トリコ
手助けはしないが助言はしまくってるトリコ。それも広義の手助けだよ!とは思うけど、バトル中に誰かが解説を入れなければならないことを考えると仕方のないことなのか。テリー喋れないもんな。ところで、いま一瞬、DMC信者化したトリコを想像して幸せな気持ちになりました。「テリーさんが飛び回っていたのは酒ヤシの実にキズをつけるためだったんだー!」「さすがテリーさん! 戦いのセンスと才能は遥かに上だぜー!」
ところでゴブリンプラントは捕獲レベル33といえど火炎放射器があれば結構勝てそうな気がしました。
ワンピース
王下七武海+三人の海軍大将ってだけでなんかスゲー。どれもこれもたった一人でもルフィ海賊団が束になって互角かそれ以上の相手じゃん。白ひげはこんなやつらと戦うのか、スゲーなー。
しかし、マリンフォードがこれほど重厚な守りならば、どうして白ひげはインペリアルダウンからの護送中を狙わなかったのだろう。ルフィたちの反乱が重なったのは結果論だとしても、こんな守りの中を強行突破するよりは、まだ護送中を狙った方がマシだったと思うんだけど。いくら白ひげが強いとはいえ、どうにかなる気がしないレベルの守りなんだよな、これ。
そういえば先週の感想スレには
>> >エースはきっとロジャーの息子
>>
>> ネタかも知れませんが、一応。
>> 物語の開始時、ルフィは17歳。
>> エースはルフィより3歳年長なので20歳。
>> そしてロジャー処刑は22年前。
>> よって、エースの受胎当時、ロジャーは既に、この世には居ない計算になります。
っていうもっともなツッコミがあったんだけど、これのアンサーが今週、「母親の意地」というのは面白い裏のかき方だと思いました。こういうハッタリは好きですよ。論理的にはまったく1ミリも納得できないけど、ここで「意地」とか言っちゃう身も蓋もなさが逆に清々しい。バキの「裏返った」的な感じですよね。「裏返るわけねーよ! 面白いからいいけど!」っていう。今週の根性論は良い根性論。
ナルト
今週のナルトは面白い面白くない以前に分かりにくい。
・なんで般若の人はたくさん刀が刺さってるの?
→あれからずっとダンゾウが盾に使ってたからじゃない?
・カカシの幻術はどこからが幻術なの?
→「幻術で見させられているナルトたち」の描写は本編には一切ないんじゃない?(全部リアルナルト)
・カルイのサンダルの裏のどこに受信木が仕込まれたの?
→よく分からないけど、とにかくサンダルの裏。受信木だと言われなければ地面かサンダルかも分からなかったけど。
・「あいつ……大丈夫かな?」のあいつって誰?
→消去法で考えるとナルト。殴った相手を心配してたんじゃない?
以上、今週の分かりにくかった点、一覧。
いやまあ、前後を含めて考えれば分かることなんですけどね。でも、「……???」→「あ、そういうことか」っていう感じで読むことになったんで、面白さよりも読んで理解する方が先立っちゃって楽しめなかったかな。
わじマニア
んー……。
別に悪くはないんだけど、なんていうか、これ、漫才だよなあ。魔法のランプの方はまあ良かったんだけど、クイズ王の方は1コマごとに欠かさずツッコミが入るようになってからが、すごく「漫才っぽくて」なんだかイヤな感じでした。何がイヤなのかは良く分かんないんだけど、「漫画で漫才しなくてもいいんじゃない?」っていう感じ、なのかな……。うーん……??
あねどきっ
指名手配犯の懸賞金を見てる時に、「もしかして女子高生バウンティハンター? この流れでそれをやるのは新しいな」と一瞬思ったけど、もちろんそんなことはなかったぜ。
そして、相変わらず1ミリの好感も持てない主人公。自分勝手に妄想して突っ走って人を外見で判断して誤解して騒ぎを起こしてるだけだもんな。またTO LOVEると比較するのもどうかと思うけど、リトくんとは一生の友人関係を積極的に築きたいと思う一方で、こちらの主人公はその他大勢の一人としていつの間にか僕の人生からフェイドアウトしていくんだろうな、っていう感じ。そのくらいどうでもいい子。個性がないというか、「身近にいても嬉しくない」主人公なんだよなー。かといって、なつきなら「身近にいて嬉しいか」といえば全くそういうこともない。主人公の今の状況が羨ましいとも一切思えないし、この漫画はどこが見所なんだろうか。今回もまた河下先生の漫画の楽しみ方が分からない。
あと、書きながら思ったんだけど、かといって別に、「身近にいて嬉しい」というのが主人公の絶対条件ってわけでもないよね。越前少年とか本当に身近にいて欲しくないし、すごく存在が禍々しいけれど、それでもあれは立派に主人公やってるもんな。
バクマン
うはーw 大場先生って本当に恋愛描写ヘタクソだなwww
弥海砂はもっと巧かったんだけど、大場先生はああいう特殊な恋愛感情は描けても、普通に好感持てる恋愛描写を描くのが苦手なんじゃなかろうか。「こういう過程を描いたら、ちゃんと恋愛感情が育まれてるように感じるんじゃない?」と、分からないなりに必死に描いてる感じを受けるもん。でも、僕が同じ条件で書けって言われたら、たぶん必死に悩んだ挙句に同じようなの書いちゃうので、この気持ちはスゲー分かる。純愛とか意味分かんねーよな。むしろ加藤さんの方がリアルなんだけど、ヒロインがあれじゃ漫画にならないしなぁ。
あと、個人的には、こうやって漫画一本に自分を縛ってるサイコーを見ると、「ガキだなあ」と思うので今週の展開は「あらまあ若いわねえ」っていう感じ。井戸端の会議のおばちゃんみたいな目線で見てる。若いっつっても悪い意味で若いんだよな。まあ、ここらへんは来週辺りで編集長がガツンとやってくれるんだろうけど。ホント、港浦さんは頼りにならねえよな。
ぬらりひょん
淀君→「うわっ、口吸いで内臓食うとか気持ち悪ィ……」
女子高生→「ぼ、僕の肝も食って下さい、ハァハァ……」
初代ぬらりひょんとは別の意味で年月の残酷さを感じた今週でした。
いや、しかし、本当に椎橋先生の一枚絵は素晴らしいセンスだよなあ。黒一色でここまでのものを描けるなんて。なんつーか、絵だけでキャラを十分に語れているというか。この一枚で敵の羽衣狐が凄まじく魅力的なキャラになったもん。もうこの子になら征服されてもいいかもって思えるもん。
ところで、淀君がちゃんと豊臣側の重要人物として、一応は社会的にもそれなりの役割を演じていたように、今の羽衣狐たんもちゃんとそれなりに学生生活を送っているんでしょうか。あんな口調だけど。
「フフッ、今日のお弁当はわらわの好物の玉子焼きか。うまいのう……」
「フフッ、今日は生理だからプールには入れぬわ……」
……あれ? これ、将来の檸檬ちゃんじゃね??
鍵人
なんでデネヴはフランツを殺したのー?
いや、そういう見境のないキャラなのかもしんないけどさ。それならそれで、もう少しフォローが欲しいんだよね。「主人公を売るような悪人だから理由なく死んでも構わない」「とりあえず殺しとけば悪人属性がアップするよね」くらいのニュアンスを感じてしまい、すごく残念でした。僕は悪人が仲間の悪人を殺すのにもそれなりの理由が欲しいんだ。だって、意味分かんねえもん。理由がないならないでいいけど、それなら理由なく殺す悪人らしさをちゃんと描いて欲しい。ネウロのシックスみたいにさ。今週のも、そりゃいくらでもこちらで脳内補完できるけど、そういう問題じゃなくて作者の手抜きを感じるのがイヤなんだよね。「彼が自律した一個の人格だとして、あなた(作者)は彼の行動を理解できるの?」っていう。
でも、断空の無体な強さはとても良かったです。この強さを絶対に最後まで必ずキープして欲しいな。
サイレン
初手必殺。先週の時点で――、相手の不意を突いた最初の一撃で既に勝負を決めていた雨宮さん。なんというプロフェッショナル。これがイチ女子高生の仕事なのか! しかし、なんで忍者や死神にこれができないんだ……!
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