AKABOSHI
特に何のインパクトもなくドキドキ感もないなー。展開もごく普通で、全体からそこはかとない打ち切り臭が漂う。今週で唯一心を惹かれたのは「ボス」やら「108人の英傑」やらを臭わしているところで、まあ、水滸伝だからバックに組織があるのは当たり前なんだけど、キャラクターがたくさん出てきて群像劇な感じになれば面白くなる……かな? でも、それも今週出てきた主人公がイコール明星(つまり、タイトルのAKABOSHI)ということで、今後も主人公メインで展開していく感じになりそう。となると、群像劇にもあまり期待できないので、総合的に見てやっぱり期待できるものはないかなーって感じ。
めだかボックス
うーん、全然グッと来ないなー。めだかさんはハルヒと似た方向性のキャラだと思ってたんだけど、全然心に響かない。昨日、角川チャンネルで久しぶりにハルヒの6話を見直した時は身悶えんばかりにハルヒに萌え狂ったというのに。明らかに異常な世界で謎の巨人が大暴れしてるのに、キラキラした笑顔を浮かべながら、「不思議なんだけど、なんとかなりそうな気がするの」「どうしてだろう、いまちょっと楽しいな」などと世迷い事を言って残留しようとしてるハルヒには、「ハルヒがそれでいいならそれでいいです。僕もお供しますから好きにして下さい」って気持ちになれるのに、めだかさんにはそれがないんだよなー。あの生徒会とか絶対入りたくない。明らかにめだかさんの方がみんなのため公共のため行動しているのに彼女に従いたい気持ちには全くなれないぜ。一方、自分勝手に行動してるだけのハルヒには馬車馬のようにこき使われたいと思ってしまう。どちらも同じ自己中系狂女なのにこの違いは一体なんなんだろうね。
>> ハルヒはデレが分かりやすいからいいんじゃないかな。
>> デレって弱みであり隙でありかわいげだから
>> キチガイやツンツンであるほど引き立つものだと思う。
>>
>> めだかさんは素直クール?だからデレにも隙がないというか。
>> そしてデレ以外に弱みや隙やかわいげもないとなると
>> これはかなり上級者向けになるのではないだろうか。
>> めだかさんにお世話されるゲストに暴力少年や体育会系女子じゃなくて
>> かがみさんが共感しやすいグズなボンクラが出てきたら印象も変わるのかもしれない。(掲示板より)
>> めだかちゃんは思考回路がおかしいとはいえ善意で動いてるからじゃないですか?
>> 対してハルヒは自分の好奇心で動いてるわけですから、
>> そりゃハルヒの方が生き生きとして見えますよ。(掲示板より)
>> めだかさんは姉御肌の完璧超人で、ハルヒは電波な上にSOS団の中で自分だけ自分の能力を知らない可哀想な痛い子だからじゃないでしょうか
>> 僕的にはかがみさんはどっちかというと痛い子の方が好きというイメージがあります(掲示板より)
>> ハルヒとめだかちゃんの最大の違いは周りの評価じゃないかと思います
>> ハルヒ→登場人物ほぼ全員が迷惑だと思ってる
>> めだかちゃん→登場人物ほぼ全員がマンセー
>>
>> めだかちゃんが良かれと思って色々やるのに
>> 周囲は全員ありがた迷惑なんだよ!って感じだったら
>> めだかちゃんマジ迷惑w駄目すぎるwやべえ可愛いwってなる気がしますね(掲示板より)
あー、「めだかさんは善意だけどハルヒは好奇心だから生き生きしてる」ってのはあるかも。めだかさんはもうある意味完成されてるけど、ハルヒは常に満たされてないので、彼女を満たしてあげたいという気持ちになるのかもしれない。あと、めだかさんの周りの人が全員迷惑がってたら……というシチュエーションは確かに想像してみたら少しグッと来た。これは西尾先生、キャラ造形を間違えたかな?とも思ったけど、僕の性的嗜好がおそらく圧倒的少数派であろうことを思えば今のめだかさんで正解なのかもしれない。
しかし、これ、めだかボックス感想にかこつけたハルヒ感想だよな。まあいいや、ハルヒ可愛いもん。ハルヒのキラキラした笑顔のためなら死ねる。
トリコ
ココの死相は当然死ぬ死ぬ詐欺だと思っていたんですが、本当に死んでびっくり! いや、まだ生き返る可能性もあるだろうけど。
「タイムリミットは5分」「最高に美味いもんがいい」
この後に、トリコがリンになんかしてたから、「おいおい、ついにカニバリズムかよ!」と思ったけど、両者の口からなんか垂れてるし普通に考えてキスだよね。でも、リンなら、「最後に一つだけお願い。美味しく召し上がって」くらい言いそうな雰囲気はある。あの子、気合の入った肉食系女子だからな。
自食作用ってのは、グルメ細胞がトリコの細胞を喰らって回復するということでしょうか。ガンみたいなもんかな。これを引き起こすことがグルメ細胞進化の前提だとしたら、超サイヤ人のように「死にかけて復活したら強くなる」設定なのかも。とすると、いつも死にかけないGTロボ軍団はそこの差で実力差が埋まっていくのかもですね。まあ、現状、生身でも強そう(生身の方が強そう)なのはスタージュンさまくらいしかいないわけですが。
こち亀
「部長の偉人オーラが92%」
「部長のエロオーラが2%」
ひとしきり笑った後に急に怖くなってきました……。大丈夫なのか、秋本先生……。もう自分の作品のキャラのことが本当に分からなくなってきてるんじゃ……。
部長「こいつのオーラは分かる。バカのオーラだ! バカのオーラが頭の回りを渦巻いてる」
↑↑↑
中川「人望のオーラです。部下の相談に乗ったり、正しい助言を与えたり、上司としての人望と信頼ですね」
まあでも、この機械は絶対にイカレてるよね。そこは間違いないよね。
バクマン
先週はいけ好かないクールキャラかと思われた平丸さんでしたが、その実、見事なまでの奇人変人でした。掲示板では、「あの人、本当にサラリーマンなんてできてたのか?」「漫画家になるため辞めたんじゃなくて、単にサラリーマンを辞めたかっただけじゃないのか?」などと言われていましたがドンピシャリ。そりゃそうだよなあ、客観的に考えて社会不適合者だもんな、平丸さん。後半の二人の絡みも良かった。新妻先生×平丸さんの同人誌が出たら是非読みたいです。新妻エイジでごわす。
・新妻「困ったですねー」
そして、地味に意外な一言。新妻先生ってアシスタントの恋愛模様にも配慮できる人だったんだ! しかし、これはなんという気になる展開……。サイコーやシュージンの恋愛模様の100倍は気になるぜ……。サイコーの恋愛はファンタジーと電波で構成されてるけど、中井さんのはリアルだもんな。
ところで、蒼樹さんとコージーさんが組むのはどうなんだろう。蒼樹さんは当然原作で参加するんだろうし、コージーさんのファンからしても、蒼樹さんがアイデア出してコージーさんが絵を描くだけなら、むしろ反発を受けそうなもんだけど。というか、ああいうアーティストのファンって、コージーさんが女性と仲良く仕事してたら蒼樹さんに嫉妬をぶつけてきそうな気がするけどな。そして、あの蒼樹さんが、コージーさんのような個性とまともに共存できるのだろうか……。中井さんくらいの奴隷願望がないとキツイ気がする。
***
あ、共作の解決案思いついた。二人がそれぞれストーリー作ってきて、それぞれが1枚の絵にせーので描き始めればいいんじゃなかろうか。
「蒼樹くん、そこは僕が今から決めゴマを描こうとしていたところだ。どきたまえ」
「いいえ、ここは私にとっても重要なコマです。邪魔ですから、しばらくペンを置いて下さい」
とか言って、二人で殴り合いながら実力行使で原稿を仕上げるの。コージー先生のミステリアスな絵柄に蒼樹さんの少女漫画絵が入り交じり、おまけに二人の血糊が飛び散る前衛的作品。どうよコレ。だめだよなウン。
サイレン
「八雲祭と雹堂さんについて知ってるのはそれだけだ――」
これ、ここまでだったら、実は祭先生と雹堂さんは生きていてヒリューくんと合流――という流れもあっただろうに、イアンが死んじゃったから、その線はなくなったなあ。こりゃあ、祭先生、死んでるよ。死んでるしかないよ。だって、イアンの死に方は死に急いでる感じで悲壮感があって良かったんだけど、これで二人が生きてたらイアンはホントにアホの子だもんな。
ブリーチ
砕蜂、決死のOSR戦術! 先に砕かれた左腕をあえて切断することで隻腕になりOSRを高めるとは……。久保先生のリョナ魂はホンモノだぜ…………。
いやー、しかし、バラガンさま強いなー。自分中心の全方位即死攻撃って、これ、近づけないじゃん。大前田さんのガンダムハンマーも能力範囲に触れると同時に消滅するんだろうし、即死バリアを伴って移動してくるようなもんか。これへの対処法という点では久しぶりにブリーチの展開が楽しみかもしれない。こりゃあどうやって勝てばいいんだろうなあ。まあ、ブリーチのことだから、「油断してたら大前田さんに殴られて死にました」とか普通にあるんだろうけど。
・次回予想
「フッ、オレの氷がお前の武器になるというなら、さらにその逆の可能性にも至るべきだったな」
「な、なにっ! 私の水を再度凍らす気か……!」
「そうだ。それこそがオレの大紅蓮氷輪ま……ウ、ウギャア、予想以上の水圧だ! とても、凍らし切れない! グギャアアアー!!!!」
……すいません。これは予想ではなく願望でした。でも、氷返しリピート→再度水化リピートは、あと一週は繰り返すと思う。
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