今週は帰省中なんでさらっと。
SQテニス
今月はテニスのテンションが低めで残念。いや、先週までがテンションが高すぎたというべきか。
・幻有夢現
出た! 幻覚系能力っ!! 壺を手から放すと、人は壺を受け止めようと慌てて壺の下に手を差し伸べるけど、でも、壺は重力に反して空に飛び上がる。すると受け止めようとした人は、今週の手塚みたいな反応をする……っていう能力だよね、これ。で、「打つコースを変える」ことは、重力に逆らうよりは簡単……ということなんだろうけど、言い換えれば、「打つコースを変える」のは壺が空に飛び上がる程に異常なことではないから、そこまでビックリできないはずで、何が言いたいかと言えば、これって対才気煥発専用スキルなんじゃなかろうか。
たとえば乾先輩だと「左に打つ可能性99%」とか言うじゃないですか。すると1%「左に来ない」可能性が残るし、本人もそれを自覚してるから、右に打たれたところで「1%の方が来たか」と思うだけで手塚相手のような幻覚効果は生じないと思うんですよね。しかし、手塚は才気煥発により100%で予測ができる。右に来る可能性は0%だからびっくりする。よって、「これに驚けるのは手塚だけ」なんじゃないかなあ。でも、そうなると、才気煥発はフェイントを織り交ぜればいいってだけの話になって、とても本来の「ラプラスの魔」ではなくなってしまうんだよねー。
そして、もう一つ不思議なのは……というか、前々から不思議で仕方なかったのは、なんでこれを手塚ファントムで破れるのか全く説明になってないこと。幻が左側でアウトになって、本物が右側でアウトになるということは、手塚は左側に逸れる回転をかけてたはずなのに、実際は右側に逸れている……??? 意味が分からない……。手塚ファントムに関しては、やっぱり僕の「竜巻ファントム仮説」(回転とか関係なくて竜巻が発生してボールを物理的に弾き出している)じゃないと説明できない気がするなあ。
べるぜバブ
べるぜバブ、アニメ化かー……。売れる売れないの基準はさっぱり分からんな。サイレン位の人気を博するなら分からんでもないんだけど、一足飛びでアニメ化とは……。絵もキャラもストーリーも何もかもが中の下~中の上で構成されてる漫画だと思うんだが、なぜそこまで人気が出るんだろう。どう分析してもよく分からん……。一体何が人気に繋がってるんだ??
ただ、この漫画、展開は早いのかもしれない。今週も「いまさらそこらの不良に脅威は感じ無いなあ」という読者の感覚に沿ったスピード展開だったと思う。その点は確かに評価できる。ポイントはそこなのかなあ? ブリーチやワンピースが展開ゆっくりだから、それに対するアンチテーゼ的な感じで人気なんだろうか?? もしくは僕が思う以上に「不良抗争モノ」は少年たちに大人気なテーマなんだろうか。
ナルト
・ナルト「暁の中にも仲間の事を思って動く奴らがいるんだってばよ」
う、うう~ん……。やってることは旅団のウヴォーやパクノダと変わらないはずなのに、なんだこの読後感の違いは……。あんまり感動というか、鬼鮫すごいな、的な感覚が湧かないぞう。元々、暁の人たちがあんまり仲良さそうに見えなかったことや、チームワークをそれまで感じなかったのに突然それが出てきたからなのかな? いや、実際、暁の人たちは鬼鮫-マダララインでだけ信頼関係(?)らしきものがあっただけで、今回はそこだけ抜き出して描写されたんだから、そもそも信頼関係が築かれていた旅団と比較するのが間違ってるのかもしれない。言ってみれば、「彼らの信頼関係はあの程度だったから、読者が受ける感慨もこの程度で当然」的な? うーん、でもそれはそれで岸本先生の狙いには即してないだろうな……。
・ナルト「うわぁ!! 鮫がァ!!」
……まったく、ナルトってやつは。
せっかく母との感動の再開からイベント付きでパワーアップしたってのに、跳びかかったら足を捻るわ、鮫一匹に苦戦するわで、まったくパワーアップした気がしないんだぜ。その後の「バカヤロー! コノヤロー!」やガイ先生のヘタレっぷりもあって、ここのブービートラップシーンはドリフのあの音楽が後ろで流れそうな、なんとも言えない間抜けなシーンになっちゃったなあ。
バクマン
「亜豆美保……。ああ、あのオーディションドタキャンで有名な……。いや、ダメでしょう。あの一件で彼女業界干されてるじゃん。ムリムリ」
……うん、まあ、もちろんそんなことはなかったわけですが。期待した僕がバカでした。はい。
しかし、恋愛描写になるとやっぱりテンション落ちるなー。二人のメール交換とかマジ気持ち悪かった。かといって作劇描写にも乗り切れないし、バクマンを楽しむチャンスを僕は完全に逃しちゃった気がするぞう。よく分からんけど、もうアニメ化の話も来ちゃった以上は、さっさとアニメ化してセックスして欲しい気がします。「セックスしてさっさと終われ」って意味じゃなくて、なんだか分かんないけど、サイコーと亜豆がセックスしたら、この漫画はもっと読み易いものになるんじゃないかって、そんな気がしてるんだ。
ブリーチ
ええええぇ……。ここまでOSRを失った藍染さまに勝機はあるのー? 「オレのパワーアップすげえと思ってたら、実は相手がやってたことでした」ってすごい間抜けだよなぁ……。これもう、今後、藍染さまが何をやっても何の恐れも抱けないよ。本当に来週辺りで決まるのかもしれん。第三形態に変身とかされても次の見開きでボコられてるシーンしか想像できねえもんな。
あと、黒棺ポエムは今後何かと使うかもしれないので、メモがてらに書き写しておきます。
「滲み出す混濁の紋章 不遜なる狂気の器
湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる
爬行する鉄の王女 絶えず自壊する泥の人形
結合せよ 反発せよ 地に満ち 己の無力を知れ!!」
いぬまる
しかし、試合自体は結果的に見れば、おじいちゃんたちは子供たち相手に健康的に体を動かせたし、子供たちも大人たちと一緒に野球ができたしで、これ自体は大変健康的かつ微笑ましい試合ではなかろうか。……まあ、ゴリラはちょっと置いといて。
めだか
ちょw 江戸時代の話とはいえ、どこの男塾だ……。しかし、これ、球磨川側が仮にも民主的な体裁を保ってるのに対し、めだかさんは武力での政権奪取&政権保守を明確化したってことだよな……。ある意味、民意を否定したわけなんだけど、いいのか、これ……。
こち亀
ううん……。これ、昨今問題となってる密室の取調べじゃん。その点さえ抜きにすれば面白かったけど、でも、ギャグ漫画とはいえ、僕はその点を抜きにしては読めないなあ……。「民主警察がこんな事していいのか!」って自分でもツッコミ入れてるのに、それでもやらせちゃう秋本先生の感性がよく分からないよ……。
二大漫画賞大募集
「好きなアーティストとか、尊敬する人とかいるでしょ? 漫画家になれば会えるかもしれませんよー!?」
他の先生方が気構えなり精神論なりを述べている中、一人明後日の方向を向いてる尾田先生が天才肌すぎる……。
べるぜバブ番外編
ヒルダさん in 電撃を見て、スタンガンダンスを想起したのは僕だけではないと信じたい。自分の女が他のヤツに取られそうになったら即座に女に電撃食らわすとか、ベル坊は今からちゃんと教育しないと架神京助みたいな大人に育ちそうだ……。
保健室
本好くん、淀橋くんに聞きに行った時点で、「ああ、聞く相手を間違えてるなぁ……」と思ったけど、その後、経一さん、病魔と、ことごとく間違えまくってた……。でも、よくよく考えると、病魔の方がまだ本好・淀橋コンビよりはマシなことを言ってる気がする……。
白米を食って「正直そろそろ限界だ」の下りがスゲー面白かったです。おかずなしで大量の白米を食べることに興奮する周りの中学生男子たちがかわいすぎる。白米オンリー弁当は確かに男らしいけど、でも、梅干くらいは男にも許されるんじゃあないかなぁ。
動物園
問題は野菜より肉だろう……。ライオンやクマなんかはすごい量の肉を消費するはずなんだが、今までどうやってたんだろうか。謎の金銭供給源があるか、それともこの漫画は維持費ガン無視でやってくのかと思ってたけど、そこにスポットライトを当てた以上は、もう現実的な解決案は水族館に乗っ取られることしかないような気がするぞう。というか、このままだと肉食動物たちが草食動物たちを食い漁る地獄絵図に陥ることは明らかなんだから、きっと酷い扱いになるんだろうけど、それでも乗っ取られた方がまだマシなんじゃなかろうか。今彼らに必要なのは仲間の絆でも信頼関係でもなく食料だと思うんだ。
……ところで、肉食動物たちに無事に肉が支給されたとして、他の草食動物たちはどう思うんだろうな。「あ。あれ、オレの仲間だ」とか思ったりしないんだろうか。
SWOT
鉛筆投げるだけで壁が爆散する世界なので、今更オーラが出てもあんまりびっくりしないなあ。オーラですべきことを普通にやってるやつらが多すぎる。
少年疾駆
終わった……。振り返ってみれば、イマイチキャラの立ってない漫画だったと思います。いや、キャラが立つだけの要素は出てたんだけど、一人一人の印象が薄かったというか。辛うじて印象に引っかかってるのが主人公の中二病だけで、それさえもあと一月後には忘れてそうな、そんな感じ。
★宣伝:終盤は良い漫画でした。
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