13Pのブリーチのミュージカル写真がシュールすぎて吹いた。
バクマン
「わー! ついに画太郎先生がバクマンに登場だー!!!!」
と思ったけど、よくよく考えたらそんなこともなかったぜ! 一読した時は、平丸一也は画太郎先生がモデルかなーと思ったんだけど、人気が出ればアニメにできるようなキャラなんて画太郎漫画にはいなかったぜ!
しかし、4本のうち、とりあえず1本は平丸さんと予想。落とす理由がないのと、知識や経験が薄いのを武器にするなら、逆に時間を掛けない方が良さそうな気がするので。まあ、作中の編集部が保守的な仕事をするなら、逆に「もう少し様子を見ましょう」ってことにもなりそうだけど。
その意味で言うと、新人の残り1枠は福田さんかなー。勢いが武器ってんなら、あまりグダグダ時間を掛けてると、その肝心の勢いが削がれそうだしね。でも、これも逆に言えば、そのくらいで勢いが削がれるようでは連載してもテンションが保てない、ってことで様子見になっちゃうかもね。
というわけで、僕は平丸&福田をいちおう予想しときます。うん、まあ、正直当たる気はしないよ。当たったら、「新妻エイジ!」と褒め称えて下さい。
サイレン
ヒリューくん、なんと期待を裏切らない子…………! 岩代先生も気を利かせて5位までしかカラーに載せなかった気がしてならない…………!
そして、人気投票だけでなく本編においても見事な放置プレイ。なんだかんだで助かるもんだとは思ってますが、何の戦力にもならないうちにはぐれて、朧さんと違ってパワーアップの予感さえ感じさせないところが実に素敵です。不意を突いたとはいえ、飛び十字で腕一本奪った雨宮さんとの差がガッツリ開いたなぁ。
それにしても、シャイナさんといいドルキさんといい、大技を決めようとした瞬間にライズで邪魔される展開が続いてますね。これまで大技を使う程に追い詰められた経験がなく、一人で荒野で必殺技を練習してる時も、「ライズで邪魔されるかも」なんて考えたことなかったんでしょうね。
シャイナ「僕の奥の手はスゴイと自負してたのに、あんなに隙だらけだったなんて……orz」
みたいに、今頃一人で落ち込んでいるのかもしれません。うん、一人で考えた机上の空論を実際に実戦投入してみたら全然使えなかった、というのは良くある話です。ドルキさんが敗れたのも、彼の性格的な問題というよりは、このような環境要因によるものかもしれませんね。10年弱の間、自分たちに伍する敵も現れず、「ぼくのかんがえた必殺技」を独自で開発してたんならしょうがない気もします。必殺技開発とか半ば趣味になってただろうし、実戦での有用性とか厳密に検証してなさそうだもんなあ。
そういえば、ワイズの皆さんって、お互いに模擬戦とかやってんのかな? ジュナスあたりが「うっかりドルキを殺してしまいそうだから止めようぜ」とか言ってやってない気もする。
スケット&銀魂
「ボッスン父の言ってたパチンコってのは、いまボッスンが使っているパチンコのことを指してるんじゃないか」
という意見に、「おお、なるほど!」と思ったものですが全然そんなことはなかったぜ!
今回の過去編は何の捻りもなく、驚きもなく、非常につまらなかったです。まあ、こういう話でグッと来る人もいるんだろうなーとは理解できるものの、現にグッと来ないんだからしょうがない。スイッチ過去編などはグッと来ない人でも楽しめるように工夫が凝らされてたのに、それに比べると、今回のストレートすぎる展開は非常に残念でした。篠原先生は他作家と比べてもサービス精神が突出してると思ってたんだけど、今回のだと凡百の漫画家とあんまり変わらない気がします。
そして、同じ方向性でもう一つ残念なのが銀魂。先週、シリアス編に入ったと分かった時点で、「あーあ」って感じだったのですが、銀魂のシリアスにいささかもグッと来ない僕のような人間には、シリアス編は退屈なばかりでしょうがないのですよ。
ぬらりひょん
「偽りの言葉に惑わされすぎだぜ。『妖怪』や『絶対悪』と聞けば、相手は四角四面の頭の硬い陰陽師を想像する。そうすれば敵はオレの狙いが妖怪殲滅にあると考え、術中にはまる。だが、オレの目的は最初から妹のお漏らしを堪能することにあったのだ」
ちなみに"陰陽師"も偽りの名、正式には"変態"という。
フープメン
あーん、全然悪い漫画じゃなかったのに、もうこんな位置なのかー。なんてこった、ジャンプではキツそうな漫画だと思ったけど、やっぱりこうなっちゃうのかぁ……。
そして、今回は内容も微妙。相手校の監督&選手がイヤな奴というテンプレートを、なんでフープメンで使うかね。この漫画は「弱小校だけど楽しみながら頑張るよ」「チームメイトはみんなイイ人だよ」「軋轢もあるけど、日常の些細な会話とかで解決するよ」という、ほのぼの青春時代をリアル気味に描いてきたことに意味がある漫画なのに、突然、こんな非現実的な漫画的なライバル役を出しちゃうのは、せっかくここまで培ってきたイメージを崩しちゃうんじゃないかなあ。相手の監督がイヤなやつなのはともかくとして、相手校の選手は「こんな人たちとやっても練習にならないなあ」「まあ、それはそれとして油断せず頑張ろう」くらいで、表面的には社交辞令で「いい試合しましょう」あたりがリアルだと思うんだけどなー。バンブーブレードはその辺り、とてもイイ感じだったんだけどね。
TO LOVEる
やってること自体は校長と何も変わらず、校長だと何ら問題視されないのに、ザスティンさまだと「悪霊が憑いてるのでは?」と心配される辺り、日頃の行いって大事なんだなあと思いました。あと、警察官も上半身裸のザスティンさまを追うより先にやることがあるでしょうに。ほら、パンツ一枚で幼女を追い掛け回してる校長とかさ。まあ、あれが校長の日常であると広く認識されているならば、少なくとも「不審者」ではないか。不審なところはなく、れっきとした性犯罪者だもんな。
あと、おっぱいが大きな女の子は念力で露出させるけど、つるぺたには興味がないので男の顔に股間でも押し当ててなさいってあたりは、さすがに「悪霊」と言われるだけのことはあるなと思いました。
ところで、この絵、なんかスゴく良くないっすか? 言いくいんだけど、「ちょっと」の辺りとか、すごくイイ。
ブリーチ
まさに、OSRバトルの極致…………!
先週、残りのOSR全てを使って不意打ちを仕掛けたウルキオラ。しかし、不意打ちの代償は大きく、彼のOSRはほとんど枯渇してしまいます。普通のキャラではいつ死んでもおかしくない程の限界状況です。
しかし、そんなウルキオラに不幸が続きます。彼自身の持つ超速再生スキルにより、非常に微妙な感じで手足が再生を始めてしまったのです。あの糸人間のような足で、OSRはさらに下がってしまったことでしょう。そして、さらに一護が復活。ここからの一護は、ウルキオラに残る全てのOSRを吸い尽くすべく、恐ろしい舌戦を開始したのです。
まず一護は、石田の傷に驚くことで、先程までの自分は今の自分と無関係であることをアピールします。これは後の伏線です。対するウルキオラは武器を一護へと返してあげることで若干なりともOSRを回復しますが、しかし、ここで稼いだOSRも次からの一護の猛攻撃の前には丸で歯が立ちませんでした。そう、次の一護の一手とは……
「だったら、俺の左腕と左脚を斬れ」
一護は半死半生のウルキオラを前にして、このようなことを言い出したのです。先程、石田の傷に驚いていたのは、「あなたの傷は私には身に覚えのないことですが、それでも体を張って責任取りますよ」というOSRアピールのための伏線だったのです。
これにより、一護とウルキオラの間に大きなOSR差が生まれました。しかし、ウルキオラとしては自分のキャラ的にも一護の申し出を断るわけにいきませんし、かといって、「対等の状態にしたいなら内臓も奪わせてくれよ(´・ω・`)」などと女々しく言うわけにもいきません。左脚、左腕を奪っても、なお、戦力的にも不利なままだし、OSR的にも不利になってしまうのです。それでもウルキオラはそうせざるをえません。なんという巧妙な罠でしょうか!
「それが望みならそうしてやる」
そして、一護の戦術にハマり、ウルキオラがそう口にした時が、彼の最期でした。とうとう彼のOSRはマイナスの域へと達し、劇中における存在を許されないまでに至ったのです。ブリーチを支配する価値基準はOSR(オサレ)。OSRでなくなったキャラに存在理由などありません。したがって、ウルキオラがチリと消えていくのも必然的な流れだったのです。
ウルキオラは最後の望みを賭けて、「殺せ」「今斬らなければ勝負は永遠につかなくなるぞ…」と、一護のOSR戦術を逆手に利用し始めました。これで一護が自分を斬れば、ある程度、一護のOSRを下げることができ、後続へと繋ぐことも可能でしょう。
ですが、一護は乗ってきません。さっきは、「対等の条件で勝負をつけなきゃイヤだ」とバトルマニアのような面を見せてOSRを高めながら、今度は「こんな勝ち方があるかよ!!!」と、勝利方法が不満であると言ってウルキオラの誘いを撥ね付けたのです。この論理、一応、バトルマニアということで筋は通っています。なんという見事な回避方法でしょうか!
進退極まったウルキオラは、最後、藁にもすがるつもりで織姫にこう尋ねました。
「…俺が怖いか、女」
エスパーダにとって、恐怖とOSRには通じるところがあります。これで織姫が自分への畏怖を表明してくれれば、彼は幾らかでもOSRを取り返せたかもしれません。しかし、
「こわくないよ」
織姫の返答は冷酷でした。そして、全てのOSR、つまり、存在理由を奪われたウルキオラは、チリと化し、この漫画の舞台から、その姿を消したのです……。
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