トップページの単行本発売リストを更新しましたー。
<9月3日発売>(amazon)
・こち亀 <171>
・スケットダンス <15>
・サイレン <13>
・ぬらりひょんの孫 <12>
・めだかボックス <6>
・ロックオン <2>
・四ツ谷先輩の怪談 <3>
それと、業務連絡です。僕の小説の関係で、ダンゲロスプレイヤーの一部の方に八月下旬にメールをお送りしますと言ってましたが、出版社の都合で少し遅くなりそうです。九月上旬から九月下旬にメールすることになりますので、お手数ですが、その際はよろしくお願い致します。
ぬらりひょん
羽衣狐さまの出産がエロすぎて、こんな素晴らしいものを私怨で止めにくるリクオたちは本当にどうしょうもない外道だと思いました。
本編の方は、晴明さんがニュートラルルートと思わせておいてカオスルートに転向するおはなし。なるほどなー。先週の「あれ? 晴明さん復活しても大して困らないんじゃね??」とかも綺麗にカバーされてたと思います。というか、先週のアレはフェイクだったのかね? 歴史的人物としての安倍晴明のキャラを保ちつつも、説得力のある「蘇ったらヤバイ」描写に昇華されてて良かったです。そりゃ安倍晴明がダークサイドに堕ちて、ガチで人類滅ぼす気になったら悪役としては十分な貫禄だよなー。
ところで、羽衣狐さまの不死身っぷりがよく分からんのですが、これは平安時代の羽衣狐さま(葛の葉)がオリジナルで、淀君とか今の女子高生とかは、生身の肉体に宿るなり乗り移るなりして生きてるってことなんですかね?? 関白に信田の狐のことを教えたのは鏖地蔵の一派なのかなー。
べるぜバブ
えー、結局、男鹿がいい人って話なのー? つまんねーなー。読者はある意味、男鹿のことを信頼してるんだから、作者もそれに応えて欲しいなー。
あと、「アホが、多対一なんてやった事もあらへんくせに」とか言って、三木が急に弱体化したのもなんだかなぁって感じ。サンドバッグに穴を開ける程の超人描写をしておいいて、それがいきなり「多対一は慣れてないからそこらの不良にも負ける」とか常識的な話をされても納得できないってばよ。そして、男鹿に至っては校舎丸ごと破壊できる性能なので、ちょっと腕っ節の強い不良が四人増えたからといって緊張感は皆無なのであった。
ところで、今回の四人が額に付けてる6つのポッチは、あれって実は火傷の痕なんだぜ。僕にも全く意味が分からんのだけど、仏教のとある経典に焼身供養っていう頭の悪いことが書いてあって、「オレ、信仰スゲーから腕とか燃やしちゃうぜ!」っていうね。まあ初期大乗仏教のカルト信仰の一種だと思うんだけど、それの流れで頭にお灸かなんかであの焼き痕を付けてるって話らしいよ。ちなみに現代の僧侶は焼身供養を比喩として解釈してるけど、昔の人はホントに焼身自殺とかしてたみたいです。おいおい。
リボーン
・鈴木「先に断っておくが、ここは我々の聖地だ。我々の指示に従わなければ戦いには応じない」
出た! 男塾ルール!! 自分に有利な条件での決闘法を提示して、相手が従わなければなぜか負けたことになるという、男塾でもっとも理不尽なアレだー!! でもまあ、今回は相手側が時間経過と共に強化されるという前提で、相手側のルールに従わなければ戦ってくれない(戦わなければ相手が強くなる)っていうんだから仕方ないよね。それに、ここまで有利な条件を整えておきながら、相手もちゃんとタイマンしてくれるしな。男塾の蒙古三凶撰なんか、水中戦しかできないやつが水中を戦いの舞台に設定して、おまけにあらかじめ容易しておいたピラニアを放って、自分だけピラニア避けのベルトを着けるとか、そこまでやって負けるもんな。ほんと、蒙古三凶撰はなんだったんだろう。
・エンマ「少しはできるようになったみたいだね。楽しみに待ってるよ、ツナ君」
こないだまで不良にボコボコにされていたエンマ君が突然こんなことを言い出すと、ドラえもんの秘密道具を手にしたのび太くんがオーバーラップしてくるな……。
・青葉「ボンゴレによってどん底に叩き落とされ、地面を這いずり回っていた我々に、貴様らのようにのほほんとお遊びのスポーツで遊んでいる余裕があったと思うか?」
最近のリボーンはこういうのが全く理解できないぜ。マフィアを脱して抗争に身を置かなくて良い一般人になれたんだから、むしろお遊びのスポーツで遊べる身分になったんじゃねえの? 青葉くんたちは一体なぜ地面を這いずり回っていたのだろうか。普通に立って歩けるのに自分の意志で這いずり回っていたとしか思えないよ。しかし、青葉くんは素はカッコイイのに、プロテクター付けると途端にダサくなっちゃったなぁ……。
サイレン
雨宮「切れ味の良い妖刀……? ああ、つまり、アタシのことね」
ううむ。なんというアンサー……。確かに雨宮さんをモノで例えるなら「妖刀」がピッタリだもんな。空間破壊攻撃(事実上の大規模メドローア?)が「後ろからケリを入れる」ことで防がれる辺り、今週のシャイナさんはドルキさんよりも惨めだったと思います。「やだなぁ…前に僕に負けたのをあなた覚えていないんですか?」とか言ってたけど、正直、読者としては雨宮さんに腕折られたことしか覚えてないと思うんだ。むしろ、シャイナさんは自分が腕折られたこと忘れちゃったのかよ。
めだかボックス
「凶化合宿、やってみるか?」
「馬鹿な……、あれはまだこの子達には早過ぎる!!」
「あまりに過酷過ぎて不知火理事長が着任時に廃止したといういわくつきの鍛錬法だ」
「あの理事長が……、過酷過ぎて廃止……!?」
西尾先生ノリノリだー。この人は少年漫画テンプレをノリノリで使ってくるなー。たぶん、これやってる時、すっげーニヤニヤしてたと思う。「馬鹿な、まだ早過ぎる!」とか、やっぱ一度くらいは使ってみたいよなー。
こち亀
今週のこち亀はすげー面白かったです。両さんを起こしに来た黒服たちがイヤープロテクター着けてるのがとても良かった。明らかに有害と自覚しているものを、磔にしてでも相手に強要するとかマジ鬼畜。でも、今回はちゃんと両さんの身から出た錆なんだよね。展開に理不尽さがないだけでもグッと笑いやすくなるなー。
SWOT
火薬も入ってないボールが爆発するっていうギャグ、久しぶりに見た! すぎたんは、メガネ取ったら主人公は文字も読めなくなるっていう設定をすぐに忘れるよね。
動物園
なにこれ、すごいつまんないなー。考えられる限りで、もっとも浅薄な解決法が来ちゃった。つまんないなー。
メタメタ
今週はちょっと面白かったです。なるほど、建物の構造自体が変化すれば容易には逃げ出せないってわけか。CUBEみたいな話だな……。でも、確かにこれだけ異常な金属が横行している世界観なら、これくらい突飛な監獄があってもおかしくないもんなぁ。今週は作者のイマジネーションが垣間見えてなかなか面白かったです。
・「牢には小型の溶鉱炉もついているし…」
どういうことなんだwwww 監房に溶鉱炉が付いてるって一体どういうことなんだwwwww
・「会長の言うとおりもうミネアは目の前だぜ」「夢の生活が待ってるね、兄貴ィ!」
だが、待って欲しい。そのミネア、しかもB級のミネアがこんな辺鄙な場所の刑務所長なのだよ。キミたちの夢の生活はこれで良いのかね?
★宣伝:表紙のしょうけらさんに一目惚れした人は、本編でのしょうけらさんの活躍を見てどう思うんだろう……。
ぬらりひょんの孫 12 (ジャンプコミックス) | |
椎橋 寛 集英社 2010-09-03 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |