新春4コマ祭り
ワンピース △:可もなく不可もなく
こち亀 ○:意味不明すぎて斬新だった
ぬらりひょん △:小ネタに頼りすぎだが、企画モノなので悪くはない
ブリーチ ◎:久保先生は本当に才能の使い方を間違っている
ネウロ ×:こち亀に完敗。面白さもない。松井先生への期待が大きすぎたか。残念
アスクレピオス △:内水先生なりにがんばってるとは思う。こういうの苦手なんだろうな
アイシールド △
To Loveる △
マイスター △
銀玉 △:面白いが正月分が低い
スケット ◎:ネタ、ファンサービス、正月分と全てが高水準
黒子 ×:狙いは分かるがエンターテイメントになっていない。マイスター共々、始まったばかりでキャラが育ってないから不利は仕方ないが。
リボーン △:正月から幼児虐待はちょっと……
サイレン △:心情的には×を付けたい。なぜアゲハとヒリューくんの位置を逆にしないのだ? 岩代先生はファンの期待を理解してないのか!!?
ぼっけさん △
トリコ △
バクマン ×:正月企画を放棄してる点で心情的にマイナス。ネタも面白くない
いぬまる ◎:大喜切も併せて大変巧い
ナルト △
ジャガー ○
個人的には、久保先生の異才を確認するための企画だったと思います。久保先生は本当になぜブリーチを描いているのだろうか。
スケット
すごく面白かったです。中盤のベジータ、GTロボ、新妻エイジの流れはちょっと卑怯だったけど(ていうか、新妻先生が出てきたら笑わざるをえないよ)、最初のすげえダサイ格好が本当にダサかったのが良かったです。あれは本当に一部の隙もないダサさだった。
しかし、完成体振蔵のカッコ良さを見るに、新妻先生もファッションと髪型を整えたら、あのくらいカッコ良くなるのだろうか。いや、新妻先生は内面がカッコ良すぎるので見た目などどうでも良いけれど。
ダブルマメダイチ
冒頭のロッカーシーンはシューズにいたずら書きをされたショックなのか、それともラブレターへのショックなのか戸惑っちゃったぜ。「オレは****、高校二年生。趣味はナントカカントカで~」という、お決まりの導入を避けてキャラ説明をするには面白い実験だったと思うけど、ちょっと分かり辛かったかなー。
中身的には普通に面白かったけど、んー、なんかコメントし辛いな。フラれちゃった小桜くん、関くんも含めて、みんなで楽しく遊んでるみたいでほんわかした。妹はレイトン教授だって言ってた。
バクマン
うーん、サイシューのプロ根性は評価されるのかー。これは前々からみんなが言ってる「売れるためではなく描きたいものを描く」価値観に対するアンチテーゼなのかもなー。まあ、従来の「描きたいものを描く」価値観よりも、「売れるために描く」価値観を称揚した方が読者に与えるショックが大きいし、「バクマン」自体のエンターテイメントとしては確かに適切な選択かもしれない。
漫画の影響力をさほど危惧しているわけではないけれど、でも、あえて言うと、プロ根性の称揚ってあんまり好ましくないのが本音。単純な話で、描きたいものを描いてる人が仕事しにくくなるので。サイシューだって描きたいものを描いてバンバン人気が出るならその方がいいに決まってるし。まあ、しかし、その価値観の対極には新妻先生がいることだし、一方的に新妻先生が負けるようなことにならなければバランスは取れるのかな。
現状のバクマンを整理すると、描きたいものよりも売れるものを描く「プロ根性派」の旗手がサイシュー。その対極にあるのが、描きたいものを描きたいように描く「アーティスト派」の旗手が新妻先生。僕たち読者にとって、作家とは本来「アーティスト派」に属するものというイメージで、編集部は「プロ根性派」に位置して作家のアーティスト性を阻害する、いわば読者の仮想敵というポジションだったわけです。なので、「アーティスト派」の新妻先生が仮想敵である編集部をけちょんけちょんにすることで僕たちはカタルシスを感じていたわけですが、逆の立場にある「プロ根性派」のサイシューは今のところ編集部をむしろ味方に付けているわけですね。つまり、これからのバクマンの流れは「プロ根性派」と「アーティスト派」との戦いと、そのように見る感じかなと、今週で思いました。
バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス) | |
小畑 健 おすすめ平均 最高 DEATH NOTE・・・ きっと漫画がもっと好きになる つまらない… 絵の綺麗な『週刊まんがの達人』? Amazonで詳しく見る by G-Tools |