ハンター
イカルゴ・プロヴータ戦は、地の利を活かして弱者が強者を倒すという意味では、間違いなく秀作だったと思います。能力バトル漫画なのに、手からエネルギー波を出す敵を体が柔らかいだけのタコが倒したのですから。しかも、分かりやすい。良くできてると思います。
でも、良くできてるけど、そんなにドキドキする内容じゃないのも事実。うーん、タコとエビが本気で海鮮バトルしてるのはシュールで面白いんだけど……。いかんせん、どちらが勝とうと大局に影響の出ない戦いなので、そこがちょっと辛いですね。よくできたバトルもそれだけではダメで、ストーリー上の必然性か、もしくはケレン味が必要なのだと思いました。後者は男塾とバキね。
イカルゴが敵を殺すのにビクビクしてるのはよく分かりません。キルア戦では殺る気満々だったと思うのになー。まあでも、あの時も最後にはキルアを助けた訳で、そう考えると一貫してると言えなくもない……かな?
・プフ「15分…」
前回、プフが微笑した時は自虐的な展開だったので、今回も「石橋を叩いて渡るために15分ロスしても戦闘回避を選んだのに、結局、回避できない僕ってなんてダメなんだ(´・ω・`)」という意味での苦笑と予想。
ナルト
ううううむ……。
恐ろしいことに、岸本先生もナルトを呼び戻すことが戦術的に間違っている(?)ことは分かっているみたいです。そして、綱手さまはナルトを囮にするわけでもなければ、みんなでナルトを護衛するわけでもなく、真正面からペインにぶつけるつもりっぽい。う、う、ううん……?? 今週の話を読んだ限りでは、「周りの人たちは綱手が間違っていることは分かってるけど、綱手が感情論で動いてるのですごく困っている」という話にしか受け取れないんだけど……。
戦列にナルトを加えることは確かに大きいと思います。しかし、それでも里には木ノ葉の戦力が結集してるわけで、ナルトの参戦は大きく見積もっても、100の戦力が110になるとか120になるとかそんくらいですよね?(人柱力であることを考慮してもこれ以上は考えにくい)。それに対してナルトを奪われるデメリットの大きさは明確なのだから、「一兵卒として前線に立たせる」という使い方にはやっぱり賛成できません。いや、うん、やっぱり感情論だよね……。相談役二人の胸倉を掴んでからの綱手さまの回想シーンは、「私は感情論で動いてますよ」という強調にしかなってないと思う。
一方、ダンゾウさんはいつも正しい。彼は木ノ葉のオーベルシュタインだ。主君が間違っていると思った時に自己判断で泥をかぶる辺りが非常に男らしくてカッコイイです。そういえば結局サスケも「木ノ葉のやつらは皆殺しだよ、アッヒャッヒャ(゚∀゚)」ってなっちゃった訳で、サイを使ってサスケを始末しようとしたダンゾウさんは、やっぱりあの時も正しかったんだよなー。
今後の予想ですが、今回のダンゾウさんのせいで綱手さまは里を守ろうとして死んでしまい、そんでナルトがダンゾウさんに対する憎しみを覚えるんじゃないでしょうか。ここでナルトはサスケと同じ気持ちを共有するけれど、なんだかんだあって、結局、ダンゾウさんを許す。それがサスケ説得への足がかりとなる展開じゃないかな。「オレも一時は憎んでいたけど、振り切ったんだってばよ!」的な。ダンゾウさんは今のところ「嫌われもの」ではあっても「悪人」としては描かれてないし、やってること自体は常に正しいので、憎まれたり許されたりするには絶好のポジションだよね。なので、こういう展開を想定すると、今回の流れ自体は悪くはない。
しかし、今回のナルトのウィークポイントは、岸本先生的にも「ダンゾウの方が正しいことは正しい」と分かって描いてると思うんだけど、それにしては綱手さまが感情論しか言ってないことなんだよね。ダンゾウさんの正しさに綱手さまの感情論がまったく対抗できていない感じ。ナルトと他の木ノ葉の忍びたちの間に悟空とクリリンくらいの戦力の開きがあって、危険でも何でもナルトを呼ばなきゃ話にならないってんなら分かるけど、個人的にはナルトって(結構な過大評価をしても)上忍二人相当の実力としか思えないんですね。ヘタすると油女シノの方が強い気すらする。うん、やっぱり綱手さまの言ってることは「あたしの大好きな自来也の仇をあたしの大好きなナルトに討ってもらいたいのー」にしか思えないなあ。岸本先生が何を狙ってるのか分からないけど、今週の綱手さまを見て、「キチガイだ(´・ω・`)」と思われてしまうのはミスじゃないかなあ。
***
ちなみに、アニメ版銀河英雄伝説におけるオーベルシュタインはこんな感じの人。
ラインハルト「なあ、なあ、オーベルシュタイン。ブラウンシュバイク公がヴェスターランドの住民200万人を核攻撃で虐殺するって言ってるんだけど、派兵して止めた方がいいよね?(´・ω・`)」
オーベルシュタイン「いや、あえて放置しましょう。核攻撃させればブラウンシュバイク公は民心を失い、相対的に閣下の人望が高まります。それにより戦争を早めに終わらせ、戦死者を1000万人以上減らすことができる計算です」
ラインハルト「そんな簡単に言うなよ(´・ω・`) じゃあ、とりあえず兵だけ送るから。止めるかどうかはギリギリまで考えさせて」
オーベルシュタイン「御意。核攻撃は○○時ですから、それまでに決めて下さい」
――数日後――
ラインハルト「なあ、オーベルシュタイン、オレが考えてるうちに核攻撃で住民全滅しちゃったんだけど、アレ、どーなってんの??」
オーベルシュタイン「ああ、すいません。○○時って言ったのウソでした。本当はもうちょっと早くて××時だったんです。閣下はブラウンシュバイク公の虐殺を止めようと兵を送られたが間に合わなかった。そういうことになりますんでヨロシク」
ラインハルト「……マジかよ(´・ω・`)」
ね、ダンゾウさんっぽいでしょ。しかし、オーベルシュタインはカッコイイなあ。
トリコ
所長に対する鈴の物言いが攻撃的なのはバトルフレグランスのせいじゃないかと思った。100倍に薄めても効果十分なのに、この子、原液を扱ってるんだもん。影響がないとは思えないぜ。
いぬまる
父親の会社が倒産して、家庭内の雰囲気が最悪で、友達がいなくて、一日でうんこを4回踏んだらそりゃあ拗ねるよ。うんこ4回はなかなかリアルなアンラッキーだと思います。たとえば、今から近所のスーパーに買い物に出かけて、行って帰るまでに4回うんこ踏んだら、「オレ、何かしたっけな?」とか、何か因果関係を探したくなるかもしれない。なんつーか、うんこ4回は自分がアンラッキーであることが明確に認識できるよね。
あと、今週は2つめのオチがすごく面白かったです。もう連載9回目だってのに、ちんこまるだしをまだ機能的に使えてるのはスゴイなあ。
こち亀
秋本先生は先週のこち亀のように、せっかく好き勝手できる機会を得てるんだから、日本式住宅うんぬんで逃げずにガロランドに正面から取り組んで欲しかったです。著作権の関係上、クソめんどくせーことは火を見るより明らかだけど、たまには頑張ってもいいんじゃないかなー。かなー。
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