【7/18】2010年33号のジャンプ感想(羽衣狐さま全裸号)


ぬらりひょん

 全裸の狐さまとくんずほぐれつ、だと……。おい、ジジイ。羨ましいな、オレと代われ。なにっ、安倍晴明は狐さまのおまたから出てきただと……? おい、安倍晴明、お前も代われ。


ワンピース

 表紙の黄猿さんと赤犬さんを見て、この世界の大将・元帥あたりは出世と年齢が比例しててリアルだなあと思いました。二人とも50代だよね、これ。


・ペローナさま

 あれ? ペローナさまってモリアさんが負けそうになったら財宝まとめて逃げ出そうとしてなかったっけ?? なんか急にキャラ変わったような気がするけど、元々こんな子だったっけ?? 

 ……そしてモリアさんは本当に負けちゃったのか。ドフラミンゴさんの腕一本でも傷一つでも付けてるといいなぁ。為すすべなくやられてたら読者的にもなんだか残念。


・鷹の目

 家に帰ったらペローナさまが勝手に住み着いていた、だと……。なんだ、そのギャルゲー展開は。羨ましいな、オイ。……しかし、そうか。この世界にはくまがいるから、美少女が突然空から降ってくることだって夢物語ではないんだ。ワンピースめ、なんというロマン溢れるファンタジー。

 それにしても鷹の目は優しいなあ。ゾロと出会っても突然敵対するような感じではないと思ってたけど、それどころか小船をプレゼントするくらい余裕があるのか。ジンベエさんとも一緒にタコヤキ食ってたし、ああ見えて意外と人間臭いイイ人なのかもしれない。部屋のベッドでシクシク泣いてるペローナさまのパンツを見ようと、扉の隙間からドキドキしながら窺うくらいのことはしそうに思えてくる。


・バルジモアの悪夢

 じばくボタンを備えた時点でこの悪夢は既に予期されていたことだった……。じばくボタンを見て押さない人間などありえないもんな。これはもうベガパンクさんが初めから自分の恥ずかしい中二妄想を消そうと企んでいたんじゃなかろうか。ベガパンクさん的にはあの研究所は固有結界帳(※)みたいなもので早く忘れたかったんだよ、きっと。

※中学二年生くらいの時に書いたオリジナルキャラの設定やポエムが満載のノートのこと。

 まあ、冗談はさておき、この一件はホントにロクでもねえよな。ギャグタッチだけど、この損失はガチだと思う。ナミもナミでロクでもなかったし、やっぱり海賊は海賊なんだなあと思いました。フランキーさんの懸賞額もこれで跳ね上がるのではなかろうか。……しかし、そんな貴重なものなら海軍もコピーなりなんなり取っておけば良いのにね。


 ***

 で、結局、チョッパーが驚いた記事はなんだったんだろう。タネ明かしは来週まで引っ張られたってこと……?


ナルト

 なん…だと…。マダラ戦での飛雷神の使い方が普通にセンスがあるぞ……。普通にカッコイイ……。岸本先生が普通に面白いバトルを描いてるとなんだか不安になってくるけど、今回は普通に良かったです。飛び道具の位置へのワープって格ゲーで採用されても面白そうだよね。

 後は来週、螺旋丸にちゃんと一撃必殺レベルの威力があって、マダラさんが戦闘不能になっておうちに帰るといいんだけど。どうも最近の螺旋丸はより殺傷力の高い風遁螺旋手裏剣などのせいで一撃必殺なニュアンスが薄れてきてるよなー。


トリコ

「一度行った人はほとんどベジタリアンになって帰って来るらしいぞ」
「一口食べれば地上の野菜がすべて賞味期限切れに感じる」

 それって、オゾン草を一度食べたが最後、今後、賞味期限切れの野菜しか喰えなくなるってことなんじゃねーの? 舌が肥えるのも善し悪しですね……。


バクマン

 えっ! 大学やめんの!? ……う、ううん。やめろやめろと言ってはいたけど、なんか実際やめるとなるとアレだなぁ。これはこれで気に喰わないなあ。ひょっとして僕はサイシューが何をやろうと気に喰わないんじゃなかろうか。

 でも、今回、気に喰わなかったのは、たぶんサイコーが結局最後まで、大学のことを「肩書き」だとか「保険」だとしか見てなかったことだろうなあ。これが「講義を受けるのも漫画の参考になるかと思ったけどイマイチならなかったからやめる」とかなら全然イヤな感じはしないんだけど。いや、むしろ、それなら主体的選択だと褒めてもいい。「漫画を書く」という目標に対して、「大学の講義」がツールとして有効かどうかを自分で見極めたことになるからね。

 今回のも主体的選択っちゃ選択なんだけど、問題はそれが「肩書き」とか「保険」とかの外部の社会的なものに要請されてのものなんだよなー。「大学生の肩書きがなくても漫画家の肩書きが得られて社会的に居場所が出来て恥ずかしくなくなったから大学生の肩書きは捨てます」みたいに思えて、あんまりカッコ良いものではない。自己の主体的目標とは無関係に、自己を取り巻く外部環境の要請に流されてるだけなんだよな。とはいえ、まあ、それでも惰性的にずるずると保険に固執するという生き方もあったわけだから、そこから離れようとしたこと自体は評価していいのかもしれないけど。


動物園

「私、飼育員として雇われたと思ってたんです……。それなのに、本当は私が飼育されていたなんて……」

 女子高生を事実上軟禁して着替もなしで思うように身の回りの世話をさせるなどしてこきつかわせて、それでいて女子高生も自分が好きでやっているかのように思わせるなど、まさに「完全なる飼育」だと思いました。


リボーン

 うんこがいる……! 後ろ姿がうんこの人がいる……! これはあれだ。ランボさんと遊んでいた淑やかな巨躯の人だ。巨大マフィア組織に命がけの反旗を翻してアイテムを奪取したと思ったら、その姿がうんこだった彼の苦悩は計り難いものがあるぜ。

 ↑ちょっとコレにも似ている気がする。


・エンマ「帰ろうアーデルハイト。簡単に殺しちゃいそうだよ」

 出た! 悪役おなじみの「いま殺してしまってはつまらない」だ! この瞬間シモンファミリーの勝ちの目は潰えた!


 ***

「グッ……。グウッ……。ア、アーデルハイト、これはどういうことだ……」
「どんどん、力が…抜けていく…。7日で血が馴染んで、完全になるんじゃなかった、のか……」
「継承式の日は漲っていたパワーが……、一日ごとに霧消していくようだ……」
「クッ、そんなバカな。言い伝えと違う……! ジュリー、お前の手にした新たな力で過去の情報を探ってくれ」
「もうやっている……! ……た、大変だ、アーデルハイト。初代の血が日毎に馴染むのは二代目だけで、三代目以降は日毎に力が失われていくらしい……。そ、その情報を伝えた書き置きが、風で飛ばされてゴミ箱に……」
「な、なんだと……」
「そ、それに、初代シモンの書き置きの手紙もやっぱり風でゴミ箱に……。ボンゴレの裏切りじゃなかったんだ!」
「バ、バカな……。では、何のために我々は……。あいつらに宣戦布告してまで……」
「アーデルハイト! 今から頭を下げて謝罪にいこう! 今ならまだ許してもらえるかもしれない!」
「大変だ! たったいま山本が死亡したと連絡が!」
「も、もう和解も無理だ……!」
「オ、オレたちはこんなカスみたいな力で巨大マフィアを敵に回してしまったのか……。これから一体どうすればいいんだ……」

 ↑個人的にはこんな展開を期待しております。つーか、ソースがどこだか分からんけど、シモンファミリーのみんなは不確かな情報を本番でいきなり試しすぎだよね。七日後に血が完全に馴染むとかどこ情報なんだよ。誰がいつ試したんだよ。


ブリーチ

 ここ最近のブリーチが面白いと思えないのは、ドン観音寺にしても、乱菊さんにしても、彼らが来たからといって話が一向に進展しなさそうなところにあるんだよなー。乱菊さんでは実力差が開き過ぎで市丸さんを倒せるわけもねーし。ドラマの方で展開があるならともかく、今週は(ドラマがあったのかどうかも分からんけど)あったとしてもほとんど進んでないしで、二人(+吉良さん)の関係を妄想させる程の情報量もないんだよなー。二週連続の助っ人に意味が見出せない。これでもなんかの伏線だったりすんのかなぁ。


SWOT

「おおっ! 殴野さんが悪党!? こけたフリして膝蹴り!? スゲエ! すっかり騙されたぜ! 読者を騙すだなんてマジで成長したよな、すぎたん!」

 ……なんて思ったけど、改めてもう一度読み返してみたら、こけたフリして膝蹴りなんかしてねーじゃねーか! これ、ダイビングヘッドバッドじゃねーか! そりゃ騙されるわ、ちくしょー!

 ところで、学崎さんの投げたエンピツってコンクリを砕く威力があるんですね……。この辺り、すぎたんが天然なのか、本当にそういう威力を想定して書いてるのか悩ましいところ。だって今後、鰯田くんが瓦礫の下敷きになったりしたら、「エンピツ投げればいいじゃん!」って思われちゃうんだぜ。すぎたん、意図してやってんのかなあ?


ぬらりひょん番外編

「妖怪の血を引くが故に見た目は妖怪的だが金持ちの一族」って言われると、「インスマウスの影」を想起せざるを得ない……。たぶん「私は曾祖母の故郷であるという浮世絵町を訪れてみた」という数年前のモノローグから始まって、蛇面の者たちに追い掛け回されたり、蛇神を信仰する儀式を覗き見たりして、町からの脱出を計った挙句に、鏡に写る自分の顔が蛇面になってきたことに気付いて一族に加り今に至ってるんだよ。イア、イア、シロヘビ!

 しっかし、妖怪すねこすりはかわいいなー。猫ちゃんがぎゅうぎゅう集まって球状になってるとか、癒し系以外の何物でもないぜ。


こち亀

「ローカルではちょっと変わったオモチャが流行っていました」という話の筋自体は悪くないんだからそれだけやればいいのに、人の家を貧乏呼ばわりしたり、人の家族の容姿を笑ったりと、人としての品格を下げることは欠かさず行う秋本先生がいつも通りの秋本先生で一周回って安心感さえ覚えてきました。先週のオチが比較的まともだったからちょっと心配しちゃったもんな。秋本先生は今週も通常運行です。


保健室

 安田先生は病魔の有無に関わらず常に病気だよな……。


めだか

 んー? なんか微妙な方向に進んじゃったなぁ。マイナスはもっとメタ的な能力かと思ってたんだけど、結局、漫画内に収まる内容なのか……。しかし、球磨川くんのは治療行為もできるんだから、マイナスの能力もマイナスばかりではないと思うんだけど。どうも、まだマイナスの設定はイマイチ分からんな。ただ、確かなことは、球磨川くんに感じたドキドキ感は江迎さんには全然感じなかったということ。普通の漫画に出てくる普通の能力者だなあって思った。


黒子

 すごいな。キセキの世代はちゃんとみんなキャラが立ってる。

青:バスケに飽きかけ
黄:青をリスペクト
黒:影が薄い
緑:変人
紫:ガキ

 能力だけでなく、性格面でもちゃんとキャラ分けができてるのがスゴイと思いました。その点だけで言えばテニスさえも上回っている。まあ、この漫画はキセキのメンバーをどう扱うかが全てなところがあるし、キセキの人数が限られてる分、エネルギーを注ぎやすいってのはあるんだろうけどね。


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