TO LOVEる
「セッティングしてやったオレ様に感謝しろよ」
「セッティングって……皆に声かけただけだろ」
クラスメイトの可愛いどころの女子二人を振袖姿で集められる猿山くんの実力は相変わらずホンモノだと思いました。そんな猿山くんが(保険医の半裸姿を目にしただけとはいえ)いい目に遭っているのが嬉しかったです。羨ましいでも悔しいでもなく嬉しい。人の幸福を素直に幸せに感じられる。これが猿山くんの人徳というやつか。もし、これが真中な(ry
ブリーチ
一護を助けた織姫に対し、「何を躊躇った?」と尋ねるウルキオラ。普通に考えて、非戦闘要員の織姫からすればハイレベルな肉弾戦を繰り広げてる二人に割り込むのは躊躇って当然だと思うんですが、ウルキオラはそんなことさえもOSRバトルの材料として活用しようと企みました。これで「織姫はオレたち側だよね?」をアピールして一護のOSRを削りにきているわけです。
一方、一護の方は特に巧い反論もできなかったので、「下らねえ」「どうでもいい」と無条件却下。これだけなら巧いこと言い返せなかった一護の一方的敗北のようですが、「意外と喋るんだな、お前」でなんとかカウンターを食らわして、一進一退の攻防を続けます。つまり、この戦いは終始、織姫を虚側と決め付けることで一護の戦う理由(OSR)を奪いたいウルキオラと、ウルキオラが人間側に近づいたことを主張しウルキオラのOSRを削りたい一護によるOSRバトルに他ならないわけです。
その後、一護は「斬撃を刀にとどめておいた方がOSR高くね?」と思いついて、ちょっとカッコ良くなった月牙を振り回しますが、「その程度のOSRアップなど浅知恵に過ぎん」と退けられてしまいます。やはりこのレベルの戦いになるとヴィジュアル的に若干優位になった程度では決め手とはならないのでしょう。ドルドーニさんくらいなら、たぶんこれで倒せたハズですが……。
一方、織姫を背後から捕らえるロリとメノリのリョナ要員コンビ。ウルキオラ危うし! 一護との直接対決は五分であっても、部下が人質を取ったりすればOSRに致命的なダメージを受けてしまいます。これで勝負は決したかに見えました。
が、しかし! ここで混乱した一護もまた致命的なミス! なんと、「近づくな!」という敵に対し、「近づかねーから遠距離攻撃でブッ殺す」という選択肢を取ったのです。この「人質のことなど知るものか」という行為により彼のOSRは激しくダウン。ウルキオラはこれを好機とむしろ邪魔な二人を助けることでOSRアップを図り、戦況を五分に戻したのです。
ですが、長い目で見なければ、この時のウルキオラの判断が正しかったかどうかは分かりません。現時点では互角かやや優勢を保っていますが、勝つためには一護にリョナ二人と織姫を殺させた方がベターだった気もします。現に、今もまだリョナコンビは織姫のレイプに一生懸命で、これを放置しておけば一護のOSRが再燃する恐れがあるのです。将来的なことまで考えれば、この状況はまだウルキオラ不利といえるでしょう。ラストシーンで現れたヤミーが、ウルキオラの窮状を救うことができるのでしょうか? ただでさえ虚側は仲間が増えて不利な状況になっていますが(OSRバトルでは少数の方が有利)、ヤミーの参戦はどちらに傾くのでしょうか?
……ところで、ロリとメノリっててっきりワンダーワイスをなんとかしに行ったんだと思ってたけど、ワンダーワイスっていま何やってんの??
BLEACH 36 (36) (ジャンプコミックス) | |
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