ちょっくら宣伝。マイフレンドの中沢健さんが発売した『初恋芸人』の出版イベントにお呼ばれしたので出ますよー。12/9の水曜日。場所は東京都阿佐ヶ谷。作家デビューまでの話とかをしろって言われてるので、ワナビーの人にも参考になるんじゃないかな! よろしく!
【公演日】 2009年12月9日(水)
【時 間】 OPEN18:30 / START19:30
【会 場】 Asagaya / Loft A
【出 演】 中沢健
ゲスト:切通理作 石田ひろし 架神恭介
日日日 他。
【料 金】 前売¥1,500/当日¥1,800(共に飲食別)
前売チケットはローソンチケットにて11/9から発売!
[L:32329]
【お問合せ】 03-5929-3445 (Loft A)
ワンピース
うひー。包囲壁の穴から突撃するという、それだけのことが何とダイナミックな……! 伏兵のコーティング船からオーズの引き上げ、そして、マルコ&ルフィによる大将の足止めと、何もかもが納得できるぜー。あえて言うならば、赤犬さんはマルコとルフィを黄猿、青キジに任せて遠距離砲撃に徹するべきだった気もしますが、いや、しかし、あれだけの包囲状態にあって壁からも砲撃してたんだから、普通はそこまで念を入れないよなあ。
ところで、今週ふと気付いたんだけど、センゴクさんって「昔はアフロだった」わけじゃなくて、アフロヘアーの上から無理矢理帽子を被ってんのね。
ナルト
己の恋心を押し隠し、愛ゆえにサスケを自らの手で葬ることを決意したサクラ。そして、己が課したナルトへの重荷を解き放ち、逆に今度は自分が罪の重荷を負おうとする彼女の決意。全てを知ったナルトの揺れる感情。友を救いたい気持ちと火影を目指す者としてなすべき責務、好意を持つ女の子の抱える苦悩。全てが重層的に折り重なり、各キャラクターの心情が悲哀と共に伝わってきます。いや、伝わってきたはずでしょう。もしもこの漫画がナルトではなく、主体がサクラでなければ。
うん、まあ、ホント岸本先生は残念ですね~。やりたいことはスゲー分かるし、頭ではしっかり理解できるんだけど、感情の方は1ミリたりとも動かされない。ここまで錯綜した状況を作り上げた構成手腕は認める。認めますよ。でも全然面白くないんだなこれが。なんでこれで面白くないのか、読んでるこっちの方がびっくりだよ。これって、ひとえに今週の「ピキキ…パリーン」(昔のカカシ班の映像が割れるアレ)に象徴されるように、あまりにもチープすぎる演出のせいじゃないかなあ。「ピキキ…パリーン」とか見た瞬間に愕然としたもんな。なんだアレ。
しかしまあ、それはそれとして、一時は「マダラ=ダンゾウじゃないのー?」と言われていたマダラさんとダンゾウさんが、来週はなんだかガチバトルしそうな気配なのでこちらの成り行きは楽しみです。僕はまだ「マダラ=ダンゾウ」を疑ってるんだけど(「フフ…、哀れなヤツだな。まだ自分の正体に気付かないのか」展開)、たとえそうであったとしてもある程度ガチバトルしてくれるならワクワクできそう。悪vs悪の戦いは無条件でドキドキできるもんね。
ブリーチ
上司と部下の過去のやり取りを踏まえ、現状の敵対状況を苦悩と共に語る檜佐木さん。両者の間に見えた師弟のやり取りを通じて、檜佐木さんの悲痛な叫びが胸を打つようです。いや、打ったはずでしょう。この漫画がブリーチでなければ。
いやもうホント、そこまでやったならサクッと止め刺しましょうよ。何考えてるんですか、バカですか。いやいや、分かりますよ。過去に色々あったんですよね。尽きせぬ想いがあるんですよね。そう簡単に昔の上司の首を刎ねたりできませんよね。分かってますよ。分かってますけど、でもだるいんですよ! ホント、マジで! 檜佐木さんが首根っこを捕まえて回想シーンに入った瞬間から、「ああ、これ、ウダウダ言ってたら腹とか刺されるんだろうな……」とか思ってたら、ホントにそのまんまなんだもんなー。両者の間の感情的なうんぬんに共感したりおセンチな気分になったりするよりも早くマッハのスピードでガッカリ感に襲われるってのはダメだと思うんですよねー。うん。まあブリーチらしいといえば非常にブリーチらしい展開ではありましたが。うん。決して誉めてませんけど。
こち亀
「ようし撤収」
「あの人は?」
「もういいんじゃないの」
何を言ってるんだww いいわけがないだろうがwwwww
秋本先生はテレビ局に対してなにやら凄まじい不信の念を抱いているのではないかと思いました。これはふつうに人殺しだよwwwww
彼方
マンガ専門学校伝説ハリケーン準を思い出してしょうがないけど、それはそれとしてスゲー面白かったです。バックダンサー化の下りはちょっとめだかボックス入ってたよね。
バクマン
若者よ。恋をせよ。人を愛せよ。時には傷つくこともあるだろう。大切な相手を傷つけることもあるだろう。だが、全ては経験だ。ほろ苦い思い出も、脆くも潰えた恋心も、思い返せば恥ずかしいあの時も、全ては君の血肉となる。人を愛することで君は一回り大きな自分になれる。
若者よ。恋をせよ。傷つき、傷つけられて、成長するのだ。恋をせよ。若いうちに、恋をせよ。できれば二十代の内に。さもなければ、君も中井巧朗となってしまうだろう。
リボーン
なーんかちょっと驚くほどつまんないな。なんだこれ。桔梗さんは何が強いのかさっぱり分からんし、笹川兄の変身ポーズは凄まじくダサいし、結局、体力切れで負けるという展開にもカタルシスがない。
いや、体力が勝負に影響するってのは個人的には好きなんですけどね。でも、ピカーッて感じで鳴り物入りで登場して、「疲れたから負けました(´・ω・`)」っていうのは読んでるこっちも(´・ω・`)ですよ。なんといえばいいのかなー。活躍が表面的というか本質的でないというか。ランボや笹川兄の活躍は特に形勢を変えたわけでもなく、「とりあえず出してみただけ」っていうか。そして、そんな「出してみただけ」が作中でさも重要なことかのように扱われることに違和感を抱いてしまうのだろうか。なんつーかなー。今週は特に内容もないし、「ハッタリの効いてないブリーチ」くらいにしか思えないや。修羅開匣してワクワクしたことが一度もないぜ。
ねこわっぱ
基本的には普通につまらない漫画なんだけど、「安全なゾーン」だけは笑わずにいられなかった。この漫画、幼女の扱い方だけは心得てやがる……。そりゃあ幼女を股間に入れれば誰だって面白いですよ……!
↑この2コマのシュールさは控えめに言っても永久保存クラス。
……しかし、この漫画の「ほのぼのムードの中、子供にガチの殺意を抱く大人たち」はどうにも好きになれないなあ。
黒子
なるほど、青峰さんの能力って、ウメさんがありえない場面で波動拳を撃って、「なんでそこで波動拳を撃つんだ! でも効果的だ、ウメ波動スゲエ!」っていうアレかー!
…………と、思ってググってみたらどうもウメさんは考えて撃ってるらしい。例えが分かりにくい上に間違ってるとか、最低だな、自分。ごめんなさい。
めだかボックス
なるほど、高千穂さんの能力って、ウメさんが相手の小足を見てから昇竜余裕でしたっていうアレかー!
……いや、スイマセン。知りません。適当こきました。ごめんなさい。
ま、それはそれとして、高千穂さん能力はキルアの神速(カンムル)ですね。あれの事前プログラミングが不要になったバージョンとでも言いましょうか。ゾルディック家の天才児と同じ能力を持ってると考えると「スゲエな」と思いますが、んー、でも、ぶっちゃけ文字化されるとあんまりすごい気がしないですよね。ここら辺、ぬらりひょんと同じ問題にブチ当たってる気がします。なんかこうやって「常人の能力の延長(?)」として説明されると、アブノーマルとスペシャルの違いがよく分かんないような。いや、訓練やなんやでは辿り着けない境地、という意味ではやっぱりアブノーマルは特別なのだろうか。
その一方、これまで訳が分からんだけだっためだかさんの特質が同じ尺度で測られようとしている展開はグッド。頭脳で理解できるということは、理屈で捉えうるレベルの問題なのでしょうね。でも、「肉体的に優れている」「学習能力が高い」ではないんだよな。個人的には「無我の境地」(それまでに見たことのある他人の最も優れた性能をコピーできる)辺りかなーと思ってたけど、雲仙さんの計算能力には及ばないって言ってるしなー。来週に期待。
保健室
結局、受付のおねーさんはなんだったんだ??
サイレン
「尾行なんて必要無いだろ。さっさと腕ひねりあげて聞きだしゃいいんだよ」
「焦っちゃ駄目よ(暗がりで一人になったところを襲わないと)」
個人的な話ですけど、いまフォールアウト3を「雨宮」という名前でプレイしてるんですが、今週の話はロールプレイの際の良い参考になりました。なるほど、情報が欲しい時はこのようにロールすればいいのか。
あねどきっ
どう見てもストックホルム症候群です。本当にありがとうございました。
・冒頭の姉DQN
すごい腕力だ……。中学生とはいえ男の子一人を片手で提げるとは……。
・なつき「また、この家にこーちゃんと戻ってくるから!」
脳髄が爆裂四散するかと思った。
…………本当に河下先生は読者の気持ちとか一切考えてくれてないんだな。……あー、いやいや。何事も自分中心で考えてはいかん。世の中にはなつきのこのセリフに何らかの肯定的意味を見出せる人もきっといるのだろう。河下先生はそういった方々を相手に物語を作っておられるのだ。
たとえば羽衣狐さまが無辜の男子中学生から肝を吸って殺したとして、それを椎橋先生がまさに感動的な物語として描いたのなら、僕などは「全く何と美しい話だろう」「心が洗われるようだ」などと当然思ってしまうのであって、それを思えばなつきがコウタ君を連れて家に帰ろうとするのも、ある人たちにとっては肯定的に受け取られることなのかもしれない。もっと言えば、例えば幻影旅団編で仲間のために悲愴な決意をしたパクノダなども、言ってしまえば悪人が悪の組織を守っただけのことであって見る人から見れば感動的な物語とは言えないのかもしれない。僕たち読者はそれと同じように、今週のなつきの行動を捉えるべきなのかもしれないのだ。
・コウタ「オマエ本気でこんなエロそうなオッサンと(ry」
しかし、本当に河下先生は一片の隙もなく僕たちに好感度というものを与えてくれないよなあ。ここまで徹底されると見事な仕事と言うしかないぜ。なぜ主人公を見た目で人を判断して、一方的に悪し様に罵るようなパーソナリティに描くのであろうか? あの大富豪の人だって好きでオッサンになったわけでもなければ、好きでエロそうな顔になったわけでもないってのに、コウタ君は一体何を叫んでいるのであろうか。まあ、リアル中学生らしいといえばらしい反応ではあるのだけれどね。
・コウタ「俺は! なつきのことが好きなんだよ!!」
脳髄が爆裂した後、四肢が弾け飛ぶかと思った。
まあでも、考えてみれば分からん話でもない…か…。頭のてっぺんから足の先まで精液が詰まっているような中学生という頃合に、赤の他人のお姉さんが突然家に押しかけてきて、毎日添い寝などして性的に誘惑しつつ、しかもヤらせてくれるでもなく毎晩お預けを食らわされていれば、コウタ君でなくともこのような錯覚を抱いてしまうものなのでしょう。その上、なつきは家事など身の周りの世話もある程度やってくれているわけですし、彼女に母性愛を感じてしまうのも致し方なし。さらに言えば身内が大金持ちということまで分かってしまった。この辺りの感情が複雑にミックスされ、コウタ君の先の発言に至ったと考えれば理解できぬことではないわけです。
また、別の見方をすると、犯罪被害者が犯人と一時的に時間や場所を共有することによって、過度の同情さらには好意等の特別な依存感情を抱くことを「ストックホルム症候群」と言いますが、ひょっとすると、コウタ君にもこういった影響が現れ始めていたのかもしれませんね。南無阿弥陀仏。
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