NINJA GAIDEN II(ニンジャガイデン 2)【CEROレーティング「Z」】 テクモ 2008-06-05 売り上げランキング : 1240 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これまでプレイした3Dアクションで一番面白かったです
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【総評】
このゲームの素晴らしいところは、なんといっても謎解きの類がほとんどないところ。一番楽しいのがザコ戦なんだけど、それの邪魔をしないように、面倒な謎解きやアスレチックステージがほとんどないのです。ばーっとザコが出てくるので、手持ちの武器でグチャグチャにして次に進むと、また、ザコがばーっと出てきて……の繰り返し。悪く言えば単調なんだけど、だってザコ戦が一番楽しいんだから、やっぱりこれが正解なんだよねー。主に「謎解きがない」という点で、初代ニンジャガやGOWよりも僕の中での評価は高くなっています。
難易度は高め。ニンジャガイデンの素晴らしいところは敵が殺る気マンマンなところなんです。コンボはボタン押してるだけでバンバン繋がるんだけど、敵が3人以上いて囲まれてる状態で呑気にコンボしてると死ねます。1人を斬り付けてると他2人がここぞとばかりに攻撃してくるからね。こういう状況では3~4コンボくらいが精々。フルコンボ決めれるのはほぼ1対1状況に限定。しかし、敵がこれだけ殺る気だからこそ、うまく1対1状況をこしらえて、的確に敵数を減らしていくのが面白いのですよ。間合い調整が必要で、適当にボタンを押してるだけだと確実に死ぬ無双ゲーって感じかな。
しかし、このゲームの最大の欠点は弓矢を使うシーンがだるいこと。グアーザコアトル(鳥)、キングコアトル(黄金の鳥ボス)、ビル窓から出てくるバズーカ兵、ラスボス第一形態などがとにかくだるいです。まあ、これは忍法を使ったり、無視したりと、ラスボス第一形態以外は弓矢以外で解決できなくもないんですが……。ザコ戦を楽しませるために謎解きを思いっきり省略したのはグッジョブだったと思いますが、いっそのこと弓矢戦闘も省略して欲しかったなぁ……。他は文句の付け所のない出来ですね!
【カンタン超忍攻略】
1、お金をためよう
チャプター1の中盤、川沿いの道を進んで、坂道に差し掛かったところで引き返すと、白忍者が2人付いてきます。この2人を倒して、もう一回差し掛かるとまた2人付いてきます。ここの白忍者2体は無限に出てくるので、ここでお金を溜めまくりましょう。すごいだるいですが、たくさん溜めましょう。最低10万くらい。30万以上あればなお良し。その後のショップで無想新月棍(以下、棒)を直ちにレベル3にします(重要!)。チャプター9でも廃棄物(虫)相手に稼げるけど、こちらはセーブができないので事故死しやすいです。
2、敵は無視しよう
難しい場面はダッシュで無視できないか一度やってみましょう。もしくは、敵が出るや否や来た道をダッシュで戻ってみましょう。追ってこなかった敵はしばしば消えます。これを利用して難しい局面はできるだけスルー。もちろんスルーするとお金が入らなくなるので、その分のマニーを「1、お金をためよう」であらかじめ稼いでおくのです。どうせまともに戦ってもノーダメージというわけにはいかないし、回復にお金を使うと逆に損する可能性もあるしね。
3、物量で乗り切ろう
無視できない、敵が消えない難所は物量で乗り切りましょう。回復アイテム各種、忍法使いまくりでなんとかなります。お金さえあればこれが可能です。しょせん忍の世界もカネ次第なのです。ボス戦はアイテム使っても限界があるのでパターン覚えましょう。
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超忍で真に難しいのはチャプター1で棒を強化するまでで、さらにチャプター2で爪を取ったらグッと簡単になります。それからも難所は多く事故死多発ですが、全くなんともならん場所はないと思うので(いつかは何とかなりそうな雰囲気がある)、体感的には攻略サイトなしの初見の一周目よりも簡単に感じると思います。
【武器雑感】
龍剣(真龍剣)
・弱い。攻撃範囲が狭すぎて、巻き込み性能も低い。
・絶技の巻き込み性能も低い。
・地味。使っててあんまり面白くない。
・飛燕3連撃が最大の特色で、ノーマルくらいまではこれを適当に出しててもなんとかなるが、ハード以降は威力が低い割にリスクが大きくてやってらんない。
・この武器で序盤を乗り切らなければならないことが超忍(ベリーハード)の最大の試練。ただし、飛燕による即死が期待できるので、腕が悪くても運さえ味方すればいつかは突破できる。そういう意味ではまだマシな性能と言える。
・ボス戦でのYYYは地味に頼りになるが、それもサイズを手に入れるまでの話。
ヴィゴリアンフレイル
・弱い。特にボス戦が弱い。攻撃力が低すぎてイージーでもボスに苦戦必至。悲しくなってくる。
・ザコ相手には悪くない。空中攻撃が強くてヒット数も多いので使ってて楽しい。
・でも、それもノーマルまで。ハード以降はとてもやってらんない。
・→Yの性能が高いのが唯一の救いか。
・絶技のヒット数がやたら多いのでカネ稼ぎには便利。
・面白い武器ではある。少なくとも龍剣よりは面白い。
無想新月棍
・強い。万能武器。
・魔神相手からフォッグフィッシュの処理までなんでもできる。
・回転絶技の威力が超高くて、レベル1でもクリーンヒットすれば大抵の敵を倒せる。
・通常絶技もレベル2なら巻き込み範囲が広く、廃棄物(虫)やゲスケルトン(骨虫)などをまとめて処理する時は便利。
・ジャンプ攻撃からの飯綱落としは動きの速い忍者相手には当てづらいが、ガージャ(ムカデ)相手には最適の攻撃。超忍のガージャはこれ一発では死なないので、→X辺りで追撃すると良し。
・唯一残念なのは突進力の低さで、飛燕系の技がないためバズーカ兵などには苦戦する。
・また、地上戦も絶技を使わない限りは距離感の把握が重要になるため、突進技から相手を怯ませられる他武器よりも戦い辛い印象がある。
・よって、棒を使う場合はほぼ着地絶技がメインとなる。いつも同じ戦い方になるので、あんまり面白いものではない。強いけど。
・爆破忍者相手も少々苦手。着地絶技のタイミングで爆破手裏剣が刺さるとリズムが崩れる。
巌龍・伐虎(龍剣・邪神剣)
・面白武器。まあまあ強い。
・XYXXX・Yの空中飛燕が忍者系を即死できて面白い。普通に飯綱落としをしても殺せるので、あまり意味はないが……。
・→XXYも欠損率が高く面白い。
・面白いがそんなに使いやすいわけではない。
硬殻猛禽爪
・面白くて強い。大好き。
・忍者系には飛燕からの飯綱落としが鉄板。棒で対処し辛い爆破忍者も爪なら簡単に処理可能。
・ただし、敵が近距離だと飛燕ではなくジャンプ攻撃に化けるので、狭い場所では過信禁物。
・→Xからのダッシュ爪連打はノーマルまでなら魔神ともやりあえる性能。
・→Yからの滅却を狙った方が早いけれど。
・XX→XYYYはボス相手に有効。位置がぐにぐに動くので、相手の攻撃も喰らいにくい。見た目もカッコイイ。
・XXYYも瞬間移動するので敵の攻撃を喰らいにくい良コンボ。
・絶技は巻き込み範囲が狭すぎるが(ほぼ単体限定)威力は高めでボス相手に使えなくもない。
エクリプスサイズ
・暴虐なまでの強さ。おかしい。
・ジャンプXYの無敵時間の長さがおかしい。爆破手裏剣が刺さってもジャンプXYしてたらなんとなく切り抜けれたりする。
・とにかくジャンプXYが強く、忍者相手はこれを繰り返してるだけで何とかなる。超忍だってなんとかなる。
・なので、つまんない。
・絶技は自動で照準を調整し、かつ、遠距離まで届き、巻き込み範囲も広い。超強力。強い。
・通常攻撃も強い。YYYを適当に振り回してるだけで相手はどこか欠損する。
・ボス相手にもYYYが大安定。怯ませやすく、威力も高め。
・サイズはとにかく強いが、ジャンプXYが安定すぎて、こればっかりやってるとつまらない。
・逆に→Yなどの魅せ技は隙ばかり大きくて使い辛い。
・やはり総じて「強いがつまらない」武器と言える。
トンファー
・絶技の強さは皆が認めるところ。
・相手が欠損さえするならレベル1絶技でも確実に敵一体を葬り、レベル2絶技なら3体以上を葬り去る。
・でも、絶技は「ぺちぺち、ぺちぺち、ぺちぺち、どん!」って感じで、あまり爽快感がない。
・絶技を使わないなら神薙を駆使することになるが、高機動力をもって華麗に動き回っても、与えられるダメージが低すぎて微妙。
・なんつーか、がんばってもがんばってもリターンが少ない武器。
・絶技だけは超忍でも現実的に運用可能。
鎖鎌
・使いづらい。
・距離を離してのY連打が一番安定するが……。
・扱い辛い玄人好みの武器という前評判の割には、やることはほとんどY連打なので別に面白いものでもない。
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