スケット
ゲームの帰趨が作者の手に委ねられている以上、罰ゲームの発表と同時にオチまで分かってしまったのが残念。こんなんボッスン以外が棒人間になってもオチねーもんなぁ。
それはそれとして、浪漫ちゃんが10位まで落ちてしまったことが大変遺憾なので、作者にはもっと頑張れと言いたいです(※)。
※浪漫ちゃんが高順位にあることがこの漫画のあるべき姿であり、浪漫ちゃんが10位まで落ちている今のスケットダンスはあるべきスケットダンスからの逸脱であるという浪漫原理主義による見解。
めだかボックス
名瀬さんは全裸だったはずなのにあの包帯はどっから出てきたんだ! おい、返せ! おれの全裸を返せ!!
物理的に頭を冷やしたら心の傷にもクールになれるというのは相変わらず意味不明な西尾節ではありましたが、同じ意味不明さでも、「まともな人間になりたかったら、みんなの前で服を脱いで全裸になれ」ってのはすっごい屈折しててドキドキした! これはもう犯罪ですよ!
保健室
・人気投票
アシタバくんが一位なのは普通に分かんないな……。なぜなんだろう?? いや、別に嫌じゃないんだけど、不思議というか……。彼は嫌われもしないが特に好かれもせず、露出も別に多くないし際立った個性もないキャラだと思うんだけど、一体どうしてなんだ?? たまたま活躍と投票時期がかぶったのかな? この投票って「股間がギリギリ見えない服を自分の娘に着させる変態占い師」編(※)の時だったっけ?
※なんて呼べばいいのか分からなかった。
あと、なんで花巻さん、シンヤ、みのりちゃんは全部赤面してる時の顔アイコンを使ってるんだ。どういうことなんだ。心にちんこが生えているのか。
・本編
みのり兄は取材とか何とか置いといて、立派な変態さんなのでみのりちゃんは家から出る前に気付くべきだと思いました。妹のパンツを頭にかぶって自室で唸っている人を中学校に連れ込むなんて、みのりちゃんは教師失格……いや、社会人失格だよ!!
あと藍本先生が、「舐めたいと思うような土踏まず」を意識して描いてるのかと思うと、さすがは藍本先生だな!と、性的興奮よりもむしろ感心や尊敬が先立ってしまいますね。さすがは藍本先生。伊達に心にちんこは生やしていない。ああ、でもやっぱり、「土踏まずってのは舐めるためにあるのよ」とか思ってる藍本先生のことを考えると、それはそれで興奮する……!
・角でばったり巨乳と衝突の巻
「怒られそうな状況に巻き込まれた時」に、「近くにいる巨乳に顔を埋めて解決しよう」と考えたみのり兄の思考回路が異次元過ぎて、やっぱりToLoveるとか描くにはこのくらいの狂気が必要なんだろうなあと思ったりしました。今週のハデス先生は(後でみのり先生に殴られたとも思えないし)羨ましいばっかりですね。
こち亀
いろいろ置いといて、冒頭の「週休三日になって仕事人間だからすることがない」→「趣味の話をさせればいい」の流れが不可解すぎて首を捻りました。趣味やれよ。
ぬらりひょん
唐突に出てきた加藤保憲みたいなキャラがさっぱり訳が分かりませんでした。山ン本五郎左衛門のビジュアルがダサかったこともあり、こっちのキャラに期待が集中しちゃうんだけど、この人だれ? 神野悪五郎?? まさかこれも山ン本の一部??
羽衣狐さま依代の正体は、「前妻が生き返って幼女化し、娘のフリをしていた」でした。わかるか、そんなもんwwww
動物園
本当に話がしたいと思ってるのに、相手がキチガイだから話ができなくて困った的なおはなし。これは流石に読者としても「少しくらい話してやれよ!」って思っちゃうな。園長は今週のザエルアポロさまくらい話にならないぜ。
でもまー、動物園側としても、いきなり襲われて仲間を奪われたわけだから、感情的になるのも仕方ない面はある。あれだな、全部シャチさんのファーストインプレッションが最悪だったのが問題だな。責任は全部シャチさんだよな。「所詮動物、使えねえ」ってのも頷けるな。
サイレン
テレホンカードから始まり、カードの意味するところを為し、ついにはカードの作り手を救出するに至った流れは、終始一貫しており良かったと思います。作品のキーアイテムであったテレカを中心に物語をちゃんと回しきったな、っていう印象。
しかしなー。やっぱり終盤の急ぎ足は残念でしたね。展開が早いのは嫌いじゃないんだけど、ここまで早すぎると内容に深みがなくなっちゃう。あと、アゲハたち善玉サイキッカー勢が社会とどう折り合いを付けるのか、という点は、多くの読者が気になる点だろうけど、そこが描かれずに終わったのは残念。最後に研究所を強襲してるし、大変なのはこれからなんだろうな。世論はサイキッカー憎しで研究所側の肩を持ちそうな気もするし、政府も知られてはならない秘密を持ってるアゲハたちを全力で潰しに掛かるんじゃなかろうか。ううん、考えれば考えるほど、この後が恐ろしいラストだぜ。
★宣伝:ともあれ、おつかれさまっしたー。