めだかボックス
西尾先生の作品は「クビキリサイクル」しか読んだことないけど、メインキャラの設定がほとんど同じだなーと思いました。天才少女と地味に有能な幼馴染。面白かったかと言われると、悪くはないけど別に……っていう感じ。良くできているけど、こういう作品を別に読みたいとは思わないな。単純に趣味の問題かしら。
ただ、間違いなく言えるのは、暁月先生(M&Yの人ね。M&Yで分からなければ「うなー」の人ね)の使い方はこっちだな、ということ。M&Yと同じ人とは思えないくらいイイ仕事していると思いました。脳みそが付いたからって絵が巧くなるわけじゃないと思うんだけど、でも明らかに仕事の質がアップしてるよなー。ふしぎ。
TO LOVEる
「お正月に家ですごろくをやっていると、巫女服で掃除をすることになり、犬に獣姦された」
事象の連続性が本当に一切ない……。相変わらず見事な狂気ではあるが、しかし、ここまで連続性がないとエロ漫画のレベルなので、もう少しTO LOVEるには自制して欲しいところです。いや、ここの線引きは難しいところなのだけど。ここまで来るとただのキチガイに近いんだよなー。
スケット
冒頭3ページの3人が仲良すぎてほんわかする。ヒメコすげーいい人。「恥ずかしい」とヒメコに素直に心情を吐露するボッスンも、「あー、こいつらこのレベルで信頼関係できてんだなー」って感じで嬉しくなりました。
なのに、最後のボッスンは本当にひどい。なんて邪悪なやつなんだ。女子高生が人前でリバースとか可哀想すぎる。
ブリーチ
突如乱入したヤミー。何をしに来たのかと思えば、普通にウルキオラの加勢(?)に来たみたいです。しかし、分かりません。前回あれだけダルそうにしていたのに、何故か今週になると突然やる気マンマンです。これはOSR的に一体どのような意味があるのでしょうか……?
そして、ヤミーは一護に噛み付こうとします。もちろん、ウルキオラとしては二対一になってしまえばOSR上の不利は拭えません。かといって、ヤミーに先を譲ってしまえば、それはそれで一護がヤミーを倒してOSRアップを果たす恐れがあります。だからここで、「お前は下の隊長格の相手でもしていろ」と彼が言ったのはまったく当然の帰結といえます。そもそもヤミーからしても一護なんていうはぐれ死神を相手にするよりは名の通った隊長連中と戦った方がやりがいもありそうなものですが、あえて一護にこだわるのは主人公と戦うことでのOSR補正を見越してのものでしょうか。
ですが、そのヤミーは登場からこの方ずっとOSRを下げっぱなしです。わがままを言って聞き届けられずOSRダウン、そして、リョナ要員の二人と意味なく仲間割れをすることでまたOSRダウン。リョナ要員の二人は織姫のレイプを企んだことでOSRが下がっており、ヤミーでも簡単に倒せたわけですが、しかし、無意味な仲間割れではOSRが上がるわけもありません。あと、破面勢はホントに放置しておくだけで自滅しそうな集団だと思いました。
そんなヤミーを石田が強襲。OSRバトルにおいて不意打ちは卑怯な手段であり、OSR低めの攻撃方法です。壁の穴からカッコ良く狙撃することで多少はフォローしましたが、しかし、このOSRでは貫通させる程の威力はありません。さらにマユリ様謹製の地雷を喰らわしたわけですが、こちらも不意打ちの感が強く、やはりOSRは低め。おそらく来週ヤミーはピンピンしていることでしょう。
このように石田の先制攻撃は拙攻というしかないものでした。しかし、それを補って余りある程に現状は石田有利です。と、いうのも、「石田が相手をする」という時点でヤミーのOSRダウンは避けられないからです。「主人公の一護と戦うつもりでいた。隊長格と戦える機会もあった」。それが実際は何が哀しいのか「石田と戦っている」のです。もはや石田と戦うこと自体がOSRダウン要因なのです。これが恋次やチャドなら更なる効果が期待できたのですが、とはいえ、石田でも十分でしょう。ヤミーもなかなか不運な展開となったものです。おとなしく剣八さんや、白哉のところにでも行っておけば良かったのにね。
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