トップページのアマゾン欄を更新しましたー。
<5月2日発売>(amazon)
・ワンピース <62>
・リボーン <34>
・ぬらりひょんの孫 <16>
・黒子のバスケ <12>
・べるぜバブ <11>
・めだかボックス <10>
・保健室の死神 <8>
・ライトウイング <3>
マジコ
<あらすじ>ルーは神泉ルナに捧げられた生贄であった。体を張ってゾディアたちを止めたルーは、ルナから出てきたシオンに礼を言われる。生贄になった時の、村人たちの表面的な「ありがとう」とは違うものを感じてルーは涙した。シオンはゾディアに挑む。
こないだのテレビウィザードさんといい、ゾディアさんもちゃんとキャラが立ってるし、この漫画のキャラクター描写は丁寧だなあ、という印象。別に変な格好とか変な語尾とかなくても、ちゃんとバックボーンを持って、それに沿って会話、行動してるだけでキャラクターが活き活きしますね。前回の時点ではゾディアさんは利益のためには少女を手にかけることも厭わない卑劣漢に見えたけど、王国の事実上の指導者と言われれば、これも理解できます。褒められたことではないけど、為政者としてナシとは言い切れない行動原理。このキャラクターはちゃんと考えて生きてるんだな、っていう感じを受けます。
うん。まあ、潔癖症的な態度を見せたガーネットさんが急にバトルマニアっぽくなるとか、一発殴っただけで30分経過してるとか、細かい粗は気になっちゃうけどね。
戦国ARMORS
<あらすじ>般若心拳は10回念仏を唱える間だけソドムの力を最大限引き出すというものだった。それで伊達を倒した。小十郎が若返り薬を差し出してお長は幼女になった。
「南無拾陀仏」「南無玖陀仏」
とか言い出したのには流石に笑ってしまったよ! 南無阿弥陀仏をカウントに使うという発想はスゲーなー。阿弥陀は三文字セットで名前なんだから阿弥で切っちゃダメww まあ語呂的にはここで切るしかないんだけどさーw
物語的には、よく分からん理由で伊達に攻めいった割には、ちゃんと十分な見返り(情報提供&若返り)があったわけで結果オーライな感じですね。よく分からん理由で攻めて、よく分からん正面突破を図り、よく分からん説教をかますグダグダ展開だけど、何とか形にはなった、みたいな。これで「はあ、じゃあ手を引きます。お長さまを狙う理由は良く知りません」「じゃあ僕たち旅を続けます」ってなったらホントにグダグダだったもんな。若返りくらいの進展はあって良かった。ただ、明智さんの説教はものすごく空疎に感じましたけどね。愛し守りたいという気持ちを誰よりも強く抱けば、戦術を工夫することもなくバカみたいに正面突破しても良いというのは、どうしょうもない精神論に感じちゃうな。
ところで伊達の「いっそ殺してくれりゃあ」発言ですけど、考えてみれば、彼は明智の一撃によりおそらく全身が焼け爛れてるはずなんですよね。火傷の痛みは甚だしいと聞くし、結構切実なんじゃなかろうか。
べるぜバブ
<あらすじ>魔剣アランドロンは簡単に吹っ飛んだが、男鹿がたくさんパンチしたら敵が空中で爆発した。
先週の引きでアランドロンを手にしたんだから、ちゃんとアランドロンを振り回して活躍して欲しかったです。こういうところ、作者の覚悟が中途半端だなーって思っちゃう。ぶちあげたネタには責任持って欲しいです。
いぬまる
<あらすじ>一卵性双生児のふたばくんを見分けることは困難を極めた。たまこ先生は「マナを好きなのがれふとくん、カナを好きなのがらいとくん」と、ついに双子の見分け方に辿り着いたが、マナカナの判別自体が不可能だった。
超能力者斉木楠雄のψ難
<あらすじ>超能力者の斉木はテレパシーとか念動力とかを使える。ある日、クラスで盗難事件が発生し、クラスメイトの不良が疑われたが、斉木はテレパシーを使って真犯人を自白させた。
これは……ギャグマンガじゃあ、ない……?? いや、すごく面白かったんですけどね。麻生先生、作品の作りが深くなったなぁって感じ。「超能力者の日常」をシミュレーションした面と、「朝食ウンコか!?」などギャグのバランスが良いし、あっさり目なオチも品が良い。今回はテレパシーだけで話を転がしたわけで、他の超能力ネタだけでもしばらく話は続けそうだし連載してほしいなぁ。人気が出るかどうかは分からんけど。話が深くなって上品になった分、ギャグの総量は減っちゃってますからねー。これ、小学生とかにはどうなんだろうか?
スケット
<あらすじ>雪かきの仕事の座をかけて、生徒会とスケット団が2vs2の雪合戦対決を行った。結果は、加藤とヒメコがイチャついてるのに目がいったボッスンが椿の雪玉を食らい、生徒会の勝利。生徒会は満足しておうちに帰り、雪かきはなされず、依頼主の校務員さんは途方に暮れた。
エニグマ
<あらすじ>これまでの6つのパスワードを並べて見て、全ては過去に起こったハイジャック事件に関係しているのではないかと、ひいなは当たりを付ける。エニグマは「しげるは最初から才能を使役している」といい、また、今までのテストには答えが用意されていたが、次はそうではないという。さらには7つめのパスワードに関わるゲストを招くといい、窓やドアが開かれた。
主人公のキャラを立てろとか、主人公を活躍させろとかは良く言われることなんですけど、それって本当に重要なことなんですかねえ……、と、エニグマを見てるとしばしば思ったり。この漫画、「主人公を立てなきゃいけない」という前提に囚われてる気がします。スミオを中心にまとまったり、スミオに散々頼ってるとか言われても、あんまり説得力ないんだよなぁ。なんというか、今まで「スミオでなければできないこと」ではない部分でスミオが必死に出しゃばって行動してたような、そんなイメージ。それはスミオがすごい行動力の持ち主で頼りになるやつなんだ、っていうことなんだろうけど、どうもそうは思えない。各々のケースでもっと適任がいたんじゃないの?って思っちゃう。スミオに優れた身体能力があるとか、なんかもう一つ付加的な設定があれば良かったのにね。どうにも主人公が無理矢理に祭り上げられているナルト的な感じを受けちゃうな。
ところで、これまでのテストには「答えを用意してた」らしいですけど、じゃあ、出口から入り口まで歩いた後に靴を脱いで置いといた謎行動も用意された「答え」だったんでしょうか。まあ、あれ、不自然すぎたからなー。そう考える以外にありえないような行動だし、きっとそうなんだろうな。そういえば、時計台の時の殺人歯車はどうなんだろう? あれとか、ひょっとするとエニグマ的には「ここでタケマルが逆回し能力を使って……、えーっ! なんでアルが体張って止めようとしてんのーっ!?」みたいな感じだったんじゃなかろうか。
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