【9/14】2008年42号のジャンプ感想(まとめ)


チャゲチャ

 どういうスタンスで読めばいいのか計り辛かったですが、ボーボボと同じ方向性でいいんでしょうかね? ストーリーを本気で描く気はなさそう。モブの一人に過ぎない目玉が1ページ使って大規模破壊してる辺りでそれを感じました。

 で、ボーボボの終盤もあまり面白いと感じられなかったんだけど、これもそんな感じ。客観的に考えても、ハジケが足りない分、ボーボボより人気面でキツイんじゃないかなー。うんこも一応出てきたけど、鼻毛を前面に押し出したボーボボには及ばないよね。


ワンピース

 三日三晩飛び続ける程の高空飛行なら、落下を待たずして凍死するんじゃないかとも思いましたが、意外と低空飛行でした。体に優しいですね。しかも、落下時の衝撃を和らげる安全装置付き! いたせりつくせりだなー。でもまあ、くま自身もこれで移動するのであれば当然の仕様ではありますが。

 その後のキノコでラリってマタンゴなルフィは……。うん、なんてコメントすればいいんだろう……。なんというか、ルフィほどの男でも本当に落ち込んだらクスリに手を出しちゃうんだなあ、と思ったり。尾田先生はこの直後、マタンゴでキノコ人間になっちゃったルフィを描くことで、「クスリはこんなにおそろしいんですよ」とちびっこたちに警告しているのでしょうか。よいこのみんなはルフィの真似しちゃダメだよ。いくら頭が良くたって、かわいくたって、キノコ人間じゃねぇ。


↑キノコばかりやってると、こんな大人になっちゃうゾ☆


・アマゾネスのみなさん

 最初の3人を見た瞬間、風のバルバリシアの手下かと思った。なんだっけ? デルタアタック??


・マタンゴ治療法

 こ、これは……、ワンピース世界の住人じゃなきゃ死ぬだろ、常考……。人はこれを治療とは言わない。火刑と呼ぶ。

 しかし、こうしてキノコの恐ろしさを描くことで、「薬物を安易に使用すると、体からキノコが生えたり、火だるまにされたりするんですよ。クスリってホントに怖いですね」と尾田先生は言いたいのだと思います。いや、冗談じゃなくて、ホントに。


・あわひめ

 ワンピース史上はじまって以来、最も直接的なセックス描写キタコレ。これ、尾田先生は明らかに狙ってますよ。いや、冗談じゃなくて、ホントに。だって、泡風呂、たくさんの女の子、そして、股間をげふんごふん……だもの。尾田先生、あなた既婚者だってのにどこに取材に行ってたんですか! しかし、これはひと悶着ありそうだぜ……。

アンチ「連載休んで、取材と称してソープに行ってる尾田ってなんなの? こいつがソープに行かなきゃジャンプはあと10円安くできるんじゃねえの?」
信者「違う! 尾田先生は担当に無理矢理連れて行かれただけだ! それで担当が取材費で落としたから、真面目な尾田先生は作中で絶対に使わなければいけないと思ったんだ! 全部担当が悪いんだ!」

 こんな感じでアンチ・信者間の喧々諤々の泥沼議論が繰り広げられるに違いない。今週のワンピは……、荒れるぞ…………っ!


 ***

 ところで今週の「のびるわ!?」ですが、これには「勃起している」と「ゴムだから」の二通りの可能性が考えられるわけですが、後者だとしたらルフィの今後の性生活がちょっぴり心配ですね。あまりに伸縮性が高いと、摩擦が得られないのではないだろうか。風呂に浸かりながらならいけるかなあ、と思ったけど、

>> ただし、ルフィのように海に落とされても得た能力のうちで身体の伸縮能力が失われないなど一部例外的なこともあるwikipediaより)

 とのことで、どうやらそれも無理っぽいです。そもそも今週の状況も水に浸かった状態でのびているわけですしね。ルフィももう17歳。精通も既に終わってるはずですし、日頃の処理などはどうしているのでしょうか。「魔界転生」の宝蔵院胤舜のように、女人を前にして手も触れることなく射精しているのでしょうか。そんなことを考えてると、とたんにルフィが怪人じみてきたぞう。


ナルト

・自来也「人が本当の意味で理解し合える時代が来るとワシは信じとる!!」

 命を賭けて残した暗号の内容が抽象的すぎて誰にも理解してもらえなかった自来也さんが言うとなんだか含蓄深い言葉だなあ、などと思ってしまった僕はちょっと意地が悪すぎでしょうか。


・ナルト「オッス! エロ仙人の頼みならしかたねーってばよ」

 この時のナルトが自来也さんの言ってる意味を理解している気がしないのは僕だけでしょうか……。フカサクさまといい、自来也さんといい、なんだか最近はみんな寄ってたかってナルトをヨイショしまくってますね。なに、なんかナルトいいことしてんの?? 「お前を弟子にしてよかったわい!」というのも全く共感できないぜ。今のフカサクさまと自来也さんなら、僕が一日中ゲームしたり、昼間から酒を飲んでても、なんかうまいこと解釈して褒めてくれそうです。


・サスケ「まずは傷を癒す」

 何をどうやったら水月さんが元に戻るのか興味津々です! 塩かな! 塩かければいいのかな……!!!


・サスケ「もしオレの生き様を否定するような奴らがいるなら、そいつらの大切な人間をかたっぱしから殺してやる!」

サスケ「もう来るな。火影を殺すぞ」
ナルト「オレはサスケさえいればいいってばよ!」
サスケ「イ、イルカを殺すぞ……」
ナルト「オレはサスケさえいればいいってばよ!」
サスケ「サ、サクラも殺すぞ。言っておくがオレは本気だ。冗談だなどと……」
ナルト「オレはサスケさえいればいいってばよぉ!!!!」

 これはサスケ自殺フラグではなかろうか。


バクマン

・シュージン「サイコーは童貞、亜豆は処女のままな」

 あー、この漫画、狙って中二病やってるな、って確信しました。この台詞で。


トリコ

 ガララワニは焼いただけ、虹の実は切っただけだったため、今回のフグ鯨が初めての調理らしい調理でしょうか。そして、調理らしい調理となれば、ちゃんと小松が活躍できることも分かりました。しかも、小松に活躍する場面を与えながらも、まだココの格を保っているところが素晴らしい。このバランス関係は絶妙だなあ。「いないならいないでもいいけど、いたらいたでそれなりに役立つ」というのは、正しく小松のポジションだと思うんだ。

 あと、毒袋を取り除いたらフグ鯨が輝き出したのは見事な達成表現だと思いました。「ああ、毒取ったらそりゃ輝くよね」って、なんか納得しそうになったよ。


 ***

 最後に出てきた「ヒト的な何か」は見た目こそ怪異ですが、深海を潜って来たことを考えるとアレはただの潜水服かもしれないですね。網を使っているので知性もありそうですし。ただ、人が怪異な服を着ているだけなら、ノッキング次郎が「得体の知れない何か」とは表現しないだろうなあ。

 で、この「ヒト的な何か」ですが、トリコの「フグ鯨の『内臓』は滋養強壮に効果があると聞くが…」という台詞が少々突然に感じたので、フグ鯨捕獲の目的はこの「内臓」ではないかと予測してみます。もしかしたら、トリコたちが戦闘中に仙豆的に使う前フリかもしれないけど。


To Loveる

 人から受けた恩は全身舐めプレイで返すことしか知らないマロン。そんなマロンを助けたのだから、次の展開では当然ナナが…………、と思ったのに、意外と理性的な展開でちょっと残念でした。


ぬらりひょん

 仲間を呪い殺さんばかりの勢いで登場した袖モギ様ですが、手洗い鬼たちが大規模破壊で一般市民大勢の恐怖心を煽っている一方、袖モギ様は女子中学生二人をビビらせただけという、そこらへんの痴漢オヤジみたいな活動をしていました。これ、後で戦況報告とかしたら手洗い鬼怒るんじゃね? 身近にいると危険だけど特に役には立たないって、袖モギ様って一体なんなのだろう。これで次回、取り巻きコンビの禹歩であっさり逃げられたりしたら笑うなー。

 玉章のうどんシーンは普通に面白かったです。笑った。こんな狙い済まされたネタで笑っちゃうなんて悔しいなあ。


サイレン

・ギッザーニ「ケッ、油断したのはテメーだろうが!!」

 ものすごく的確なツッコミを受けたドルキさん。うん、そうだよね、確かに前回はドルキさんが油断してただけだよね。「うわっ、まだ生きてる!」ってビックリしてたもんね。

 しかし、こりゃあ、「ドルキさんはワイズ側のヒリューくんではないか」という線もあながち冗談にも聞こえなくなってきたぞう。これからギッザーニ&ゴルドフが激闘の末に敗れる一方、ドルキさんは戦闘描写すらなく、「カブトのおかげで勝てたぜ!」の一言だけで終わってたりしたら面白いな。ギッザーニ&ゴルドフが敵に既に追いついている中、ドルキさん一人だけアゲハたちを見つけられずキョロキョロしてる辺りもHP(※)が高いと思うんだ。

※HP……ヒリューポイント。高ければ高いほどヒリューっぽい。


・朧さん

 ヒリューくんの前に立ちはだかった当面の敵は、ゴルドフなどではなく朧さんではないかと思いました。この人、さも当たり前のようにヒリューくんの出番を奪ったね。「盾になって、めくらましもできたんだから、もう十分だろう?」って感じで。ひどい話だ。


・雨宮「誰がイカレ女よ、このトカゲ」

 突っ込まないぞ、突っ込まないぞ、突っ込まないぞ、突っ込まないぞ……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
…………………………………「凶気の鎌」とか出しときながら何いってんだ、コイツ。


 ギッザーニさんもなかなかの外道でキチガイでしたが、今回は相手が悪かったですね。いかんせん相手が真性じゃなぁ…………(´・ω・`)


・ここまでのまとめ

アゲハ:無差別即死攻撃「暴王の月」
雨宮:敵の心を殺める「凶器の鎌」
ヒリュー:どらごん

 並べてみるとヒリューくんはやっぱり和む。


バリハケン

 まろんくんとしゃぼんたんの話になるとなんだか面白い気がします。前にも書いたけど、この二人はなんだかんだあっても、いつかはお互いのことを知るだろうし、そうなれば何の問題もなく良いカップルになれそうな雰囲気があるので、そこらへんに安心感を感じるのです。しかし、この漫画はもうすぐ打ち切りだろうし、そこまで間に合わないだろうなあ。最終回はこの二人絡みで締めて欲しいんですけどね~。


ブリーチ

 戦いのメインテーマを、いつの間にか「武器形状対決」へと持ち込んでいた檜佐木さん。今回の戦いは檜佐木さんの独壇場でした。

 しかし、檜佐木さんの戦術はヒドイです。本当にヒドイ。相手の武器がカニなのをいいことに、「てめえは自分の力が怖くは無えんだな」と迫っていきます。そりゃ怖くないよ! カニだもん!

「自分の握る剣に怯えぬ者に、剣を握る資格はない(`・ω・´)」
「だって、オレ、カニなのにー(´・ω・`)」

 そんなこんなで檜佐木さんは好き勝手言いまくってOSRを高め、エセクタの人を圧倒したのでした。エセクタさんはやはりカニなのが痛すぎましたね。もはや仮面を壊したくらいではどうにもならないOSR差でした。南無三。


 ***

 ところで今週のブリーチって、OSRを考えなければ、「オレは本気を出せばお前より強いと思っていたが勘違いだったから普通に負けたぜ!」っていうだけの話ですよね。地味にアーロニーロ戦と同じくらいヒドイと思いました。

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