トリコ
<13&14>
やっぱトミーさん好感度高いわー。彼には殺る気を感じるもん。トリコの挑発にも乗らずに遠距離から物量で押す戦闘スタイルがイイね。トリコが「こいつを送り込んだ理由が分かった気がするぜ」というのも、なるほどなと思いました。スタージュンさんは結構プライド高くてこだわりを見せるし、グリンパーチさんは言う事聞かねーし、それを考えると目的を見失わずちゃんと仕事ができるトミーロッドさんは本当に優秀な人材なのでしょう。
惜しむらくは、島袋先生が少年漫画フォーマットに忠実すぎて、トミーさんの悪人描写を無駄に強調しているところだよなー。「感情を持たない虫のように冷血なキャラ」なら、「自分の産み出した虫が殺されても平気」でもいいけど、わざわざゴミ呼ばわりして足蹴にすることはないというか、それは逆の意味で「アツい」んじゃないかと思ったり。他二人の支部長にしてもそうだけど、悪人描写が取って付けたような感じで、本当に「悪い」と思えないのが残念。
黒子
<13>
浜辺で上着を脱ぎつつページを跨いだとしても水着ですらなく、周囲の誰もリアクションしない辺り、本当にカントクは誰からもヒロインと思われていないのだなあとしみじみ思いました。
しかし、浜辺での練習はどうなんだろう。バスケでドリブルできない、バウンドパスできないではリズムが狂うだろうし、砂浜でジャンプ力が落ちたら3Pシュートの感覚も狂ってくるんじゃないですかね。僕にはこの練習が体育館でのパワーアップに繋がるとは思えないのですよ。
……とはいえ、最近テニスの方では「コーチの命令で酒を盗みに行って赤外線監視装置を潜り抜けたからテニスが巧くなったぜ!」「鷹に追われる中でムーンサルトを低く飛ぶことに気付いたからテニスが巧くなったぜ!」などと亜空の論理が飛び出していますから、そっちに比べれば、まあ、ねぇ……。
あと、木吉さんの言ってる「スタイルの確立」ってやつは、漫画的に言えば「キャラの立たせ方」と同じだと思います。キセキの世代のやつらは「100%3Pシュート」や「コピー能力」で完全にキャラが立ってますが、誠凛の彼らはまだそこまで強烈なキャラ立ちができてないし、黒子の「ステルス」にも限界があることが分かってしまったからね。でも、その意味で言えば、一番ネックなのは木吉さん本人だと思うなー。読者的にもまだ彼がどういうキャラなのかさっぱり掴めてないし、正直影薄いもん、彼。
<14>
な、なにー! 火神のジャンプ能力にタネがあっただとー!? あれはてっきり「コート上の誰よりも高く飛べる」という論理能力だと思ってたぜ……。しかも、作中の設定では「跳ぶ度に高さが増すジャンプ」という扱いなのか。分かりづらいぜ!
バクマン
<13&14>
やっべー。シュージンがげっそりしてるの見ると黒い笑いが浮かんでくる。これがメシウマというやつなのか。本当にこの漫画の主人公は読者(僕)に好かれてないよな。
今週ラストの展開では港浦さんが可哀想なことになりそう。ギャグマンガを必死に推して、ついに作家の説得に成功して、連載にもなって、順位もまあそこそこで落ち着いてきてるのに、先輩に言われるままに情報を伝えたら、「もうやめたい」とか言われるとしたら、これは港浦さんアワレだよなー。でもまあ、バクマンはそこんところギリギリで「あんまり訳の分からない展開にしない」ので、なんだかんだあってもタントの方向で頑張るような結論になるんだろうな。でもきっと打ち切られるんだよ。
読者としてはタントは真剣にどうでもいいからさっさと終わって欲しいが、ここでサクッと止められるのもそれはそれで社会人としてどうかと思うし、かといってサイシューが心機一転してタントが続いてもやっぱりどうでもいいという、なんとも微妙なアンビバレンツですね。これはどうだろうか?
あと、結局、大学に行く意味はなかったんだなーと、ふと思いました。
めだか
<13&14>
おそらく誰もが疑問に思っているであろう「名瀬ちゃんのパンツは一体どうなってるんだ??」問題ですが、先日のラジオで話しあった結果、「名瀬ちゃんはまずストッキングを履かされた上で股間の部分だけストッキングを鋏で切り取られて、その上からパンツを履くというイジメに遭っている」という結論に達しました。全て解決だ!
・真黒「壊すか壊さないか、阿久根くん――、君の前にある選択肢はそれだけかな?」
「ああ、なるほど。つまり答えは性行為ということだな。性行為なら回復能力は関係ないし、痛覚が残っているということはヨガらせることもできるわけだし、気持いいんだからどんなに腕力があっても振り払われることもない。なるほど、考えたな西尾先生」
などと思っていたけど、当たらずとも遠からずだったよ。
・真黒「ノーブラ確認を諦めてもいいくらい僕はきみの覆面の下に興味がある」
おいこら諦めんなふざけんなよくそったれ。
いぬまる
<13&14>
そりゃあたまこ先生に一物を見せつけられるなら協力したい小学生も中学生もおっさんもいますよ。
……とか思っていたけどそういうことではなかったよ。
ハンター
<13>
イエーイ! 核だいすきー! 核イエーイ!
まーそりゃそうだよね。世界規模での問題が発生してるんだから核だって使うよね。そして、個人レベルで最強の超能力者よりも核攻撃の方がつおいという展開も全くその通りだと思うし、しかし、安易に使用できないよう政治レベルでの歯止めが掛かってたというのも納得できる展開でした。核を使っちゃったら、おそらくネテロ会長のハンター協会内での失墜は確実で、さらにはハンター協会自体も世間的非難を浴びたりするんだろうな。
ただ、一点納得いかないのは、お腹の傷から核は会長の腹の中に埋め込まれていたと思われるのだけど、それを埋め込んだタイミングはおそらく王との戦いが予期されてからであり(普段から埋め込んでたら突然の心臓発作とかで街が壊滅する)、しかし、王のような実力者と戦うのに、そんな異物を体の中に入れてまともに戦えるのかね?ということ。ベストコンディションを整えるために、相当の調整期間を置いた会長がこんなものを腹の中に入れるだろうか? 聖紆塵なんて折り鶴が一つ刺さってただけで大豪院邪鬼にやられちゃったんだぜ。
<14>
なんというヘブン状態……っ!!! なんというハンターハンターミスター味っ子編……っ!!!!
真面目な話、王が核で生き残ってたのはちょい残念だけど、十分な重症っぷりで、かつ、「念能力者を食べることでオーラを得る」という王の念能力(だと思う)を踏まえての回復法なので、総じて「アリ」な感じ。でも、核でも倒せなかった(けど、もう一度核落とせば倒すことも可能)となると、もう和平エンド以外の道が見えないなー。
保健室
<13>
やっべー、僕、淀橋くんが大好きだ。淀橋くんが活き活きしてるだけで幸せだ。彼は外道でクソ人間な上に、一度病魔に取り憑かれても一切改心せず、人の弱みにつけ込むことしかしないのに、学校の中でそれなりに立ち位置を確立して後輩の女の子からも慕われてるんだぜ。なんだよ、このキャラクター。
あと、最近は「その点アンタはすごいわ」のように、病魔を部分肯定してる辺りもなんだか好きです。淀橋くんもだけど、今の「保健室~」の善悪入り交じったカオスでぬるーい空間がいい感じ。
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