僕の小説「戦闘破壊学園ダンゲロス」が今日から発売です(アマゾンでは明日から)。新人賞の座談会では「能力バトルとしてはハンター×ハンターより上」と言われて、いや、それはいくらなんでも言い過ぎだと思うんだけど、まあ、それなりに頑張りましたので能力バトル好きの方はぜひご一読下さい。「関係性を操作する能力者」とか「因果律を超越したレイプ能力者」とか、妙ちくりんな論理能力者がたくさん出てきます。なお、イラストはアニメ「フラクタル」のキャラクター原案でお馴染みの左さんです。
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それとトップページのアマゾン欄を更新しました。
<2月4日発売>(amazon)
・ワンピース <61>
・こち亀 <173>
・銀魂 <38>
・スケットダンス <17>
・サイレン <15>
・SWOT <2>
ワンピース
か、カリブーさんがどんどん小物化していく……。魚人島には弟やクルーを犠牲にしてまで辿り着いたんだから、もっと大きな望みを持とうぜ。一人当たり7000万にキャッキャしてる場合ではなかろうて。
それにしても、巨大な美少女の胸でトランポリンするとか、尾田先生はすっかり変わってしまわれた(いいぞ、もっとやれ)。バンダーデッケンさんはこのお姫様とどうやってまぐわう気なのだろう。というか、そもそも人魚とはどうやってまぐわうのだろうか。卵産んだところに精を振り掛けるのかね。いや、むしろお姫様が巨大であることを逆に長所と考えて、誰も考えつかないような斬新なプレイをする気なのではなかろうか。鼻穴スカルファックとか。
ナルト
岸本先生ってば、銀英伝でも見たのかしら。シカクの戦術検討シーンは、たぶんアニメーションしてれば(動きがあれば)ハッキリ分かるんだろうけど、静止画で説明されても良く分からんな……。でもまあ、単純な1対1バトルではなくて集団戦をやろうという心意気と、それから(詳細はよく分からんけど)ネームドキャラがわんさか出てくる賑やかな感じは悪くないです。
惜しむらくは、劇中の皆さんがビビってる程には敵の強さが読者に伝わって来ないのと、それを直々に迎撃しようとする現役実力者の皆さんが、読者にはそれほど実力者と思えないところでしょうか……。これ、例えばモラウさんやノヴさんが「な、なんだと、まさかあいつらが……!」とか驚いてたら、詳細よく分からなくても「スゲエ敵なんだな」って思うだろうし、「会長でなければ止めれない」とか言われたら、マジかよ……ってなるんだろうけど、ナルトにはそういうのがないんだよね。影連中も暁の皆さんも、これまで強さ描写に失敗してきてるのが残念だなあ。
トリコ
懲役100年以上と終身刑は実質的に同義だろう……と思ったけど、そういや、会長とか、この世界にはやたら長生きしてる人たちがいるんだよな。でも、メインから下あたりは食料抜きで煮るとか焼くとかなので、これも実質上極刑のような気がするなあ。任意で下に行けるって、それ、単に早く死にたいだけなんじゃねーの?
ラブ署長の能力、そして、ラブ署長がババアというのは、先週まで銀魂で銀さんとお登勢さんの一夜の過ちが描かれたことを考えると、うん、笑えない能力ですね……。恐ろしい……。全ての男にあの時の銀さんと同じ不幸が訪れる可能性があるってことか。
オゾン草の時はよく分かんなかったGTロボの元になった動物(?)が出てきそうなのはちょっと楽しみです。あの動物、結構、人間界にも気軽に来てんのな。
銀魂
冒頭の「監獄プレイ?」を見た瞬間、「ハッ、まさか……、前回のマダオさんとのプレイを具体的に検討していくのか……? あ、あのシリーズはまだ終っていなかったというのか……??」と、期待と恐怖の入り混じった一種特殊な感慨に耽りましたが、個人的にはどちらかと言えば先週の続きであって欲しかったと思ってる。
バクマン
七峰くん、計算でやってるのはいいけど、キャラまで変わるのはどうかなー? 以前のキャラのままで全部計算でやってたら「したたかだけど憎めない」感じだったけど、豹変後の七峰くんのキャラで計算高いと、なんというか、「普通に計算高いキャラ」になっちゃって、ちょっと魅力下がっちゃったな。先週までの「狙ってるのか天然なのか分からない」感じの方がキャラクターとしては魅力的だった気がします。
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増田先生は本当にすごいギャグ漫画家だなと思いました。先生のチョッパーは絵を見た瞬間に笑ったもん。
ブリーチ
んあー、完現術も人それぞれに固有能力があんのか……。こりゃ丸っ切り幽遊白書と同じ展開だなあ。インフレしすぎた戦闘能力をリセットするために特殊能力バトルにしてみたぞう、っていう。でも、ブリーチも幽白と同じでいつの間にやら元のインフレバトルに戻りそうな気がする。いつの間にやらっていうか、死神の力が戻ったら必然的にそうなるんだろうな。すると、ひょっとしたらバイト先のおばちゃんとかこのまま忘れ去られるんじゃなかろうか。
エニグマ
ろ、6倍の身体能力は今週も解説なし、ですか……。ら、来週こそは、あるんだよ、ね……?? まさかこれっきりスルーしないよな……。
ガラスの階段は、いきなり校舎からあんなギミックが出てくるのは、どうもリアリティがなくて微妙な感じでした。いや、リアリティなんか最初からないんですけど、なんというか、むしろ空中に突然ガラスが浮いた方がまだ受け取りやすいというか。今週のガラスの階段は人間の重みに耐えうるよう微妙に工夫された設計になってるけど、もちろんリアル校舎にはあんな仕掛けがあるはずなくって、エニグマか誰かの才能で作ってるに違いないんですよね。でも、ガラスが空中に浮いてるだけなら、「ああ、浮かせる才能なんだな」でOKなんだけど、ああいう微妙に工夫された仕掛けが校舎から出てくると、「校舎を大改造する才能??」みたいな、ヘンテコな想像をしなければならなくなって、その辺りが「う~ん……??」っていう感じ。後でエニグマによる「校舎大改造計画」が明らかになって、「ああ、あのガラスの階段もその才能の一環だったんだな」ってちゃんと納得いったりすれば良いのだけど。
めだか
トランプとか武器にして戦いそう、は面白かったです。確かにそういう顔してるし、そう言われてブチギレるのも確かに理解不能だった……。でも、豹変後の蝶ヶ崎くんはなんだかダサイので、別に能力変わらないなら今のままで戦って欲しかったかも。それに、蝶ヶ崎くん、前には不知火さんをノータイムでブン殴ってたし、そんな言うほど理性的な気もしないのだけれど。蝶ヶ崎くんが理性的なのって、単にマイナス側に解説役&驚き役が必要だったために後付けで付けられた設定なんじゃねーの?
リボーン
鈴木さんよええええええ。これは先週からの「氷兵士は鈴木さんと同じ力らしいけど、こんな簡単にやられるんじゃ雲雀さん一人でシモン全滅できるんじゃん?」問題も解決したような気がします。
1、鈴木さん本体はあまり強くない(防御が砕かれた後は戦意さえ残ってなかった)
2、鈴木さんの能力は氷兵士量産&氷防御
3、氷防御中は鈴木さんは行動不能
4、氷兵士が炎を使えるかどうかは不明だが、氷兵士が炎を使えたとして氷兵士を量産しても意味が無いし(鈴木さん本体が量産できる)、氷兵士が氷防御を使っても動けなくなるだけ
5、よって、氷兵士は素の鈴木さんの力で戦うしかない
結局のところ、この戦いは「トンファーを持った体術抜群の超能力者vs暴れん坊の女子中学生多数」という構図だったわけですね。鈴木さんの戦術は(相手が雲雀さんに限らず)自分の防御を固めた上で、暴れん坊の女子中学生を大量に相手にけしかけるという物量作戦&消耗戦だった、……と。でも、これ、相手がヴァリアーの鮫の人だったとしても、討ち取るまでに半日くらいかかりそうだし、しかも、逃げようと思えばすぐに逃げれそうな気さえする。相手はいかんせん女子中学生の群れだからなー。それに半日も氷の中に入ってたら、鈴木さんはおしっこ漏らして恥ずかしいし、お腹も空いてくる。銃持った兵士100人くらいで取り囲んだら、鈴木さんは逃げられないし、必然的に衆人環視の下で羞恥プレイすることになるんじゃなかろうか。必死に女子中学生をけしかけてもバキューンと撃たれて終わりだし、うん、ダメだなぁ、鈴木さんは……。氷の絶対防御というか、女子中学生氷中お漏らしプレイじゃねーか。
スケットダンス
「ふぅ……読むか……」
と、毎週のこち亀を読むような気持ちでページを捲ってみたところ、良くも悪くも想像から一歩も外に出ない内容で、心的ダメージが少なかったのは良いのだけれど、いかんせん全部想像の範囲内なので何も面白くなかったです。篠原メソッドはそろそろ読者にもバレバレなので、一工夫凝らすタイミングに来てると思うんですけどねー。今週あたりで読者を裏切ってくれるかと思ったんだけど……。
エンマ・ガベル
ううん……。特に面白い点はないなぁ……。意外性が皆無なのはしょうがないとして、テンプレはテンプレながらも、その中でストーリーをキッチリ描こうという意欲は感じるし、ちゃんとまとまってはいるんだけど。でも、まとまってるだけだなぁ……。何をどうすれば、これがもっと感情移入できる魅力的な話になるのか僕には分からない。あまり高くないレベルで完成しちゃった作品、よく出来た習作、という印象。うーん……。
しかし、今作の鬼みたいに、「何がしたいのかよく分からんけど、とりあえず出てきて暴れる」的なエネミーは何とかならんのですかね。なんかもっと敵側に明白な目的意識があるとか、こいつらを野放しにしたらヤバイ理由とか、この世界全体に関わる脅威がハッキリ伝わってくるとか、そういう要素が欲しいのだけど読切の敵って意外とそういうのないんだよね。今回の鬼とか、言ってみれば「熊が山から降りてきた」みたいなもんで、そりゃあ危ないことは危ないけど、影響が局地的すぎる印象。知らないところで問題が起こって、知らないところで被害に遭った人がいて、知らない人が倒してくれたみたいな他人事感がつきまとっちゃう。
こち亀
両さんがオチで理不尽に酷い目に遭うと不快な気持ちになるけれど、両さんがオチで責任を取らないとやっぱり不快な気持ちになって、かといって両さんがオチで正当な理由で酷い目に遭うのはいつもと同じ展開で代わり映えがしなくって……。うん、秋本先生も大変だな。
とまれ、今回のオチはどうにも読後感が良くなかったです。冒頭の施設紹介を読んで「いい施設だなー」って感情移入できたのが逆にキツかった。中川かわいそう。「本場のスキー場は客が減って大変みたいですけどね」の一言でもあれば全然違ったんだろうけど、それはそれで話が重くなりそうだしなぁ。
保健室
「忘失(オブリビオン)」…だと…。ということは、やっぱりあいつらのエロスだとかストーゲだとかは中二コードネームだったのか……。クッ、前回は「病魔の名前で呼び合ってるんだよ」「中二なわけじゃないんだよ」なんて言ってたけど、僕の中二力が足りなかったということか……。
ライトウイング
フィールド上に立って呪文を唱えてるだけの選手が一人いるとかwwwww なんだこの漫画wwwww
藤原くんにはこれからも意地でもサッカープレイはして欲しくないですね! ずっと棒立ちで呪文唱えてて欲しい。むしろ、彼が焦って動き出した瞬間に「魔法が解けた!」とか言って逆転されて欲しい。
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