屍鬼
面白いなー。今まで適当に読んでたけど面白いなー。酒屋のオヤジは体のサイズも腕力も眉毛も人間じゃねえなー。
ToLoveる
冒頭の導入がなんだかシリアスすぎるので「いやだよう」「こんなの僕のToLoveるじゃないよう」などと思っていたけれど、
「ヤミさんをリトさんのハーレムに加えて無害化する私の計画と真逆のこと…」
↑モモのきのくるった計画を思い出して、「やっぱりこれはToLoveるだ」と思い出しました。モモのキャラクターは腹黒だとか、そういう単純な言葉では捉えきれない狂気を孕んでると思うんだ。ただのビッチではない。それ以上の宇宙的何か……コズミックビッチ……!
新テニス
・表紙「ようこそキングシェスタへ――」
なんなの!? キングシェスタって一体なんなの?? 跡部さま(キング)がお昼寝(シェスタ)したらキングシェスタになるの!? どういうことなの、許斐先生!!? あと、よく見ると胸筋の辺りが気持ち悪いですよ、許斐先生!!
・シンクロ
「シンクロ!!」→「流石、高校選抜たい」→「そのぐらいやって貰わないとな」
やべええ、客観的に見て僕がヤバイ人と思われるくらい笑っちゃったよ。しかし、描いてる許斐先生にしても、まさかこれだけで読者が笑うとは思ってないんじゃなかろうか。「シンクロ」→「そのぐらいやって貰わないとな」って、僕的には「空を飛んだぞ!」→「そのぐらいやって貰わないとな」くらいのニュアンスなんだよな(実際、「オーラを出したぞ!」→「そのぐらいやって貰わないとな」は普通に言いそう)。で、こいつら、合宿後に普通に中学生相手と戦ったら、「所詮シンクロもできぬ相手」とかきっと言うんだぜ。ひどい話だよな。ていうか、「猛獣のようなシンクロ」ってなんだ、どういうことなんだ。猛獣がシンクロ? 何を言っているんだ。
・手塚vs不二
手塚が光まくってるだけで面白くって仕方ないwwwwwww
しかし、手塚があれだけ発光しまくってるのに、あれを見て「ボクの一歩先を……」とあくまで「一歩先」だと認識している不二先輩もやっぱり天才だと思いました。そういや先月はあれだけ光りまくってる手塚を見て木手部長も戦意喪失してなかったんだよな、ホントこいつらはスゲエよ。
・「勝つのは氷帝――っ!!」
ひどいなああ、もうー。師範が↑こんなこと言ったら、そりゃ笑わざるをえないけど、もうなんか許斐先生の掌すぎてムカつきさえしてきたよ! 「これやられたら笑わざるをえない」っていうド安定行動なのに、絵面は明らかにキチガイじみているっていう。作者がどんなに手抜きしてド安定行動してきても、実際にキチガってるから面白いってどういうことなんだよ。何も考えなくてもキチガイにできるって……、クソッタレ!
***
しかし、なんで今月も一話しかないのー? ないのー? 寂しいよー(´・ω・`)
GATE7
さすがにCLAMP先生はベテランだけあって、キャラクターの作り方と絵の映えさせ方が圧倒的に巧いと思いました。まあ他の要素は普通の中二病なんだけど、でも、これだけキャラがカッコ良くて絵もイカしてたら中学生・高校生辺りならクラッとくるだろうし商品価値としては十分だよね。僕も続きが読みたいのですよ。
ウルティモ
能力の強弱を総数どうこう、制約どうこうで説明してたときは「だりーな!」と思ったけど、愛と欲のラストシーンは能力バトルとしてもスッゲー良かったと思います! なるほどなって思った! そうきたかー!! ロリコン女教師の純愛とかすげえ説得力ある!!
ナルト
カラー表紙を見ていると、すごく面白そうな漫画に見えてくるふしぎ……!
……と思ったら、中身も楽しかったぞう。戦術面での「それっぽさ」が十全に出し切れてなくてちょっと不自然だったのはいつもどおりの岸本先生だけど、まあそれも許容範囲。後はこれからの激突がATB(あいつら大した棒立ちだぜ……バトル)にならないよう、乱戦でもいいからちゃんとみんなを動かしてくれれば面白くなりそう! しかし、各部隊はいろんなメンツがぐちゃぐちゃで、ミフネさんなんか戦闘特別部隊の個々の特性なんか絶対把握してないだろうけど、それを言ったらヤマトさんだって同じだと思うし、カブトたちはヤマトさんからどこまで情報得られたんだろうか? 「ウギャア! シカマルがいるからこいつをぶつけたのにテマリまでいるじゃねーか!」的な感じになって、結局、乱戦にしかならなさそうな。
あと、冒頭で土影様が島亀を運んでいたのは、土影様の持ち上げ方として巧かったと思います。前回だと「技はなんかスゴそうだけど何もできないままさらわれた」だけだったのが、今回のでちゃんとスゴさがフォローされてたと思います。影クラスの株も持ち直した気がするよ。綱手姫にしたって、あの連隊の残HPを1.2倍くらいにするだけでも、数が数だからすごい戦力増になって影の威厳を取り戻せるんじゃないかなー。
ワンピース
ウソップは強くなってもツッコミの役回りは変わらないけど、強くなったからルフィやゾロを鉄拳制裁できるようになったんだね! 成長したな、ウソップ! ルフィもボコにしてるけど、ひょっとして覇気も身につけてんじゃないの!?
そして、カリブーさんコリブーさんはやっぱり寝首をかく気満々だったわけですが、すると偽麦わらさんは海軍は敵に回すわ、ヤベエやつを懐に入れるわで、あの人、ホント計画性なかったんだなーと思ったり。インペルダウンにぶち込まれるのと、カリブーさんコリブーさんに埋められるのと、新世界でギッタギタのボッコボコにされるのだとどれが一番マシだったんだろうね。うん、海賊なんてなるもんじゃねーな。
一方、恩人であるくまに対してただ一人憎悪を向けるサンジは、読者としてもすごく共感できるので真っ当な怒りだと思いました。ルフィが女ヶ島に飛ばされたと知った後なら尚更だよね。だって、考えてみて欲しい。サンジは当時19歳だよ? 19、20、21歳という大切な時期を男ばかりの島で、いや、オカマばかりの島で送ったんだぜ。例えば男子校に行っただけでもなんか人生損した気分になりそうなものなのに(僕は共学だから知らんけど)、周りがオカマしかいないとかそりゃ怒ってもしょうがないと思うんだ。うん。
黒子
カントクのスカウター能力がセクハラ専用になってる……! パンツを履いていない男子の一体何を視る気なんですか、カントク! ちょっと、ドキドキするじゃないですか! 試合中も木吉の股間ばっかり見ていて膝のことなんかちっとも気付かなかったとかマジ卑猥すぎてけしからんと思いました!!
リボーン
これってらうじくんからしてみたら、「オレは相撲を取っていたつもりだったが先の尖った鉄の棒が飛んできてウギャアアア」っていう話だよね。なんだか不憫だ……。背後に山とか作って、「これで押し負けないぜ!」って思ってたら先の尖った鉄の棒が飛んでくるんだぜ。どうしろってんだよ。
いや、しかし……、
「だが、お前は認める。楽しかったぞランボさん」
↑ あんな目に遭っておきながらなんという器のデカさ……! 大山らうじ、ただもんじゃねえぜ……!(しかし、考えてみれば幼児をいじめておいて楽しかったもなんもないもんだよな)
・「ボンゴレ傘下のマフィアに迫害され、家族を奪われた仲間だからだ」
これはよく分かんないなあ。なんでマフィアがわざわざ(一応身内の)マフィアを迫害するんだ?? 一般人でも別に迫害とかされないのに、家族を奪われるまでされるなんて一体どういう事情なんだ?? 迫害にどんなメリットがあるんだ?? ボンゴレとシモンの仲を裂こうと意図的にやっているのでもなければ不自然な気がするぞう。
……でも、シモンファミリーのやつらは「先祖の恨み~」「にっくきボンゴレ~」とか言いながらボンゴレ傘下のマフィアの周りをウロチョロしてて、そんでウザくなったマフィアにボコボコにされるという運命を代々辿ってきたのかもしれない。
・「商品を9割引にしなかったからだそうだ…」
全ての店の商品を9割引にしたら全員の貨幣価値が10倍になるだけなんだが一体どういうことなんだ? ……と思っていたが、分かったよ! これ、一種のデフレ政策なんだな! 物価が下落すると実質金利が上昇するから、無法者たちが金融業をメインでやってた場合はこれにより大儲けができるって寸法か。確かにこりゃあ悪辣だぜ!
↑……という結論に達するため、Wikipediaとのにらめっこに20分間を費やしたのだが、今にして思えば金融業うんぬん関係なく、村人から腕力で金銭を徴収できるので自分の貨幣価値を増やしてるだけなんだな。
・白蘭さん
うわぁ……。白蘭さん出てきちゃったよ……。いや、別に白蘭さんが嫌いなわけじゃないんだけどさ。この人って能力的に扱いがスゲー難しいじゃん。もう無かったことにしとけば良いのに(白蘭さんは特に能力にも目覚めず、なんか気持ち悪いまま平和に一生を過ごしました、おしまい)、ここで白蘭さん出しちゃって天野先生はどうやって転がす気なんだろうか? 一歩間違えれば設定矛盾に陥るカイジの鉄柱渡り編くらいのハラハラ感なんですけど。
SUCCEED
…………!!? …………!!!? …………!?
な、なんだこれは……。どんな恐ろしいシロモノかと思ってビクビクしながら読んでて、「あら、意外と読めるじゃない」って思ったら、最後の最後でなんか狐につままれた。……いや、落ち着いて読めばちゃんと意味は分かるんだけど、最初見たときはびっくりしたよ! なんでいきなり宇宙なんだって思った。宇宙的恐怖を感じた。
えっと、内容的には意外と良かったような気がします。昨今、あれだけ部長をクズに描いている秋本先生に「建設大臣を善人に描く」という選択肢がまだ残っていたなんてびっくりしました。秋本先生、作劇のやり方を忘れてたわけじゃなかったんだ……。
★宣伝:「蹴りたい背中」を読んでからというもの綿矢タンのことをいやらしい目でしか見れません! ……あ、僕も書いてます。
リバティーンズ マガジン No.4 | |
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