【8/31】2009年40号のジャンプ感想(1)


「TO LOVEる2100」が読みたいです。100歳を超えて梅干のようなおじいちゃんおばあちゃんになったララや春菜ちゃん、リトくんが、若い時分と何ら変わらぬTO LOVEるな毎日を送るストーリー。そんなものを読んだら、とても幸せな気持ちになれると思うんだ。


ブリーチ

 バラガンさまの話がまだ続いてたことにビックリしちゃったけど、でも、今回のは藍染さまがいかにして虚圏で紅茶を振舞うに至ったかを示してくれたわけで、意味のある一話だったと思います。

 しかし、やっぱりバラガンさまも退屈だったんだなあ。確か、ペッシェやネルもエンドレス鬼ごっこをしてたし、本当に虚圏は娯楽が無いんだろうな。見た限り、荒涼としてるもんな。最高権力者のバラガンさまでも自分の部隊を二つに割って戦争させるくらいしかやることないんだから何とも残念な世界だよ。王だとか神だとか言ってもこれじゃなぁ……。ってことは、藍染さまもどうするんだろうね。彼が何を企んでいるのか良く分からないけど、目標達成後、彼はバラガンさまよりも人生を楽しむ自信はあるのだろうか。

 あと、「フグの毒で死んだフグ」問題も解決しました。正解は「表面をコーティングしてたから」。うん、文句は、ない……。文句はないけど……、確かに論理的な問題はないんだけど……。なんだろう、このとても残念な感じは……。


いぬまる

 休日の昼間からモンハンしてる22歳のたまこ先生とか、お兄ちゃんと仲の良いたまこ先生とか、鼻からスパゲティ出してる中学生のたまこ先生とか、とにかくたまこ先生が可愛かったです。本当にたまこ先生は可愛いな。ジャンプヒロインの中でも「正」の方向ではダントツではなかろうか。(負の方向の本命は雨宮さん、対抗は羽衣狐さま)


黒子

 火神くんの気合ジャンプだけでは非難ぶーぶーなところでしたが、そこまで緑間くんが読んでの黒子活躍だったのでキレイに決まりました。実際は緑間くんがフェイントをかけたのも火神くんの気合ジャンプのせいですから、そこが(読者に対しては)アンフェアだったり精神論だったりするんですけど、そこからワンクッション挟むだけで印象は段違いになりますね。こういう描き方なら精神論もアリなんだなーっていうお手本のような作劇。前回の「人事を尽くすからブザービーターは外さない」の辺りから今週の決着まで、藤巻先生はすごく考えて漫画を作ってることが分かって好感持てました。


ぬらりひょん

 前回はセーラー服、そして、今回は裸ベッド。新生羽衣狐さまの畏とは「生き胆を吸われたくなる」ではなかろうか。羽衣狐さまの栄養になりたいよう。


こち亀

 秋本先生が日頃言いたかったことを漫画にしてみたでござるの巻。そのうち「文句があるなら民主党に投票しろ!」とか言い出したり……は、しないよね…………。


・中川

 寝ている先輩の鼻に指を突っ込んで起こす中川を見て、先週から引き続き「中川は変わってしまったなぁ」と思う今日この頃。あと2年もすれば、中川は両さんの耳元で拳銃をブッ放して起こすようになると思うな。


・「これが地デジ放送だ!」「おお!!」「すごい!」「どこがどう違うんだ?」「さっぱりわからん?」

 ここらへんホント秋本先生は何考えてんだろうなー。何も考えず手癖で描いてるんだろうか? 「すごい!」→「さっぱりわからん?」とか、読者にはその流れこそが分かんねえよ。こいつら、なんでさっぱり分からないのに興奮してるんだ? 分からないのに何がすごいんだよ??

 これ、「おお!!」「映った!」「でも、どこが違うんだ?」「さっぱりわからん?」くらいにすれば解決するんだし、大したことじゃねえんだから担当もちょろっと言えばいいのになぁ。週刊連載はそのレベルでコミュニケーションが取れないもんなんだろうか。それとも秋本先生には何一つ意見できない雰囲気ができているのだろうか。はたまた、秋本先生、担当ともにうっかり見逃しただけなのだろうか。最後であって欲しい。


・「最も美しい映像はブラウン管だと言う専門家もいる」

 今回の秋本先生は言いたいことをただ言ってただけですが、しかし、この点に触れてくれたのはちょっと嬉しかった。二年ほど前に「パソコンを新調したい」という実家の要望に応えて僕がパソコンを見繕ったんだけど、ブラウン管モニターが届いた瞬間、家族が「えー(´・ω・`)」「なにこのでっかいのー(´・ω・`)」「かっこわるいー(´・ω・`)」とか言い出して説得に苦労したもんだぜ。置けるスペースさえあればブラウン管の方が安いし綺麗なんだけどな。なんでみんなが薄型やら液晶やらを持て囃しているのかは僕にも分からん。


・商店街紙幣

 これは純利の低い店が死ぬんじゃなかろうか……。特にコンビニが死にそうな気がします。


鍵人

 精神論かよ!\(^o^)/


ツバメ「負けねえよ!」
クロケット「だろうな。信じていたのだよ。たとえ限界を超えてもお前は鍵武威を復元すると」
チルダ「この場面でフェイク!? これが帝国の将軍……」

 まー、鍵人はまだ序盤ですから。ここでそこまで捻ると捻りすぎになっちゃいますし、「鍵=魂の力」の説明も兼ねて精神論でさらりと終わらせるのもアリっちゃアリなんですけどね。でも、「あと2回制約」もかぶっちゃったし、黒子と比較すると残念感は否めないなー。


TO LOVEる

 あー、なんか見事に僕の理想どおりの終わり方で、個人的にはすごく満足です。だよね。大家族エンドだよね、やっぱり。リトくんには猿山くんとも結婚して欲しいなー。


・春菜「皆すごいよね。あんな騒ぎがあったのにフツーに遊んでて」

 最終回と言うことで、TO LOVEるのエッセンスがたっぷりと詰まった今週でしたが、あえて1コマだけを選ぶというなら僕はこのコマをこそ挙げたい。先々週で明らかにアナルに挿入までされていた籾岡さんが、今週は何事も無かったかのように水遊びに興じているこの姿。エロと童心が渾然一体となったこの1コマこそ、TO LOVEるという漫画を語るに相応しいものではないかと僕は思うのです。あらゆるエロイベントが笑顔と幸福の中に消化されていく。それがTO LOVEるであり、大宇宙の意志なのです。


・「そんなこんなでリトのTO LOVEるな毎日は、まだ当分続きそうです」
 
 ここで唐突に挿入されるお尻とおっぱい。「リトのTO LOVEるな毎日」を具体的に想起させるのに十分なものですね。つまり、リトくんのこれからの毎日も、唐突なお尻とおっぱいに溢れているということです。リトくんの将来に幸あれ!

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