リボーン
ルールをガン無視して自己主張する笹川兄や雲雀さんがアホの子にように思えたけど、でも、よく考えたら相手のルールにわざわざ従う必要なんかないもんな。当然の反応だよなあ。そういえば、なんで今回チョイスを強制されてるんだっけ?? 相手は戦闘員だけを揃えているのに、足手まといとなる一般人の参戦を強要されるとか、どう考えてもボンゴレ側に不利なルールなんじゃ……。まあでも、相手はマグマ風呂に入るような恐ろしいやつらだから、あんな条件も飲まざるをえないのかな。
・「殺したいほど生ける屍」
どういう類のツッコミを送れば良いのか分からないほどに不可解な二つ名だ……。とりあえず、彼がターゲットになったことには作為的なものを感じます。ミルフィオーレのみんなも彼を殺したいんじゃないかな、ふつうに。
めだかボックス
やっとこの漫画が面白いと思えたよ、母さん! でも、初めて弱みを見せためだかさんにではなく、親友が犬に襲われる様子を見て(おそらく性的な意味で感じながら)写メを取っている半袖さんの方に萌えた自分が少数派だということは認識している。この後、半袖さんも巻き添えで襲われてたらもっと良かったのに。自他の危険を押してまで性的嗜好を優先させる女子高生とか、すごくイイです。
……しかし、この感想、途中から純然たる妄想だよね。
黒子
既出である黒子くんの石ころ帽子能力が活躍してるだけなんですが、それでも面白い……。相手は古武術バスケとはいえ、やってること自体は普通の人間のプレイですからね。そんな彼らが、黒子くんのような超能力と対峙した時の反応は、やっぱりすごくイイ。黒子はテニスと比べると能力バトル要素が少ないのが不満だけど、しかし、これはこれでギリギリのリアルさを保った能力スポーツ漫画としてはアリなのかもしれない。いつもこのくらいの能力バトルっぽさを醸してくれると嬉しいんだけどなー。その点、後半が精神論になってしまったのは僕的には残念でした。まあ、天衣無縫も精神論みたいなもんだけど!
こち亀
面白い…………。
今回に関しては、部長がどうこうというより、おしおきロボなんてものを作った技術屋の方に問題があるような……。白バイ隊員を叱責するために白バイ破壊装置を作ってるようなもんじゃねえか……。税金ナメてんのかww
ぬらりひょん
若かりし頃のおじいちゃんを見ていると、400年の時の流れは残酷だなあ、と思ってしまいます。それにしても、牛鬼さんだけ現代でも若いよな。あれは一体何なんだろう? 波紋でも使ってるのか??
お兄ちゃんが京都での花開院家と羽衣狐との戦いを匂わせてからというもの、最近のぬらりひょんはまたグッと面白くなった気がします。回想編でも状況は同じで、奴良組と巷の妖怪、それに花開院と三派が対立しているだけですごくいい感じ。ワンピースもだけど、交戦中の勢力が3つあるだけで物語がグッと深まるのかなー。……ナルトも雷影が第三勢力のはずなんだけどね(´・ω・`)
どうでもいいけど、ある意味では信仰の対象である妖怪たちが、生き胆信仰という「信仰」を持っているのはちょっと面白いと思いました。阿弥陀仏が「終末の日が来たら千年王国ってのが現れるんだって! うわー、どーしよー!」って言ってるような、そんな感じ。
フープメン
すごく面白かったです。最近、一週一週のクオリティが高いなー。「代わりにオレを殴っても」「あばっ」の流れとかすごく良かったです。主人公に好感が持てるように描きながらも、直ちにギャグ展開に持っていくことで押し付けがましさや偽善っぽさを感じさせず、好感度だけ上げることに成功してると思いました。しかも、殴られるのはやっぱり殴られてるんで殴られ損になってる辺りも面白い。いまふと思ったけど、これってTO LOVEると同じメソッドなのかもしれないね。リト君は好感度の持てる行動をするんだけど、すぐにエロ展開になって行為と結果が結実しないことで、押し付けがましさや偽善を感じることなく好感度だけが高まるっていう。これはひょっとして応用の効く技法なのかもー。
そして、ラスト2ページの展開は話の流れ的にも絵的にも素晴らしかったです。この漫画、もう少し順位上がらないかなー。
ブリーチ
「氷を飛ばしてきたら溶かしますよ( ^ω^)」
「溶かした水を飛ばしてきたら凍らせますよ( ^ω^)」
このリピートは最低あと1回は繰り返されると思っていたので、0.5回しか繰り返されなかったことにびっくりしました。しかも、今週は1回繰り返して、それだけで終わると思ってたよ。
「敵の武器が己の武器になり得るなら逆もまた然り」
「最良の戦術を行う時こそが最大の危機」
これらの「戦いの鉄則」というやつは応用範囲が狭すぎやせまいか、他にどういう状況が考えられるんだよ、こんなの……と、呆れていたけど、少なくともOSR理論的には後者なら完璧に当てはまるなあ。でも、前者の方は「敵の武器も己の武器になりうる」までならともかく、「逆もまた然り」とか言われると急に応用力がなくなるような……。こいつら普段は絶対こんなこと考えてないよ。絶対いま作ってるよ。
大前田パートはちゃんとバラガンさまの強さを把握してた辺りが良かったです。ブリーチはしばしば、読者の「こいつは強い(弱い)」と、作者の「こいつは強い(弱い)」が食い違っていて、それが原因で苦虫を噛み潰すような展開になるんですが、今回、大前田さんを通じて、このくらい「バラガンさまがいかに強いか」をきちんと説明してくれたなら、流石に何か頭を使ったトリックで現状を打破してくれるんでしょう。……たぶん。後はそれで読者を巧く納得させてくれればいいんだけど……。
・「全ての天は俺の支配下だ」
うん、ちょっとカッコ良かったけど、これ、また氷⇔雨リピートだよね……。
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