トリコ
「美食會がスープを狙っている!」という前フリがあったので、「さぁー出来たじょい!! あたしの特別メニュー!! "センチュリースープ"じゃ!!!」の次からはページをめくるごとに、「次のページで美食會が乱入か!?」と身構えちゃったぜ。でも、増えていくのは外野の一般人たちばかりという。ところで、虹の実の時は動物たちが命の危険も顧みずに惹き付けられていたのに対し、外野の人たちは食堂の周りに集まりはしても暴動は起こさない辺り、人間の理性って素晴らしいなあと思いました。でも、これ人によっては押し入りそうだよな。ゾンゲさまとかさ。まあ、セツ婆なら少々の相手なら返り討ちにできるんだろうか。
ところで、のり虫がなんかキモかったのは僕だけでしょうか。なんつーか、動物性でないと思っていた食材が動物性、昆虫性だった時に受けるキモさというか。赤色の天然着色料には実はエンジムシという昆虫が使われています、みたいな。ま、エンジムシは僕は全然平気なんですけどね。
ワンピース
おおお、ちゃんと消耗戦な感じがする……! 「ルフィが一人でなんとでもできる感じ」が全然しないのがとてもイイです。ルフィが可能なのは准将(~中将?)レベルの敵と渡り合ったり、ヒナの攻撃を避けたりする程度で、黄猿はイワさんの、モリアはジンベエの助力があって何とか交わせる程度と。実際、彼らの相対的な戦力差はそんなもんだと思うので(ジンベエとモリアは互角程度? イワさんは黄猿から緊急回避できる程度? ルフィはモリアにも黄猿にも単体では対応不能?)、とても納得のいく感じの乱戦だと思います。……ただ、海軍はちょっと将軍が多すぎる気がするけどな!(これ前から気になってた) 今回なんて、大佐以下を探しても見つからないよ! あのコートを羽織ってるのは准将以上なんだよね?
あと、くまの立場も少し判明。彼は革命軍寄りか、もしくは革命軍からのスパイ、ってところでしょうか……?? だとしたら、彼が以前にルフィたちを助けたのも道理が通るけど、そうすると今回で「情報をうっかり漏らすような男ではない」と評価されたセンゴクさんが、くまのスパイ行為に疑問を持たないというのも考えにくいなあ。あの時のくまの(結果としては黄猿からルフィ一行を救った)行為は何故不問にされたのか未だに分からないくらいアレな行為だったもんなあ。
ナルト
五影会議所にサスケが現れてからの位置関係がさっぱり掴めない……。
1、突然サスケが天井に張り付く(ここの展開が一番分からない)
2、ミフネが天井のサスケに攻撃を仕掛ける
3、ダンゾウが壁の穴(雷影が空けたもの?)から逃げる
4、それをどこからか(?)現れた香燐が指摘する
5、サスケが天井に張り付いたままバックステップ?(ダンゾウが逃げた方向に?)
6、白眼の人がダンゾウを追いかける
7、サスケと香燐がダンゾウの逃げた方へ向かう
8、水影が仕掛けてサスケの動きを止める
流れ的にはこれで合ってるのかな?? 初見の時は本当に何がなんだか分からず、じっくり熟読して何とかここまでを把握。それでも最初のサスケ登場と、ミフネと刀を交えた後のサスケの動きがさっぱり分からないぜ……。
あと、これまでも「ナルト世界の忍者は口から土遁とか出してゲロ吐いてるみたいだよな」って言われてましたが、口から溶解液を吐く水影さまは完全にゲロ吐いてると思いました。妖艶なお姉様キャラを出してきたかと思ったらメインウェポンがゲロだなんて、岸本先生の業の深さに戦慄すら覚えています。そして、水影さまが結婚できない理由もこれで脳内補完できたのですが、それを詳らかに書くのもどうかなあと思ったので、僕一人の胸の中に仕舞っておきたいと思います。
リボーン
僕はリボーンに詳しくないので良く分からないのですが、川平のおじさん登場は一体誰が喜ぶのだろうか……。いや、別に悪いと言ってるわけじゃないんですけどね。いままで名前しか出てこなかったキャラが実は実力者で、突然主人公のピンチを救うとか斬新な展開だなあ、と思います。……思いますが、斬新すぎてどう評価すればいいのかも分からないのもまた事実。
いぬまる
たまこ先生と日曜日にゲーセンデートできるとかちょっと羨ましすぎるだろ……。漫画の登場人物に彼女や彼氏ができたらファンから苦情の手紙が来るという話は聞いたことがあるし、「世の中にはバカな人もいるのだなあ」などと思っていたけれど、たまこ先生に限ってはその気持ちが分からんでもない。
リリエンタール
リリエンタール現象の継続性は作中でもちゃんと問題視されましたね。これは意外。じゃあ、僕たちが何となく予想してた通りに、話が進めば進むほど作中世界の主人公のおうち近辺は異常な状況になっていくのだろうか。今回も変な同居人が増えたことだし。
しっかし、わんこに礼儀を尽くす吉良ライトニング光彦とかすげー気持ちいいな。リリエンタールに礼を尽くしたあの1コマだけで今週のリリエンタールは満腹でした。パッと出てきたばかりの異常な状況のキャラなのに、あの1コマだけで無条件で好きになれた。
この漫画、兄の心情もリリエンタールの心情もライトニング光彦の気持ちもしっかり伝わって来るんだよなー。描写が精緻なわけではないんだけど、とにかくいちいち感情移入できる。そして、全体的にほんわかしていて優しい。しかし、個人的にはすげー気持ちいい漫画なんだけど、ちびっこたちは果たしてこれを面白いと思っているのだろうか。それはちょっと心配です。
ブリーチ
あの……誰か……、スタークがバラガンさまよりも強かったポイントを教えてくれませんか…………。
トリコ 6 (ジャンプコミックス) | |
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