黒子
黒子くんはパスしかできないけれど、およそパスに関することならできないことは何もない子なんだろうか。この子、ドッジとかも強いんじゃないかな。
ところで、こないだアメリカのバスケの試合をテレビで見てて思ったんですけど、確かに100%の確率で3ポイントシュートが入るってのは規格外のスゴさですね。……うん、それは分かる。分かるんだけど、ああ、でもやっぱり残念だなあ。緑間くんにはもっとはっちゃけて欲しいよう。今週の内容も展開が速く攻撃的で、非常に良いものではあったんだけど、僕が黒子に求めるものはもっと上のレベルなんだ。3ポイントラインギリギリからの3ポイントシュートくらいじゃドキドキできないぜ。緑間くんの真の能力に今から期待……っ!
フープメン
先週ラストの藤代くんのウザ発言はスルーでした!\(^o^)/
その点はちょっと残念ながらも、しかし、今週の内容はとても素晴らしいものだったと思います。
あー、でも、次回でついに最終回なんだろうなあ。もう言いたいこと言っちゃったもんなー。ジャンプスポーツ漫画のセオリーである「主人公だけの特別な武器」を全否定だもんね。いや、これはホントいい仕事したと思いますよ。セオリーではない新しい漫画を求めてる僕たちの期待にしっかり応えてくれたもん。それが商業的に成り立たないという悲痛な結果に終わったことは残念だけれど、これはジャンプ漫画史の1ページに刻まれてもいい漫画だと思うな。「主人公の能力? クソだわ」。ホントいいな、コレ。
アルティメットチェイサー
うううむ……。内容的に別に悪いわけじゃないんだけど、あまりに今週のフープメンと好対照すぎて真っ直ぐな気持ちで読めないよう。特殊能力持ちの主人公が、自分の能力にむしろ悩んでるって辺りは(彼が小学生という事情も踏まえて)良くできてると思うんですけどね。
しかし、主人公が小学生というのは僕たち大人には共感し辛くて、でも、小学生なのに高校生なみの体格というのもリアル小学生たちには共感し辛いだろうし、面白いキャラクター造形ではあるけど、人気が出そうな気がしないなー。
ブリーチ
「えへへー、リリネットたん、ちゅっちゅ、ちゅっちゅ」
『いやん、スターク、そこお尻ー』
「…………(´・ω・`)」
「ここがお尻でちゅかー? ちゅっちゅ、ちゅっちゅ」
『あーん、わかってやってんでしょー』
「なあ、スターク……(´・ω・`)」
「ちゅっちゅ、…………なんですか、藍染さま?」
「あのさ、お前、銃に話しかけながら一人二役でイチャイチャするのやめてくんないかな。まじキモイんだけど」
「そんなこと言ったって、僕、孤独を象徴するエスパーダですから。仕方ないじゃないですか」
「分かった。分かったよ。お前だけ特別に力を幼女に分けるの認めてやるからさ。ホント、やめてくんないかな。マジ鳥肌立ってきた」
今週はもうOSRで読み解くしかなかろうて。
***
帰刃後、敵前において銃とイチャイチャし始めたスターク。通常の漫画では敵前で無駄に隙を作るだけの悪手もブリーチでは話が別です。そして、これに対して最悪の対応をしてしまったのが享楽隊長でした。こともあろうにか、敵が隙を晒しているところに(なんと目隠しまで使って!)攻め込んでしまったのです。今まで溜め込んできたOSRを一瞬にして枯渇しかねない最悪の一手でした。
享楽隊長も自分の行動がOSR的にヤバイものであることは百も承知だったのでしょう。「最初の一太刀で殺るつもりだったんだけどね」と悔やんでいます。あの一太刀で殺れれば確かに問題はなかったのですが……。しかし、敵前でイチャイチャする敵を一太刀で切り殺すなど、どんなブリーチキャラであっても不可能な芸当だと思うなぁ……。
対するスタークさんの真の能力は「虚閃を連発する」というものでした。なんという恐ろしい……。かつて誰一人として殺したことがないと言われる破面の最終平和兵器『虚閃』。一発撃つごとにOSRが上がるといわれる、あの虚閃です。享楽隊長は「只の虚閃じゃいくら撃っても(それほどOSRはアップしない)」と考えていましたが、これが誤算。相手はいくらでも虚閃を連発してOSRを高めることが可能だったのです。享楽隊長はどんどんOSRに差を付けられていき、逃げ惑いながら「こんな技ズルじゃないの!?」と泣き言を言うまでにへたれてしまったのです。
しかし、そんな危機を救ったのが浮竹隊長でした。なんと、浮竹隊長も虚閃を放ったのです! 相手が虚閃を放ってOSRを高めるなら、自分も虚閃を撃てばよい。享楽隊長とスタークの互いの誉めあいからスタートした今回の戦いも、虚閃の撃ち合いという次なるフェイズへと突入しました。先にOSRを高めきり、勝利を手にするのはどちらだ!?
★宣伝:コミックスのおまけネーム始めて見たんだけど、大場先生、もう正体隠す気全然ないんだなw
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