トリコ
カラーで再登場したゾンゲ様に心躍ったのはさて置くとして……。
表紙やカラー扉に頻出しているリンを見て、「おいおい、死んだキャラをこんなに出してくるなんて、そこまでして読者の哀愁を誘う気かよー。リンの笑顔とか見せられるとウルッと来ちゃうぜー」なんて思っていたのですが、なんだよ、また死ぬ死ぬ詐欺かよー。もうココの死相は信じられないぜ。小松の時は一度心停止してるので、まだ納得できたけど、今回のは良く意味分かんないしなー。
んー、トリコは基本的に好きなんだけどね。でも、やっぱりリンの復活は頂けない。色々置いといて説得力がないんだもん。スタージュンほどの猛者が殺す気で放った一撃で生きながらえてるのはなー。まあ、これも逆に考えて、スタージュンさまは実はリンを殺す気がなかったのかもしれないけど。いや、しかし、それにしても、ここでリンを生き返らせる意味はないよなー。ナルトもだけど、殺す気がないなら死にそうな描写しないで欲しいなあ。
あと、細かい点を言うと、空中から接近するなら医療チームでも問題なくここまで来れるあたりは残念でした。まあ、実際、ココとキッスも空飛んであっさり来たんだけどさ。それだったらトリコたちもこの近くまでヘリで来れば良かったんじゃね?デビルアスレチック意味なかったんじゃね?ってことになっちゃうような。
ワンピース
今週も相変わらず面白いなー。
・Mr.3
先週Mr.3をバカにしたばっかりのクロコダイルが、今週でちょっと認めてる辺り心憎い演出。掲示板でも「来週、クロコダイルが認めてくれるといいなー」って人いたけど、こういうところで読者の期待を裏切らないのは嬉しいな。
しかし、僕はそれよりも、何人かの雑兵がMr.3の心意気に打たれてマゼランに立ち向かい、しかも、それなりに役立っていることに心が躍っちゃったぜ。圧倒的に強い単体ユニットに、中堅ユニットや雑兵ユニットが役割分担して立ち向かうとか、個人的に大好きな展開なんです。
・ジンベエさん無双
「陸の上では大して力になれない」とか言ってただけあって、海中ではホントに無双してる。海流などという実体があるようなないようなものを無理矢理に一本背負いする強引さに、七武海の強引なまでの強さを感じるよ。雑兵の皆さんが言ってる通り、七武海二人と海軍の戦いってのは本当に「ゾクゾクしてくる」なー。
そういえば「主人公以外の戦いは面白い」ってのは良くある話だけど、今回もその一例なのかね。ジンベエとか、敵に回したらどれだけキツイんだろうと想像すると、今の状況はすごく胸高鳴る。ひょっとすると敵に回ったかもしれないジンベエが、今こうして同じ敵に立ち向かってるんだよなー。ルフィが続けて二人陥落させたために、多少格の下がっていた感のある七武海だけど、こうして改めて見てみると、やっぱり規格外の強さだなあと思いました。
べるぜバブ
邦枝さん、今回は恋愛感情という極個人的事情で校舎破損してるよな……。あの一撃を避けれなかったら彼らも病院送りになっていただろうし、邦枝さんに男鹿をどうこう言える資格は完璧なくなったよな……。
邦枝さんの勘違い展開自体は予想通りのありきたりな流れでしたが、ここで邦枝さんにヒルダをぶつける辺りは新機軸。この戦いはたぶん白黒付かずに終わるんだろうけど、予想の裏切りついでに、ここは白黒はっきり付けて欲しいな。ヒルダが勝って、邦枝が「姐さん!」とヒルダを崇める立場に回るとか。どちらにしろ、今回の締めでは邦枝さんがベル坊の秘密を知って、今後とも男鹿に協力する流れにはなりそうだし。
ところで、ベル坊って呪いみたいなもんだから、今の男鹿はある意味、邦枝さんに呪いを押し付けようとしてるんだよね。そう考えると確かに悪だぜー。しかし、定期的に電撃を受けたり、家がおしっこで水浸しになる邦枝さんを想像して、これはちょっと新しいかな、と思ったけど、それは既に弥子ちゃんが通った道であった。将来のこと(世界征服の防止とか)まで考えるなら、ベル坊は邦枝さんに育ててもらった方が良いような気がするけど、今週の様子を見るに、邦枝さんも邦枝さんで男女関係のもつれとかで勢い余って世界を滅ぼしそうな気がしなくもないので五十歩百歩か。
いぬまる
いぬまるくんが最初にカツラを被った瞬間に、「全国のちびっこ諸君が、ちんこの付いている女の子に対し特殊な性的嗜好を持たないだろうか」と懸念したのは僕だけなのだろうか。僕は一瞬ぐにゃ~とした気持ちになったよ。でも、「女装した男の子」に反応したわけじゃないから大丈夫なんだ。
あと、チカン専用車両って、なんだかイマジネーションを刺激される言葉だなーって思ってググってみたら、やはりこれに刺激されたのは僕だけではなかったようで、「痴漢専用車両」(18禁)というエロゲーがヒットした。
「主人公は、名うての痴漢であり、自らの手で堕とした獲物を
好事家や金持ちにあてがうことを生業としていた。
しかし近年、彼は満たされない日々を送っていた。
厳罰化する痴漢の取り締まり、相次ぐ女性専用車両の導入・・・
彼の『商売』は苦境に立たされていた。
そしてなにより、彼自身が心から辱めたいと渇望するような、
そんな獲物に出会うことがなかった。
そんなある日、彼は1人の女学生と出会い、衝撃を受ける。
それは、今まで堕としてきた誰よりも美しい、極上の獲物であった。
「彼女のような獲物を何人も痴漢奴隷とし『痴漢専用車両』を作り上げたい」
抗いようのない欲求に、彼は突き動かされ、行動を開始する」
我が国は本当に頭が悪いな。これも規制対象になるんだろうかね。
めだかボックス
・「だから勝って!!」
正直、この漫画のこういうところにどう反応すればいいのか分からん。僕が旧読者だからだろうか。教えて、視スラーさん!
リボーン
猿ってホントに幻騎士さんなのー!?
ホントに幻騎士さんだとしたら、元大幹部のポジションから真6弔花の部下の1/600に落とされてることがかわいそうとか、上司の裏切りで過労死寸前レベルまで働かされたばかりなのに、また働かされてるのがかわいそうとか、かませ犬になることが目に見えていてかわいそうとか、とにかく幻騎士さんはかわいそうだとしか思えないんですけど。再登場した瞬間に抱いた感想はただただ「かわいそう」だったよ(´・ω・`)
AKABOSHI
一人一人にドラマがあって、派手な必殺技も炸裂しているはずなのに、この淡白さは一体どういうことなのだろう。何倍にも希釈されたとんこつスープを飲んでるかのような風情だ。どこか遠い世界の誰かの物語のようで、まるでリアルに感じられないし、登場人物の誰にも感情移入できない。
黒蜜
借金取りに追われている主人公たちですが、「半乳出してるねーちゃんの借金取りが延々とストーキングしてくれる」と考えると、ちょっとアレですよね。羨ましいような羨ましくないような。大昔に、マチがヒソカに「どこまででも追いかけて、あたしがアンタを殺す」って言ってたけど、あの時もこれがシズクならむしろウェルカムだよなあ、と思ったものですよ。はうー、シズクにどこまでも追いかけられたい。
世迷いごとはこれくらいにして感想ですが、大将が近接戦闘に強かったけど、時流を見通す才がなかった(銃器導入で遅れを取った)って、普通に考えて指揮官としてアウトだよね。徳々川家は滅ぶべくして滅んだ気がする……。でもまあ、項羽なんかも腕力だけでそれなりのところまで進んだわけだし、優秀なブレーンが付けばなんとかなるんだろうか。
あと、金を借りて豪遊して使い果たすとか、見つけた埋蔵金を借金返済に充てずに逃げようとするなど、「真の武人は、本当に己が力をふるう時を知っているのじゃよ」の台詞が白々しく聞こえてくる主人公造形だったと思います。まーでも、商人に対するナメ腐った態度とか、金銭感覚の欠如とか、武力に対する独自の美学とか、良くも悪くも侍っぽいっちゃ侍っぽいと言えるかもしれない。
そうそう、この手の漫画のオチによくある「埋蔵金入ってませんでした」「腐って価値がありません」「なんだよ埋蔵金ってこれかよ」「埋蔵金は俺たちの心の中にあったんだね」ではなく、ちゃんと現ナマが入っていた点は良かったです。
***
ところで、あんまり突っ込むようなところじゃないんだけど、鉄扇って閉じて鈍器として使うものであって、開いて打つことはたぶんないんだよね。まー、でも、絵的には開いて打った方が良かったのかな。
黒子
次の能力者は、「影の薄い人間に気付く」能力か……?? トイレにいた秀徳の彼は、クラスでも地味な女の子を影ながらフォローしたり、「はーい、2人組になってー」って時にいつもあぶれちゃう子に「僕とペアを組もうよ」と声を掛けたりしてあげるような優しい子に違いない。
それか、もしくは秀徳のみんなが何か黒子対策をして、黒子くんの影の薄さを乗り越えたのかもしれない。思うに、黒子くんの影の薄さを克服するためには、やっぱり彼に対する好意を持つのが一番ではないだろうか。すなわち、
「さあ、この映像をよく見るのだよ。黒子は意外と美形なのだよ。しかも、容姿も中性的なのだよ」
「本当だ。黒子を見ていると、なんだかドキドキしてきた」
「緑間……。オレ、黒子とホモセックスしたくなってきたよ」
「オレなんて今朝黒子相手に夢精したし」
「黒子の一挙一動が気になって仕方ない、黒子から目が離せない」
「人事は尽くしたのだよ……(`・ω・´)キリッ」
まあ、こんなことはないにしても、何らかの方法で黒子くんの存在感を(彼らの中で)アップさせたんじゃないかなーと予想。
アイシールド
うーん、特に思うこともない最終回だったけど、敢えていうなら花梨さんは何のために出てきたんだろうな~。いや、今回もだけど今回だけの意味じゃなくて、なんていうか、最終回に出てきてその必然性を感じられないことで、物語においての花梨さんの必然性もまた感じられないっていう。そう考えると、東西対決の辺りからこの漫画はやっぱり微妙だったのかなあ。
物語を総じていうと、途中までは整合性の取り方や伏線の張り方が巧くて、「面白いというよりは巧い漫画」っていう感じだったんですが、途中からその巧さに慣れちゃったのか(もしくは巧くなくなったのか)あまり巧いとも感じなくなって、単なる薄味の漫画になってた気がします。いつも序盤~中盤で苦戦して、なんとなく攻略して、追いついて勝ってたイメージで、一戦一戦のメリハリがないというか、あんまり試合経過が思い出せません。それでも峨王さんは規格外のパワーで物語のアクセント足りえたんだけど、やっぱり帝黒戦からがイマイチだったのかなー。
ところで、今後はイナズマイレブンに対抗して、宇宙人や四次元人相手にアメフトすればいいんじゃないかなとか思ってます。年に一回くらいのペースで読切で。そんで、どんどん倒したチームの仲間が加わっていって、20年後くらいになると、もうアメフトの原型留めてないの。
銀魂
ここまでして結局、歯は治療されないのか…………。
こち亀
最近、掲示板で「こち亀は皮肉として読めばよい」というアイデアを教えてもらったおかげで今回の話はちゃんと読めたぞう。今週のこち亀は容姿以外に何の欠点もない人間に対して、他全てで劣っている両さんと本田さんがバカにする姿を通じて、それが傍から見ていかに哀れで情けない行為であるかを子供たちに伝えようとしていたんですね。また、扉の「神よ、両津に七難八苦を与え続けたまえ」も、人を呪うことがいかに浅ましい姿であるか、どれほど人間として悲しいものであるかを、最近の部長の凋落と共に表しているのだと分かりました。じつにきょういくてきなまんがですね。
……しかし、両さんがアレなのはもうしょうがないとして、部長に続き、本田さんまで巻き込むのは止めて欲しいなあ。こんな黒い本田さん、初めて見た気がするよ。
バクマン
あー、今回のはサイシューの職人気質がアレすぎて編集部と逆転してる状況だったんですね。
作家の方は自分のやりたいことをやって、それを編集部が歯止めを掛けて商業的に成立させるってのが一般的な関係だと思うんですが、サイシューの思考が元々「やりたいこと<売れること」だったために、今回は両者の立場が逆転してた、と。しかし、考えてみれば、サイシューはいまだに「描きたいもの」が本質的にはない(?)状態でプロまでなっちゃったんだなあ。これはある意味すごいことだと思う。
今回のサイコーの「今の路線のままで、むしろジャンプ読者の方を変える」というのは、まだ打算的ではあるけれど、いくらか「描きたいもの」への執着が湧いてきた?と考えていいのかな。今後は今のスタイルのままで現状をどう打開するかという話になるみたいで、まあ、ある意味、やっと普通の人の直面する問題に立ち返ったというか。普通はスタイル保持のままで打開を図って、どうしても打開できなくなってからテコ入れなどに悩むものだけれど、彼らは順序が逆だったんだよね。
ところで、リボーンってやっぱりテコ入れして成功した例なのかなあ。僕はいまだに序盤のドタバタギャグの方が全然好きなんだけど。スタイルを守ったまま打ち切りになるのと、別の漫画に変質して続いていくのって、読者的にはどっちがマシなんだろう…………。
サイレン
とりあえずサンドクローラーの人を起こして尋問しようぜ。いや、尋問するまでもなく、雨宮さんがトランスを使えばいいのか。能力バトルはここらへんが不便なんだけど、でも、キッチリやってくれると嬉しいなー。次回に期待。
そういえば、ドルキさんは昔、「おまえら生き残りにしては服が綺麗すぎる」とか言ってたけど、脳獣の皆さんも服は綺麗だよな。地域警備担当ドルキさんはホントに何やってたんだ。
TO LOVEる
扉の柱の中二ポエムが意味分からない……。「――黒の上から黒を塗り、黒を隠したゴスの薔薇」。なんだこれ…………??
・冒頭
なんだ、これは…………。
これまでも「ララの発明品が暴走」→「このパターンは!?」→「爆発オチ」みたいなのはありましたが、そうじゃなくって、今回は普通に目を覚ましただけですよ。読者視点がなければありえない危機察知能力。一体リトくんに何が起こっているんだ。孤島編の前あたりからこういったメタ的な展開が増えてきていますが、今回のとかホント頭がグラグラした。
・ペケ化
こんにちは。矢吹先生。長谷見先生。
僕はたろうと言います。小学6年生です。
いつも、TO LOVEるを楽しく読んでいます。
僕は、いつもおっぱいをもんだり、おんなの子の股間に顔をおしつけているリトくんが、とてもうらやましいと思うけれど、それよりも、もっといっぱいうらやましいのが、ペケです。
ペケは、いつも、ララの服になっているけど、いつもララの服になっていたら、ずっと、おっぱいをもんだり、股間に顔を押し付けてるのと、同じだと思うからです。
僕も大きくなったら、ペケみたいに、おんなの子の服になりたいです。
という頭の悪いファンレターでも来たのだろうか。一体何をやっているんだ……。そもそも衣服を擬人化している時点でアレなのに、その擬人化したモノになってみようとか、ああ、ダメだ、自分が何を言いたいのか良く分かんね。
ブリーチ
雷公鞭は虚閃みたいにエネルギー的なものを飛ばしてるのかと思ったら実弾を飛ばしてたのか。しかし、日番谷隊長の氷のアレと、もくもくしてる様子を続けて見させられると、両者とも復活フラグにしか見えないよ。
そして、スタークさんとのOSRバトルも漸く前哨戦が終了。恐ろしいまでの誉め合いだったぜ……。二人が合体して真の力うんぬんは全く意味が分からなかったけど、とりあえず、これで享楽さんがやられるようなことがあれば浮竹さんの責任問題は免れない気がしました。どう考えても言い逃れできないよな。
なお、これもOSRで解釈するなら、力量で遥かに劣る相棒を連れて(相手はOSRダウンを恐れて殺せない)2vs2の状況をこしらえた後に、2vs1の状況へと変じることで少数OSRを得る戦術だと考えられますが。やはりブリーチは普通に読むと難しいな。
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