ワンピース
ムッギー。すごく面白いんだけど、赤犬さんが元気なことが本当に残念だなあ。その点さえ除けばジンベエさんがリタイア気味なところとか、クロコさんのツンデレっぷりとか、トラファルガー・ローさんの参戦とかすっごい面白いんだけどなー。赤犬さんも元気だし、ジンベエさんも死にそうにないしで、ここらへんは前と同じで「死んで良さそうなダメージでも死なないワンピース」ですね。希望を言えば、三大将も一人か二人くらいはここで落ちて欲しいんだけどなー。あと、赤犬さんは何やっても止まらないのでそろそろ微妙になってきたぞう。まあロギアはそういうもんではあるんだけど、イワさまでもジンベエさんでもクロコさんでも止まらないので、ここまで何やっても止まらないとなんだかなーっていう感じです。
ナルト
サクラ「私は何もできないからATBに徹するわ……!」
今週冒頭のこの述懐だけでも十分に素晴らしかったのですが、結果的に見れば、「足手まといのサクラの毒でナルトが死にかけた」ことまで分かって、今週のナルトは僕たちのサクラ愛を胸いっぱいに満たしてくれましたね。この短期間のうちに仲間の忍者を四人も行動不能にしているぞ。どこまで足手まといなんだサクラ。サイのところに帰ったら眠りに落ちていた三人が野犬に食い殺されてたら面白いな。でも、ひょっとしたら彼女は本当にサスケ側に寝返っていて、色仕掛けにより木ノ葉側に致命的打撃を与えようと画策している最中なのかもしれない。だとしたら、すごくいい働きをしているよな。ちゃんとくノ一してる。
鬼鮫さんの潜入ミッションは、うん、確かに想定してなかったし、意外だった。……でもなぁ。どっちかといえば残念だ。鬼鮫さんの件は敵組織の幹部の一人を(第三勢力に近い)ビーさまが片付けた、という点で評価していたんですが、それがなかったことになっちゃいそう。これで結局、主人公勢が倒すことになったらガッカリですね。鮫肌がビーさまに懐いたのも「そう仕向けたから」ってのが残念。あれは純粋にビーさまの魅力であって欲しかった。
あと、サブちゃんとビーさまの二人しかいないところを狙うよりも、ビーさまが里に匿われたところを狙う方が良いってのがさっぱり理解できないぜ。
「万全の状態の鬼鮫さんがビーさまとサブちゃんを相手にする」
よりも、
「鮫肌を失った鬼鮫さんが厳重警戒態勢にある雲隠れに匿われているビーさまを相手にする」
方が楽だってんでしょ? ウソだー。ていうか鮫肌を気に入らせなければ、鬼鮫さんは普通に勝ててたんじゃねーの?? なんなんだぜ、この作戦。マダラさんが鬼鮫さんを罠にハメて殺そうとしてるようにすら思えてきたぜ。サクラといいマダラといい、忍者らしくなってきました!
トリコ
トミーさんカッコイイ! 第二形態になるまでのトミーさんはえらいカッコイイな! 最初っからこんなキャラだったら良かったのに、なんで途中まで安っぽい悪人描写にしちゃったんだろうね。トリコが安っぽい善人描写から「野生のトリコ」になったのと並行して、トミーさんも「野生のトミーさん」になったっていうか。あれ? ってことは、最初から二人とも野生で戦ってりゃ良かったんじゃね??
しかし、線の細いトミーさんがムキムキのトリコとガチンコで殴り合ってるのが僕は楽しかったので、トミーさんまでムキムキになっちゃったのは残念。第二形態になって急に魅力が減ったというか、戦力は上がったんだろうけどOSRが下がっちゃったから強そうな(勝てそうな)気が急にしなくなっちゃったな。
でもまーそんなことより何が残念って、トリコの「知らなかったけど、パンチよりキックの方が強かったです」が本当に残念。おいおい、トリコ、お前どんだけ才能にあぐらかいてんだよ。自分のキックがどんなもんかくらい事前に試しておこうぜ。せっかく互角でギリギリの勝負だったのに、「キックしたら意外と強かった」は緊張感削いじゃったよなー。今まで腕を犠牲にして13連釘パンチしたり、腕が治るまで劣勢を耐え凌いだりしてたのはなんだったんだ、最初っから蹴っとけよって感じがしてしょうがないです。
バクマン
今回は「作者が主体的に連載を辞めれるのか?」というお話ですね。バクマンによると辞めれるパターンは以下の3つ。
1、人気漫画が少し落ちてきて畳みたくなったら
2、ストーリー漫画が完結したら
3、作家の体力、精神が限界と判断したら
ということは人気漫画で人気が落ちてなかったらやめれないってことか……。なるほど、ドラゴンボールが終われないわけだぜ……。一方、デスノみたいな完全ストーリー漫画なら完結すりゃあ終われるってことですね。うん。タントは見事にどれにも当てはまってないな。そりゃ終われんわ。
とりあえずサイシューの態度は僕的にもまったく「何言ってんだ?」だったので、周りの大人がちゃんと想定通りの反応をしてくれて、まあそうだよねって感じ。オチの「ジャンプを辞めるか否か」は、そうは言っても辞めねーことが分かりきっているので非常にどうでもいいなあ。辞めてエロ漫画家になって、「オレたちに向いてたのはギャグでもバトルでもダークテイストでもなかった。グチョグチョのエロ漫画だったんだ!」っていう展開なら拍手喝采だけれども、いやでもぜってー辞めねえもんなー。大人の事情的にも辞めるはずがない。
あと、シュージンはこういう時こそ大学で学んだこととか、大学生活での経験とかを何か漫画に活かせばいいと思うんだけど、入学時のあれ以来、最近では通ってる描写すらないんだから今更何かに活かされても僕らが困惑するだけか。普通に通ってりゃ何か一つや二つは刺激を受けることもあっただろうにね。
ブリーチ
前回のお爺ちゃんの技が意外と大技だったことにびっくり。高レベルの鬼道だとは思ってたけど、「焼き焦がした我が身を触媒とする」とかそんな訳の分からん制限制約が付いていたなんて! しかし、腕一本犠牲にし、完全に隙を突いて発動したにも関わらずカスリ傷ってどうなのよ? 藍染さま堅過ぎ。一護の一撃も見るからに軽症でガッカリ。「十分だ」じゃねーよ。何一つ十分じゃねーよ。敵ボスが無駄に硬いのは萎えるなー。あの一撃で大ダメージ→これで互角だぜ、くらいの感じでも別に藍染さまの格は落ちたりしないと思うんだけどね。
いぬまる
かつては罰ゲームだった生尻押し付けがもはや日常茶飯事に……!
デビルクラッチ
メガテン好きなんだなーって思いました。LAW対CHAOSですね。アモンが主人公ってことはifのアキラ編だろうか。絵的に分り辛いところが多くて、話の流れ的にも「この要素は無理矢理入れたんだろうな」っていう苦労の痕が見えちゃうのがネックですが(髪どめもらう→カマエルが髪どめ踏む、の流れとかは担当に言われて入れてるんじゃなかろうか?)、何気に宗教はちゃんと勉強してて作者18歳なのにスゲーなと思いました。「欲」に対する両陣営の態度は極端化されてるけど、まあぶっちゃけあんな感じだよね。キリスト教というより初期仏教の方が近い気がするけれど。アモンくんにはこのまま非実在未成年規制派とも戦って欲しいな!
四谷先輩
特定場所でお花見がしたいから殺人事件に関与する、というヒロインの行動原理にとてもムヒョっぽいものを感じました。下らない理由で大ゴトに首を突っ込むバランス感覚の欠如というか、そういうのがなんかとてもムヒョっぽい。どこがどうと具体的には言えないのだけど、これ、西先生が描いてるんじゃないか?と思う程にムヒョっぽい。個人的にはこういうどうでもいい理由で事件に関与されると、その後の展開もどうでも良くなってしまうので、事件の入り口はもう少し頑張って動機づけして欲しいところです。桜の木の下にデカイ穴が空いてるところまでは良かったんだけどね。
後は明らかにアレっぽい田中先生がアレっぽいのはともかくとして、早乙女くんまで異常性を見せてきた辺りは良かったです。田中先生はキチガイの上に犯罪者で早乙女くんは普通のキチガイなのだろうか。しっかし、この学校、着実に教員の数が減っていくよな。最終的にはこの学校自体が「人を狂気に導く学校」(※)とか呼ばれて怪談になるんじゃなかろうか。四谷先輩も十分に気が狂ってるしな。
※他に青春学園などがある。
べるぜバブ
人物描写的にあまり褒められるところのないこの漫画で、「自分が一番ボロカスに扱ってたくせに、手下をやられるとブチ切れる」っていうのは秀逸なキャラ描写だと思いました。
しかしなー。六騎聖的にはヘタしたら東条や男鹿よりも神崎さんの方が怖いんじゃなかろうか? だって相手はリアルヤクザだよ。いかに優等生スポーツマンでも、実家に鉄砲玉とか飛んできたらたまったもんじゃないだろうにね。
ハンター
んー……。メルエムさま完全復活かー。完全復活はいいけどちょっと失ったものが少なすぎるんじゃないかなー。プフとユピーの弱体化とメルエムさまの一時的記憶喪失だけでしょ。特にプフとユピーが残ってたのが残念。プフとユピーはあんなにヘブン状態だったんだから、うっかり全部王に与えて消えてしまった方が良かったんじゃなかろうか。あれ程のヘブン状態でまだ保身を考える余裕があったとは思えないぜ。
このまま王が普通に宮殿に帰ってきてもハンター側の今の戦力で何とかなるとは思えないから、もうちょっと何かあってから和平エンド的な感じで終了かなー。ここからの転がし方も畳み方も想像つかないぜ。
こち亀
部長がキチガイにも程がある……。知り合いの女の子を善意でガイドしてあげたら、意図するものと違ってたからといって拳銃のグリップで殴打するとか何を考えてるんだ……。キチガイ以外の言葉が見つからない。
あと、「もっとスピードを出せ!!」「500km/h出せーっ!」と空気を吸うように犯罪教唆する両さんはさすがだと思いました。
リリエンタール
400歳処女、部屋着はパーカー……! カナリーナさま、素直になれないだけでなく微妙に性格も悪かったりして、なるほど、400歳処女は伊達じゃないな、と思わされました。
今回、カナリーナさまたちの様子を(カナリーナさまの私生活まで!)テレビの外からみんなが見てわいわいコメントしてるのが何気に面白かったです。みんながカナリーナさまの私生活を覗いて好き勝手にコメントしているように、僕ら読者も漫画の登場人物の生活を覗き見て好き勝手にコメントしてるんだもんな。カナリーナさまの秘めたる(?)気持ちがあっさり雪ちゃんたちに伝わって、ちょっと可哀想だなと思ったけど、僕ら読者も同じようにうさみちゃんの気持ちとか知ってたわけだし。今週、カナリーナさまの私生活をみんなが覗き見てたように、ララとか春菜ちゃんも僕たちに入浴シーンを覗き見られてたんだなー。
To LOVEる-とらぶる 17 (ジャンプコミックス) | |
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