フープメン
「なーんだ、シュガーヒーローの人じゃないのか」
と、いきなりしょんぼりしてあんまり読む気もなくなってたんだけど、なかなかどうして面白かったです。通訳というあまりに日陰な存在ながらも、それでカタルシスを出せたのは巧いですね。「通訳で歯車が噛みあう」シーンは素直に気持ちよかったです。
今後の展開がどうなるかは分からないけど(不安な将来図しか想像できない)、「主人公が通訳でも面白い漫画は描ける」ということが分かっただけで、この作品の存在価値はあったと思います。いっそのこと次回でいきなり大人になって、「結局、高校の時の体験がきっかけとなり、オレはプロの通訳として一歩を踏み出した」とかの展開でも全然OK。
べるぜバブ
ヤクザがロケットランチャーを使ったことで僕をげんなりさせた読切べるぜバブですが、不良がチェーンソーなら全然OK。ギリギリでリアリティのあるバカ描写だったと思います。シンプルな分、「不良がアナコンダ」よりも高評価かもしれない。今週は不良のチェーンソーと、オヤジのフェイスクラッシャーが面白かったです。
しかし、この人の絵柄はところどころに西森博之先生を感じるなあ。特にグッドナイト下川とかの不良描写が似てる気がする。まあ別にだからなんだってわけでもないけど。あと、グッドナイト下川さんのヤバさが全然分からないよ。
ジャガー
でも、アゴが伸びたところは爆笑したよ……!
ブリーチ
マズい……! これはマズいです、黒崎一護…………! まさか、虚閃にそんな使い方があっただなんて……!!!!
ウルキオラの黒い虚閃を喰らった一護。これで彼が死ななかったこと自体は当然の展開ですが(まあ、虚閃だからね)、しかし、この虚閃の狙いは最初から一護の命を絶つことにはなかったのです。そう、一護の衣服を破ることこそが真の目的だったのです!
虚閃を受け、半裸になってしまった一護。当然ですが、こんな原始人みたいな格好では彼のOSRは激減です。あまりのOSR低下に無様に落下し、さらに追撃まで受ける始末。ここはザエルアポロさまのひそみに倣い、「着替えタイムだ。しばらく待っていてくれたまえ、ウルキオラ君」と優雅に背中を向けるべきでした。しかし、今の一護にはその程度のことすら思いつく余裕がなかったのでしょう。
代わりに一護が取った手段は、「どんなに強くても諦めませんよ」というアピール。これで少しでもOSRを回復しようとしたのでしょうが、半裸姿でこのような決意表明をしたところで、どれほどOSRが稼げるものでしょうか。あまりに無力です。ここはやはり背中を向けて着替えに入るべきでした! この一手は悪手……!
精彩を欠く一護の戦術ですが、しかし、ウルキオラは用心深い男。今の決意表明でわずかながら一護のOSRが上昇した可能性がなきにしもあらずです。彼は念のために見開きを使って「真の絶望の姿」に変身し、さらなるOSR格差を狙ってきたのでした。ですが、ここで止めを刺したい気持ちは分かりますが、相手より先に奥の手を見せてしまうのはマズイのでは……。
一方、劣勢にあえぐ一護を心配する織姫。前回の石田によるOSRブーストがほとんど効を奏さなかったのを見て、今度は現地へ行ってOSRブーストするしかないと考えているのでしょう。「僕は直ぐに後悔することになる」の石田のモノローグは織姫自身のOSRを回復。織姫の準備は整いました。この勝負の鍵を握るのは、やはり織姫なのか……!
ピューと吹くジャガー 16 (16) (ジャンプコミックス) | |
うすた 京介 おすすめ平均 難解なやつだ・・・ 割と前衛的な内容でした。 面白いけど・・・? まだまだおもしろいと思います どこらへんが潮時か Amazonで詳しく見る by G-Tools |