みごとな磔姿だったでヤンス!
リボーン
SUGEEEEEE!!!!!
白蘭さんの能力にオレ大興奮! 生命力2%以下で哲学的議論を繰り広げる入江くんや、白蘭さんの能力という最重要情報を10日間も誰にも話さなかった入江くんや、「白蘭さんの能力とか、そういうのは話さなくても君達なら分かってくれると思い込んでいた」とか言い出した入江くんとか色々どうかと思ったけど、それはそれとして白蘭さんの能力SUGEEEEE!!!!!
「同時刻のパラレルワールドにいる全ての自分の知識と思意を共有」って、これ、事実上、あらゆる知識を有しているってことだよね? そりゃ真6弔花を世界中から探し出す事だって可能ですよ。「戦闘能力が高くて自分に絶対の忠誠を誓って、かつ、マグマ風呂に入るような愉快な人たちの所在x6」とか最初から知ってるわけですから。そりゃあ幻騎士さんもうっかり神とか言っちゃいますよね。例のウイルスの特効薬がたまたま開発された世界で、たまたまその勉強をしていた白蘭さんの知識を、この世界の白蘭さんも入手してるわけなんだし。そりゃ確かに治せるわな。
しかし、白蘭さんの能力が本当に恐ろしいのは、彼が全知であるとかいうレベルの問題じゃなくて、ツナたちがいくら頑張ろうとも彼の野望を最終的には阻止できないってことですよ。たとえこの世界の白蘭さんを倒したとしても、「ツナたちに倒されなかった世界」の白蘭さんはツナたちに倒されないんですから。ツナたちにできることは、この世界の自分たちの身の安全を守ることだけ。大局的に見たらやっぱり白蘭さんの勝ち。ツナがいくら頑張ろうと、こればかりはどうにもなりません。そして、思意を共有できる白蘭さん的には、この世界の白蘭さんが仮に倒されたとしても、そんなの全然屁でもないでしょうしね。それこそ、世界を縦断して全てのパラレルワールドの白蘭さんを同時攻撃できるような能力がなければ勝てないんじゃないかな? 今彼らが奪い合っているトゥリニセッチにはそんくらいの力があるんでしょうか。まー、そんな力があったとしても、そんな力があることや、そんな力への対処法などを白蘭さんは知っているわけですが。
それでもあえて白蘭さんの攻略法を考えるなら、最有力手は「幸村のテニス」かと。全てのパラレルワールドの知識が共有されているということは、逆に言えば、幸村に対する苦手意識も共有されるはずなので、全てのパラレルワールドの白蘭さんを同時にイップスにできるかもしれません。相互不可侵のはずのパラレルワールドの中で、白蘭さんだけが例外的に知識共有できるところにこそ、逆に白蘭さんの攻略法があると見た。
ところで「思意」って言葉は(言いたいニュアンスは何となく分かるけど)たぶん存在しないと思うんだけど、これは天野先生の造語ってことでいいのかな?
・入江「学校の教科書を全部燃やして、進路指導票に「ミュージシャンになれなきゃ死んでやる!」って書いたんだよ……」
その前にギター買おうぜ!
トリコ
・コンソメ味のマグマ
こ、これはどうやって飲めばいいんだ……。冷えたら固まる。ホットのままなら舌が爛れる……。コンソメ味がどうとかいう問題ではなく、一体どうやったらこれを飲めるのだろう。そして、これを最初に試飲してみた人間は一体何をトチ狂っていたのだろうか。新手の自殺志願者か?
・トリコ「難しい調理だ。小松連れてくりゃ良かったな」
ここで小松の重要性がクローズアップされたという意味では良い一言だったと思いますが、現実問題、小松も連れて来られても困ったんじゃないかな……。「えっ、火山で調理…ですか…。僕、そういう経験はちょっと……」みたいな。いくらスゴ腕の料理人とはいえ、いつもホテルで料理してる小松がいきなり火口で料理しろと言われてもキツイんじゃねえかなー。
・新キャラ
これは美食會の中の人ですかね。こないだBBコーンのでっかいのを根こそぎ持っていった人は、あの人はあの人でたくさんポップコーン作ってるだろうから、今回のストローさんとは別人と予想。あれ、全部食べて、その上でトリコのまで横取りしたってのは何となく考えにくいので。
しかし、だとしたら、このストローさんは一体何をしにこんなところまでやってきたんだって話だよなあ。何の用があってふらふら火口まで来てるんだぜ? トリコを尾行してたってのが一番分かりやすいかな。
ワンピース
読者のいろんな疑問やツッコミどころが大抵カバーされた今週のワンピース。
・「イワさんってエースがドラゴンの息子と思って助けに来のに真相知ったらびっくりするんじゃね?」→実際にびっくりした。
・「白ひげさんと七武海の戦力差は?」→エースは七武海入りも可能なレベルで実際にジンベエさんと互角(ただし陸上戦)。それでも白ひげには歯が立たない。
・「白ひげさんはなんで大事なエースを一人で黒ひげ討伐に行かせたのー?」→実際は行かせたくなかった。エースが飛び出した。
・「エースは本当にロジャーの息子ということで匿われてたの?」→そうでもなさそう? 芝居でなければ、白ひげさんが「エース=ロジャーの息子」を知ったのは仲間に加えた後のこと。「ロジャーの息子を特別視」というよりは、「ロジャーの息子でも別に気にしない」というニュアンス??
こんなところかなー。白ひげとエースが特別な関係というわけではなく、白ひげとクルー全員がオヤジと息子な関係なのは逆に良かったです。ロジャーの息子だから特別視してたわけじゃなくて、クルーはみんなオレの息子っていうニュアンスでもそっちの方がイイ。しかし、エースは実際にそう考えていたわけだし、本当にそうだとしたらセンゴクさんが勘違いしてただけってことになっちゃうな。
ところで、ふと思ったんですが、今のワンピースってルフィ一行にせよ海軍大将三人にせよ白ひげ海賊団の隊長たちにせよ、ほとんどイケメンがいないのに、どいつもこいつもスゲー強そうなオーラをまとってますよね。特に海軍大将とか見た目はただのオッサンx3なのにものすごい存在感だよなー。
ナルト
ああ……。うん……。ひょっとして、火影ってナルトでも務まるんじゃないかな…………。
これまでのイメージでは、五影といえば人格、力量共に里トップクラスという感じでしたが、今週の描写を見るに、力量はともかくとして人格とか政治的バランス感覚とかは、別に突出してるわけでもなさそうです。まあ、最良の政治家が常に政治のトップに立っているわけでもないし、これもリアルっちゃリアルなのかな……。確かに、火影選出の時のあのテキトーな感じを見ても、最良の政治家が選ばれることはないよなー。
なので、ナルトにしても「里に一大変革をもたらし、最善手を打ち続け、人民を完璧に導く最良の政治家」という意味ではなく、「今までの火影よりだらしなくて、頼りにもならないが、それでも下からの人気はあるので、周りに迷惑掛けつつもみんなのフォローで何となく任期を終える」程度の火影にならなれるんじゃねえかなあと思いました。今週のサイレンの碓氷さんみたいな感じで。
ところで、ダンゾウさんの真意はさておき、今の流れは確かに木ノ葉有利ですね。ダンゾウさん、火影としては本当に有能なんじゃなかろうか。自国の里の抜け忍が他国に迷惑を掛けたばかりだというのに、その問題解決のリーダーに収まろうとしてるんだもんね。しかも、その抜け忍に抹殺指令すら出してなかったんだから、これ、普通は平謝りするところだよ。それを、うちはマダラの情報を出して、また、九尾を所有していることで(事前交渉アリ?)、流れを有利な方向に持っていったのだとしたら大したもんだよな。まあ、僕が雷影なら来週で、「その九尾は、火影の意向を無視して先ほどわしに直談判しにきおったぞ。下のやつらを全く制御できておらん火影に、連合軍のリーダーなど務まるものか」って言いますけど。でも、そんな雷影もナルトに言うことを聞かせることはできないから、彼も適任とは言えないか。
一方、サイ&サクラパートは地味に興味深い展開。これまでナルトはサスケのことが大好きで大好きで、紛うことなきサスケストーカーだと思われていましたが、実は大穴で「サクラのことが好き」という可能性が出てきました。いや、大穴も何も昔から明言してたことではあるんだけど、僕ら的には全然そんな感じがしなかったからね。読者的にはナルトの本命はサスケだったんだよ。でも、なるほど、サスケを追っかけてたのも全て(とは言わないまでもかなり)サクラのためだと考えれば、ナルトの心情と動機も複雑化して、彼のキャラクターとしてはちょっと良い感じになりますね。ナルトは3割くらいの友情と、7割くらいの惚れた女に対する意地で行動していたのだと考えると、これは大分、感情移入し易くなるなあ。
最終的には、ナルトがなんだかんだやってサスケが里に帰ってきてサクラとフォーリンラブして、取り残されたナルトが「これで良かったんだってばよ……」とか言ってるところをヒナタが慰めてこっちもフォーリンラブ、……ってのが物語的には一番美しいかな? 読者的にもサクラじゃなくてヒナタに報われて欲しいですしね。ヒナタ、こないだの告白からもロクな目に遭ってないもんなー。
いぬまる
なんなの今週のたまこ先生フィーバーは。
幼児のものとはいえ寝起きに肛門を見させられるとか、自宅でのパン1姿とか(良く考えたらTO LOVEるでたまにパンツが見えるとかいうレベルじゃないよね、これ)、突然上裸になって暴れるとか、震えながらちんこに手を伸ばすとか、今週の大石先生は本当にどうかしてる。明らかにエロ票狙ってきてるよ。TO LOVEるの層を奪う気だよ。
ブリーチ
3対1で戦えるから有利だと思っていたが、内2名が小学校高学年みたいな言い争いを始めたから1対1で戦わざるをえなかったぜ!
……久保先生の多人数戦闘を描こうとしない姿勢は、本当に形振り選ばないなあ、いっそ清々しいなあと思いました。でも、それはそれとして、気の強い女子に言い負かされてる風の日番谷隊長がかわゆすぎたのでそこは良かったです。生前の日番谷隊長の小学校時代が見てみたいでごわす。きっと周りの女子から「日番谷サイテー!」「ヤバン人!」とか言われてたんじゃないかな。
スケットダンス
さるかに合戦と聞いた時点で、ボッスンが牛の糞だなと思ったら、ボッスンが牛の糞だった。
バクマン
グダグダしてんなー。
今回の一連の流れは、確かに編集長側には筋が通っていないけれど(これまで大人扱いで仕事してきたのに急に子ども扱いはないよねー)、しかし、どうするか決める権限は編集長側にあるわけで、また、現にサイコーは高校生活と仕事を同時進行してたことにより病気になったことを考えると、高校卒業してから仕事再開というのも分かる話ではあるわけで。
まー、そんなわけで、どっちもどっちでそれなりに理屈があって、後はどっちも感情で動いてるのを読者が見ても、やっぱり「なんかグダグダしてんなー」としか思えないや。どっちが間違ってるとかないもんなー。その辺りが高次元漫画なんだろうけど、問題はどっちが間違ってるわけでもないから読者的にもどうでもいいことで、僕は基本的には休ませた方がいいと思うけど、かといって、別にサイシューのことが大して好きでもないから、無理したいなら無理すればって感じ。
だから、今回、残念だったのはサイシューとかじゃなくて、漫画大好き新妻先生が漫画以外の面について真剣に行動している点かな。新妻先生にはボイコットとかそういう難しいことは考えずに、もっと単純に漫画バカでいて欲しかった気がします。あと、青木嬢は「上位陣が抜けるなんてチャンスですね、中井さん」くらい言って欲しかった。なんでこーいう微妙な話で、ここら辺の個性溢れる面々がサクッと一枚岩になるのかなー?
CROWN
「ヘリから落っこちて死ぬかと思ったけど、幼少の頃から10キロある王冠を被っていたから助かったぜ!」
…………うん。普通に何を言ってるのか分からないんだ。
作者は少し「10キロある王冠」を過大評価しすぎではなかろうか。チームプレーが求められるサッカーで、「ずっと一人っきりでチームプレーの練習なんかしたことなかったけど、10キロある王冠を被ってたからぶっつけ本番で平気だったぜ!」とか言われても微塵も納得いかないんだ……。つーか、仮に王冠のおかげでボディバランスがすごかったとしても「ボディバランス」で説明できないことばっかりだよ。ヘリ落下時の衝撃をボディバランスでどうやっていなしたというのか。
「幼少の頃からの***のおかげで、実は主人公はすごい能力を持っていました!」は良くあるパターンだけど、この漫画は奇を衒った挙句、ものすごく迷走しちゃってる気がしました。王族なら安全管理をしっかりした上でサッカーできる環境整えろよとか、サッカーしに来たのにサッカー部潰されるのはナメられてないかとか、そもそも強豪校に負けたら廃部の意味が分からないとか、つっこみたいところばかりで、原作が付いているとは思えない程、ムチャクチャな話だったと思います。
あと、校長はまた別のいちゃもんつけて意地でもサッカー部潰そうな? な? 王族が活躍してるとかサッカー得意だとか関係なくて、ケガの恐れがあるからサッカー部潰そうとしたんだから初志は貫徹しような? な? サッカー巧くても、ずっとやってりゃいつかはケガするんだからね!
サイレン
大河さんの頭が弱すぎる……wwww この人、言われたことをそのまま信じて、騙されてたからじゃあ殺そうとか、ホントに単細胞だよなあ。その点、億号さんがキレ者になってカバーしたんだけど、でも、「見た目スマートだけどバカ」「見た目ヤバンだけどキレ者」ってことで、この二人、ちゃんとギャップは表現できてるんだよね。キャラ造形としては間違ってないのかも。
あと、碓氷さんの処分に関して、ちゃんと岩代先生が考えて描いてたのも良かったです。そうだよねー。やっぱ碓氷さん重要だよねー。読者の考えと作者の考えが一致した嬉しい瞬間。こういうのが岸本先生にはないんだよなw
しかし、碓氷さんはこれから毎日抜け殻のような日々を送るのかなあ。
「なあ、億号、あの子を手篭めにしたいよう。わし、最近がんばってたからたまにはいいよね?(´・ω・`)」
「なに言ってんだ、ふざけんなジジイ、殺すぞ」
変態プレイしたいばかりにこれまで頑張ってきた碓氷さんは、これから何を励みに生きていけばいいのだろう。でも、嫌々善政を敷いていたら、そのうちクセになって本当に善政を敷くようになるのかもしれない。人間、自分に都合の良いように脳内補完するもんだし。
「え? なに?? わしは元々、民の幸せのためにがんばるつもりだったよ」
「もうボケたのか、ふざけんなジジイ、殺すぞ」
めだかボックス
TO LOVEるした後に、ぽかぽか殴りながら「お金!」「お金!」と騒いで小銭をせびるヒロインは新しいなと一瞬思ったけど、その後の内面描写が意外と普通人だったのでどうでも良くなりました。5P目まではイイ感じのキチガイだったんだけどなー。喜界島さんはあのキャラの雰囲気だけ醸してササッと流して欲しかった。
TO LOVEる
籾岡姐さんは本当にさすが過ぎるな。水着というだけで既に布一枚なのに、その下にまで手を入れるとか完璧すぎたわ。しかも公衆の面前なんだぜ、これ。ある意味、校長より実害が出ている。
さすがといえば、もう一人さすがなのが猿山くんで、水着の女子がこんなにたくさんいて、目の前で軽いレズプレイまでしているというのに、そんなことよりも親友の内面変化の方が気になってしまう辺り、猿山くんは本当にリコちゃんと結婚すべきと思いました。
はごろもっあねどきっ
※今週からこの漫画は、コウタくんの生き胆を狙って家に転がり込んだなつき(正体は羽衣狐)の物語と脳内変換して読むことにします。口を吸われたらコウタ君の負けです。
コウタ君の生き胆を狙って家に転がり込んだものの、相手がシャイボーイゆえになかなか唇を奪えない羽衣狐。そんな彼女が今回取った手段は、泳げないコウタ君をプールに連れて行くことでした。コウタ君を溺れさせた後、人工呼吸と称して口付けし、彼の生き胆を喰らう作戦です。
そんな彼女は、まずコウタ君を突然プールに突き落とします。「荒療治が通用する場合もあるかと思って」などと言っていますが、もちろんこれは彼を溺れさせるためでした。しかし、プールは意外と浅く、足が着いてしまったためにこの奇襲は失敗に終わります。
次に羽衣狐は、大口を開けて呆けているコウタ君の口に直接水を注ぎ込みます。しかし、いくらコウタ君が水が苦手といっても、これだけで溺れたりはしません。そこで、彼女はコウタ君を挑発して自分を追いかけさせ、彼が足を掴んだところで強烈な蹴りを喰らわしたのです。しかし、これも決定打には至らず、コウタ君は復活。なかなか手ごわい相手です、コウタ君。
そうこうしているうちに、ついに警備員に発見されてしまう二人。羽衣狐は、コウタ君を置き去りにして一人で逃げます。この混乱の中で、焦ったコウタ君が溺れることを期待したのでしょう。しかし、コウタ君はなぜかこの時に限って泳げてしまい、またしても羽衣狐の思惑は裏切られます。これは何かの間違いだと信じたい羽衣狐は「もう一回泳いでみて!(そして溺れろ!)」とコウタ君をけしかけますが、ここでいよいよタイムアップ。警備員に見つかり、羽衣狐は今回もコウタ君の生き胆を奪えなかったのでした。
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