核戦争で崩壊した「フォールアウト3」の世界を雨宮さんが旅するよ! 合言葉は「スーパークール&アナーキー!」
雨宮さん、傭兵を雇う。
ウヒッヘヘヘェ~、これで一人旅は終わりだぜェェ~~。メガトンでたむろしている元レイダー(モヒカンザコ)のジェリコさんを仲間にしました。「1000キャップ払えば同行してやる」と前々から言われてたんですが、1000キャップ集めるのが大変だったんだよね。何が大変って、このゲーム、相手の所持金が有限なので、こっちに売り物がいくらあっても向こうの所持金以上の金が手に入らないんですよ。店に物を売りに行っても、「そんなに売られても金がないんだから払えん。タダでくれ」とかぬかしやがるわけです。だから、荷物は増えるばかりで金が入らない。970キャップまで貯めたのに、あと30キャップが手に入らないという状況が長らく続いたり。結局、残りはダンジョンで手に入れたよ!
まあそれはそれとして、ジェリコさんとの二人旅。ジェリコさんつおい。鬼のようにつおい。流石は元モヒカンザコ! しかも荷物持ち! 「装備交換しよう」とか巧言令色を使えばいくらでも荷物を持ってくれます。装備交換というか純粋に荷物持ちだよね、この人! このゲームでは携帯できるアイテムの重量制限がキツイので(だって手に入れた武器が売れねーんだもん)、ジェリコさんの荷物持ちは本当に感謝! これだけでも1000キャップ払った甲斐があったよ。
そして、オヤジの足跡を辿る雨宮さんは途中で廃墟と化したスーパーマーケットを見つけたのです。コンピューターをハッキングしてドアの中へと入っていく雨宮さん。すると、そこには謎のダサいロボットが! 自動メンテナンスを起動して修理(?)するとロボが動き始めます。「おお、このロボどうすんのかな?」と興味津々で後を付いていくと、野良レイダーとの戦闘が始まり、何故かジェリコさんがロボを破壊しやがりました。な、なんだってー!?
……物言わぬロボを前に思う。この子には一体どんな意味があったのだろうか。ジェリコさん……、壊しちゃったものはもうしょうがないけど、あなたちょっと落ち着いて下さいよ……。
雨宮さん、アリと戦う。
そんなスーパーから外に出たところで、雨宮さんは一人の子供に声を掛けられます。「うるせえ!」と即座にショットガンをブッ放したいところですが、実際問題、モヒカンザコロールに徹するとまったくイベントがこなせないんだよね……。仕方ねえので子供の話を聞いてやることに。
少年いわく。なんでも彼の住んでいた町に突如火を吹くアリが現れて、彼の家族とお隣の家族、それと何の実験をしていたか分からない怪しい科学者が犠牲になったとのこと。うわぁ、明らかに科学者がうさんくせえ……。ともかく猫なで声で少年を言いくるめて、「父親がこんな時のために隠していた武器」の在り処を引き出します。まあ、「誰でも信用しちゃいけないんだ」ということを学べたのだから、少年に取っても安い授業料ですよね。
さて、貰うものは貰ったし、即座に子供にショットガンを撃ち込むのが正しいロールプレイだと思うんですが、くそー、続きが気になっちゃうから少年の父親探索をホイホイ引き受けちゃうぜ。この辺り、ホントにこのゲームのジレンマだよなー。正しくモヒカンザコしたいのに、するとゲームの大部分が楽しめなくなってしまう。一人息子を探すとか少年の父親を探すとかじゃなくて、無辜の民から種籾を奪うとか早くそういうイベントがやりたいなー。もしくは、そこらへんのレイダー(モヒカンザコ)と仲良くなって、そいつの組織を乗っ取ったりしたいんだけど、そういうことはできないもんだろうか。
というわけで、大変遺憾ながらも少年の父親を探してやることになった雨宮さん。幸いにも少年の父親はすぐに発見されました。死体でな! それを報告すると、子供は「敵討ちにアリを殲滅したい」とか言い出します。「自分でやれ」と言いたいところですが、やはり続きが気になってしまいアリの殲滅を引き受けてしまう雨宮さん。クッ、どこの世界に子供のためにアリ退治するモヒカンザコがいるというのか……っ!
アリ殲滅のため、マリーゴールド駅に向かった雨宮さんとジェリコさん。なんでもアリはここの奥から沸いているらしいです。そして、駅の奥深くではやっぱり生きていた科学者と邂逅。まあ、絶対コイツのせいだと思ってましたけどね! 科学者いわく、なんでも巨大アリを普通のミニサイズに戻す実験をしていたところ「何故かアリが火を吹くようになった」とのこと。こいつ、何言ってやがんだ……。
ともあれ、女王アリを守っているガードのアリ5匹を倒してくれと依頼されました。そうするとアリ同士を操作して共倒れさせることができるらしいのです。一応、後始末を考えてるだけギリギリ良識あるな、コイツ……。アリを倒したら、報酬として良く分からんエキスを注射してくれる(ステータスアップ)とのことでホイホイ引き受けてしまう雨宮さん。こういうのがあるから無碍に悪人ロールができないんだよなー。ま、それはそれとして、もうちょっと渋ってみます。
科学者「なに? 報酬が足りないだって!? しょうがないなあ。じゃあ僕の着古しの白衣をあげよう」
ナメとんのかコイツ。直ちにショットガンをブッ放したいところですが、しかし、白衣は地味に魅力的……。きっとサイエンスがグッと上がるんだろうな……。殺して奪うか? いや、殺すと注射が受けられない……。クソッ、依頼を受けるしかないのか……。
ガードアント戦は、「雨宮さんが地雷を撒く」⇒「アリが近付いてくる」⇒「ジェリコさんが『暴力サイコォォーッ!』と叫びながらアリの群れに突進」⇒「ジェリコさんが地雷踏みそうで怖いので必死に地雷回収」⇒「そんなことしてる間にアリが火を吹いてくる」⇒「ジェリコ『ちょっとこっち手ェ回してくれねえか!』」⇒「ジェリコは死にました」という実に息のあった協力プレイに愕然としつつ、2~3回はロードしたもののなんとか攻略。「ジェリコさんに離れたところで待っててもらう」という戦術を覚えたよ!
さて、これでアリどもは全滅したってわけだな! ちなみに科学者から「女王アリは傷つけないでくれ」と言われていたにも関らず、その後、女王アリを訪ねてみたらジェリコさんが撃ち殺してしまいました。ジェリコさんは往々にして悪人ロールが甘くなる雨宮さんの代わりに、こうしてロールを頑張ってくれているんだなあ。
そういえば、ジェリコさんの活躍と言えば、マリーゴールド駅で「セクシーな寝巻き」を手に入れたんですよ。すると、入手した直後に変な男がやってきて、「一度しか言わんぞ。セクシーな寝巻きをよこせ」とか言ってきて、てめえ、オレが苦労して獲得したアイテムを渡すわけねえだろ、ブチ殺されてえのか、と雨宮さんがショットガンを抜こうとしたところ、既にジェリコさんが男を蜂の巣にしていました。ジェリコさん、雨宮さんより手が早ェ……。
(上:セクシーな雨宮さん)
雨宮さん、子供をかどわかす。
アリ問題を解決した雨宮さん。さあ、ここからがお楽しみだぜ! 件の少年を保護してやるという名目で奴隷としてコキ使うことができるわけです。これでジェリコさんに続き荷物持ちが一人増えるわけだ、ヒャッハー! さあ、早速彼に話しかけてみましょう!
雨宮「ヘイ、ボウズ。お前、住むとこねえだろ? 面倒見てやるよ。さあ、一緒にお前の住む家を探そうぜ」
少年「ありがとう。リベットシティに従姉妹がいるらしいよ。家が見つかるまでこの町で待ってるね!」
ファッキンシット!……このやろう、付いてくる気がねえってのか。つーか、リベットシティってここからさらに南じゃん。どんどんオヤジの足跡から遠ざかっていくんですけど。一応、このゲームの目的ってオヤジを追うことなんですけど。
仕方ないのでリベットシティへの大旅行を敢行。途中、スーパーミュータントやレイダーに襲われながらの苦難の旅でしたが、とうとうリベットシティに住む従姉妹とやらを見つけます。従姉妹はホテルを経営しており、なかなか財力にも余裕がありそう。少年を保護してもらう約束も取り付けたので、これでようやっと少年も町から離れるわけだな! 「お前をリベットシティに連れてってやるぜ」と甘言を弄して好き勝手に連れ回せるってわけだ!
「ヘイ、ボウズ。お前の住処を見つけてきてやったぜ!」
「ありがとう、お姉ちゃん! じゃあ、荷物をまとめ次第、自力で行くね!」
なん…だと…。ちょ、ちょっと待て……。ここからリベットシティの間にはスーパーミュータントやレイダーがウヨウヨしてるんだぞ……。てめえ、一体どうやってリベットシティまで行く気だ……。なあ、オイ、連れてってやるからさ。お姉ちゃんと一緒に行こうぜ……。
で、結局、リベットシティに行ってみたら、このガキ、ちゃっかり到着してやがんの! クソッタレ! これじゃ完全に慈善事業じゃねーか! ファ、ファックオフ……!
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