バクマン
あー、今回のはサイシューの職人気質がアレすぎて編集部と逆転してる状況だったんですね。
作家の方は自分のやりたいことをやって、それを編集部が歯止めを掛けて商業的に成立させるってのが一般的な関係だと思うんですが、サイシューの思考が元々「やりたいこと<売れること」だったために、今回は両者の立場が逆転してた、と。しかし、考えてみれば、サイシューはいまだに「描きたいもの」が本質的にはない(?)状態でプロまでなっちゃったんだなあ。これはある意味すごいことだと思う。
今回のサイコーの「今の路線のままで、むしろジャンプ読者の方を変える」というのは、まだ打算的ではあるけれど、いくらか「描きたいもの」への執着が湧いてきた?と考えていいのかな。今後は今のスタイルのままで現状をどう打開するかという話になるみたいで、まあ、ある意味、やっと普通の人の直面する問題に立ち返ったというか。普通はスタイル保持のままで打開を図って、どうしても打開できなくなってからテコ入れなどに悩むものだけれど、彼らは順序が逆だったんだよね。
ところで、リボーンってやっぱりテコ入れして成功した例なのかなあ。僕はいまだに序盤のドタバタギャグの方が全然好きなんだけど。スタイルを守ったまま打ち切りになるのと、別の漫画に変質して続いていくのって、読者的にはどっちがマシなんだろう…………。
サイレン
とりあえずサンドクローラーの人を起こして尋問しようぜ。いや、尋問するまでもなく、雨宮さんがトランスを使えばいいのか。能力バトルはここらへんが不便なんだけど、でも、キッチリやってくれると嬉しいなー。次回に期待。
そういえば、ドルキさんは昔、「おまえら生き残りにしては服が綺麗すぎる」とか言ってたけど、脳獣の皆さんも服は綺麗だよな。地域警備担当ドルキさんはホントに何やってたんだ。
TO LOVEる
扉の柱の中二ポエムが意味分からない……。「――黒の上から黒を塗り、黒を隠したゴスの薔薇」。なんだこれ…………??
・冒頭
なんだ、これは…………。
これまでも「ララの発明品が暴走」→「このパターンは!?」→「爆発オチ」みたいなのはありましたが、そうじゃなくって、今回は普通に目を覚ましただけですよ。読者視点がなければありえない危機察知能力。一体リトくんに何が起こっているんだ。孤島編の前あたりからこういったメタ的な展開が増えてきていますが、今回のとかホント頭がグラグラした。
・ペケ化
こんにちは。矢吹先生。長谷見先生。
僕はたろうと言います。小学6年生です。
いつも、TO LOVEるを楽しく読んでいます。
僕は、いつもおっぱいをもんだり、おんなの子の股間に顔をおしつけているリトくんが、とてもうらやましいと思うけれど、それよりも、もっといっぱいうらやましいのが、ペケです。
ペケは、いつも、ララの服になっているけど、いつもララの服になっていたら、ずっと、おっぱいをもんだり、股間に顔を押し付けてるのと、同じだと思うからです。
僕も大きくなったら、ペケみたいに、おんなの子の服になりたいです。
という頭の悪いファンレターでも来たのだろうか。一体何をやっているんだ……。そもそも衣服を擬人化している時点でアレなのに、その擬人化したモノになってみようとか、ああ、ダメだ、自分が何を言いたいのか良く分かんね。
ブリーチ
雷公鞭は虚閃みたいにエネルギー的なものを飛ばしてるのかと思ったら実弾を飛ばしてたのか。しかし、日番谷隊長の氷のアレと、もくもくしてる様子を続けて見させられると、両者とも復活フラグにしか見えないよ。
そして、スタークさんとのOSRバトルも漸く前哨戦が終了。恐ろしいまでの誉め合いだったぜ……。二人が合体して真の力うんぬんは全く意味が分からなかったけど、とりあえず、これで享楽さんがやられるようなことがあれば浮竹さんの責任問題は免れない気がしました。どう考えても言い逃れできないよな。
なお、これもOSRで解釈するなら、力量で遥かに劣る相棒を連れて(相手はOSRダウンを恐れて殺せない)2vs2の状況をこしらえた後に、2vs1の状況へと変じることで少数OSRを得る戦術だと考えられますが。やはりブリーチは普通に読むと難しいな。
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