お仕事メモです。
天台
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↑ここからのまとめ
・法華経（妙法蓮華経）の妙法とは伝統的解釈によれば諸法実相のこと。諸法実相は「すべてのものの、ありのままの相（すがた）」。（※相ってのは手相とか人相とか言うときの相……ですよね？）
・道元禅師の眼横鼻直とかが諸法の実相。
・天台智顗は自分の天台教学を体系づけるために法華経を利用した。中国仏教者による独自の法華経解釈であり、法華経理解。
・平等即差別は、全部空→そこから分割（※要するに唯識の円成実性→依他起性のことかと）
・最澄のやろうとしたことは、天台法華宗を独立して作ること、大乗の戒律を伝えること。
・五時八教（教相判釈）。（※これは天台思想として解説することに意味があるのだろうか？ いや、歴史的にはあるだろうけど、現代的に意味がないし、あんまりテンションが上がらない。声聞の七賢、七聖も「天台思想」の枠で説明する必要があるのだろうか？）
・小乗教は具体的現実の世界で四諦や十二因縁や二諦を見ていくのであって、現象を超えた世界を考えない。だから一番程度が低い。（※これは法華経には法身があるから、ということ？）
・三諦（空・仮・中）（※これも唯識で言えば円成実性→依他起性→パーフェクト依他起性というだけじゃないかな）
・一念三千（※よく分からない。「どんなこと考えてても、その一瞬の中に仏の要素もあるから、オレたち仏になれっぜ」っていうだけのこと？）
密教
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↑ここからのまとめ
・密教は神秘主義。普通の仏教は「人がなんかする」→「仏になる」だけど、密教では「ほとけ」という聖なるもの（神みたいなもの）があって、人がそれになる（合体する）といったイメージ。
・大日経で説いてるのは、①空だよ、②儀式（？）のやり方アレコレ（印相の結び方、真言の唱え方、（尊格、象徴、梵字による）マンダラの描き方、護摩法、供養法、潅頂法）（※これは「儀式のやり方」って言っていいのかな？ マンダラの描き方っていうのはイメージ修行を行う上での脳内映像のこと？）
・金剛頂経で説いてるのは、五段階の瞑想法（五相成身観）を経て、大日如来と一体となること。（※これは現実的には「全体ドカーン」の体験なのだろうか？）
・↑これを視覚的に現したのが金剛界曼荼羅。
・日本で理趣経がよく読まれてるのは、読誦の功徳を強調する般若経の要素が残ってるから。（※どのくらいセックス絡みで揶揄されてるのかを愛忍者さんに確認したい）
・現象と実在の間に本質的差異はないと考えるため、現世利益もやる。
・三密だから三劫もかけなくても仏になれるよ（即身成仏）。（※三密だからスピーディーというのはどういう理屈なんだ……）
・地水火風空識という六つの要素が融合しあっているのが「即身」という状態の本体。「即身」という状態は尊像、象徴物、文字、立体の四種のマンダラで表現される。「即身」の作用は身体と言葉と心という三種の行為形態として理解できる。（※現実の自分も聖なるものとしての仏も構成要素が同じ（六大）で、どっちもマンダラで表現できるし、どっちも働きは身口意で共通してるから、自分も仏になれるって理屈？？ これって要するに「仏って聖なるものって思ってるかもしれないけど普通の人だからね！」ってだけの話じゃねーの？）
・大前提は「われわれはほとけと異ならない」。ただし、これは可能性の話なので、実際には修行により体得しなければならない。（※要するに「これをリアルに感じる」ということだろう）
・即身成仏がどういう状態なのかは定説がないらしい。（※さて、どう説明したものか……。唯識の円成実性のような状態と考えてよいものだろうか）
・聖と俗の区別が消滅するので、世界は全部「だいじなもの」になって大日如来に包まれる。現実的には「世界をよくしていこう」という動きになる。これが密厳国土。（※ここの理屈はよく分からない。既に「だいじなもの」になってるなら、何もしなくてもいいんじゃないか。色々ダメなところがあっても全部含めて「だいじなもの」になってるんじゃないのか？）
・具体的な修行法は、特定の本尊を定めて、供養物を捧げて、三密を通して仏と一体になり、その功徳で成仏や種種の目的を祈願する。（※ほとけがお客さんで来るのでもてなして、そこでヒーローごっこしてほとけと同じになった気分になって、ちょっとお願いとかして、後はお見送りする感じ？ 入我我入観はヒーローごっこ（三密）の意のこと？ 入我我入観では「全体ドカーン」はありうるの？？）
