サイレン
・エルモア戦隊 in 未来
そうか、その手があったか……。
現代パートにおいて敵の手がかりが掴めた以上、もはや未来パートでは特にすることもなく、「微妙なもんだなあ」と思っていましたが、大人になったエルモア戦隊が登場となれば未来パートにも確かに意味がありましたね! てことは、空港で夜科がひったくりした、あの後から未来が変わったわけで、残された朧さん(か、もしかするとヒリューくん)がドリフトする前に何かファインプレーしてたんでしょうか。
しかし、こうなると悲惨なのはドルキさまだよなぁ……。
ドルキ「爽快だぜ……。キサマのそういう顔が見たかった……!!」
ってのも、これだけだとただの三流小悪党の台詞ですが、いかんせん彼はこのために命賭けちゃってますからね。この感慨はきっとひとしおですよ。僕なんか「良かったね! ドルキさま、良かったね!」って思っちゃったもん。
なのに、そんなドルキさまの前に超絶的PSI能力を持った新手が二人も登場。そのショッキングは推して知るべしですよ。ドルキさまって、きっとあのシャイナにプライドを捨てて頭を下げてまで、「オレがアイツとタイマン張れるようにしてくれ!」って頼んだと思うんだ。そこまでしたってのにカブトやらエルモアズやら邪魔入りまくり。まったく世の中うまくいきません。
これさあ、もしアゲハに逃げられたらドルキさますごく落ち込むと思うなー。だって、一年以内に99.5%の可能性で死ぬんだよ。ヘタしたら次なんてないかもしれないんだよ。いま逃げられたら、「アゲハ、来ないかな、早く来ないかな(´・ω・`)」って思いながら、荒野をうろうろして余生を過ごすんだよ。とっても可哀想だよ。そんなにドルキさまをいじめなくてもいいじゃない!
・次週予想
カイル「ふー、とりあえずドルキのやつは追っ払えたな。アゲハ、いま助けるからな。カブトも無事だ」
ヴァン「………………」
フレデリカ「こちらも雨宮を無事確保したわ」
シャオ「マリー、朧さんはどうだ?」
マリー「大丈夫、重症だけど何とかできそう」
カイル「よし、全員無事みたいだ。良かったな、アゲハ」
アゲハ「お、お前ら……」
カイル「アゲハたちが俺たちを救おうとしてくれたこと、俺たちも今では分かってるんだ。だから、今度は俺たちがアゲハたちを救う番……」
アゲハ「……い、いや! そ、そんなことより、ヒ、ヒリューを!」
カイル「へ? ひ、ひりゅう??」
ヒリュー「ギャアアアア……!!!!!」
どーん!
うん、まあ、実際はマリーがテレキネシスで受け止めてくれるんじゃないかな……!
べるぜバブ
「フッ、やつは我々四天王の中で一番の小者……」
ちょっと面白いくらいお馴染みの展開をしてくれた今週のべるぜバブですが、しかし、パンチ一発で人を空から飛ばせる男鹿と比べると、他三人では到底敵う気がしないなあ。となると、武力では敵わない以上、どんな極悪非道プレイを見せてくれるかって問題になるわけですが、姫川さんなんてヒルダの写真を見て、「いいね」なんて言ってる時点で、1ページ使って凄んでいるところ申し訳ないんですが、死相しか感じられないのですよ。そこらへんの不良高校で四大勢力の一人を張ってる程度の人間が悪魔に立ち向かうってんだから、姫川さんは本当に相手が悪いよな。悪意の定向進化によって人類を超越した新人類でさえ、先日たった一人の魔人に敗れたばかりだというのに。
ところで、ザコ不良たちの、「男鹿の嫁が超凶暴(一撃で後者の壁に穴を開ける程)」→「あんなに凶暴なのだから男鹿は尻に敷かれているに違いない」→「女の尻に敷かれるような男鹿が神崎を倒すなんてマグレに違いない」という論理の流れがクレイジーすぎると思いました。
この分でいくと、彼らの言う「神崎も実力は大したことない」ってのも全然信用できないですよね。「神崎の家族はマジヤバイ極道者」→「極道者が身内にいる神崎は虎の意を借る狐に違いない」→「神崎の実力は大したことないかもしれない」→「東邦神姫の中じゃ一番下だよなー」くらいの超論理による結論ではなかろうか。
スケット
……あれ? なんだこれ、すごくつまらないぞ……。何の捻りもないじゃないか……。ガラス割り事件の解決編も動機面はすごくつまらなかったけど、篠原先生はこっち方面はあんまり得意じゃないのかな……。今週も犯人の自白を聞くネウロの気分で読んでしまった……。
ただ、まだ救い(?)がありそうなのは、ボッスン父の事故の詳細が明らかになっていないこと。こんな描き方されたら、この事故には何か裏があると考えるしかないでしょう。……まあ、そこから導き出されるのはボッスン義母の計画的犯行しかないわけで、それは最高にどんよりな展開ですが。
後はボッスン父の事故現場で写メを撮っていると思しき人がいるけど、この時代にまだ写メはなかったはずなので(ボッスンが同時代人だと仮定した場合/近未来設定なら別)、この回想シーン自体がボッスン義母の創作という可能性がありますかね……。でも、人の回想シーンに謎解きのヒントを入れるとか、篠原先生はそんなタチの悪いことはしない気がする……。ただの描写ミスかな……。
トリコ
ポイズンライフルが効いてないってことは、やっぱり操縦者にまで毒は伝わらないのかー。まあ、そりゃ伝わらないよな。常識的に考えて。…………じゃあ、ココ、どうやって勝つんだぜ?
一方、サニーが敵を見つけるや否やヘアロックで動きを封じていた描写は良かったです。が、これはこれで不思議なのが、なぜこの状態でトリコがボコらないかですよね。うん、まあ、「美しくないから」ってことで一応答えは出てるけど……。しかし、これに関してはセドルさんの言い分の方が共感できるw
あと、サニーさんのオーラは雪男みたいだと思いました。これ、強そうに見えないよ。単に毛むくじゃらだよ。
バクマン
カラフジカル以外、面白そうに見えない…………。
特に疑探偵TRAPとか、最後の「10万ドル以上の価値がある」でウワァーってなるんですけど! TRAPはなんか「よくありそうな新人の読切」って感じで全然好きになれないなー。hideはあまりにも掲載誌を間違えてる感じがするし、KIYOSHI騎士もこの1ページを見る限りでは全く面白そうに思えない。今回掲載された1ページの迫力だけで言うなら、やっぱりカラフジカルがダントツ。まあ、この1ページだけじゃ何とも言えないし、カラフジカルもこの1ページは良かったけど、これが延々続いてたら漫画っつーか画集だし。
しかし、KOOGYさんは、これ、金未来杯でトップ獲れなくても、自身のアーティスト経歴には全くキズが付きそうにないですね。中途半端に読者に媚びてないので、たぶん「さすがはKOOGY」「分かる人には分かる隠れた名作」扱いになるんじゃないかな。
まあ、とにかく、読んでみたいと思えたのは圧倒的にカラフジカルでした。しかし、劇中で小者フラグが立ってしまった以上は仕方ない(復活フラグも立ったけど)。このままじゃ、KOOGYさん、ホントに出オチキャラだもんなー。まー、でも、掲載誌を間違えているという意味では、hideなんかメじゃないくらいにカラフジカルが間違ってるのも確かだ。
追記:これ、小畑先生が「こんな風な描き方したら、なんかアーティストっぽく見えるんじゃねーの、ギャハハ!」って感じで描いてたらすごくイヤだなあ……。でも、カラフジカルがとてもセンス爆発してるように見えたのは正直なところなんだ。
ワンピース
ハンニャバルさん、色仕掛けでやられてたのか……。それは署長責任じゃなくて、あなたの責任だと思うな……(´・ω・`) 毒を使いすぎて猛烈に腹を下しているマゼランさんといい、トップ2がこれでインペルダウンは本当に大丈夫なんだろうか。
イワさんの能力は、まばたきはさっぱり分からないけど、女体化の方は北斗神拳みたいなもんですかね? 秘孔を押すことで女ホルモンを過剰に出させたり、毒素を体外に排出したり??
しかし、一番気になっちゃうのはイワさんの能力でもなく、ルフィの安否でもなく、ニューカマーランドが一体どうやって成立してるのかってことですよ。食料や電力は一体どこから供給されてるんだろう? 今回女になった人もイワさんに対して攻撃的だったし、みんな元は囚人だろうから、そのままなら治安が保てる気もしない。一体どうやってこのコミュニティは成り立ってるんだろう??
ナルト
あ、ヒナタもフカサクさまも生きてるのね……。まあ、死んだかと思ったときも特に感慨なかったので、生きてても死んでても別に構わないけれど。なんでキャラの生死にこれほど興味が持てないのか……。
ペインを蹴り付けて壁に叩きつけたナルトは、逆探知する前にペインに追い討ちをかければ勝てたような気がするのは僕だけでしょうか。
リボーン
ディーノ「オレが全体を仕切る!(`・ω・´)キリッ」
ディーノ「ツナ、お前は一人でボックスのそばにいてやれ」
ディーノ「獄寺、お前は笹川とランボの面倒を見てやれ」
ディーノ「髑髏はビアンカとイーピンと一緒に修行だ」
ディーノ「山本、お前は待機だ」
ディーノさん、何しに来たの?(´・ω・`)
こち亀
部長「カメラで儲けようとした罰だ」
今週のこち亀はそこそこまともな出来だったのに、本当に部長はどうしちゃったんだろう……。これ、ボールに搭載するアイデア自体は両さんのものだから、そんなに悪いことじゃないのに。最後の「ゴキブリより頑丈だ」もだけど、ここまで自分の株を下げなくてもいいのにね。人を無駄に見下すことで部長の人間性がどんどん下がっていってるよ。ホントにどうしちゃったんだぜ……。いま、秋本先生が部長をどういうキャラだと認識しているのかが、こち亀で一番興味深いところです。まさかまだ常識人とは思ってないよな……。
ネウロ
まさかのネウロ生還……! この生還劇が最後の「究極の謎」なのか、それとも、おそらく最後となる「ただの謎」なのか。HALの呼びかけや、ネウロの「本当にそれだけの理由だろうか」の独白などが、「究極の謎」を匂わせていますが、これはうまくやんないと陳腐なオチになりそうだなあ。まあ、松井先生だし、それほど心配はしてないけれど。
ところで、シックスは「みすみす私を逃がすとは」と言ってるけど、これ、このまま落ちてたら無事生還して元の地位に収まる自信があるってことですかね。それもなんかスゴイ話だ……。想像がつかないよ……。片腕だけで必死に移動してるところを車にはねられて死にそうなもんだけど。あと、脳みそに重要器官(?)がくっ付いてるシーンで、XIに心臓くり抜かれても平気だったことに納得がいきました。あれはXIはちゃんと殺す気でやって、それでもシックスはちゃんとした理由があって死ななかったんですね。
次回で最終回かなー。ちょうど200回目ということで、なんだかキリ良く終わりそうな気がひしひししています。でも、次週のセンターカラーはいぬまるみたいだし、そもそも「200回目だから終わりそう」ってのは僕たちの勝手な思い込みですし、もうちょっと続くんでしょうか。「松井先生なら200回目でキリ良く終わらせそう」とか、僕たちは松井先生にどれだけ期待してるんだ。
TO LOVEる
「あんな校長のもとで校則なんて関係あんのかよ!!」
うっ……確かに……。しかし、今週のTO LOVEるは半ばメタ的なネタが多かった気がしますね。風が吹けばパンツ丸見えになるTO LOVEる世界でパンツを失ってしまった古手川さん。これは性器露出を避ける方が難しい話。古手川さんもこの世界のセオリーを知っているからこそ、己の身がどれほどの窮地に立たされているかを瞬時に理解したことでしょう。
・籾岡「古手川さんやるねー」
何を言ってるんだ、この狂女はwwwww なんなんだ、「やるねー」って。下着をはかずに登校することが彼女たちの間で何かの価値へと繋がっているのでしょうか? これはあくまで古手川さんの想像するミオリサだけど、しかしまあ、実際こんな反応するんだろうなあ。現に「女同士だから問題ない」という超理論で、公共の場所でパンツ見ようとしてましたし。せめてそういうのは女子トイレでやろうぜ。そこ、往来だからね、往来。
追記:ちなみにタイでは女子高生のノーパンが流行っていた。
・古手川「窓が開いてる。風に気をつけなきゃ」
そして、流石はTO LOVEる世界。どんなに気をつけようが、窓が開いているだけで、スカートが風でめくれる未来は回避しようがないのです。
・校長
さらに校長。そうです。風が吹かずとも、お静ちゃんに犬が近づかずとも、この学園の女生徒は一定の確率で校長にランダムエンカウントする運命にあるのです。まったくこの学園はあまりにもパンツを失った女子に厳しすぎる……! もし仮に現実世界でパンツを失ったとしても、性器を露出することなく帰宅できる可能性は決して低くはありません。しかし、絶望的……! TO LOVEる世界ではあまりに絶望的……っ!
・念力発動
そして最後は、痴女の悪友でもなく、風のいたずらでもなく、性犯罪者でもなく、超常的な力による性器露出。やはり絶望的……っ! どんなに気をつけたって念力までは防げない……っ! パンツを失った女子が性器を守り通すことなど、この学園では土台不可能なのです。今週のTO LOVEるは、全世界の見えざる力がパンツを失った一人の少女に降りかかった、あまりに御無体なお話だったと思います。
☆宣伝:部下にバカにされながらも地域警備を頑張るドルキさまの姿を収録!
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