今号の表紙裏広告にもなってた「デビルサバイバー」がちょっとやりたい。なんか聞いた話だとゾンビ映画っぽいテイストらしいよ。
銀魂
なんだ、この斬新な遊戯王は……。
漫画に本気でつっこむのも野暮というものですが、これはずいぶんとリスキーな企画だなあ……。言うなればカルトQで「あいつらホラーマニアなんだからミステリー少女漫画も知ってるだろ」と、少女漫画の問題を出したら案の定誰も知らなかった、みたいな。いかに相手がお通ちゃんファンとはいえ、両者共に所持していなければ戦えないとは、実にリスキーな企画であることよ。
あと、これは作劇上の都合とは思うけど、出来はともかくもここまで作りこまれているゲームが第三シリーズまで発売されておきながら、新八が「知らなかった」で済ませるのは納得できないぜ。せめて知ってようよ。いや、むしろ、これだけトンガってるんだから悪い意味で有名であってもおかしくない。
しかし、買うかどうかという問題でいえば、お通ちゃんカードの割合の低さから、買わずとも仕方ないと言わざるを得ない。「あの日」とか、ゲーム的には有効なカードだとは思うけど、お通チップス買ってあれが入ってたらそりゃあしょんぼりするよ。
ナルト
・ナルト「皆を庇いながら戦うのは逆にやりづれーから」
「ウギャアアア、やっぱり一人じゃどうにもならねーってばよ!」
って、1ページでやられてくれたらいいのになーと思ってしまった1コマ。
いや、今回のバトル描写は良かったですよ。修行シーンがアレだから説得力はないけどナルトがとにかく強いことは分かったし、なんで他のペインが棒立ちなのかはアレだけど様子見&時間稼ぎだと考えればまあ理解できなくもないし。ナルト&カエルの皆さんの連携のあたりだけを見ればとても良いバトルだったと思います。
しかし、それでも上記の台詞はやっぱり残念。結局、ナルトが戦うのかーって感じ。僕が見たいのはチョーザさんや綱手様のお付きの暗部みたいな影の薄い実力者たちの活躍で、言ってみれば組織としての木ノ葉の強さを見たかった訳ですが、今回の展開だと結局ナルトのスタンドプレー頼みなんですよね。木ノ葉の上忍や特別上忍たちは、ついにペインの一人も削り切ることができずに、また、これからもナルトのフォローや援護射撃などは行わず、「その他大勢」として棒立ちし続けるわけです。せっかく、「軍事組織vs少数精鋭テロリスト」というドキドキワクワクのシチュエーションなのに個人の力量頼みに落ち着いてしまったのが本当に残念。まだカエルさんたちとのコンビネーションがある分だけはマシですが、しかし、あれはあれで「ナルトはカエルたちの力は信じられても、日向一族や油女一族、現火影なんかは足手まといとしか思ってないんだな……」と受け取らざるをえません。そんなナルトの傲慢さを思うと、上記の如く「ウギャアアア、やっぱり一人じゃどうにもならねーってばよ!」と負けて欲しいなと思ったりするのですよ。つーか、おまえ、いつのまに「日向一族とかオレの保護対象だってばよ!」ってなくらいに思い上がってんの!? 日向の皆さんが聞いたら怒るよ!
まあ、ガイ先生たちはたぶん帰着と同時に参戦するとは思うけどね。そこで思い上がってるナルトに一言ビシッと言ってやって欲しいな。
トリコ
バトフレはフライ返しとコンボ可能なのかー。リンの存在意義がちょっぴり見えてきた気がします。最初のロックドラムのパンチをフライ返しした能力原理がさっぱり分からないけれど、まあいっか。テニスだって分からねえことばっかりだしな。
あと、サニーの触覚は痛覚なども感じるみたいなので、ココの毒と相性が悪そうな気がしました。ココのように全身に毒をまとわせることができる敵が相手だとどうするんでしょうか? あと、敵の熱攻撃などに対しては喰らい判定が大きくなっているだけのような気がします。まさかファイアブレスとかまでフライ返しできないでしょうし。……いや、パンチが返せるならファイアブレスも返せるのだろうか。物理攻撃リフレクトという論理能力なら返せる気もします。
ところで、本当にどうでもいい話だけど、ファイアブレスとかって一般的には属性攻撃扱いだけど、あれも物理攻撃っちゃ物理攻撃だよね。ヒャドとか氷の塊が飛んでいくわけだから物理攻撃以外の何物でもないと思う。そこらへんの岩を投げてるのと変わらないよ。
いぬまる
いつも合コンのことでしか出てこないゆり組の先生が結構まともな大人だったことが良かったです。ホッとした。やっぱり僕たちは教師だとか医者だとかの役職にある人には良識を期待してしまうものなんですね。
サイレン
犬居さんが変態であることは言うまでもないけれど、身を隠すためにDV兄にいじめられる弟ポジションを選択したアマギミロクも相当の変態さんだと思うな。
ところで、三郎は未来のWISEにおける第一星将グラナだと思っていたんですが(眼帯繋がりで)、グラナが三郎と同一人物だとすると、グラナが未来で仄めかしていた「元老院」の存在も、今回の三郎と同じく芝居なのかもしれませんね。「えっ! 頼りない中間管理職だと思ってたのに、あんたがトップだったの!?」みたいな。
「おい、ドルキ。何を訳の分からねえこと言っている。過去に戻った時にオレたちがWISEのことを調べない訳がねえだろう。お前らの組織に元老院なんてない。忘れたか」
ってかんじ?
ネウロ
イレブンの能力はほとんどメタ能力だなー。読者が気付き得ない描写には作中人物も無論気付き得ないということでしょうか。服装まで変わっちゃうとあらば、もはや読者に気付きうる手段は皆無。これから読者は「今も入れ替わっているのではないか」と常に警戒しつつ読み進める必要があるわけですが、それを思うと、イレブンと敵対するネウロの立場がどれほど厳しいものか追体験できますね。
トリガーキーパー
平和的外交で来た宇宙人が地下で何気に世界征服を企んでいるというのは映画「地球防衛軍」を髣髴とさせる展開。やる気があっていいよね。僕が敵性宇宙人でも最初は平和的外交を装うよ! まあ、宇宙母艦からレトロなアダムスキー型UFOが出てきてレーザーをピーピー撃つゲーム版「地球防衛軍」みたいな地球侵略スタイルも硬派でいいけどさ!
あと、少年主人公が「超能力的なもの」を手に入れるという王道ストーリーに無理がないところが良かったです。超能力じゃなくて別世界の技術。道具であるからには利用可能。よって、道具を手に入れた少年が不思議な力を使えても不思議ではない、と、納得のいく描き方になっていたと思います。
しかし、トリガー人は建前だけとはいえ技術交流に来たのなら、彼らのもつ技術が軍事転用された時のことを政府はしっかり考えていると思うんですが、そこらへんは描いてくれるんでしょうか。表面上が穏やかだからといって、それですっかり信じ込んでしまうような政府ではショボすぎるので、「常に警戒と情報収集は怠っていなかった」程度の危機意識は見せて欲しいところです。そういうのがあるとグッと深みが増すと思うんだ。
バクマン
球技大会やれよ…………(´・ω・`)
うーん、こういうところでサイシューは株を落とすなぁ……。おじさんは文化祭や球技大会には全力投球して欲しいのですよ。だって、いやーじゃん。周りが「うおー、優勝目指すぜー!」「おい、今日みんなで空き地で練習しねえか!?」とかアツくなってるのに、「ごめん、漫画描くからパス」とか言われたらなんだかやーじゃん。
いや、まあ、そういう人がいるのも分かりますよ。でも、なんつーのかな。何事にも無駄に全力投球できる人ってカッコイイと思うんですよ。サイシューのこの態度はカッコイイとは思えない。何しに高校行ってるの?って思う。前々から言ってることだけど、漫画家デビューってぶっちゃけ仕事なんだから、働くのは大人になってからすればいいのにね。高校の頃は高校生らしく夕日に向かってみんなで土手を走ったりしてればいいんじゃないかなー。彼らの青春はちとビジネスライクすぎるんだ。好きになれねー。もっと高校生活エンジョイしようぜ。ここらへんはサイシューの「プロ根性」の悪い面だと思います。情熱の質があまりに限定的すぎる。
そういえば新妻先生は高校生活どうやってんだろうなあ。あのテンションの高さはたぶん天性のものだと思うので、外に出ると隅っこでいじけて地面に絵を描いてるとか、そんなことはなさそうな気がする。あれだけクレイジーだと一周回って人気者になってたりするんじゃなかろうか。うーん、我ながら新妻贔屓が過ぎる気もするな。でも、高校でいじめられてたり空気扱いされてる新妻先生なんて見たくないぜ。高校でも人気者であって欲しいんだぜ。これは願望なんだぜ。
ぼっけさん
んー、目指しているのはジョジョ第四部かな。ぼっけさん同士は引かれあう。メケくんの能力使用法が今のところセクハラに限定されてる辺りが、スタンド能力を小銭の収拾に活用していた重ちーみたいに感じました。
こち亀
警察署に督促状を送り、詐欺電話をかけてくる詐欺グループがパンクロックすぎると思いました。それと、通天閣署の人たちは相手にしないんじゃなくて、もう少し仕事をすべきだと思いました。ポイっと捨てるんじゃなくて捜査しろよ。
アイシールド
ミリタリアのコメリー軍曹は完全なキチガイだと思いました。これ、法に触れてるよ……。外道高校ですらスタジアムの外での殺人は御法度だったんだぜ。
To Loveる
相手の股間にバイブを挿し込んで動きを止めるが如き凶行・・・! 相変わらずすさまじい頭の悪さだぜ・・・。
それにしても、「こんなこともあろうかと用意していた振動リング」の用途が狭すぎるんですが、これは一体何を言って作ってもらったんだろう。
「私の知り合いに宇宙人がいて尻尾が性感帯なのですが、いずれ沙姫さまの障害になるやもしれませんので、尻尾に性的刺激を与えられる振動リングを用意してもらえませんか」
とか言ったんだろうか。僕が父親なら正気を疑うな。
あと、真面目な話をすると、先週の時点ではお付きではない(連れ戻す義務はない)綾の存在が、「凛は分かるけど綾はなにしてんの?」って感じだったけど、今週で逆に突破口として扱っているところが丁寧で良かったです。すげー納得できた。
アスクレピオス
ボウガンを弾くだけの地味な超人描写に8ページもの回想(とOSRアップ)を必要とする辺りリアルだとは思うけど、いかんせん少年漫画に慣れすぎている僕らには「そんなに回想してこれだけかよ」っていう気分になるのは否めないところ。ちなみにこないだ「怪しい伝説」でアメリカの忍者マスターの人が素手で矢を弾いてた。成功率はすっげー低かったけど。
巻末コメント
大石先生と内水先生がラブラブすぎる。
ブリーチ
「俺が虚に近づいたのか…、それともてめえが人間に近づいたのかも知れねえな」
・虚に近づくオレカッコイイ→OSRアップ
・人間に感化されるウルキオラカッコワルイ→OSRダウン
なんという自動二択。一護も流石のOSR巧者ですね。これはウルキオラはガン否定するしかない。
しかし、最後の織姫のアクションは何なのでしょうか。OSRマスターの織姫とは思えぬミスですが……。2対1なんて設定したらOSRがヤバイことになるはずですが……。このままじゃ一護が勝てるとは思えないんですが、何か考えがあるんでしょうかね。
バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス) | |
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