P14 ワクワクサマー
螺旋丸ポーチすげえな……。劇中でもゴミを丸めたみたいな描写がされてる螺旋丸が、そのゴミっぽいイメージをそのままにポーチになってるのか……。どう使えばいいのかよく分からんところも含めてスッゲー螺旋丸っぽい。
ブリーチ
・ワイドカラー表紙
ジャンプの表紙の方は全く訳が分からんが(「書き斬る」ってなに……?)、一転、こっちのポスターっぽい表紙の方はずいぶんセンスがいい気がしました。昔の一護はこんなだったなー、と思い出させてくれる上に、次のスーパー死神人が予告的にちょろりと描かれてるのも、本編の展開をイメージさせてて巧いなーと思いました。
しかし、今までの流れを見ると、仮面バージョンが圧倒的に役に立ってない気がするなぁ……。「仮面を付けたからよかったこと」ってのがあんまり浮かんでこないぞう。グリムジョーさんは仮面があったから倒せたんだっけ?
・崩玉x2
先週はさっぱり意味が分からず「ハァ…?」という感じだった藍染様復活ですが、今週で疑問は氷解。なーるほど。浦原喜助作の崩玉と、藍染様作の崩玉の二つがあったんですね。で、市丸さんが前回奪い取ったのは浦原喜助作の方だった、と。……まあ、それはそれで、胸が爆発した時に藍染崩玉の方はどこにあったんだよ、尻か! 藍染さまの尻の中か! とか思わんでもないんですが、とりあえずスペアは潰したということで、一応、市丸さんも意味のある退場で良かった…のかなあ…。崩玉が二個あるって最初から分かってて、それで市丸さんが一個潰して退場ってんなら、よくやった!って感じだけど、これだと差し引きゼロというか、あんまり藍染様を追い詰めた感じがしないっすね。実際、パワーアップしてるし。
・藍染「進化には恐怖が必要だ」
「うおー、胸が爆発したー、やべー、くそやべー、しぬー、これはしぬー! ……って思ったら、いきなり羽が生えてバタフライに進化した」
↑今になってみれば、藍染さまも冷静に分析しているけど、事の最中は驚き慌てふためいてたら突然羽が生えてきて蝶々になったんだから本人もビックリしたろうなー。しかし、「死にそうになってマジビビったら覚醒する」とか、すげータチの悪いラスボスですね……。第二形態を隠していたとか、本気を見せる、とかじゃなくて、本人がマジビビリしたらパワーアップするんだぜ。過度な緊張感や絶望感を与えないよう配慮しながら戦わねばならんのだろうか……。
ナルト
「フグ」とか「方向は十時」とか変なネタのせいでリズムが悪いなぁ……。今週はあちこちでギャグ入れなくても、ガチ戦闘しつつラストの「昼虎」だけで十分笑いは取れたんじゃないですかね。むしろ、それまでギャグテイストを排して真面目にバトルをやっておいた方が、最後の昼虎がギャグとして一層光ったんじゃなかろうか?
岸本先生の読者をバカにしたみたいなネーミングセンスは角都のガンダムネタの時は微妙だったけど、今週の昼虎は結構好きな感じです。朝孔雀で伏線(?)を張ってるのも無駄に丁寧で良し。
あと、変身して突撃したら足をひねったナルトには、ダッシュしたら壁にぶつかった山本くんや、何もしてないのに飛んできた石に当たって気絶したサクラに近しい何かを感じました。
トリコ
フグ鯨は自分の身を守るために毒化していたわけだから意味が分かるけど、オゾン草の「調理を間違えると腐る」というのは、一体誰のためにやってることなんだ……。あれか、無理矢理手篭めにされそうになったら純血を守るために自決するっていう時代劇に出てくる女の人みたいな精神構造なんだろうか。優しく脱がせなければいけないのか?
しかし、そう考えたら一連の謎も解けますね。まず、小松が最初に発見した時、オゾン草は全裸だったわけですが、たぶんこれは油断していたのでしょう。誰もいないと思って水辺で水浴びをしていたみたいな、そんなニュアンス。すると、そこに現れた小松が大声で叫ぶわけですよ。「トリコさん! こっちに裸の女がいますよー!」(←オゾン草にはこう聞こえた)。すると現れたるはムキムキの大男。オゾン草は慌てて服を着こみ、痴漢撃退スプレーなどを使うけど、大男はまるで意にせず「オラぁ!!」などと叫んで強引に服を脱がし始める。あな、これまでか、とオゾン草は自決を決意。若いみそらで命を散らしたわけです。
……で、えーと、男二人に同時に脱がされるのならアリな理由は、すいませんが、誰か考えてもらえませんか。「小松がイケメンだったから」「オゾン草が淫乱ビッチだったから」以外に理由が見つからん。
バクマン
ううん……。これはどうなのかしらん……。見せ方次第とは思うけれど、少なくとも字面で読んでる分にはあまり面白そうに思えないなぁ……。というか、今回のバクマンは字が多くて読んでて辛い。疲れた。そして今週もいまいち話にのめり込めないや。どこか遠くで知らない人が頑張ってネタ出ししてるような感じ。がんばってください、としか思えない。
あと、このネタのドッキリ具合ってスケットダンスで言えばガラス男事件くらいだと思うんだけど、あれでスケットダンスは順位上がったんですかね。
ぬらりひょん
な、なんだと~~~~。安倍晴明ともなれば、羽衣狐さまにも会いたい放題で、愛しいとか言ってもらえて、しかも、おねだりすればもう一度産んでもらえるだと~~~。クッ、リア充、ばくはつしろ!
しかし、安倍晴明さんは良く分からんね。「歴史上の偉大な人物と思わせて邪悪な人」かと思ったけど、今週の描写の限りでは普通に「歴史上の偉大な人物」ですね。そんなにまで邪悪さは感じないや。安倍晴明なら反魂の術を使っても、百鬼夜行を従えても別に不思議じゃないしなー。そこまでなら、まだ「歴史上の偉大な人物」の域に留まってる。彼が復活したら、なんかもっととんでもないことになるのかと思ってたけど、平安時代でも安倍晴明さんはそれなりに社会生活してたわけだし、夜間外出できなくなって景気が悪くなるくらいで、復活しても意外とあんまり変わらないんじゃないかと思ったり。
リボーン
「ジョットとコザァートは固い友情で結ばれていた」
「それ故、ボンゴレと指紋が互いに刃を向けることはありえぬとし」
「万一、そのようなことが起きれば敗者側をこの世から抹殺する掟を我らと定めた」
まってくれ。そのりくつはおかしい。
……一体どういうことなんだ。なんで固い友情で結ばれてるやつらがケンカしたら、負けた方がこの世から抹殺されるんだ。「ケンカしたら双方をこの世から抹殺」なら、まだ話は分かるんだけど、なんで負けた方だけ抹殺なんだ? それ、むしろ、双方のケンカを促してないか?? ジョットさんとコザァートさんは本当に仲が良かったんだろうか……。仲が良いフリしてお互い隙あらば戦争を仕掛けて雌雄を決すべく、こんな訳の分からない取り決めを作ったんじゃなかろうか。そう考えると、「やっぱり2人の間には誤解が…」「ないね」のセリフも飲み込めるんだけど、でも、そう考えちゃうと今度はツナ君がアホの子になっちゃうなあ。ツナ君はこの説明で一体何を納得したんだ……。
宇宙卓球
僕、タイトルだけで言えば、一休の次にこれに期待してたんすよ。で、ちゃんと宇宙規模で卓球やってたし、大体においては言うことはないんですが、もうこの一点に尽きますね。電撃スマッシュを気合で返すな。
異星人間スポーツはそのムチャクチャさにこそ醍醐味があるわけで、人外の力を発揮する宇宙人のムチャクチャな技を如何にして攻略するかが肝だと思うんですよ。だから、「スマッシュに電撃をまとわせる」というのは、実に正しく宇宙卓球だったと思います。しかし、それに対する人間側の攻略法が「電気がビリビリ来るけど我慢する」っていうのは、あまりに残念。「知っているか? 地球にはゴム手袋というものがあるんだぜ」とか、まあ、これは全然面白くないけど、地球側の機知でなんとかして欲しかったなぁ……。ただ、キチガイキャラが地球アイテムで攻略ってのも、それはそれで主人公のキャラ的にそぐわないので、イナズマイレブンの如く、主人公側も同じくらい人外のムチャな技を使って攻略するとかの方がいいのかも?
ともかく「気合で攻略」はあまりに芸がない上に、相手が宇宙人であることの必然性が薄かったと思います(まあ、天衣無縫による「幸村のテニス」攻略も、広い意味で言えば「気合で攻略」なんですけど……)。「主人公はキチガイだから相手が宇宙人で地球の命運が掛かっててもビビらない」だけでは、片手落ちだと思うんですよね。そこから先、宇宙人であることの必然性が見えてこない。
個人的には、地球側の卓球の概念と宇宙人の卓球の概念がズレてて、普通にプレイするだけで相手には魔法か何かに見えるとか、そういうのが好きだけど、まー、漫画映えはしないよなー。今回の話も「地球人にしか『気合』という概念がない」とかにすれば、少なくとも僕は面白くなるけど、一般的にはウケねーのかなー?
「バ、バカな、貴様、なぜ動ける……!」
「知らねーのか、地球人には『気合』というものがある」
「キ、キアイだと~~~!!?(ぶ、文献で知ってはいたが……、地球人のファンタジーとばかり思っていた!! ま、まさか、実在するとは~~~!!!!)」
「『気合』は全てだ。『気合』があれば何でも克服できる。『気合』があれば銃弾は当たらないし、『気合』があれば癌だって治る……。だから、貴様の電撃スマッシュも――」
「『気合』の前には無力ッッッッ!!!!!」
「ギャアアアァァッッ――!!!!!」
「決まった――ァ! 予選突破は地球人! "キアイ使い"の地球人だァ――!!」
…………うん。僕は面白くなったぞう。で、連載したら、ヒロインが精神注入棒を持って、ここぞという時に主人公のケツをブン殴るのな。そんで「気合が入って勝利」を繰り返す。ただし、それを繰り返すうちに、主人公が変な趣味に目覚めて気合が入らなくなりスランプに陥る。ヒロインと一緒に何とかしてスランプを克服して、最終的に「お前にケツを殴られてるうちに気付いたんだ……。お前が好きだ」でハッピーエンド。やべえ、おれ天才じゃね?
SWOT
で、出たーぁ!!! すぎたんの十八番、M字開脚座りだーっ!! しかも、今回はモップをかけたばかりの女子トイレ内でのプレイとさらに変態性を増しているぞーっ!!!
・鰯田「蓮野が動けなくなるなんて、どんだけヤバイんだ、あのグラサン男」
蓮野さんの活躍シーンがこれまで全くなかったために全然セリフに説得力ないっすね。蓮野さんにはそろそろネームドキャラの一人くらいは倒して欲しいところです。倒藤、自力で倒しちゃえばいいんじゃないの? 相討ちでもボロボロになりながらでも、ここで倒藤倒せたら、初めて「蓮野は実力者」という設定が実感できるんじゃないかなー。
ギャグマンガ日和
今回のギャグマンガ日和は社会派だなー……。面白かったけど、ギャグっていうか、普通に怖かったです。
こち亀
両さんと周りの人間の北条さんへの扱いを見るにつれ、人の容姿をバカにするのって最低だな、人間として愚劣だな、と思わせてくれるこち亀は相変わらず教育的な漫画だと思いました。
サイレン
朧とジュナスさん、まじ見分けつかねー。妖刀構えた雨宮さんの信頼感はガチすぎる。シャイナさんは昔はどうにもならんくらい圧倒的なイメージだったのに、結局、誰一人殺せてない上に腕ひしぎで一本取られてから、むしろヘタレなイメージになっちゃったなあ。ぜんぜん威圧感がないや。
メタメタ
・ファントミウム
レアメタルって利用価値とかじゃなくて、とにかく見つけづらかったらレア度が高いってことでいいの?? ファントミウムって一体何に使えばいいんだろう? 完全に見えなくなるなら利用価値はあると思うんだけど(ステルスとか「見えない金庫」とか)、周りの光景まで歪むんじゃあ、「ここに何かありますよ」って言ってるようなものだよな……。周囲の光景が変わらない場所、たとえば砂漠などでの隠密行動には使えるんだろうか? というか、見えないファントミウムをそもそもどうやって加工すればいいんだろうか……。
・ラビリム監獄
第三試験に監獄キタ――!!! メタメタ初期のドキドキ感が戻ってきたぞう。テンプレ的な意味で!
ジャガーさん
絞りきって終わったなあ、という感じの象徴的な最終回だったと思います。
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