逢魔ヶ刻動物園
「動物好きだけどドジな女の子がみんなから必要とされて奮起する」というストーリーラインは非常に分り易いけれど、その展開にナチュラルさがないため、「分かりやすさ」が「押し付けがましさ」に感じられて鼻につくばかりの第一話でした。こういう漫画は苦手だなー。
トリコ
うぇええ……。こ、ここまでインフレすんの……?? 「ジジイ強え!」「スゴイ!」というよりも、「ちょっとインフレしすぎじゃなかろうか……」という感の方が強いなぁ。これだとクロマド辺りが出向けばアイスヘルもあっさり攻略できたんじゃなかろうか。いや、センチュリースープがその程度だからこそ、美食會ボスもあんなアッサリした反応だったのかな。
ところで、グルメ界は「猛獣の強さ」ではなく「環境の過酷さ」の方でもインフレするとなると、今後、小松がトリコに付いていく時はどうするんだろうか。アイスヘルでさえ「大富豪の用意した一級品の防寒服」を着ててもアレだったんだから、それ以上に過酷な環境だと、もう科学力で太刀打ち出来ないってことだよね。……というか、だからこそ美食會はGTロボを使うわけか。となると、もう小松もGTロボしか道がないんじゃないの??
いぬまる
しばらく前から思ってたけど、大石先生は絶対に単なる「イイ話」では終わらさないよなー。意地のようなものさえ感じる。非常に好感が持てるぜ。
こち亀
特に悪いことはしていない両さんがなぜかひどい目に遭うオチで、「ああ、いつものひどいこち亀か……」と思ってたら、最後の最後にフォローが入って、「秋本先生どうしたんだぜ!?」とびっくりしてしまいました。それでも不条理なことには変わりないけど、最後の1コマがあるかないかで全然後味が違いますね。
ところで、あのヨウムたちはあれだけ人間とコミュニケーションが取れるんなら、漫才なんかやってないでも、もっといくらでも稼げる方法がありそう……。警察も偵察や見回りのために何匹か雇えばいいんじゃないかな。飛翔の蝙也を雇うよりもコストパフォーマンスは高いと思う。
めだかボックス
あれ? マイナスって球磨川くんと半袖だけじゃなくて複数いるの……? そうなると先週の「エリートを皆殺しにしたら平等」はどうなっちゃうんだぜ。マイナスは別にエリートじゃないから関係ないんだろうか。まあ、そもそも球磨川くんの論理をまともに取り扱うのが間違ってるんだろうけど。
ともあれ、江迎さんが出てきてくれたおかげで、球磨川くんと江迎さんの共通項を探ることによりマイナスの特性がアブノーマルと比較できるようになるんでしょうかね。球磨川くんを見る限りでは、「漫画的なおもしろ設定を台無しにする」メタ能力だと思うんだけど、さてはて。
スケットダンス
すっげー面白かったです。手品師のスイッチと僧のツバキが想像以上にカッコ良くて、なるほど、自分から立候補してでも押さえた甲斐はあったな、と思ったり。最後のページは読者の視線の動きに沿って右から順にカッコイイのを並べて、ケツにあっちゃんとスライムを置いて締めてる辺り、いい仕事してるなあと思いました。あっちゃんの絶対的な場違い感と、ボッスンスライムの水戸黄門的なお約束感の流れがとても巧い。
サイレン
やっべー、ヒリューくんの可哀想さがネタのレベルを通り越してきた。ヒリューくんが安定感のある荷物持ちをしている間にもアゲハと雨宮さんがストロベリってて、しかも、ヒリューくんってば、カブトのように驚くでもなく事態を冷静に受け止めているところがまた一段と切ない……。これ、ヒリューくんは「あいつらは命がけの修行に挑んでいるんだ。決してイチャイチャしてるとかそういうわけじゃないんだ。だから、あいつらが二人きりで修行していても、決してイチャイチャしてるわけじゃないんだから、オレはオレの仕事をしっかりやるんだ。そして、全てを解決したら、オレは雨宮と……」みたいなこと考えてるんだよ、きっと。でも、ヒリューくんがそうやって大人の振る舞いをしているうちにも、事態はどんどん取り返しの付かないところまで進んでるんだよね。なんて可哀想な人なんだろう。健気に荷物持ちしてる姿がとても見ていられない。
***
それはそれとして、今回の首都侵入作戦は「①移動はワープで瞬時に」「②遠距離砲撃で陽動」「③陽動後に潜入」「④搦め手の太陽光照射攻撃」と、各人のスキルを適材適所に割り当てた攻城戦術で実によく出来ている気がします。WISE側は兵力が足りないんじゃないかなー。②は絶対放っとけないけど、③も当然予測して兵力を城内に残しとかなきゃいけないし、④に対応する人材を回せないんじゃなかろうか。②の陽動班がビーム発射→敵が来たら逃げる→敵が引っ込んだら近づいてビーム、とか繰り返すと相当嫌らしいよね。ただ、向こうにもシャイナがいるから機動力はあるんだよなー。地味にシャイナがWISE側のキーマンな気がします。移動能力って大事だよねー。
メタメタ
相変わらずの不条理っぷりだなー。「ウダウダ言ったやつは失格にするが、ウダウダ言うやつがいたらヒントはやるぜ!」か……。なんなんだそれは……。主人公たちが受験者の名前を書き換えて試験を受けようとした時はなんてひどい話だと思ったが、受験できたらできたであまり変わらない扱いを受けている……。
ところで、ウダウダ言ってた彼は体中に木の枝が刺さっているところを見るに、バブリウムを起動させることもできないまま木の上に落下し、それで運良く命は助かったように思われるのですが、それってむしろリタイア「できた」人たちよりダメなんじゃねえの? だとしたら、試験になってない気がするんだけど……。
・ボルドー「もちろんそれ以外のレアメタルもあれば受け付けておるぞ」
主人公「ウオオー、これがオレが発見したフィロミウムだー! さっきそこに落ちてるのを拾ったぜー!」
ボルドー「見事じゃ、小僧!」
うん。二次試験は持参したレアメタルを差し出せばいいんじゃないかな。そして、この解決法で正解だとしたら、「協会オススメ試験対策レアメタル10点セット」商法が完璧になるね。「ウオオー、試験前に買ったレアメタルだー」「見事じゃ! そのレアメタルは回収させてもらう」。これで受験者と試験管の間を永久に循環させるだけで、いくらでもカネを生み出せるぜ! たぶん10点セットの中には二次試験用に単体では特に意味を持たないレアメタルが含まれてるんだと思う。
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