怪しい男がつきまとっていたが、それは特に関係なく、暗殺者はネジであった。
うん。岸本先生が一生懸命フェイントを入れようとしてたのはよく分かった……。よく分かったんだよ……。まあでも、「怪しい男」の真意はちゃんと意表を突いてくれたので良かったです。サクラにラブレター…か…。考えてもなかったよ……。どうもサクラに恋心を抱くということ自体が想定できなかった。僕の中でのサクラの評価はいよいよ酷いものになってるんだなあ。しかし、サクラは後方支援に徹すればちゃんと仕事できるんですね。前線に出たら飛んできた石で頭を打って気絶するのが関の山なのに、やっぱり適材適所ってのはあるんだろうな。
前回の「ナルトは九尾の憎しみは解決してやらんのん?」という疑問に触れてたのは好印象。ていうか、ナルトと九尾の今の関係って、わざと憎まれ口を叩いてはナルトから手ひどい折檻を受けて喜ぶドMの九尾ちゃんと、思い切り折檻してから最後に優しい言葉をかけるドSナルトの、歪んだ恋愛関係に見えるのは僕だけでしょうか。
スケット
<あらすじ>クエッチョンが何かを落として困っているらしい。だが、真性Nであるクエッチョンは何を落としたか言おうとせず、スケット団はクエッチョンの落し物を推理する。最終的にはエニグマンへのバレンタインチョコであることに気付き事件は解決するが、モモカやヒメコもバレンタインデーの贈り物を考え始めた。
花咲一休
<あらすじ>カルマの頼みとは、全国に散らばった12の願印を集めるというものだった。願印を全て集めるとどんな願いでも叶うという。一休は師匠を説得し旅立つこととなり、師匠は一休に「花咲(かしょう)」という道号を贈る。
なにこのドラゴンボールwww 全国に願印があってそこにはとんち噺が生まれるって、なんだか妙ちくりんな設定だなぁ。今の時点では、読切版のカルマとの緊張関係の方が懐かしく思われるよ。実際に転がしてみると面白くなるのかね? どうにも今回の「全国に散らばった願印」は「少年誌連載用に取ってつけたファンタジー設定」な感があって好きになれないのだけど。
一方、「救済したいという欲の否定」と、「衆生救済は空理空論」というのは何気にコアなところを突いてんなーと思いました。僕的にも仏教のよくわかんないとこなんだよなー。そもそも根っこを辿るとなぜ釈迦が説法をした(衆生救済を考えた)のかがよく分からない。そして、釈迦も実際に衆生救済は出来てない。今の一休も「衆生救済」の実現可能なビジョンが見えたとはいえ、その行動は結局は「欲」なんだよね。寺僧としては半人前のまま、「一人前のとんち坊主」として旅立ってるわけです。
さて、この問題はこれで終わりなんだろうか? これから転がして深めていくんだろうか? 別にこれで終わり(仏教要素はここでカット)にしても少年漫画だから全然イイと思うんだけど、ここから転がしていく(最終的にとんち要素が仏教要素と結合)なら興味深いなー。
★宣伝:仏教ネタが出たのですかさず自著の宣伝。
もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら | |
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