【10/27】2009年48号のジャンプ感想(まとめ)


ブリーチ

・カラー

 包帯姿の恋次は純然たる重病人に見えた!


・一護vsヤミー

 ゲーッ!! 前回のアレで終わってなかったのかー!!!!

 いや、あれで終わってたら終わってたで、「No.0って言ってたのになんでこんなに弱いんだよ」なんですが、「なんでこんなに弱いんだよ……でもヤミー戦が長引くよりマシか」という心境だったのでやっぱり終わってなくてガッカリしたというか。一護もあんなにカッコつけておきながら、「やっぱり効いてませんでしたー!」「僕もびっくりしました!」ってのはなぁ……。いや、力関係を考えると全く正しい結論なんですが、前回のなんかいかにも「ワンパンKOッスよ」ってな雰囲気とあまりにそぐわないというか……。

 あと、ヤミーさんも手加減とかしないで下さい。ブリーチキャラに手加減するなというのも無理な注文とは思いますが本当にお願いですから手加減しないで下さい。こちとら、どうでもいいからヤミー戦はとにかく早く終わって欲しいんです。手加減とかされてちんたらされると困っちゃうんです。


・一護「破面にマトモな仲間意識なんか期待してねえし」

 あーた、破面にまともな仲間意識なんかあったら今こうして生きてられないですよ。グリムジョーがウルキオラを閉じ込めたり、ウルキオラがヤミーの助勢を断ったりしたおかげでなんとかなってるんじゃないですか。


 ***

 しかし、先週、今週とニ連続で「カッコ付けてみたけど全然ダメでしたー!」を繰り返す一護は一体何をやっているのだろうか。久保先生が何を狙っているのかさっぱり分からないです。


ワンピース

・ルフィ「あんな強ェのと戦ってる場合じゃねェ!!」

 ワンピースのこういった点を僕はとても評価したいです。ルフィっておばかキャラのはずなんだけど、意外と自分の目的は見失わないんですよね。一護も織姫見つけたんだから早くおうちに帰ればいいのに。

 しかし、残念だったのは鷹の目の攻撃が即死攻撃ではなかったこと。いや、即死だったらルフィ死んじゃうからダメなんですけど。でも、この一撃でルフィが大してダメージを受けてなかったのは、鷹の目とのバトルからかなり緊張感を奪ったことも否定できないです。なんというか、ハンターとかにある「これ当たったら死ぬよ!!」っていうヒリヒリ感がなくなっちゃったんですよね。そこは残念。


・ゴムゴムのJET身代わり

 ひでええwww ギャグっぽく描いてるけど、これは普通にひでええwwww インペルダウンでの「ルフィを裏切ったことで胸を痛めたバギー&Mr.3」とかまるっと帳消しにできるくらいひでえと思いました。ルフィってば、インペルダウンでのことは密かに恨んでたんじゃなかろうか。しかし、簡単に蹴散らされたとはいえ、鷹の目相手に臆せず戦いを挑む辺り、バギーも地味にすごいなあ。

鷹の目「能力や技じゃない。その場にいる者達を次々に自分の味方につける」

 ↑これはバギーは突っ込んでもいいと思うな。


リボーン

 トリカブトとデイジーは本当にあれでやられちゃったのか……。ううん、スピーディなのはいいことだけれど、真6弔花の強さも修羅開匣の強さも全然感じられないや。特にトリカブトの修羅開匣は「今までもすごい幻覚でした」→「もっとすごい幻覚になりました」→「でも、新アイテムで破られました」っていう流れなので、今までと今回でどう違うのかも良く分からない。せめて修羅開匣幻覚で一人なり二人なり戦闘不能にしていれば、またイメージは違ったんだろうけど。

 なんというか、トリカブトたんは戦術的に強かったけれど、個体の実力としてはあまり強くないイメージ。バジリスクに出てきそうな感じの人だよなー。いると便利だけど一人でなんとかできる気はしない。今回も破幻の瞳で敗れちゃったし。


べるぜバブ

 しかし、この漫画はつまらないなー。東条編に入ってから本当に内容がないんだけど、それでこの掲載順位なのか。ジャンプってホントに何も考えずバトルしてるだけでここまでいけるんだろうか? いやいや、それだとAKABOSHIの現状が説明できないな。


・姫&神「意地は通してなんぼだろーが」

 と言った矢先に、昔の子分がタイマンに割って入って自分が手も足も出なかった敵をダウンさせた件。夏目さん、それは何の嫌がらせですか?


・男鹿「オレの為にリンクを切っただぁ? 何様だこら」

1、「ギャアアア、呪われたァァ!!! 毎日辛い!!!!」
2、「呪ってすいません。辛そうだから呪うの止めますね」
3、「何様だこら、もっと呪いやがれ」 ←いまココ

 男鹿辰巳、なんて扱いやすい子……!


スケット

 ボッスンとヒメコの喜劇はともかく、もはや完成しきっているスイッチと結城さんの関係性にウヒヒヒという気持ちになりました。スイッチからすればうぶな後輩を応援するような気持ちなのだろうよ。

 あ、ラスト2ページの盛り上げ方はすごく良かったと思います。


こち亀

中川「君の料理哲学は天才だと言われたよ」
人吉「この俺だって相当ヤベエ(`・ω・´)」

 しかし、「料理哲学の天才」って一体なんなんだろう……。「ラーメンは最初はコショウを入れない。半ば食べてからコショウを入れる」「素晴らしい! 天才だ!!!!」とか言ってたんだろうか。それはリップサービ……げふんごふん!

 ただ、真面目な話、「料理の四面体」などは料理の原理・本質などを体系立てて説明しているらしく(僕は読んでないので知らないけど!)、こういう方向で中川は料理の原理を天才的に説き明かしていたのかもしれないですね。まあ、真面目に考えることでもなさそうだけど!


 ***

 そういえば、「自由が丘タンタンのプリンかな!(プリン)」をさらっと読み流すことができて、僕も大人になったなぁと思いました。


バクマン

 授業中に後ろで私語してる人たちってホントに迷惑ですよね。


・シュージン「そう考えると9位も悪くないって気も」

「9位や10位じゃダメだ。もっと上位を取れる読切を作って、それで改めて勝負を挑もう。サイコー、イチからやり直しだな」

 ↑こんな光景を予想していた時が僕にもありました。まあリアルですけどね! ギリギリでもなんでも連載に手が届くようならGOしちゃいたいですよね! でも、やっとこさサイシューの目論見が外れたってのに、意外とダメージが小さいというか、むしろ「アリだ」と判断して先に進もうとしているのがすごく残念。


・蒼樹さん→中井さん→平丸さん

 なんだこの恋愛相関図は……。

 中井さんと比べて平丸さんの方がまだマシとは決して言い切れないけれど(いや、冷静に考えても五分五分くらいだよな)、中井さんが面と向かって告白したことで蒼樹さんが意識し始めたのに対して、ドサクサ紛れでしか言えなかった平丸さんは思い出してももらえないということか。しかし、その中井さんは既に加藤さんにお熱なのであった。

蒼樹「すいません。中井さんにこんなことを頼むのも申し訳ないんですが……、私の作品の相談に乗ってもらいたくて……」
中井「え、はい。僕で良ければ……。あっ、加藤さん! ……蒼樹さん、すいません。また今度で!」
蒼樹「……………………」

 こんな光景が容易に想像できちゃうぞう。


 ところで、平丸さんは吉田さんと結婚すればいいと思いました。だって、すごく吉田さんに甘えてるよね。こんな甘えさせてくれる人、どこにもいないですよ……。


・高浜さん

 思い通りに行かない連載順位、担当との確執、うざいアシスタント……。三重苦に苦しむ高浜さんが可哀想過ぎる……。こんな環境で望んでもいないギャグを描かなきゃいけないなんて、打ち切りどうこう以前にこのままでは彼は壊れてしまうと思うんだ。


・シュージンかっこいい

 たぶんサイコーがあまりにアレだからだとは思いますが、データを重視してサイコーの傀儡から抜け出した今週のシュージンはカッコ良かったです。

 でも、今回は結局、感情論で終わっちゃうのかなー? せっかく港浦さんの努力も実って、シュージンもTENの方向で賛成してくれたのに。そういった理性的な問題とは別のところ(感情)でおじゃんになっちゃうのかなあ。理屈よりも感情ってのは、まあリアルだとは思いますが、どうにもサイコーが反省する展開になりそうにないのがもどかしいwww


保健室

 半 裸 の 男 子 中 学 生 が 阿 修 羅 に www 


 電気ブラン吹いたわ! 藍本先生は異形の才能を持っていらっしゃる!!! ギリギリまでフラストレーションを溜めておいて、このカタルシスってのはすごいな。藍本先生、何考えて生きてんだ!!! たぶんストレンジ・ジャーニーだろうけど!!!!


リリエンタール

 素晴らしい。怪異に直面した際のキャラクターの反応が実に素晴らしい。

1、あっという間の現状理解
2、目の前の脅威に対する対策方針の決定
3、状況判断による原因確定
4、他の可能性の追求

 桜くんが非現実的なまでにクレバーすぎるきらいはあるものの、こういうキャラだというならそれだけのこと。僕たち読者が順番に紐解いていきたいところを一点ずつ確実に押さえていってくれて、「理性的に怪異に立ち向かう」楽しみを与えてくれます。普通ならほとんどの登場人物がワーキャーと叫んで、うち一人か二人がようやく冷静さを取り戻して順次↑のような手順をこなしていくものですが、リリエンタールではここまでをサクッと処理。それが非人間的とも言えるかも知れないけど、桜くんが妙に落ち着いてるのは来週辺りで展開に絡んでくるんじゃないでしょうか。いやー、いいなあ。テンプレから外れてるというだけでも評価できる。実にいい。いまジャンプで一番楽しみな漫画です。まぁ、今週一番笑ったのは保健室だったけどな……!


わじマニア

 えっ、これオチ以外面白かったけど、たぶんオチのアオリが間違ってるよね?? アオリは「まさかの師匠どっきり!」ってなってるけど、これ、本来はぼちぼちのドッキリ企画だったのが、なんやかんやあって師匠のところまで誰も来なくって、結果として師匠が放置されました、っていうオチであって、師匠が引っかかったわけじゃなくね?? ……この考えが正しければ、アオリのせいでオチが楽しめなかったのでホント残念だなぁ……。最近のわじマニアは面白いです。


めだかボックス

・雲仙姉「お前が意識を取り戻すまで殴り、意識を取り戻したら気絶するまで殴る。それを百回繰り返す」

「百回気を失うまで女子高生が殴ってくれるだと……」と欲情しかかった僕も異常(アブノーマル)かもしれない。


・めだか「貴様が反則王と呼ばれている本当の理由がわかったよ」

 ぼ、僕には分からないんですが……っ!!!! これは僕が旧読者だからなのか!!? 今週の鍋島さんの一体どこが反則だったんだ???


AKABOSHI

>> 人間類型を指す語としておたくが最初に使用されたのは、アスキー出版局 月刊ログイン編集部のアナログプログラマーツルタが、その類の人物を「おたく」と命名したことに始まる。当初は漫画、プラモデル、鉄道模型などが好きな少年らが、団地主婦の「御宅のお子さん…」というせりふを真似し、友人らを指して「御宅は…」ということが流行であったことから、そういった分類の少年らを指して「オタク」と編集部内で呼称するようになったことが起源。Wikipediaより)

 ダメだ。どうしてもこの文脈で戴宗を見てしまう。戴宗が黎明期のオタクに見えて仕方がない。


鍵人

・カロン「見なさいな……。アタシの「雷霆」の鍵。アタシたち鍵人はヒトという種を超越したのよ」

 うん。でも、この光景を2000年前から生きてたデジャニラさんは、「それ、昔はスタンガンっていう道具で普通にできたけどね(´・ω・`)」って思いながら見てるんだろうな。


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